2019/07/14 - 2019/07/15
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RAINDANCEさん
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静岡県東部、伊豆半島の真ん中の伊豆市にある修善寺温泉を訪れました。平安時代に弘法大師が開いたとされる修善寺の近辺に湧く温泉です。鎌倉時代には源氏と北条氏の権力闘争の舞台となり、鎌倉幕府二代将軍の源頼家暗殺の地としても知られています。
★ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの2つ星にも輝いたという、コンパクトな温泉街を散策。
★修善寺観光の後は、相場の高い修善寺温泉は避け、近郊の梅木温泉へ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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伊豆半島へ向かう定番ルート、東名高速から伊豆縦貫道。
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伊豆中央道を経て…
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…さらに、修善寺道路を経て…
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…修善寺温泉に着きました。
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修善寺近くの有料PにIN。
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ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの2つ星に認定されたという修善寺温泉、伊豆半島最古とされる温泉です。
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修善寺川(桂川)の川中にはシンボルの四阿(あずまや)と、足湯の独鈷(とっこ)の湯。
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その真横に「福地山 修禅寺」があります。
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百度石。お百度参りにおける本堂との往復の目安。
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御手水。
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御手水のドラゴン。
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大同2年(807年)に空海が創建したと伝えられるこの寺は、源範頼と源頼家が幽閉されたのちに殺害された地としても知られています。現在の本堂は明治16年(1883年)に再建されたものです。
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修禅寺の隣にあるのが「日枝(ひえ)神社」。
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修禅寺と同じく大同2年(807年)に、修禅寺の鬼門の鎮守として弘法大師によって創建された「山王社」がはじまりで、明治の神仏分離によって修禅寺より分離されたとのこと。
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拝殿。
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「子宝の杉」。
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川沿いの「独鈷の湯公園」へ。
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公園の全景。
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公園から見る独鈷の湯。
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公園の中にある、湯掛け稚児大師像。
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公園内の熊野権現。
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こちらも公園内の弘法の湯。
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続いて「指月(しげつ)殿」へ。
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北条政子が、実の子でありながら不憫な生涯を送らせてしまった頼家の冥福を祈って修禅寺に寄進した経堂で、伊豆最古の木造建築物とされています。
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堂内の「釈迦如来座像」。蓮の花を持った、禅宋式という珍しい様式だそうです。
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指月殿の傍らに、源頼家の墓。
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階段下にある「お伺い石」。
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源頼朝の子だった頼家は、正治元年(1199年)に鎌倉二代将軍となり、源氏の実権回復のため比企能員と組んで北条氏討伐を目論見ましたが、返り討ちに遭い修禅寺に幽閉され暗殺されてしまいました。
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頼家の墓の横に開けた場所。
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ここに、頼家の家臣だった「十三士の墓」が佇んでいます。主君の仇討を企んだものの、事を起こす前にバレてしまい討ち取られてしまったのだとか。元々は近くの高台にあったものが、2005年の台風被害の際にここに移設されたそうです。
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指月殿の参道には、渋い彫り物の店「修善寺彫 松丘」。
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ビーフシチューと蕎麦の店、隣はタピオカ。
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有名な温泉街には大抵一軒はある遊技場。すでに廃業かな?
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隣のカフェ。修善寺温泉の温泉街は、思っていたよりとてもコンパクトです。
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そば屋の脇道を川の方へ向かうと…
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地元では「桂川」と呼ばれる修善寺川。
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川沿いの和風旅館…風情があっていいですね。
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桂川にかかる「桂橋」。
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この辺りに、今や修善寺温泉の定番となった「竹林の小径」があります。
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平成6年(1994年)から3年間を費やして整備されたという散策道。
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長さ100mにも満たない短い小路、中間地点に休憩エリアが設けられています。狭いエリアに小京都の雰囲気を醸し出すため工夫されたスペース…過度の期待は持たない方が良いです。
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桂川と竹林。
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小径を進んでいくと…
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小路沿いにある「ギャラリーしゅぜんじ回廊」。
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作家の島木健作が短編 ”赤蛙”の構想を得たところといわれる「赤蛙公園」。ここら辺りで引き返すことにします。
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戻りがてらに独鈷(とっこ)の湯。
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最後に寄ったのは「筥湯」。修善寺にかつてあった7つの外湯のうちのひとつで、平成12年(2000年)に共同浴場として復活したそうです。これにて、1200年の歴史を持つ温泉の町であり、伊豆の小京都とも称される修善寺の街歩きを終えます。
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修善寺観光に行くのだから修善寺温泉に泊まろうかとも思ったのですが、やたら相場が高いので少し離れることに。修善寺から5kmほどの「中伊豆 大見の郷」へ。
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以前泊まった梅木温泉が良かったので、再びその近辺へ。「民宿旅館・お食事処 いけの」が、この日の宿です。
以前の梅木温泉の旅行記はこちら。
https://4travel.jp/travelogue/11392486 -
お食事処なので、フロントというか受付もこんな感じ。
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客室。
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バス・トイレは無いですが、冷蔵庫はあったりします。
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共同のトイレ。
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洗面台含めた共同スペース。
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さっそく風呂へ。宿自慢の岩風呂。ただ、湯は梅木温泉ですが源泉かけ流し放流ではなく循環併用?
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洗い場。
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風呂の後は夕食です。
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伊東や沼津から仕入れているという魚介。
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伊豆に来るとよく見かけるのがこの日本酒「あらばしり」。
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焼き物も鍋も…
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天ぷらも付くボリュームのある夕食でした。
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締めのごはん。
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デザートもしっかりついています。ごちそうさまでした。
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翌朝…宿から望む大見川。
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朝食もボリュームたっぷり。食事処だけに食事は良い民宿でした。温泉の泉質にもう少しこだわれば、また来たい民宿になるのですが。
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そろそろ、修善寺と梅木がある伊豆市を後にします。
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平安時代に弘法大師が開いたとされる修善寺と修善寺温泉(弘法大師=空海の開湯伝説は、宗教色の濃い平安以前に作られたものらしいが)、1200年の歴史を持つ伊豆の小京都、伊豆半島最古の古刹・古湯として人気です。
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