2020　今回は二人ダナン、ホイアン、フエ　4日目フエ

2020/02/24 - 2020/02/28

2月27日（木）
今日もベルトラさんの「世界遺産フエ＋リバークルーズ」に参加します。
朝から夕方までのコースです。
参加者は5名。マイクロバスなのでゆったりバス旅です。
催行旅行会社はサザンブリーズさん。
夕方ホテルへ戻り、シャワーを借りてから空港へ。
深夜便で仁川経由で帰国します。

08：00　ホテルロビー
　　　　 カイディン帝廟
ティエンムー寺
ドラゴンボート
グエン朝王宮
フエ宮廷料理
16：00　ホテル解散
23：15　ダナン空港　　　KE464

エリア フエ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

早起きしました。6：45朝食です。
今日の麺はフォーにしました。
マンゴージュースとグアバジュース。マンゴーソースのヨーグルトと今日も朝食盛り盛りです。

ノボテル ダナン プレミア ハン リバー ホテル

今日のフルーツは竜眼がありました。

朝食を早めに済ませて、チェックアウト。
スーツケースを預けて、帰りの空港への送迎を予約します。
あと、出発前に着替えとシャワーを借りれるかを確認。

昨日のツアー参加者の方もロビーに到着しており、8：00フエへ向けて出発です。

ノボテル ダナン プレミア ハン リバー ホテル

ハイヴァン峠を回避するトンネルが日本の技術により建設され、ダナンーフエ間は安全に通行でき時間も短縮されたとガイドさんの説明。
フエまでの道中は沿道の畑や田んぼを眺めたり、統一鉄道の列車が並走している様子を眺めたり、ローカルな街中の様子を眺めたりしているうちにフエに到着。
10：00前にカイディン帝廟を見学です。
ガイドさんから入場チケットを受け取りました。

カイディン帝陵 建造物

いきなりの上りの階段です。

フエは1802年に成立し1945年まで存続した阮朝の都が置かれた古都で、同市郊外には歴代の王の廟があります。
カイディン帝廟は第12代皇帝カイディン帝（在位1916～25）の陵墓で、応陵と称されています。
応陵は1920年に起工、カイディン帝が1925年に崩じたあとも造営を続け、1931年に完成と11年掛けて建設されました。

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝陵 建造物

碑亭は皇帝の功績が書かれた碑石（聖徳神功碑）が置かれています。龍の装飾の瞳にはフランスワインの底が使われています。

カイディン帝陵 建造物

拝庭の石像は文官・武官のの後列にいる兵士像は靴をはいていません。

カイディン帝陵 建造物

碑石。

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝陵 建造物

啓成殿は壁面の装飾が美しい殿内に礼拝堂と墓所がおかれています。

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝陵 建造物

天井の九龍が描かれ、壁面はすべて華々しく彩られたモザイク装飾が施されています。この部屋にはカイディン帝が崩じた時刻でとまっている時計があります。

カイディン帝陵 建造物

天井の九龍。

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝像は金箔が施された像で、像の地下9mに皇帝の遺体が安置されています。

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝陵 建造物

遺影が飾られています。

カイディン帝陵 建造物

遺品も展示されていました。

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝陵 建造物

カイディン帝陵 建造物

次はティエンムー寺です。
こちらも階段が・・・。

ティエンムー寺 寺院・教会

ティエンムー寺院は1601年に建立されたフエで最も古く美しい寺院です。

慈仁塔は3代ティエウチー帝が1845年に建てたもので、高さ21mある八角形の七層の塔は仏教で悟りを意味する蓮を象っています。各階には仏像の坐像が安置され、過去七仏（釈迦如来までに登場した7人の仏陀）をあらわし、最上部には釈迦如来像が安置されています。

ティエンムー寺 寺院・教会

六角碑亭・六角大鐘楼は慈仁塔の左右後方にあり、左が六角大鐘楼、右が六角碑亭です。鐘楼には1710年に鋳造された高さ2.5mのフエで最も大きい大鐘があります。碑亭には1715年につくられた石碑があります。どちらも広南朝6代グエン・フック・チュー王によってつくられたものです。

ティエンムー寺 寺院・教会

とある老婆がこの周辺に住む人々に「いずれ支配者がここに現れ、塔を建てることだろう」と予言したという伝説があり、その老婆は天女ではないかということから「天女の寺」とも呼ばれています。

ティエンムー寺 寺院・教会

ティエンムー寺 寺院・教会

大雄殿はティエンムー寺の本堂で、三尊仏がおかれています。この仏像は1815年に鋳造されたもので、タイソン朝を破り、ザーロン帝を助けたポルトガル人のジーン・デ・ラクロイスによるものといわれています。

ティエンムー寺 寺院・教会

ティエンムー寺 寺院・教会

ティエンムー寺 寺院・教会

ベトナムが南北に分かれていた戦争時代、フエは南ベトナムに属していました。その当時ゴ・ディン・ジェム政権はキリスト教徒が多く、仏教に対して弾圧的処置をとっていました。1963年6月11日ティエンムー寺のティック・クアン・ドック僧侶はその弾圧に抗議し、サイゴンまで車で行き、アメリカ大使館前で自らガソリンをかぶって焼身供養を行ないました。燃え盛る炎の中で絶命まで姿勢を崩さなかった様子は国際的に衝撃を与えました。さらに副大統領夫人マダム・ヌーは、これを「僧侶のBBQ」と批判したため、国民から非難が高まり、後の軍事クーデターによってゴ・ディン・ジエムが殺害される一因となりました。

ティエンムー寺 寺院・教会

寺を下りるとフォン川に出ます。

ドラゴンボート 船系

川沿いにはドラゴンの飾りが舳先にあるエンジンボートが多数停泊しています。

ドラゴンボート 船系

どのボートでもよいわけではないみたいで、ガイドさん指定のボートがあるようで、川中にいたボートに声をかけて接岸し乗り込みます。

ドラゴンボート 船系

乗船して暫くするとおばさんが「乗船ありがとうございます。お土産を船内で買ってくれたら私たちの生活が助かります。」と日本語で書かれたボードを持ち、参加者を回って船内に置いてあるお土産を買ってとセールスしてきます。
Ｔシャツやストールなどがありますが、質はかなり悪いです。

ドラゴンボート 船系

着岸し、足元の悪い土手を上るとバスが待っています。

ドラゴンボート 船系

続いてやってきたのは、阮朝王宮です。
駐車場からしばらく歩きます。
フラッグタワーが見えてきました。

フラッグ タワー 建造物

多分トゥオントゥ門？
ここまでの道中は、車やバイクの往来が多いです。

トゥオントゥ門 建造物

四季を表す4台、中国の五行思想を表す5台、合わせて9台の未使用の大砲があります。
ベトナムで9は大変良い意味を持つ数字です。この霊力で王宮を守るために設置されたもので、戦闘用ではないそうです。

大砲 モニュメント・記念碑

トゥオントゥ門 建造物

1807年、初代ザーロン帝の時代に木製で建てられたものの、その後何度か倒壊し、現在あるのは1969年ベトナム戦争中にコンクリートで再建されたものです。見張り台と砲台を兼ねるフラッグタワーは戦争時に米軍とベトコン（南ベトナム解放戦線）の間で激戦地となり、テト攻勢では争奪される度に掲げられた旗がたびたび変わったそうです。

フラッグ タワー 建造物

タワーは高さ29ｍあります。
台座は17ｍあり三層になっています。上段が「天」、中段が「地」、下段が「人」を意味し、これは荀子の三才思想に基づいています。

フラッグ タワー 建造物

阮朝王宮の入場チケットです。

阮朝王宮 城・宮殿

王宮門は王宮の南に位置する正門で高さは約17m、幅は約58mあります。
1805年に初代皇帝ザーロン帝により築かれた見張り台「南関台」を2代皇帝ミンマン帝が改築し1833年に建てられました。

王宮門 (午門) 建造物

コの字型の門に5つの入口があり、中央が皇帝と各国の大使、向かって右（右夾門）が文官、左（左夾門）が武官のための入口です。そのさらに両端にある2つの入口（右闕門、左闕門）は兵士・馬・象が使用していました。男性だけがこの門からの出入りを許されており、皇后であっても他の門を使用しなければなりませんでした。

王宮門 (午門) 建造物

王宮門 (午門) 建造物

王宮門 (午門) 建造物

太和殿は1805年にザーロン帝によって建てられ、その後1833年にミンマン帝が改修しています。ベトナム戦争中の1968年テト攻勢で完全に破壊されてしまいました。その後、1970年に再建されました。
殿の前にある拝庭には官吏が地位の順にならび、その位置に役職（正一品など）がかかれた石碑が置かれています。

太和殿 城・宮殿

太和殿では皇帝の即位式などの朝儀がおこなわれました。女性は決して立ち入ることができず、皇后も例外ではありませんでした。内部には皇帝の玉座がおかれ、80本の柱には皇帝を象徴する龍の装飾が施されています。建築はベトナムの伝統建築である2棟連棟形式（前殿と正殿を回廊で繋ぐ方式）で建てられています。

太和殿内部は、撮影不可でした。

太和殿 城・宮殿

阮朝王宮 城・宮殿

銃弾の跡がたくさん見られます。

阮朝王宮 城・宮殿

高級官吏の詰め所であった建築物です。太和殿をぬけて、向かって左が右廡、右が左廡になります。右廡は武官が左廡は文官がそれぞれ使用していました。

右廡、左廡 建造物

奉先殿は主に阮朝の皇后を祀る廟所でした。現在は戦火により消失し基礎のみが残っています。

阮朝王宮 城・宮殿

阮朝王宮 城・宮殿

阮朝王宮 城・宮殿

阮朝王宮 城・宮殿

紫禁城は王宮内部の宮殿地域で皇帝の政務および生活区画として王宮内の他の施設と分け隔てて1804年に建設されました。
周囲約1km（東西342m南北308m）高さ約3mの周壁に囲まれ、主要な建物が南北方向に一直線に並んでいました

紫禁城 城・宮殿

南の大宮門を先頭に皇帝が政務を執とった「勤政殿 」、皇帝の寝所であった「乾成殿」、後宮の中心となっていた「坤泰宮」と配列されていましたが、1947年にフランス軍との交戦により失われ今はそれらを結んでいた回廊のみが残っています。

紫禁城 城・宮殿

阮朝王宮 城・宮殿

和平門。

阮朝王宮 城・宮殿

阮朝王宮 城・宮殿

紫禁城 城・宮殿

右廡、左廡 建造物

太平楼 建造物

阮朝王宮 城・宮殿

阮朝王宮 城・宮殿

阮朝王宮 城・宮殿

阮朝王宮 城・宮殿

阮朝王宮 城・宮殿

阮朝王宮 城・宮殿

顕仁門を出て、またしばらく歩いて駐車場まで。
この後、バスで移動し新市街のレストランで昼食です。

顕仁門 建造物

パンフレットではフエ宮廷料理の昼食となっています。
今日もマンゴージュースです。

カレー味の米麺でした。

ホテルには16：00頃戻って来ました。
空港への送迎バスは、19：15でお願いしています。
まだまだ時間もあるのでホテル周辺をブラブラしてみました。
気になっていたホテルの目の前にある、クルーズ船が停泊している岸壁を散策。
クルーズ船が何隻も停泊しています。

チケット売り場と思われる、プレハブが各社ごとに並んでいます。
ただ今夕方ですが、ナイトクルーズしか運航していないのかな？
売り場は無人状態です。

どこの会社も多分150,000ドンのようです。

ホテル周辺のカフェも探しましたが、結局昨日利用したホテル目の前のカフェで時間つぶし。
外のテラス席で1時間程ダラダラと。

ダナン スーベニア & カフェ お土産店

ホテルに戻って来ました。
預けていた着替えを入れていたバックを受け取り、5Ｆのジムのカウンターへ。
5Ｆへはルームキーが無いとエレベーターが動かないので、係員にお願いしてボタンを押してもらいます。
サウナとシャワーを借りて、着替えました。
出発まで時間があったので、ホテルの土産物店でコーヒーを購入。

ノボテル ダナン プレミア ハン リバー ホテル

スーツケースを受け取り、空港へ。
19：15で予約していた送迎ですが、少し早めでも大丈夫でした。
ホテルのワゴン車で移動です。

ダナン国際空港 (DAD) 空港

ダナン国際空港 (DAD) 空港

カウンター受付は20：15から。
すでにＫＡＬ側の椅子は大きな荷物を持った人たちで混雑してました。
まだ時間もあるので、先に夕食をとしていましたが、あるのはコンビニぐらいの小さなお店のみです。
席が一杯なのでベトナム航空側で時間まで待つことに。
時間になってＫＡＬカウンターへ行ってみると、カートに大量の荷物を持った人で長蛇の列でした。
大量のスーツケースや段ボール箱、中には衣装ケースも。
大量の荷物でカウンターも大混乱。発券に1時間並びました。
どうやら搭乗する便の1時間後にも同じく仁川行きの便があるのですが、キャンセルになり集約されたようです。

ダナン国際空港 (DAD) 空港

発券後、直ぐに出国手続きをして、まずは免税店で買い物。
飲食店を探すもお店は少なく、ターミナルの両端にハンバーガーと香港飲茶のお店。あとは途中にパン屋さんが数店ある程度。
折角なので香港飲茶のお店で遅い夕食にしました。

時間となりいざ搭乗。
来た時と同じくやはり沖止め。機内も持ち込み荷物も多くやはり大混雑。

ダナン国際空港 (DAD) 空港