バーゼル サイクリング タコとニラの印象

2007/04/22 - 2007/04/22

バーゼルでは旧市街にほど近いエリアの築100年という木造住宅の1階を、ルーム（ハウス？）シェアしていて、1年のうち10ヶ月くらいシェアメイトだった上海出身のルーちゃんには大変仲良くしていただきました。私がイギリスだスペインだギリシャだフィンランドだと旅行しているのに対し、ビザが無いから国外には行けないと言ってバーゼルの街やスイス国内を追究していた彼女に、ガイドしてもらったサイクリングの記録です。

ちなみに、日本では自転車が欠かせない生活を送っている私ですが、スイスではトラムとの共存が怖くてなかなか自転車に乗る気にはなれず、これが唯一のサイクリングでした。地元の若者でも、「自転車はトラムの線路で滑って危ないから僕は乗らない」なんて子もいました。
普段から車やバイクに乗る人で四方八方に注意を払うことができ、スピード狂でなければ、安全に乗ることができると思います。レンタルできる自転車もしっかりしたものでしたので、バーゼル散策に活用してみてはいかがでしょうか。

エリア バーゼル(スイス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自転車
• 旅行の手配内容: 個別手配

バーゼルのスイス国鉄駅の地下でレンタサイクル。
ドイツ語で自転車はFahrradですが、スイスではドイツ語圏でも自転車のことをフランス語でveloと呼びます。
バーゼルはドイツだけでなくフランスとも接しているので、街中にフランス語も飛び交っていましたが。

バーゼル中央駅 駅

貸し出ししていた自転車はシマノのもの。走りやすかったです。

ルーのおすすめスポットその1。花の直売所、というか、自分で摘んで行くスタイル。しかし、花の時期は終わりかけでした。

バーゼルは鉄道も便利ですが、町の中心部からバスで15分で空港にも行けてしまうという、とっても旅行に便利な場所。
バーゼル（ミュールーズ）空港にはeasyJet等多数の格安航空が発着していて、街の空はいつも飛行機雲だらけだった印象。不思議とうるさくはありませんでしたけど。

駅から旧市街と逆方向に向かうと、サンクトヤコブパルク（Sankt Jakob Park）があります。FCバーゼルのホームスタジアムです。
サッカーの試合がある日のバーゼルの街は、阪神戦の尼崎に近いものがありました。

ルーのオススメスポットその2。スタジアムからほど近いパークイムグリューネンというところでピクニック。
広い公園で、レストランもあります。最近、夏に野外音楽祭をやっているようです。
ここはバーゼル郊外のミュンヘンシュタインという自治体になります。

まだ4月ですが、かなりみなさん焼いています。

芝生の広場には蛸みたいな遊具がありました。

このサイクリングのメインの目的は、夕食の食材となる草の採取。なんの草だか知りませんが、これが「ニラ」のように調理できるのだ！と、たくさん摘んで帰りました。

場所が飛びまして、ライン川の向こう、時計市で有名な「メッセ」です。
このときはちょうどバーゼルワールド（あの世界最大の時計宝飾見本市）直後でした。2020年はバーゼルワールドも中止…

メッセの目の前にあるホテルは、メッセ期間中はとってもお高いですが、それ以外の時期はリーズナブルに泊まれます。旧市街の雰囲気は味わえませんが、近代的なしっかりとした設備と素敵な夜景で、普通にゆっくり休みたいときにおすすめです。

Hyperion Hotel Basel ホテル

ライン川

いつも、街灯が紐で吊ってあるのが気になっていました。