九州の山旅♪雲仙岳＆英彦山

2020/03/20 - 2020/03/21

3月の3連休はセネガルの予定でしたがコロナ騒動の影響でキャンセル。九州方面の天気が良さそうだったので、前夜に計画、特典航空券を手配して長崎県の雲仙岳と福岡県の英彦山に登ってきました。

＜旅程＞
【1日目(3/20金)】
　中部7:35→長崎9:10（ANA371）
　長崎空港9:15→諫早駅前9:46（島原鉄道バス）
　諫早駅前9:50→ゴルフ場11:14（島原鉄道バス）
　ゴルフ場バス停11:17-11:58仁田峠12:04-12:56立岩の峰13:01-13:20普賢岳13:30-13:58国見岳14:04-14:20妙見岳・展望台14:36-14:49仁田峠14:51-15:04野岳15:07-15:18仁田峠15:20-15:57雲仙バス停（徒歩）
　雲仙17:10→諫早駅前18:30（島原鉄道バス）
　諫早駅前19:13→博多BT 21:23（高速バス・島原号）
【2日目(3/21土)】
　博多6:56→7:57新飯塚8:02→8:18田川後藤寺8:33→8:48添田8:57→彦山9:10（JR＋代行バス）
　彦山駅9:20→銅の鳥居9:32（添田町バス）
　銅の鳥居9:34-9:47英彦山神宮(奉幣殿)9:48-10:37英彦山中岳10:39-10:55英彦山北岳10:56-11:10英彦山中岳11:13-11:18英彦山南岳11:26-11:59鬼杉12:02-12:54英彦山神宮(奉幣殿)12:56-13:09別所駐車場（徒歩）
　神宮下14:31→彦山駅14:50（添田町バス）
　彦山15:12→15:25添田15:40→15:54田川後藤寺16:16→16:37新飯塚16:46→博多17:39（代行バス＋JR）
　福岡21:00→中部22:15（ANA3868/スターフライヤー運航）

エリア 田川・嘉麻(福岡)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ JRローカル スターフライヤー
• 旅行の手配内容: 個別手配

中部国際空港から出発。
国際線は殆ど欠航でチェックインカウンターも閑散（マニラ、バンコク、グアムのみ運航）。
国内線はそこそこ賑わっていてラウンジは混雑していました。

中部国際空港セントレア 空港

ANAで長崎へ。そこそこの搭乗率。
中国地方上空を飛行し、関門海峡が見えました。

長崎空港から島原鉄道バスで諫早駅へ（640円）。
少し早着したので想定より早い特急バスに乗ることができました。

長崎空港 空港

諫早駅前のバスターミナルで雲仙方面に乗り換え。
自動券売機で1日乗り放題の「島原半島周遊パス」（2000円）を購入しました。雲仙まで片道1400円なので、往復するだけでもお得。

県営バス諫早ターミナル 乗り物

1時間半近くかかって雲仙に到着。雲仙温泉の少し先のゴルフ場で下車しました。ゴルフ場の左奥には後で登る妙見岳。

雲仙ゴルフ場 ゴルフ場

池の原園地の遊歩道を歩いて仁田峠へ

結構しんどい石段が続きました。

40分ほどかかって仁田峠に到着

雲仙 仁田峠 自然・景勝地

ロープウェイ駅前から平成新山が見えました。

仁田峠展望台 名所・史跡

普賢岳までは整備された歩きやすい登山道。普通の観光客っぽい格好の人もちらほら。

遠回りして「立岩の峰」経由で普賢岳へ。途中、風穴が２つありました。北の風穴内には柱状節理。

見晴らしの良い場所から諫早湾が見えました。

「立岩の峰」から平成新山。
1990年から1995年頃にかけての火山活動で新たに形成された火山です。
所々で噴煙が上がっていました。

平成新山 自然・景勝地

これから登る普賢岳（左）と妙見岳（右）

雲仙岳の主峰・普賢岳（標高1359m）に登頂！
山頂は多くの登山者で賑わっていました。

普賢岳 自然・景勝地

山頂から平成新山♪
あちらの方が標高が高く1483mですが、火山活動のため立入禁止となっています。

これから登る国見岳

普賢岳から一旦下り、登り返して国見岳へ。

鎖場もありましたが、思ったより苦労せずに登れました。

国見岳山頂から平成新山と普賢岳♪

有明海も見えました。

国見岳山頂から引き返して妙見岳へ。山頂付近には妙見神社。
ここには6年前にも来たことがあり、当時はまだあまり登山をしておらず、積雪もあったので、ロープウェイを利用して妙見岳に登っただけで、普賢岳には登れませんでした。

展望台から平成新山と普賢岳

平成新山の山頂付近。右はマグマが冷えて固まった溶岩尖塔。

南島原、天草方面

仁田峠に戻り、時間の余裕があったので、ついでに近くの野岳に登ってみました。
大半は遊歩道で、山頂直下のみ少し不明瞭な登山道。

野岳山頂からは平成新山、普賢岳、妙見岳を一望できました♪

仁田峠から歩いて雲仙温泉へ。
バス停の近くの食堂で長崎名物の「トルコライス」（900円）を頂きました。炒飯の上にトンカツが乗っている感じ。

朝日食堂 グルメ・レストラン

バスの待ち時間に雲仙地獄を散策

雲仙地獄 自然・景勝地

道路にまで噴煙が立ち込めています。

諫早駅から特急列車で博多に移動するつもりでしたが、バスが少し遅れたので間に合わず、高速バスで移動することにしました。
諫早駅は前回利用した際は小さな駅舎だった記憶ですが、新しく立派な建物になっていました。

諫早駅 駅

当日予約した博多駅前のホテルで宿泊。シングル1泊3500円。

博多駅前エスビーホテル 宿・ホテル

翌朝、博多駅から列車を乗り継いで英彦山へ。同じ福岡県内でもかなり遠い。

田川後藤寺駅 駅

2017年7月の北部九州豪雨の影響で日田彦山線の一部区間が不通となっているので、添田駅で代行バスに乗り換え。

添田駅 駅

彦山駅で添田町バスに乗り換え（200円）

彦山駅 駅

「銅の鳥居」でバスを降りて登山スタート

石畳の登り坂が続く

途中からは長い石段

英彦山神宮の奉幣殿

その先の登山道は石段が多い。

銅の鳥居から1時間ほどで、英彦山中岳（標高1188m）にある英彦山神宮上宮に到着！

中岳山頂は広い休憩場所となっていました。

英彦山 自然・景勝地

折角なので、寄り道になりますが英彦山北岳にも行ってみました。
中岳からの下りは岩場が結構ありました。

途中、法螺貝を吹きながら歩く行者さんとすれ違い。
遠くから聞こえたときは、戦でも始まるのかと(笑)

北岳山頂（標高1192m）はあまり眺望は良くありませんでした。

引き返して中岳に戻ります。左が南岳、右が中岳。

中岳に戻り、最高峰の南岳へ。

一旦下って登り返し、振り返ると中岳山頂の神宮が見えました。

英彦山南岳（標高1199m）に登頂！
樹木に囲まれて眺望は良くない。
ちなみに日本二百名山の30座目（二百名山は、公共交通機関でのアクセスが難しい山、テント泊が必要な山、登山道がなく積雪期しか登れない山なども含まれているので、制覇は目指していません）。

南岳からは周回コースで下山。下りに岩場が結構ありました。

所々に見晴らしの良いスポット。遠景は霞み気味でした。

柱状節理の「材木石」

少し寄り道して「鬼杉」。奈良時代から生育しているそうです。高さ38m。

岩窟内に建てられた大南神社

最後に少し道を間違えつつも英彦山神宮に戻りました。

バスの待ち時間が長いので別所駐車場に行ってみましたが、観光案内所とカフェがある程度で、特に時間を潰せる場所は見当たらず。

その近くの花見ヶ岩公園からは英彦山を眺められました♪

バスの待ち時間潰しに参道の方まで戻り、見落としていた「旧亀石坊庭園」を見物。室町時代に雪舟が築いた庭園だそうです。

英彦山庭園 旧亀石坊庭園 公園・植物園

バスで彦山駅に戻りました。現在、鉄道は不通ですが、駅舎内に券売機はありました。

彦山駅 駅

線路は残されていますが、このまま鉄道は復旧しないかもしれないとか。。。

英彦山から3時間以上かけて博多駅に帰着。
乗り換えでは何度か博多駅を訪れていますが、福岡の街は20年前に所用で訪れた際に少し歩いた程度なので、空港に向かうまでの2時間程度で少し散策してみることに。

博多駅 駅

博多千年門。観光のために最近造られたものだそうです。周辺は旧市街寺社街エリア。

博多千年門 名所・史跡

櫛田神社

櫛田神社 寺・神社・教会

「博多祇園山笠」が展示されていました。

アーケードの博多川端商店街

博多川。右は中州。

旧福岡県公会堂貴賓館

旧福岡県公会堂貴賓館 美術館・博物館

人気店だという「天麩羅処ひらお」で夕食。
かなり並ぶとの情報もありましたが、空いていました。

天麩羅処ひらお アクロス店 グルメ・レストラン

天ぷら定食（790円）を頂きました。
天ぷらは順次追加されて全部で7品。

食後は夜の博多をしばし散策

中州の屋台

博多 中洲屋台 名所・史跡

キャナルシティ博多

キャナルシティ博多 ショッピングモール

ちょうどタイミング良く噴水ショーを見られました。

地下鉄で福岡空港へ。
帰りのフライトは初めてのスターフライヤー運航便。コロナの影響でANAはドリンクサービスがありませんでしたが、スターフライヤーはドリンクが提供されました。

福岡空港 空港