各務原アルプス　縦走　

2020/03/21 - 2020/03/21

一昨年に各務原アルプスなるものがあるのを知りました。
　各務原アルプスは岐阜県各務原市北部の東西に伸びる標高350m級の山々で全長約16kmです。最低でも9座の山を登り下りします。
　縦走した方のブログを読むと2度と挑戦したくないとか、アップダウンがキツイとか書いてありましたが、どんなものか挑戦してみましたた。

エリア 各務原(岐阜)

伊吹の瀧不動明王前の駐車場に車を止めました。

伊吹の瀧
　神々しい感じがしますが、戦後に作られた人工滝だそうです。

伊吹の瀧不動明王

伊吹の瀧不動明王の横からスタートします。

7、8分登ると遠くに名古屋駅のビル群が見えます。

稲沢のエレベーター試験塔や一宮の138タワーも見えました。

北山展望台近くから見た西方面の景色

40分くらいで各務原権現山への分岐点に着きました。

各務原アルプス登山のブログを見るとよく見かける各務原権現山への急登
　１日で2回登ることになるとは、、、

昭和9年の台風で頂上にあった鳥居が、ここまで落ちてきたそうです。

階段を登る途中で見たつつじ

急登の先に鳥居がありました。
三重県の多度神社の末社

頂上付近から見た鳥居。遠くに多度山が見えました。

頂上にある多度神社。

頂上に咲いていました。

各務原権現山　見晴台の中にあった展望の説明写真
　お天気がよかったら槍ヶ岳や北岳も見えるんですね。

能郷白山

目指す北山へは　権現山見晴台の北西にある道へ進むのですが、間違えて権現山を下ってしまいました。
　権現山の二ツ岩　雨乞い岩

さらに下りると一ツ岩というのもありました。

途中で見かけた満開のミツバツツジ。

勢い良く下りている途中、住宅街が見えてきたので地図を見ると全然違う方向に進んでいました。
再び多度神社前の急登を登り　2座目の北山に到着です。

北山から見た各務原アルプスの全貌。

老洞峠
　北山をシダが生えたジャングルのようなところを下り　老洞峠に出て芥見権現山に向かいます。

3座目の芥見権現山

芥見権現山から見た岐阜市方面。金華山や遠くに伊吹山が見えます。

芥見権現山を下り一般道を渡ります。写真ではわかりにくいですが、縦に層が入っている岩がありました。

交通量の多い一般道を横断してここから向山に向かいます。

途中から御嶽山　乗鞍がよく見えました。

5座目の金山です。

アセビが咲いていました。

大岩見晴台
　「ここが日本一眺めがいいところの大岩見晴台」と書いてあります。

6座目の迫間山
迫間城址ですが、由来などは調査中だそうです。

迫間八方不動明王

8座目の金比羅山頂にある金比羅神社

7座目の明王山付近から見た朝から歩いて来た各務原アルプス。

9座目の城山。猿啄（さるばみ）城址が見えます。
明王山から城山へは下るだけだと思いましたが、アップダウンが続きます。

国宝犬山城も見えました。

猿啄城址

猿啄城址から見た木曽川&鳩吹山

名古屋駅のビル群が見えます。

猿啄城の説明
　坂祝側からの登山口にあります。

17時過ぎにやっと下山です。朝7時から17時まで、10時間歩き続けました。山頂に猿啄城址が見えます。

しばらく歩いてJR坂祝駅に着きました。電車に乗りJR蘇原駅まで行き、着いた頃には暗かったし3.6km歩く元気がなかったので、タクシーで伊吹の滝の駐車場まで行きました。
　繰り返されるアップダウンを10時間歩き続け各務原アルプスを縦走できました。1度目のチャレンジで成功することができ満足です。
　道は整備されていて歩きやすいけど、水場もトイレもないのは辛いです（10時間我慢です）。