2020/02/20 - 2020/02/25
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brutishdogさん
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自身2度目のオーストラリア、今回は西海岸のパース周辺を旅します。
前編に続き、この後編ではインド洋に浮かぶロットネスト島を訪れ、「世界一幸せな動物」と言われる可愛いクオッカたちと戯れます。さらにフリーマントルの週末マーケットを散策し、インド洋に沈む美しい夕陽を堪能。ナンバン国立公園にあるピナクルスはまるでSF映画の舞台のような奇景で、自然の造形の不思議さと素晴らしさを再認識しました。
滞在中、現地のニュース番組では必ず新型コロナウィルス関係がトップで報じられていましたが、一方で街中の一般人は拍子抜けするほど無関心というか危機感がありませんでした。現地人でマスクをしている人は全くみかけませんでしたし(もっとも健康な人が予防的な意味でマスクをする文化があるのはアジアくらいだそうですが)、こちらがアジア人だからと避けられたりすることもありませんでした。おかげで楽しく旅をすることができましたが、帰国後はオーストラリアも色々と規制を強化しているようです。いずれにしろ、旅好きの身としては早く収束してほしいものです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船 徒歩 飛行機
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パース旅の後編、まずは港町であるフリーマントルへ移動。インド洋に浮かぶロットネスト島へのフェリーはここから出ています。
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約45分の海の旅の始まりです。
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船内の売店はこんな感じ。やっぱクオッカを推してますね~。
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ロットネスト島に到着です。桟橋から島に上陸するところでは、クオッカのパネルがお出迎え。
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港の近くにはカフェや土産物屋、スーパーなどが集まるエリアがあり観光客で賑わっています。
クオッカは人懐こく人間の生活圏内でも普通に闊歩していますので、このエリアでも見かけます。 -
島にはクオッカ撮影のコツを解説した看板まで立っています。
「クオッカには触らないでね」
「無理に近づかずに、クオッカの方から近づいてくるのを待ちましょう」
「餌や水をあげないでね」
などの注意書きが。よい子はこれを守って楽しく撮影しましょう。
上陸して右側にある店舗のあるエリアを抜けそのまま数分歩くと、交番の先にちょっとした林になっている場所があります。その中に… -
イチオシ
クオッカいたあああ! さっそく撮影。
クオッカはその口角が上がっていてまるで笑っているように見えることから「世界一幸せな動物」とも言われています。笑顔に見えるように撮るには、カメラを低く構えて水平あるいは少し下から撮るのがコツです。
とはいえ、いくら人懐こいといっても相手は動物ですので、なかなかじっとしていてはくれません。看板の注意書きを守って、気長に撮影しましょう。 -
イチオシ
これが今回撮影した中で一番笑顔に見える写真です。カワイイ。
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スーパーやカフェなど食品を扱う店舗の入り口には、クオッカ除けの扉がついています(笑)。
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これは笑顔ではありませんが、つぶらな瞳がカワイイ。癒やされます。
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たまに目つきの悪い子もいます(笑)。ご機嫌悪かったのかな?
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ロットネスト島の観光資源としては、クオッカ以外にも白い砂浜や澄み渡る海などの風景が美しく、マリンスポーツやサイクリングも楽しめるようです。
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観光客が宿泊できるようなロッジというかコンドミニアム的な施設もあるようです。島内のスーパーで食材を買ってきてバーベキューを楽しむ宿泊客の姿も見られました。
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クオッカに別れを告げ、ロットネスト島を後にします。楽しかったな~。
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フリーマントルに戻り、週末限定で開いているマーケットへ。
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マーケット横の広場では、アクロバティックな出し物をやっていました。ラートにも似てるけど、輪っかが二重じゃないからちょっと違うな…。
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マーケットの中では新鮮な果物やそれをその場で絞ってくれるジュース、お茶や蜂蜜、衣類や雑貨など色々な物が売られていました。
私はスイカのジュースを飲んで、あとはお土産としてマカダミアナッツを買いました。マカダミアナッツといえばハワイが有名ですが、原産国はオーストラリアなのだそうです。別に現地スーパーのWoolworthsのPBのマカダミアナッツを自分用に買っていましたが、このマーケットではちゃんとしたお土産になるナッツを改めて購入。 -
この日の宿は、マーケットから徒歩数分のエスプラネードです。広い敷地に建てられた低層階のホテルで、白亜の外観が素敵です。
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入ってすぐのところに開放的なバーとレストランがあります。
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お部屋です。広くて快適なのですが、1階だったのでカーテンを開けると通行人から部屋の中を見られてしまうのが難点。まあ夜寝るだけなので、ずっとカーテンを閉めていれば気になりませんけどね。
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トイレと洗面所。清潔で快適です。
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アメニティもきっちり揃っています。
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このホテルも浴槽があり、落ち着いてお湯に浸かれました。
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中庭にはプールもある、素敵なホテルです。
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フリーマントルには、天使のマークでおなじみのLITTLE CREATUREビールの醸造所がありました。
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近くのレストランでムール貝とガーリックトーストをHAHNビールとともにいただきました。
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イチオシ
夕食後、フリーマントルの港からインド洋に沈む夕陽を鑑賞。
飛び交うカモメをうまく収めたベストショットが撮れました。 -
翌日、白い砂が美しいランセリン砂丘へ。以前訪れたサハラ砂漠の砂は赤かったですが、砂漠/砂丘といっても場所によって全然違い、それぞれの美しさがありますね。
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レストランで昼食を取ります。ここでもムチ打ち150回を頼んで…
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ロブスターとともにいただきます。
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いよいよこの旅最後のハイライト、ピナクルスへ。左に行くと土産物屋や資料館っぽい建物があり、正面がピナクルスです。
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黄色い砂漠に数十cmから数mの無数の岩が立つ、ピナクルスの奇景が目の前に。これには感動しました。
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イチオシ
砂地まで降りて、岩岩の間を縫って歩くことができます。
まるでSF映画に出てくる異星の砂漠のような、異様な空間です。
これが人工物でなく自然の造形なのですから、自然って本当に偉大ですよね…。 -
穴の空いた岩もありました。
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イチオシ
生涯で二度と見ることがないかも知れない絶景を、写真とともに心にも焼き付けます。
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雷が鳴って黒い雲が出てきたので、そろそろ引き上げます。
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土産物屋を物色してから、ピナクルスを後にしました。
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ここからは「オーストラリアの道沿いで見かけるもの」のミニ特集。
まずは「カンガルー注意」の看板。オーストラリアでは定番ですね。 -
カンガルーに限らず「色々な動物注意」の看板。
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前編でも紹介した「本日の火気注意指標」の看板です。
その日の気温や湿度を元に、どれだけ火気に注意すべきかを表示します。危険度が高い日は火気の使用が禁止されます。前編で紹介したのは人間が針を動かしに来るアナログ式のものでしたが、これは電光掲示板になっています。上部にソーラーパネルっぽいものがついているので、通電の必要はないのでしょう。 -
工事などで片側車線を相互通行する場所に立っている「ロリポップマン」。
「STOP」表示で車を止めておいて、対向車が通り過ぎると看板を「SLOW」に裏返して通してくれます。
「ロリポップ」はいわゆるペロペロキャンディーで、この人が持っている看板をキャンディーに見立てたカワイイ愛称です。単純労働ではありますがオーストラリアの過酷な気候条件の下でずっと立ちっぱなし(交代はありますが)の激務ですので、給料は悪くないそうです。 -
そういった道沿いの看板類を楽しく眺めながら、パース空港へ。
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楽しかった旅の思い出を脳内で反芻しながら、チェックインを済ませます。
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復路もANAの直行便です。同じスターアライアンスであるニュージーランド航空のラウンジを使わせていただきます。
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ラウンジ内は雰囲気も良く利用者も少なくて、快適です。
洗面所内にひとつだけですがシャワーブースもありました。 -
各種のフードやドリンクが並んでいます。目移りしちゃうな~。
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フルーツやスイーツ系も充実しています。
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お酒類。ビールなどは瓶や缶で下段の冷蔵庫に入っています。
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オーストラリアの銘柄があまりなかったので、ベルギーのビールですが以前ロンドンで飲んで美味しかったSTELLA ARTOISをいただきます。牛肉の煮込みにサンドイッチ、チーズ類とともに。
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時間が来て搭乗し、ほどなく機内食が出てきました。鶏肉の乗った丼で、美味しかったです。
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夜通し飛んで、翌朝に成田へ。
今回の旅行は、出発するまではコロナ禍のせいでどうなるかと心配していましたが、結果的には影響もなく無事に終えることができました。昨年訪れたシドニーもそうでしたが、オーストラリアは英連邦でありながら人々は米国的に陽気で親しみやすい気質で、良い旅行になりました。
今回は都市部の街歩きよりも奇景・絶景を見るために郊外を多く訪れましたので、大量のハエに悩まされました。特にピナクルスなどの乾いた土地だと、人間の口や目のようなほんの少しの水分に対しても突っ込んでくるのでタチが悪いです。虫除けの薬もあまり効果がなかったので、帽子からヴェールのように垂れ下がる網状の虫除けがあるとよかったかもしれません。
まあそんなこんなもひっくるめて、また機会があればオーストラリアを訪れてみたいと思う旅になりました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ba-ba35さん 2021/06/01 12:41:48
- はじめまして
- 中々旅行へ行けないので、皆さんの旅行記を眺めて楽しんでいます。
オーストラリアへは未体験ゾーンなので、いつか行く時の為に、読ませていただきました。
とても乾燥をしていて、口や目に虫が入る為、帽子にネットがあったらなど、体験された貴重なアドバイスありがたいですね。コロナ禍の折、ご自愛ください。
- brutishdogさん からの返信 2021/06/04 08:18:45
- Re: はじめまして
- こんにちは。コメントをありがとうございました。
私はオーストラリアは東海岸のシドニーと、この旅行記のパースの2度訪れています。パースには一昨年の秋に成田からANAの定期便が就航しました(残念ながら今は休止しているようですね)ので以前よりはかなり行きやすくなったと思います。コロナの状況が落ち着いたら、ぜひ楽しいオーストラリア旅行にお出かけください。
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- mikaさん 2020/03/19 09:31:16
- パース最高ですよね
- brutishdogさん
こんにちは^ ^
いいねありがとうございます!
旅行記拝見させて頂きましたが、私の行ったパース旅行とはまた一味違う楽しみ方をされていたので、brutishdogさんの旅行記をみてまた行きたくなっちゃいました^ ^♪
パース市内をあまり見て回れていないので、ブラックスワンも見れてないですし、ロンドンコートも存在も初耳でした笑
でも本当にいいところで見所もたくさんありますし、楽しいですよね^ ^
コロナの影響で旅行好きには辛い時期となっておりますが、またの旅行記楽しみにしております♪
mika
- brutishdogさん からの返信 2020/03/19 19:43:49
- Re: パース最高ですよね
- mikaさん
コメントと「いいね」をありがとうございます。mikaさんの旅行記を拝見して、私と同時期に同じ場所に行かれてそしてとても楽しんで来られたようですので「いいね」させていただきました。往路のANAの機内食まで同じで「あ、これ食べた(笑)」となりました。
旅行記のタイトル通り、本当にアグレッシブにあちこちへ動物たちに会いに行かれたのですね。コアラを抱っこしてこられたのは羨ましい限りです。シドニー(去年行きました)やメルボルンなど条例により抱けないところも多いので、私も今回パースのこの機会を逃すべきじゃなかったかなあ。従姉妹さんとも良いコンビとお見受けしました(笑)。
私も普段の旅行は個人手配派なのですが、今回は諸事情によりツアーを利用しました。もしもう一度行く機会があれば、今度はmikaさんのように個人手配で楽しみたいと思いました。
コロナは本当に早く収束してほしいですよね。健康に気をつけて、また次も楽しい旅行記をお待ちしております。
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