2020/03/20 - 2020/03/20
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オレンジ0020さん
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この旅行記のスケジュール
2020/03/20
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徒歩での移動
横須賀中央駅→徒歩15分なのに走って8分!→三笠公園
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船での移動
14:30→猿島航路10分→14:40
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船での移動
15:45→猿島航路10分→15:55
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徒歩での移動
三笠公園→徒歩15分→横須賀中央駅
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電車での移動
横須賀中央16:27→京浜急行電鉄本線快特青砥行→16:35金沢八景
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バスでの移動
金沢八景駅17:09(所定16:44)→京浜急行バス鎌24系統→17:50(所定17:12)大学前
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徒歩での移動
鶴岡八幡宮→徒歩15分(若宮大路の段葛を通って)→アイザ鎌倉(途中豊島屋本店に寄り道)
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電車での移動
鎌倉19:30→横須賀線普通君津行→19:38大船
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電車での移動
大船19:41→東海道線普通小田原行→20:21小田原
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電車での移動
小田原20:22→東海道線普通伊東行→20:45熱海
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電車での移動
熱海20:49→東海道線普通静岡行
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この旅行記スケジュールを元に
同級生の友達と2人で三浦半島に日帰り旅に行ってきました。ちなみに、新型コロナウイルス対策で常にマスクをし、人混みは避けました。前編では三浦半島の先っぽの三崎での観光について書きました。そして前編の最後では、三崎から離れて横須賀中央駅に到着したら、突然走り始めたところで終わってしまいました。(というか終わらせましたw) そんなに急いでまでして向かった場所とは…。
前編はこちら!→『【自然だ!マグロだ!城ヶ島だ!】高校生2人の三浦半島日帰り旅! 前編 三崎で魅力溢れる城ヶ島へ!』三浦海岸・三崎(神奈川県)の旅行記・ブログ by オレンジ0020さん【フォートラベル】 https://4travel.jp/travelogue/11610881
↓オレンジ0020のおすすめ旅行記!
旅行記グループ 2019-12 四日間のひとり旅!山陰東トレース旅! 全8冊 - 旅行のクチコミサイト フォートラベル https://4travel.jp/travelogue_group/26584
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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前編は横須賀中央駅から走り出したところで終わりました。ここで走らないとこの後の予定に支障が出てしまいます。徒歩15分と案内されている区間を13分、しかも受付があるのでもっと早く走らなければなりません!
横須賀中央駅 駅
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受付の列の後ろに並び、なんとか間に合いました。だいたい8分くらいで走れたかな?受付の時間の関係で、あと3分遅く着いていたら間に合わなかったでしょう。
さて、受付を通り抜けて船に乗りました。急いでいたので、最初の船の写真はこの室内の写真となってしまいました。 -
船は記念艦三笠の横にある三笠公園内、三笠桟橋から出港しました。出港場所から分かる方もいるのではないのでしょうか、この船は横須賀軍港巡りではありません。※なお、横須賀軍港巡りはこの日は新型コロナウイルスの影響で休止
三笠桟橋 乗り物
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2階も覗きましたが、かなりの数の人が乗っていました。
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段々と船の目的地が見えてきました!
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これが今回の目的地、猿島です!
猿島は東京湾唯一の陸と繋がっていない無人島です。猿島の名前の由来は、日蓮聖人が鎌倉へ向かっている際にこの島に漂流し、その際に現れた白い猿に鎌倉の方向を教えてもらったという伝説から名付けられたそうです。
横須賀港の入り口、そして東京湾に太平洋側から入ってすぐという国防上重要な場所にある島なので、まず幕末の1847年に江戸幕府により国内初の台場が作られました。明治時代には陸軍省・海軍省の所管となって東京湾要塞の猿島砲台が築かれ、その遺構が現在も数多く残されています。猿島フェリー 乗り物
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猿島に着きました。乗っていた船はシーフレンド8という最新型の船で、2019年11月に就航したばかりなのだそうです。1、2階の座席だけで150席、定員は280名です。主に猿島三笠航路に使用されますが、チャーターやイベント対応のためか、中には係員が中に入れる販売用のスペースが設けられていました。
猿島桟橋 乗り物
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さて、今回は猿島のガイドツアーに参加します。1回¥500と安く、お土産に小さいマグネットも貰えました。45分かけて島を一周し、猿島の要塞の遺構を解説付きで見てまわることができます。ガイドの方の声がしっかり聞こえるように、全員にワイヤレスガイド通信機が配られました。
まず、建物を出て目の前に見えるのが、この小屋と煙突です。これは明治時代からある発電所で、昔はこの中で蒸気で動く発電機が使われていたそうです。現在は発電機は通常の灯油で動くものに変えられてはいるものの、今なお島内の施設で使用する電気をつくるための発電所として機能しているそうです。 -
発電所の前からゆっくり歩いても5分弱位でしょうか、このような煉瓦積の切通しに入ります。
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煉瓦積みの切通しにあったのは弾薬庫と兵舎です。
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まず弾薬庫から。小部屋と大きい部屋に分かれており、大きい部屋に弾薬を入れていたそうです。左側の小部屋は採光用で、小部屋と大きい部屋の間の採光窓を通して大きい部屋に光が入るようにしていたそうです。
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この切通しの辺りの建物(弾薬庫&兵舎)の多くは明治時代に建てられたもので、日本での採用例が少ない、フランス積という古い煉瓦の積み方がされていました。
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弾薬庫の隣にはこのような階段があり、弾薬庫の上に続いています。
引き続き弾薬庫と、加えて弾薬庫真上の砲台についての説明を書きますが、この切通しでは弾薬庫の細かな構造を見られなかったので、後で回った別の場所での写真を使います。 -
こちらは切通しの10分程後に通った場所での写真です。こちらにも弾薬庫がありますが、弾薬庫の上に注目してください。
猿島要塞 自然・景勝地
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弾薬庫の真上に、このような穴があいています。
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弾薬庫の中です。
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そして弾薬庫の左側にあるこの穴なのですが…
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ここから先程の上にある穴(つまり弾薬の取り出し口)につながっていて、滑車で弾薬を引き上げていたそうです。
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ガイドの方が見せてくださった弾薬庫&砲台のイメージ図です。このように効率的に弾薬を砲台へ運べる仕組みになっていたそうです。
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あと、弾薬庫の内壁は漆喰で塗り固められていました。漆喰は防火性が高いですからね。
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切通しでの写真に戻ります。弾薬庫と並んで建っている兵舎です。隣の小部屋を写せていませんが、弾薬庫と似た構造です。
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あと、弾薬庫&兵舎とは反対側にはトイレがありました。これもフランス積なので希少価値が高いとか。
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ちなみに、後から増設されたトイレは比較的新しいイギリス積でした。
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切通しの先にはフランス積のれんがのトンネルがありました。
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戦後猿島が観光地化してからしばらくはトンネルの中に明かりがありませんでした。その頃には、カップルが暗いトンネルの中でキャッキャイチャイチ(省略!!)、そのせいで恋のトンネルと呼ばれ始めたのだとか。ええぇぇ…。
猿島トンネル 名所・史跡
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トンネルの中です。明かりがついてはいますが、やっぱり少し暗めです。でもねえ、いくら何でも恋のトンネルってのは…。
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トンネルの中にも弾薬庫がありました。
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トンネルを出ました。この撮った場所のすぐ裏に、先に説明した、唯一の中に入れる弾薬庫がありました。
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その弾薬庫の先には砲台の跡がありました。真ん中に見える輪上の金属が、砲台を固定していた金具の跡です。
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さらに山道を登ること5分、猿島の山頂に着きました。標高39.3mのかなり楽な登山でしたw
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一応パノラマ撮影をしたのでその写真を。目の前の横須賀の町から、金沢八景、横浜、そして少しだけ東京の方を見れました。
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目の前の横須賀は、米軍基地が目の前に見え、米軍の兵士専用のアパートがずらっと並んでいました。
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横浜方向は、ランドマークタワーをはじめとしたみなとみらいの高層ビル群を見ることができました。というか船多いなあ…。
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イチオシ
そして一番気になったのが、この船です。よく見るとイージス艦にしかついていない八角形のはんぺんのような白いレーダーがあり、ただ者ではないとわかりました。Wikipediaで頑張って探した結果、この船はアメリカ海軍のラッセルというミサイル駆逐艦だとわかりました。アーレイ・バークス級という米軍の主力駆逐艦のシリーズがあり、その中の9番艦でサンディエゴ海軍基地所属です。他のアーレイ・バークス級の船同様に、本来想定されていた防空艦の任務以外にも様々な任務で活躍しているそうです。この時は横須賀港にちょうど入港しているように見えました。まさか動いているイージス艦を見ることができるとは…。
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元の場所に戻ってガイドツアーは終わりです。ちょうど案内されていた通り45分のツアーでしたが、十分楽しめました。
写真がぶれてしまいましたが、船に乗って横須賀に戻ります。80mくらいの桟橋にかなりの人が並んでいましたが、余裕で全員乗れました。猿島桟橋 乗り物
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イチオシ
船の後ろから。1時間の滞在で、しかも見て回ったのはガイドツアーの間の45分と短い時間しかいられませんでしたがとても満喫できました。夏は海水浴ができるそうで、他にもいろいろなイベントが行われているそうです。また来てみたいです。
猿島 自然・景勝地
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三笠公園に戻ってきました。三笠公園のシンボル、記念艦三笠ですが、訪問時は新型コロナウイルスの影響で閉艦していました。
三笠桟橋 乗り物
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上の写真は三笠の後ろ側で、こちらの反対側が前方でした。こっちまで来たことはなかったです。
三笠公園 公園・植物園
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イチオシ
そしてこの場所から、猿島とさっき乗っていた船を見ることができました。イチオシにはしますが、ちょっとイマイチな出来だなあ。
猿島フェリー 乗り物
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あと、記念艦三笠の真向かいにはデゴイチがいるのですが…
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なんとこちら、横須賀市の貯水槽で、本物の蒸気機関車ではなくレプリカなのです。
本物のデゴイチの101号機は、静岡県の島田市中央小公園に静態保存されています。あ、昔一人で見にいったことのあるやつだ!ちなみに、夕張にも同じような101号機のプレートつき水タンクがあるとか…。 -
15分ほど歩いて横須賀中央駅に戻ってきました。これまでは横須賀駅でしか乗り降りしことがなく、横須賀中央駅はこの旅行で初めて来たのですが、圧倒的にこちらの方が賑わっていましたね。
横須賀中央駅 駅
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快特青砥行に乗りました。この列車は都営浅草線、京成押上線に直通します。関東の相互乗り入れは、他地域の人には意味不明ですね。僕も小学校の頃は全く分かりませんでした。
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金沢文庫駅で降ります。ここから路線バスに乗って鎌倉へ向かうのですが…
金沢八景駅 駅
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鎌倉からやってくる金沢八景駅行のバスの折り返し便が、なかなかやって来ませんでした。
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結局、金沢八景駅16:44発のはずでしたが、17:09発となってしまいました。
発車した後も金沢八景側と鶴岡八幡宮近くの渋滞がひどく、鶴岡八幡宮の東側にある大学前バス停には17:10到着の予定でしたが、結局17:50到着となってしまいました。これは三笠公園から横須賀駅までバスで行って、横須賀線に乗るべきだったな…。 -
本当は鶴岡八幡宮の境内の入り口にある、八幡前バス停で降りたかったのですが、そこまでの道路も混んでいるように見えたので、1つ前のバス停で降りました。境内に横から入り、すぐに舞殿の近くまで来れました。
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これが公暁が隠れて源実朝を暗殺した大銀杏ですね。といっても2010年の台風で倒れてしまって、今は切り株だけなのですがね。
鶴岡八幡宮 寺・神社・教会
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八幡宮の八の字ですが、2羽の鳩が向かい合っている形になっています。石清水八幡宮でも同様に鳩が向かい合っていました。
鶴岡八幡宮 寺・神社・教会
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お参りを済ませて、暗くなってきた舞殿まで戻ってきました。この時間に鶴岡八幡宮に来たことはありませんでしたが、かなり多くの人(外国人含む)が訪れていました。
鶴岡八幡宮 寺・神社・教会
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鶴岡八幡宮の境内の入り口の三の鳥居です。もう真っ暗です。
鶴岡八幡宮 寺・神社・教会
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このあたりから鶴岡八幡宮の舞殿と本宮を拡大撮影しました。ライトアップされていて、なかなか見ごたえがありますね。
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鎌倉駅前までは道路の真ん中に参道の段葛が続いています。
若宮大路 名所・史跡
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途中豊島屋本店で土産用の鳩サブレーを買い、鎌倉駅前まで歩いてきました。
鶴岡八幡宮 寺・神社・教会
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夕飯は鎌倉駅近くのアイザ鎌倉内、浜辺料理仕立屋で食べました。頼んだ定食はアジフライがついているはずでしたが、アジフライが切れていたそうで、本来1枚の鎌倉ハムカツが2枚になりました。鎌倉ハムカツなかなか良い味ですね。
鎌倉 仕立屋 小町通り グルメ・レストラン
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鎌倉駅に来ました。これから普通列車を乗り継いで帰ります。
鎌倉駅 駅
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君津行の普通列車です。久里浜始発のこの列車は、東京湾の周りを東京経由でぐるりと周りますね。というか久里浜からだったら、東京湾フェリーの方が早く君津に着くかな?
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大船からは東海道線の小田原行に乗ります。JR東日本管内の東海道線は藤沢~平塚の間で乗降する人が本当に多く、その東側と西側では車内の混み具合に大きな差が出ます。大船の時点では着席など考えられない程の混み具合でしたが、平塚から先は空席ばかりです。
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小田原で先行して走っていた普通列車伊東行に追いつきました。これで熱海まで向かいます。
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熱海で最後の列車、普通列車静岡行に乗り、それぞれの最寄駅に帰りました。
前後編と分けた三浦半島の旅行記は以上です。三浦半島、なかなか良い場所です!(ただ、交通系ICカードに対応している店舗が今回行った場所だと豊島屋しかなかったのが残念でしたが…。)新型コロナウイルスの影響でできなかったこともあるので、いつか再チャレンジしたいと思います。一緒に行った友人には、僕が旅程をちょこっとハードにしてしまったというのに、ずっとついてきてくれて感謝しています。とても楽しい時間を過ごせました。
↓オレンジ0020のおすすめ旅行記!
旅行記グループ 2019-12 4日間のひとり旅!山陰東トレース旅! 全8冊 - 旅行のクチコミサイト フォートラベル https://4travel.jp/travelogue_group/26584
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねもさん 2020/06/20 18:14:16
- 初めまして
- オレンジ0020さん フォロー&ご投票ありがとうございます。
なんちゃらウイルスのせいでえらい騒ぎになりましたが、お友達と三浦半島をめぐることができて、有意義な春休みだったことと推測します。
こちら方面は、15年くらい前に一度訪ねただけです。
どこそこまで00分っていう表示はだいたいゆるゆるの設定なので、ちょっと急げば大丈夫だよね? 前編の展望台やまぐろ丼も楽しく拝見しました。
3年前に登録するまで知りませんでしたが、4トラベルって高齢者が多い(私もその一人ですが、笑) 10年以上前の山みたい。
オレンジ0020さんはずば抜けて若い。こんな若い方と交流できるなんてうれしいです。
山もこの10年ほどは若い人がすごく多くなって、その若者たちがみな清々しくて私のような爺さんにも優しくて、涙が出そうです。
どうぞ良い旅を続けて、また旅行記アップしてください。お待ちしています。
- オレンジ0020さん からの返信 2020/06/21 16:32:30
- Re: 初めまして
- ねも様、コメントありがとうございます。また、フォロー&旅行記を読んでいただきありがとうございます。
僕は、ネットを駆使して事前に細かく調べてから旅を実行に移す…という、いわゆる現代っ子の若造です笑 4トラにはあまり若い人がいないのはちょっと意外でしたが、旅行についても人生についても多くの経験を積んでらっしゃる大人の皆様の旅行記からは学ぶことがとても多いです。こうして交流できていてとても楽しいです。
ねも様の旅行記を拝見しますと、山とスキーの旅行記が中心のようですね。僕はこれまで旅行記にはしていませんが、スキーが趣味の1つなのでとても楽しく読ませていただいております。山についても登山経験はほとんどありませんが、いつか寺社巡り(出羽三山等)と合わせて挑戦してみたいと思っているので、参考になっています。
これから先の旅行記投稿ですが、しばらくは本格的にはできそうにありません。某ウイルスで春休みにあまり旅行に行けないまま高三になってしまいましたので…。もしかしたら過去の旅行についての旅行記を投稿するかもしれませんが、本格投稿は早くて次の春からになると思います。どうかそれまでお待ちください。ねも様の山やスキーの新しい旅行記も、楽しみに待っています。
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