2020/03/20 - 2020/03/20
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jilllucaさん
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今日は福岡県内の2園を訪問です。
九州はお正月休みに遠征したばかりではあるのですが、お正月には大牟田市動物園に寄れなかったこと、そして、お正月以降に福岡市動物園に新たにハルマキちゃんが加入したこともあり、今日は午前中に大牟田市動物園、午後に福岡市動物園をハシゴすることにしました。
福岡市動物園では新天地に慣れのびのびと天真爛漫さを発揮しつつあるハルマキちゃんに会え安心したのですが、大牟田市動物園ではレン君のマズルの腫れが想像以上に酷いのにショックを受け時間いっぱいまで滞在する事が出来ませんでした。
動物園でここまでの気持ちになったのは久々で・・・「もっと、しっかりと見てあげればよかった」と、懸命に治療に臨んでいるであろうレン君とスタッフさんに申し訳ない事をしたと今は後悔しています。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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昨日は福岡市内に宿泊。
今朝は薬院駅8時02分発の西鉄特急で大牟田駅へ、大牟田駅からは歩いて20分ほどで大牟田市動物園に到着です。
大牟田市動物園の入園料は大人380円です。 -
9時30分の開園時間と共に入園、園の最深部にあるレッサーパンダ舎までの間にお馴染みのみんなに挨拶していきます。
実は僕がライオンの中で一番愛着を持っているのがこのあさひ君とリラちゃんのペアなんです。
元のトラジロウ君(すでにお星さま)の放飼場は日替わりで、今日はあさひ君が使っていました。
おはよう!! -
大牟田市動物園の最後のホワイトタイガーとなるホワイティちゃん。
おはよう。 -
そして、しずかちゃん(すでにお星さま)、スピカちゃん(現、熊本市動植物園)の獣舎には現在、王子動物園から終の棲家として移動してきたアムールヒョウのポンちゃんが暮らしています。
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おはよう、ポンちゃん。
賑やかだった王子の円形猛獣舎と比べると寂しい場所かもしれないけど、この場所で心安らかに暮らしてくださいね。 -
なんだかんだで10分ほど掛かり園最深部のレッサーパンダ舎へ。
大牟田市動物園のレッサーパンダ舎には屋外放飼場が2面と屋内展示室があり、4匹が暮らしています。 -
まいちゃんとレイ君の母子が昨年12月から別居している事もあり、現在は屋外放飼場の右面がソラちゃん専用で、残り1面と屋内展示室をレン君、まいちゃん、レイ君ででローテーションさせているようです。
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今日の午前中の屋外放飼場は左側にレイ君、そして、右側のソラちゃんはまだ出ていませんでした。
おはよう、レイ君。
なんだか長じるにつれてまいちゃん要素が前面に出てきましたね!! -
フィーダーを突ついてペレットを取り出すレイ君。
おっ、その時、レイ君越しに見えた奥(右)の放飼場に動きが!! -
ソラちゃんがゆっくり、でも、しっかりした足取りで出て来てくれました。
おはよう、ソラちゃん。 -
今年18歳のソラちゃんですが消防ホースのトンネルに入ったり、なかなかおちゃめな動きをしてくれました。
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ペレットを食べ終えたレイ君は放飼場の探索を開始。
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放飼場数か所に設置された竹の葉を食べるレイ君、育ち盛りだもんね!!
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そして、屋内展示室へ・・・今日は誰だろう?と覗き込んだ瞬間に大きな衝撃を受けてしまいました・・・。
レン君、どうしたの!! -
マズルが腫れている事は以前から聞いていましたし、先月にオデキを切開で除去したことも知っていましたが・・・まさか、こんなにパンパンに腫れているなんて・・・。
まるで別パンダの様なレン君・・・。 -
よくミンファちゃん(現、鯖江市西山動物園)が日本一の美形パンダと言われていますが、僕は実は日本一の美形はミンファちゃんの弟であるこのレン君だと思っています・・・初めてレン君に会った時の、あまりのキラキラぶりに腰を抜かしそうになったあの感覚は今でも忘れられません。
それだけに今の変容したレン君の姿は正直ショックでした。 -
こんなに腫れちゃって・・・。
もちろん園がただ手をこまねいているだけではないのは十分知っています、傷跡が生々しい切開痕を見てもしっかり対処をしてくれているのは分かっています。
でも、こうなってしまう前に抜本的な治療をお願いしたかった・・・それが功を奏するかどうかはともかく・・・。 -
レン君の変容ぶりがあまりにも衝撃で、その姿と見るのも彼に悪い様な気がして(もちろん彼としてはそんな気持ちはないでしょうけど・・・)、屋外に出て深呼吸で心を一先ず落ち着かせます。
そんな僕の瞳の中にユーモラスなかっこうで毛繕いするソラちゃんの姿が飛び込んできました。 -
やっぱり、可愛らしいおばあちゃんパンダは心を癒してくれますね。
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長い爪を爪楊枝代わりに使ってシーシーしている感じのソラちゃん・・・可愛いです。
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心を落ち着かせもう一度レン君に対峙。
やはりマズルの腫れは相当なものですね、昨年末に天国に旅立ったお兄ちゃんのハオ君も晩年はマズルの腫れに悩まされましたが、レン君も同じ経路を辿っている様に思われました。
この状況からどのような手が打てるのかは分かりませんが、地道に口内環境の改善からスタートするしかないと思います。
大牟田市動物園はハズバンダリートレーニングによる無麻酔採血やエコー、動物の疾病や死亡原因の公表など先進的な取り組みが評価されています。
もちろんそう言ったマクロな視点からのエンリッチメントの重要性も大切です、でも、それが目的ではありません・・・その先にある個々の動物の幸せが最終目標であることの再認識を是非お願いしたいと思います。 -
今日は2時間くらいは大牟田市動物園にいる予定でしたが、レン君の姿にあまりに心が掻き乱れてしまった事もあり、まだ滞在40分ですが次に向かう事にしました。
本当は時間いっぱいまでレン君の様子を見てあげないといけないのでしょうが・・・今日は勘弁させてください。
ごめんね、レン君。
今は寝室シフトのまいちゃんをカメラ映像で確認できたら移動することにします。 -
寝室のアスレチックで遊ぶまいちゃん。
また来るね!!
レン君、次会う時はもう少し状況が改善出来ているといいね!! -
キーパーさん、獣医師さん、レン君のことどうぞよろしくお願い致します。
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徒歩で大牟田駅へ戻り、西鉄特急で薬院駅へ。
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薬院駅の近くでお昼を食べ、路線バスで福岡市動物園へ。
福岡市動物園の入園料は大人600円です。 -
入園し、レッサーパンダ舎へ直行です。
市川市動植物園からハルマキちゃんを迎えてから展示のシフトが少し流動的になっていると聞いていたので、まずは現在のシフトを確認です。 -
福岡市動物園で暮らしているのはマリモちゃんとノゾム君、そして、1月6日に市川市動植物園からハルマキちゃんが来園しました。
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屋外放飼場には・・・ハルマキちゃん!!
今日の訪福の大きな目的は新天地でのハルマキちゃんに会うことだったので、屋外放飼場で会えて嬉しいです。 -
市川では檻の放飼場で暮らしていたハルマキちゃんなので、こうして檻無しで会うのは初めて・・・やっぱりハルマキちゃんは可愛らしいですね。
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屋内展示場にはノゾム君とマリモちゃんがいました。
ノゾム君はせっせと竹の葉を食べていましたが、マリモちゃんは毛繕いに忙しく顔を上げてくれません。 -
大柄でお目々パッチリのノゾム君。
とても華のある男の子です。 -
まだハルマキちゃんの展示は一定していないそうで、正番さんの出勤日では屋外放飼場は朝一からマリモちゃん&ノゾム君が担当し、11時頃にもしマリモちゃん&ノゾム君が屋内に入ればその段階からハルマキちゃんと交替、もし、交替できない場合は14時頃のリンゴタイムを機に交替となるようです。
今日はおそらくは11時に交替が出来たんでしょうね。 -
その頃、ハルマキちゃんは東屋に設置してもらった竹の葉をむしゃむしゃ。
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お散歩開始。
まだこの丸太平均台には慣れていないのか時々踏み外しますが、まあ、それもご愛敬。 -
木にも登るよ~。
市川では出来なかった色々な事を楽しんで体験しているハルマキちゃん。
楽しそうなハルマキちゃんを見るとお客さんも楽しくなるのです。 -
そして、こちらも負けてはいられない福岡ズーの絶対的アイドル・マリモちゃん。
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マリモちゃんは竹をクルクル回してペレット取り出すフィーダーでお客さんの心を鷲掴み!!
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いずれマリモちゃんとハルマキちゃんでアイドルユニットを組んで屋外放飼場のお立ち台でファンミを実施して欲しいなぁ。
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目安としては14時からリンゴタイムなのですが、正番さんはキリンも担当されているそうで、最近はキリンのおチビちゃんの公開も重なってリンゴタイムが遅れることもあるそうです。
14時なっても来ないキーパーさんの姿を探すハルマキちゃん。
腹時計はかなり正確。 -
14時25分にキーパーさん登場!!
ハルマキちゃんは喜び勇んでキーパーさんにしがみ付きます。
人工哺育で育ったこともあり福岡に来ても人(特にキーパーさん)が大好きだそうで、キーパーさんとしては人への依存度を下げる方策を模索されているようですね。 -
お立ち台でキーパーさんからリンゴをもらいます。
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リンゴタイムの時でも「ハルマキちゃんはリンゴそっちのけでキーパーさんの方に遊びに行く」と聞いてたのですが、今日はそこまで顕著な動きは見られなかったです。
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あ~、これぞハルマキ・スマイル!!
カリンお母さん(現、東武動物公園)とイチ丸お父さん(現、市川市動植物園)の特徴を可愛らしく引き継いでますよね。 -
ノゾム君とは今季はまだまだお見合い程度だそうで、休園日に数時間だけ同居しているそうです。
来年までにはいい関係に持っていきたいとの事でした。
カリンちゃんはまだしも、おそらくイチ丸君にとってはハルマキちゃんが唯一の子供となると思います、ハルマキちゃんには是非、イチ丸君の血筋を将来に繋げていってもらいたいです。 -
屋内はマリモちゃんが寝室に戻り、ノゾム君だけでのリンゴタイムになりました。
おそらくは食べるリンゴの分量をある程度一定化させるための措置だと思われます。 -
レッサーパンダのリンゴタイムを見終えた後は急いでキリン舎へ。
なんとかリンダちゃんとおチビちゃんの展示時間に間に合いました。 -
2月5日生まれのジュラ君とリンダちゃんの息子君です。
仔キリンって本当に小さなキリンなのがとても可愛らしいんですよね。 -
こちらはオランウータン&シロテテナガザル舎で寂しそうに膝を抱えるキナコちゃん。
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放飼場が極めて立派なだけに寂しさも一入です。
オランもシロテも単独飼育する動物ではありません、飼育を継続するのなら早いこと今後の展望を示して欲しいです。 -
カイ君。
かっこいい!! -
そして、チャチャ丸君もイケメン。
このネコ科猛獣2種の放飼場ももう一、二工夫欲しいですよね・・・ちょっとしたことからでいいので継続的に改善を続けていって欲しいと思います。
この日はこれで帰路につきます。
ハルマキちゃんが新天地に慣れてきているのはとっても喜ばしいことでしたが、やはり、返す返すも気になるのがレン君・・・なんとかいい方向に動き出せばいいのですが・・・。
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