2017/02/16 - 2017/02/19
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ちゃおさん
新天地での昼食、茶店での止む地(飲茶)の試飲を終えてから、次に向ったのは上海を代表する観光スポット、ワイタン(外灘)へ向かった。外灘(ワイタン)は旧イギリス疎開地で、長江の支流、黄浦江に面していて、戦前は貨物船や客船、外航船が外海から直接ここまでやってきて、活況を呈していた。この川の対岸は浦東(プートン)地区で、30年程前までは、ペンペン草の生えている荒地だったが、今や世界に誇れる超高層ビル群になっている。上海で一番地の利の良い場所を当時の英国は弱り切った中国清王朝から暴力的に租借し、自国租界地にしたのだ。上海を第2の香港にしようと目論んだのだが、香港を植民地にした時代と違って、この時代には英国以外にもフランスや日本も力を付けてきて、上海に利権を持っていて、英国一国の意のままにはならなかった。当時上海で李香蘭などが活躍した時代だ。
英語流に呼ぶと、このバンド(外灘)は、そうした歴史を持った場所であり、川に面して英国風ビクトリア調の華麗なビルが立ち並んでいる。今でもこの場所に本店があるのかどうかまでは知らないが、戦前はここにHSBC、上海香港銀行の本店があった。似たようなビルが幾つか並んで建っていて、バンドから眺めても、どのビルがHSBCの嘗ての本店だったのかは、自分には分からない。中国が力を付けてきた今では、この堰堤をバンドとは呼ばず、中国流にワイタン(外灘)と呼ぶようになっている。イギリスの影はどんどん薄くなっていく。
このワイタンは今では綺麗な幅広の遊歩道になっている。この堰堤で1時間の遊歩時間。各々バンクの上を散歩する。お洒落な喫茶店やレストランもある。ここへ来るたびにこの場所は整備され、川向こうの浦東地区も来るたびに高層ビルが増えている。凄い勢いだ。アジアで一番高いビル、ビールの栓抜きビルも目の前に見える。それ以前のアジア一の高層ビル、東方明珠電視ビル(上海テレビタワー)もすぐ横に重なって見える。ニューヨーク、マンハッタンの景観を越えている。本当はここではなく、東京がそうなる筈だったが,バブルの崩壊で、夢は潰えてしまった。日本に代わって中国が頑張っている。
- 旅行の満足度
- 5.0
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