2019/10/23 - 2019/10/23
1941位(同エリア6875件中)
旅四郎さん
バルセロナの名所を1日でできるだけ効率的に回ることを心掛けた。
10月23日(水)メトロでサグラダファミリア教会へ。次にピカソ美術館、カタルーニャ音楽堂、サンタ・ カテリーナ市場で昼食。レイアール広場、コロンブスの塔、グレル邸、カサ・ビセンス、フレデリック・マレー美術館を巡ってエルチェで夕食。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月23日(水)サグラダ・ファミリア教会は以前に入ったことがあるので、予約はせずに行ってみたが、なかなか入れそうにない。値段も高く、時間的にもロスがあるので外から眺めるだけにした。写真は東側の生誕のファサードで真ん中に生命の木がある。
サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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生命の木の下に聖母マリアの戴冠、さらに下に受胎告知、天使の合唱隊などイエス・キリストの誕生から幼少期の出来事が表現されている。アントニ・ガウディが指揮して1930年に完成した。
サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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西側には受難のファサードがある。イエス・キリストの死をテーマにしている。
サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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今回はバルセロナのメインがカタルーニャ音楽堂だったので、写真はチケット売場の入口だが、午前11時前に行って午後1時のガイドツアーが予約できた。ガイドツアーでないと入ることができないようだ。
カタルーニャ音楽堂 建造物
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カタルーニャ音楽堂のガイドツアーまでには時間があったのでピカソ美術館に行った。写真が美術館の入口で、階段を上がって入館する。ピカソの9歳から「青の時代」までの作品がおもに展示されている。旧ベレンゲール・デ・アギラール宮を修復して、1963年に開館した。
ピカソ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この美術館で必見のものは以下の通り。まず、15歳のピカソが妹を描いた『初聖体拝受』という作品。
ピカソ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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全国美術展に出品した『科学と慈悲』という若き日に描いた作品で、一般に知られているピカソのイメージとはかなり違う。
ピカソ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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パリに来たピカソが20歳の頃に描いた『マルゴット』と呼ばれる作品。ピカソが国際的に知られるようになった有名な作品。
ピカソ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ベラスケスの『ラス・メニーナス』をもとにしたピカソの『ラス・メニーナス』で、70歳頃の作品。
ピカソ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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カタルーニャ音楽堂には午後1時より少し前に着いた。彫刻とモザイクタイルで装飾された建物の外観は非常にユニーク。彫刻の真ん中にはバルセロナの守護聖人サン・ジョルディが置かれている。
カタルーニャ音楽堂 建造物
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19世紀末のアールヌーボーとして知られる美術運動はスペインではモデルニスモと呼ばれた。カタルーニャ広音楽堂を設計したリュイス・ドメネク・イ・モンタネールはモデルニスモを代表する建築家。ツアー開始まで音楽堂のバルで待ったが、柱にはモンタネールらしくバラの装飾が施されている。
カタルーニャ音楽堂 建造物
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予約の時間になったのでガイドツアーの開始。まずは小さなリハーサルホールに案内され、そこでビデオによる音楽堂の解説を聞く。オルフェオ・カタラン合唱団の本拠地として、1908年に建設された。この扉を通って音楽堂の見学が始まる。
カタルーニャ音楽堂 建造物
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まず、2階へ上がって写真のルイスミレー休憩所に入る。写真の正面にある胸像がルイスミレーで楽団創設者。立派なシャンデリアと絵画、銅像が飾られている。オペラ鑑賞の際の休憩所として使われているらしい。
カタルーニャ音楽堂 建造物
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休憩所からテラスに出ることができる。さまざまな模様が施されたモザイクタイルの柱が美しい。
カタルーニャ音楽堂 建造物
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コンサートホールの1階席から見学。3778本のパイプのあるドイツ製のパイプオルガンが目に入る。舞台の背景には楽器を演奏する18人のミューズの彫刻が並ぶ。前の丸いものには押し寄せる波の映像が映し出されていた。坂本龍一もここで演奏したそうだ。
カタルーニャ音楽堂 建造物
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コンサートホールの天井には巨大なステンドグラスのシャンデリア。中央が太陽で、その周りに女性たち描かれており、カタルーニャ音楽堂で生まれた世界初の女性合唱団だといわれている。モデルニスモ建築のなかで最も美しいといわれるが、このシャンデリアを見ているだけでも、そうかと思ってしまう。
カタルーニャ音楽堂 建造物
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2階席に上がって客席からコンサートホールを見学。柱の装飾も素晴らしい。モンタネールの最高傑作、バルセロナでは必見の場所だと思う。
カタルーニャ音楽堂 建造物
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ステンドグラスはとても色鮮やか。「花の建築家」と呼ばれているモンタネールは音楽堂の内部の装飾に多くのバラの花を使っている。
カタルーニャ音楽堂 建造物
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サンタ・ カテリーナ市場はモザイク柄の巨大で波打つ曲線の屋根が特徴。バルセロナでも最も歴史ある市場の1つで、1800年代に建設された。2005年に大規模にリニューアルされた。
サンタ カテリナ市場 市場
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中に入ると天井の形がユニーク。新鮮な魚、肉、野菜、ハム、チーズ、パン、卵、オリーブオイル、乾物、保存食品などの小さな専門店が並んでいる。
サンタ カテリナ市場 市場
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市場の中にあるクイナス・サンタ・カタリーナというバルで昼食。木造の屋根にたくさんのグラスが吊り下げられ、裸電球の光が独特の雰囲気を出している。
サンタ カテリナ市場 市場
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クルマエビの仲間のランゴスティーノというエビのてんぷらとビールを注文。レシートにはTEMPURAと表記されていた。料金は12.60ユーロ。
サンタ カテリナ市場 市場
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カタルーニャ広場に行く途中にカナレテス噴水があった。噴水は、14世紀に市の北壁につくられたが、後に古い噴水は取り壊され、代わりに1892年に現在のような錬鉄製の噴水街灯柱が建てられた。この噴水の水を飲めば必ずバルセロナに戻るという言い伝えがある。
カナレタスの泉 広場・公園
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カタルーニャ広場はバルセロナの中心と考えられている。写真の真ん中に見えるビルはエル・コルテ・イングレスというヨーロッパでも最大規模の百貨店グループのカタルーニャ広場店。周辺には多数のカフェやレストランがある。デパートの前には噴水があり、たくさんの鳩が集まっている。
カタルーニャ広場 広場・公園
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リセウ駅の方向に歩いて行くとレイアール広場に出る。19世紀の修道院を改造した広場。広場は建物で囲まていて、中央には噴水があり、ヤシの木が茂っている。
レイアール広場 広場・公園
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写真のガス灯は1879年に建築学校を卒業してガウディがバルセロナ市から依頼された初めての仕事としてデザインしたもの。
レイアール広場 広場・公園
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広場に面してバルやレストランがあり、フラメンコ用の板張りの舞台を備えたタブラオの老舗ロス・タラントスがある。写真はカフェの前でパフォーマンスをしている様子。
レイアール広場 広場・公園
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リセウ駅を越えてコロンブスの塔の方向に少し歩くとグエル邸に出る。二つの大きな放物線アーチの大扉は迫力がある。二つの入口上部には設計を依頼した実業家エウセビ・グエルのイニシャルの「E・G」がデザインされている。アントニ・ガウディ初期の傑作。
グエル邸 現代・近代建築
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内部は地下に厩舎があり、馬車が正面の大扉からここに入ってきた。21本の頑丈なレンガの柱で建物を支えている。ムデハル様式というカトリック文化とイスラム文化が融合したスペイン独特の建築様式が使われている。
グエル邸 現代・近代建築
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2階は中央サロンを中心としたパブリックスペース。2階から4階まで吹き抜けになっていて、ドーム天井から心地よい光が差し込んでくる。最初は別館として建設されたが、出来栄えが良かったので本館として使用するようになった。
グエル邸 現代・近代建築
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中央サロンには金色の小さな礼拝堂がつくられている。
グエル邸 現代・近代建築
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3階は家族のプライベートスペースで、当時使用していた家具が展示されている。
グエル邸 現代・近代建築
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屋上に上がると、写真の左側はサロンの明かり取りのための15mの尖塔。上にコウモリの風見鶏が乗っている。右の煙突は細かく砕いたタイルガラス仕上げで、トレンカディスというガウディ独自の手法によってカラフルに飾られていえる。
グエル邸 現代・近代建築
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グエル邸を出て、海岸の方に歩いて行くと高さ60mのコロンブスの塔が見えてくる。最頂部には7.2mのコロンブスの像がある。右手は海の彼方の新大陸を差し、左手はアメリカから持ち帰ったパイプを握りしめている。1888年のバルセロナ万国博覧会のために建設された。
コロンブスの記念塔 モニュメント・記念碑
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八角形の台座にはアメリカ大陸への最初の航海におけるコロンブスの8つの重要なシーンを描いたブロンズ・レリーフ・パネルがはめ込まれている。写真はコルドバでフェルディナンド王とイザベラ女王にコロンブスが謁見した場面を描いたレリーフ。
コロンブスの記念塔 モニュメント・記念碑
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グエル公園に行くためにメトロでレセップス駅に行く。駅を出て少し歩くとカサ・ビセンスが見えてきた。アントニ・ガウディの処女作で、アルハンブラ宮殿を模したネオ・アルハンブラ様式とネオ・ムデハル様式の影響を受けている。レンガやタイルの工場の社長であったマヌエル・ビセンスとその家族の住居として建設された。カサ・ビセンスは外観を見るだけにして、グエル公園は開館時間が終わっていた。
カサ ビセンス 建造物
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メトロでジャウマ・プリメ駅に行ってフレデリック・マレー美術館に入った。カテドラルのすぐ後ろにあり、かつて王宮であった宮殿の一部を美術館として使用している。ゴシック地区の異端審問所があった場所でもある。カタルーニャ人彫刻家フレデリック・マレーがスペインやヨーロッパから集めたコレクションを展示。1946年に開館した。
フレデリク マレー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館の地下には、3、4世紀の彫刻、中世の宗教美術からの聖母マリア像や十字架像、彫像など、1階には19世紀の女性の装飾品やパイプ、時計、写真、おもちゃ、薬局の瓶、たばこのラベルなどマニアックなものまで膨大なコレクションが展示されている。美しい中庭でのんびり休憩もできる。
フレデリク マレー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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コロンブスの塔の近くにあるエルチェで夕食。1階の食事した場所には壁いっぱいに町の絵が描かれていた。
エルシェ 地元の料理
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本場バレンシアのパエリヤが味わえるというのでこのレストランを選んだ。パスタのパエリヤであるフィデウアと白ワインを注文した。日本のそうめんのようは細いパスタが入っていて美味しかった。料金は18ユーロだった。
エルシェ 地元の料理
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