バリ島、さぬーる旅 ５

2020/02/26 - 2020/03/01

休みと日程の折り合いがなかなかつかない。
最後は力づくで休暇をねじ込み、
バリ島のクラシカルなリゾート、サヌールに出掛ける事となった。

それから少しするとフィリピンのタール火山が爆発した。
トランジットのニノイアキノ空港が閉鎖されればそれまでだったが、
そうなる事は無かった。

2月に入ると今度は大陸の方から不穏な話がやって来た。
ウィルスは世界中に広がったが、それよりも危険で得体の知れないものも拡散した。
憶測や不安が蔓延し、テレビとネットがそれを煽った。
マスクは希少品になり、ライヴやイベントは中止、ツイッターでは「旅行は危険」「旅行はキャンセル」との表明が相次いだ。

実際にそうした人がどの程度いたかはわからない、
しかしキャンセルする気など全く無かった。
こんな時だから外の世界に出たかった。
穏やかな潮風にあたりたかった。
本当にただそれだけだった。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 旅工房

ネスト特製オイルを塗りたくられたままプールに来ました。
お兄さんがパラソルを開いてくれます。

ビーチ前にあるメジャーな方のプールです。
欧米の人たちがいっぱいです。
マイナーなスパのプールもそうでしたが、水はぬるくて冷たく無いです。

しかし身体が冷えたらこちらのジャグジーを使いましょう。
温度はややぬるい温泉です。?
ここでしれっとオイルを流しますが、
丹念に塗り込まれたネスト特製オイルはなかなか落ちません。

キッズ＆チャイルドには嬉しい作りですね。
見方によってはインフィニティプールになるビーチ寄りのプールなど様々なサイズのプールが楽しめます。
欠点は少しひとが多い。

プールからビーチまで歩いて来ました！

草のような海藻ので覆われているので一見キレイに見えませんが、
透明度は高いです！

何よりビーチのゆったり感が良い！

遥か遠くの岩礁で打ち消されるので波はほぼありません。
そして浅瀬が何処までも続いているので水温はお湯の様です。

お魚も泳いでました。

プール→海と浸かりましたが、
結局シャワーで流さなければすっきりしません。

今日の戦利品です。

部屋でまったりしてたら良い時間になりました。
ピッツェリアに行きましょう。

ホテル備え付けのレストランがカジュアルだと助かります。

旅先でちょっと良いホテルに泊まっても、ホテルのレストランは敷居が高くて
入らない事が多いので。

１００％オーシャンビューのお外のソファを占拠します。
もうオーシャンビューというか、ビーチですが。

メヌエです。
アルファベット表記です。
覚悟しなさい。

こちらもアルファベットです。
喉が乾いたひとも覚悟しなさい。

この素晴らしい夜に乾杯。

フローズンアルファベット、ノンアルコールです。
瞬く間に溶けてしまう。
45000Rp.

お通しのフォカッチャ。

これサイコーでした。
熱々のカリッの中にふわっ…もちっ！
そして塩気のある旨味がじゅわぁ～。
次回は是非ワインなどと合わせていただきたい。

見ろ！
これがチーズだ！
パスタに絡まったトマトだけが良いトマトだ!!
これがピッツェリアの力だ!!
これがピッツェリアのパスタだ!!

こんな感じです。
是非食べてみて下さい。
食べやすいサイズのボール。

オレキエッテ 110000Rp.

本格伊太利亜リストランテ（バリだけど）に来てペパロニを選択。
でもやっぱり旨い！
かつて無い上品なペパロニ！

パパピザとは対象的なもちもち肉厚生地。

上品なペパロニ 120000Rp.

ほぼ欧米人。
家族連れも多いです。

みんなそれぞれのディナーを満喫してますが、
騒がし過ぎず、静か過ぎず。

スタンダード・ナンバーの生演奏もあり、良い雰囲気です。

ガールフロムイパニマ、名曲すぎる。

突然ハッピバースデーの生演奏と手拍子が始まり、
斜め前のテーブルにケーキが。

みんな拍手で祝福。

まったりしてたらレンボンガン島の方でフラッシュとサンダーが。

風が怪しくなり、雨の匂いを感じたのでお会計。

部屋に帰ってきました。

ベランダから星を撮ろうと努力した結果です。
雨雲の接近で風速が急上昇、雲がこちら側へ流れてしまいます。

この少し後に激しいスコールが来ました。

ベランダに三脚まで立てて心霊写真を撮ろうと努力した結果です。
露光時間とタイマーを設定してソファの上で飛び跳ねました。

「おわかりいただけるだろうか？」
「もう一度ご覧いただこう。」

2020,2,29 am5:30

「ohayou gozaimasu」

最終日、早起きしてもう一度サヌールの夜明けを拝みます。

煌めく南国の星空ももう一度。

ヤシが主役になっちゃいました。

ビーチに来ました。

そうだ、海の中に三脚立てよう。
歩ける限り浅瀬を進んで行きます。

こんな感じで撮ります。

日が昇ればエキゾチックなビーチもこの時間は幻想的です。

日が昇る。

残念ながら太陽は雲が被ってしまいましたが、
水面に写る空の絵は今日も美しい。

今朝も感動的な朝焼けでした。

ごはんごはん。

脳がDQNなのでチョコクリスピに興奮。

あれ？
オムレツがしぼんだ気がします。

朝食の後はプールです。
今日はやはりちょっと曇ってる。

街でもよく見かけるお供え物をしてました。

日が出たり陰ったり。
風が心地よい。

悲しい事ですが、そろそろ部屋に帰ってチェックアウチの準備です。


ﾁｪｯｸｱｳﾁ…

とっておいた（忘れてた）飲みももをベランダでぐいっとやります!!
C1000のオレンジ味、普通に甘い。

原因不明の腹痛に苦しんだMIXMAX。
ひこーき乗る事を考えるとちょっと躊躇しましたが、
一気飲み。
昼間からアルコールを飲む背徳感。
腹痛への恐怖。

最後に窓を全開にしてみました。
凄い開放感です。

チェックアウトしてキャリー預けてお外に出たよ～。

ホテル近くのカルニアスパに来ましたが‥‥、
人が居ません、OPENにはなっているのですが、
昼休み的なことでしょうか？

ふらふら彷徨って辿り着きました。
チ、チンタヤスパ？

メニューです。
オイリーな肌になりたく無かったので指圧にしました。

他に選択肢は無い。
指圧か、さもなくばオイリーだ!!!!

指圧　６０分　90000Rp.

指圧良かったナリヨ。
オイル使わないしね。
でも後ろ足の膝裏とかぐりぐりしちゃって痛いのね。

さらに炎天下の路地を彷徨います。

薬局を見つけたので入る。

これ、よく見かけるタブレット。
いよいよ買ってみようかと思い手に取りましたが、やめました。

ここにも話題のスクラブ、ヘアトリートメントが詰まったカプセル等、
一通りありましたが、ちょっと、高い。




ﾁｮｯﾄﾀﾞｹﾖ

薬局で涼んでまたてこてこ歩く。

スーパーマーケット発見。
ぽ、ポプランマーケッツ？
あ、ポピュラーですね？

「Have a break, Have a ”たっけいっと”!!!!」

ミナサマご存知の”たっけいっと”です。
定番の抹茶味。

「スイカ」
「カ、カ、バナナ」
「な、な、ぱいなつぷる」

バリ島の高級お土産チョコレート、”もんご”です。
チョコレート大好き！
一番オーソドックスなカカオ41％のミルクチョコレートをお買い上げ。56000Rp.

スナックフードも充実ですね。

洗顔系が充実。
お、パーフェクトホイップだ。

すげぇ、横に長いアルミホイル。

カシューナッツをココアで包んだ食べ物です。
見かけたら是非買っていただきたい。
20000Rp.

ミスターピー。
17000Rp.

テラミス味のオレオ。
14000Rp.

すごく他と違うポテトチップス。
まずマルシェの紙袋の様なパッケージに本体の袋を入れるという
まさかの二重包装。
値段も他のポテチとは一線を画する40000Rp.
トマト味と、チーズ？サワークリーム？
トマトの方を購入。

色々買ってお会計。
サヌールにしては結構広いスーパーだけど
動いてるレジがタバコ屋さんのトコだけｗ

スーパーの帰りにうっかりバリネコに引っかかって地元のお土産屋さんに。

ここでなくても良かったはずなのに何となくバリネコお買上げ。
幾らか忘れたが空港の方が安かった!!

ビーチを歩いて、

ホテルに帰って来ました。

フロントに買い物袋を預けて再びプールへ。
脚だけ漬けて涼みます。

「カクテルかモクテル頼んだらフォカッチャ付いてくるかも知れない」
浅ましい欲望を胸にピッツェリアへやって来ました。

吹き抜けの店内から海が望めるソファを占拠します。

完全にいちごミルクなモクテルをチョイス。

お通しは…、豆でした。
フォカッチャはやはりごはんメニューをオーダーしないとダメみたい。

泡立つ冷たいいちごミルクの甘い、あまい味わいが疲れた体に染み渡る。

クリームベリースムージー　45000Rp.

爽やかなピンク色のレモネードにたっぷりのクリーム。
あと干からびたパイナップルがくっついたモクテル。

"えすぽしっと"レモネード　45000Rp.

再びカルニアスパへ来ました。
今度はちゃんと店の人が居ました。
今回もノンオイルが良かったのですが、
やはりノンオイルは指圧しか選択肢がありません。
膝の裏をぐりぐりされるのは耐えられません。
断腸の思いでバリニーズマッサージ（オイル）を選択しました。
とても良かったのですが、
全身とってもオイリーです。

バリニーズマッサージ６０分　85000Rp.

カルニアスパから出るとすっかり暗くなっていました。

こんなよなかにおきているのはだぁれ？

あくてぃびてぃがえりの つあーがいど？
びーちの のらいぬ？
わるんの らいぶあーてぃすと？

いえいえよるはおばけのじかん
よるねないこは、とんでゆけー
おばけになって、とんでゆけー






ﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞ
ﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞ
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ﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞﾈﾅｲｺﾀﾞｰﾚﾀﾞ

ビーチ沿いでごはん。

ナシゴレンが忘れられず、IZAKAYAへ来ちゃいました。

ブルーラグーンと、テキーラサンライズです。

ブルーラグーンはウォッカ、ブルーキュラソー、ライムジュース、スピリッツ、見た目通りのブルーな味わい。65000Rp.

テキーラサンライズはテキーラ、オレンジジュース、グラナデンシロップ、ソーダ、テキーラがスカッと濃ゆいです。
60000Rp.

最後の最後で求めていたモノのに辿り着きました。
実績「ビーチで青いカクテルを飲む」を達成。

まあ、ビーチはこの真っ暗ぶりですが‥。

あとこのお投資の豆。
これが塩くって最高です。
たまにニンニクの塊が入ってます。

あ、"お通し"ですね。



ｶｰﾀﾏﾘﾀﾞﾏｼｰ!!
ﾗﾗﾗ!!
ｶｯﾀｯﾏｯﾘｯﾀﾞﾏｼｰ!!!!

野菜春巻きと、
またナシゴレンです。

野菜春巻きパリパリよ～、スイートチリにちょんちょんしたらエスニック感がまるでベトナムです。はい。

ポークナシゴレン 45000Rp.
野菜春巻き 価格紛失orz

いい雰囲気でカクテル飲んでたら海から冷たい風が。
空気が湿気を帯び、雨の香りが漂います。

ピッツェリアを突っ切ってホテルへ急ぎます。

ホテルについたら土砂降り。

預けた荷物を回収します。
荷物の受け取りは、フロントでは無く入口のデスクのひとにお願いします。

雨を眺めながらピックアップを待ちます。

ングラライインターナショナルエアポートへ。

ついたついた。
フィリピソ航空にチェックイン。

ングラライはお店もいっぱいですね。

途中ゲート変わったり。

フィリピソに出発したり。

おネムだったり。

日本へ出発したり。

トリニクだったり。

飛んだり。

あと帰国したりしました。

ここからは自宅で刈ってきたモミアゲをレビューします!!

まずはマリービスケットでチョコはさんだモノ！
普通に美味い。
一口サイズ感も良いですね。
日本のブルボンぷちシリーズよりややボリューミーです。

みんな買って帰る定番のココア豆。
甘くないドライなカカオです。
とってもシックな味わいでしっかりカカオ。
指が茶色くなるまで止まりません。

こういう外国っぽいお菓子、有毒そうな色とか憧れませんか？
ケバいチョコチップの割に味は普通のチョコチップクッキー。
意外と甘さ控えめに感じるサクサク生地。

そして魅惑の高級感、まさかの二重包装ポテチです。
40000Rp.の実力は!?

トマトすげぇ！
もはやポテトチップスの形をしたトマト！
口いっぱいに広がるみずみずしい酸味。
トマトヲタク必食。
感動の再現度間違い無し！




‥‥実はトマト食べれません。
予想以上のトマトに悶絶。
しかし買った手前バリバリ食べましたが。

最後はバリ島お菓子ギフトの王道。
"もんご"のチョコレート！
ど定番のミルクチョコレートです。

こんな感じす。
溝が深くて割りやすい。
同梱された"お品書き"っぽいカードなど高級感があります。
チョコレートは味も香りも良い意味で超シンプル。
小細工無し！ダイレクトにチョコレートが味わえる一品です。
これ結構好きでした。

3月1日に帰国し、翌日仕事に出てみると状況は大きく動いていました。
オイルショックの様な買い占めが始まり、企業によっては帰国者に対するヒアリングが行われていました。
しかしまだコロナそのものへ対する危機感はほとんど無く、誤った情報や予測に右往左往している様な感じで、
企業の対応もリスク管理の一環でしか無い印象でした。
私の仕事先も帰国者への特別な対応が始まったのはさらに一週間後のことです。

帰国当時の成田はザルの様な状態で水際対策はサーモカメラ意外意味を成していない事実に笑ってしまったのを覚えています。

それから一ヶ月。
状況は目まぐるしく変わり、アジア圏を出たウイルスの情報が鮮明になるにつれコロナそのものの恐怖が顕になり、
世界は変わってしまいました。

私はもしかしたら、もう次の旅には出れないかも知れないと思っています。
それは今後長引くことでの世界経済の破綻もありますが、
人類が滅ぶ可能性すらゼロでは無いと思ったからです。

旅行出発直前くらいから今日まで私なりにコロナの情報を追ってきました。
最初は旅行に行けるかどうか心配で調べていました。
今は妻と自分のために調べる事を継続しています。
"弱毒性だが急性肺炎の危険性があり、感染力は非常に高い"新型コロナウイルス。
回復者も多数いる一方で、韓国で２度目の感染をした人たちがいるという話もあります。
もし抗体が機能しないとか、機能する期間が極端に短いとしたら。
ワクチンか特効薬が出来なかったら。
感染の拡大に生産が追いつかない事態になったら。

"感染したかどうかわかりにくく肺炎で死ぬリスクがあり極めて高い感染力を持ったウイルス"が永遠に蔓延したとしたら。

そうでは無いことを信じて、そうならない様に努めて。

いつか、自分がもう一度サヌールを旅する時のために。
いつか、誰かがサヌールへ出かけようと思い立ったその時のために。

バリ島、さぬーる旅 5をアップします。



2020,4,13
Bullpup Ithaca