2020/03/06 - 2020/03/09
1位(同エリア3件中)
さとうさん
この旅行記のスケジュール
2020/03/06
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プエルト・マドリンへの旅、最終日4日目は夜のフライトまで、まる一日時間があります。
昨日バルデス半島でほんの少ししか見られなかったペンギンがメインの、プンタ・トンボへのツアーに参加。ペンギンがコロニーにいるシーズンの終盤だったので、ペンギンまみれというわけには行きませんでしたが、想像以上のシーンを目にすることができました。
その後は、トレレウの近く、ウェールズ人が開拓した緑豊かな町ガイマンで、アフタヌーンティーを楽しみ、ブエノスアイレスへの帰途につきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
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今朝も朝食のホールから日の出を眺めることができました。
Dazzler by Wyndham Puerto Madryn ホテル
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昨日と同じ8時にツアーの車がホテルまでピックアップに来ました。昨日と同じガイドのフェルナンドさん。今日のメンバーは他にオランダから来たカップル。スペイン語が話せないので、今日は英語でのガイド。でも二人は後部座席で楽しそうに会話や写真に夢中だったので、ほぼフェルナンドさんと二人でしゃべっていました。
プエルト・マドリンを出発して、トレレウ方面へ向かう国道3号線を南下。 -
途中の停車は一度だけ。トレレウ空港の直ぐ側にある、恐竜の模型です。
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見渡す限りの平原に、ぽつんと実物大の模型が。ドイツ製だそうです。このまま運ばれてきたんでしょうか。
世界最大の恐竜の像 (パタゴティタン レプリカ) モニュメント・記念碑
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「世界最大の恐竜はトレレウにいます。覚えてね」とあります。現在形なので、この模型のことを指しているのか、はたまたこのトレレウの地で世界最大の恐竜の化石が発掘されたのかははっきりしません。
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かなりシュールな光景です。
世界最大の恐竜の像 (パタゴティタン レプリカ) モニュメント・記念碑
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見上げると、びよーーん、としています。わりと楽しい。
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恐竜の写真を撮ったら、プンタ・トンボまで一気に2時間ちょっとのドライブです。トレレウの町は、端を通りかかっただけでした。ブロックのような小さくかわいらしい公営住宅がならんでいます。
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トレレウを通過してまもなく、乾いた北パタゴニアの大地を横切るチュブ川を横切ります。昨日のバルデス半島からずーっとまっ平らな乾いた草原が広がる景色ばかり眺めていたのですが、突如緑豊かな林の光景が目の前に現れました。プンタ・トンボのあとは、この川沿いにある、ウェールズ人が開拓した町ガイマンを訪れます。
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国道3号線をそれてプンタ・トンボへの支道へ折れて車を走らせると、印象的ななだらかな丘が遠くに。
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今日も砂利道は続く。昨日のバルデス半島では往復で200キロほど砂利道を走りましたが、今日は80キロほどです。
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到着です。
プンタ トンボ サファリ・動物観察
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提供はチュブ州。
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「俺についてきな、案内してやるぜ」とばかりにネコ君がやってきました。
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お言葉に甘えて案内してもらいます。
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チケット売り場で入場料を払います。昨日のバルデス半島入場料に続き、アルゼンチン居住者対象の半額ほどの割引が適用されます。
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お役目を終えて休憩に入るネコ君。
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ビジターセンターを見学。建築科の学生が設計しそうなデザインですね。
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中にはペンギンの泳ぐ海の様子を再現したジオラマや、
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プンタ・トンボのその他の生物を紹介したジオラマが。イリオモテヤマネコみたいですね。
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これはウサギにちょっとシカが入ってるような。
プンタ・トンボは岬状になっていて、その付け根にペンギンの大コロニーがあり、岬の先には各種海獣が生息しているのですが、観光客は立ち入れるのは、ペンギンのコロニーを縦断する1キロほどの遊歩道だけです。 -
窓にペンギンの行列のステッカーが。はやく本物が見たすぎます。
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「あばよ、また来な」的なトムとジェリーっぽい作風。
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というわけでペンギンのコロニーへ入ります。ルールとしては、遊歩道をそれないこと。万一ペンギンが遊歩道を横切ったら決して邪魔をしないこと。ペンギン優先です。さもないと、ペンギンはびっくりして再び巣に戻り、一から浜辺までの道のりを歩かなければならないのだそうです。大自然の不思議。もちろん触れることも禁止です。
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ガイドさんに藪の茂みや丘の斜面などを気をつけて見ていれば見つかる、と言われたのですが、ただただ草原が広がるのみ..
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海の方も景色はきれいです。ペンギンがだめでも景色を楽しみましょうか。
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!?。ペンギンより先にグアナコさんが。遊歩道ギリギリまで近づいてきました。グアナコさん、立ち姿がシュッとしていて貴婦人みたいなのですが、顔がけっこう濃くて厚化粧風味です。
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遠く海岸を望む崖にもグアナコさんが。
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遊歩道にはいくつかの木製のブリッジがかかっています。先を歩いていたツアー同行のオランダ人カップルがしゃがみこんでいて、小さな声で「いるよ、いるよ」と下を指差して教えてくれます。いました。近いですが、もっとこう、ペンギンに囲まれて、触ってはいけないのだけどペンギンの方から近づいてきてうわぁ、みたいなのを期待していたので、これだけで終わってしまうのだろうか、とちょっと不安を覚え始めます。
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遊歩道を先へ進んでいくと、別のブリッジにも同じようにペンギンが。ちょっとはみ出ています。
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おとなしいです。近づいても人間を全然怖がらないんですね。
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おお、反対側にはさらにたくさんのペンギンが。テンション上がってきます。
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すごーい。日差しが強いのか、日陰でじっとして、エネルギーをたくわえ中のように見えます。
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トドのようにベチャっとしています。
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3月はペンギンの親子がコロニーにいる最後の時期で、親ペンギンは子ペンギンのために餌を取りに海に入っているので、今見ているのはみんな若いペンギンです。毛が生え変わっているので羽毛があちこちに散らばっています。
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みんな撮影に夢中になります。
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更に先へ歩いていきます。海岸のほうを見やるとグアナコの群れが。
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丘の方にもぽつんとグアナコが。基本グアナコは群れで生活しているのですが、群れを追われた若いオスも。はぐれグアナコは哀愁を誘います。
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続いてダチョウ登場。
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高速で草をついばんでいるところです。
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子供のダチョウも親ダチョウの近くで食事中でした。レンジャーの皆さんもスマホで撮影していたので、けっこう珍しいんでしょうか。ラッキーでした。
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地面に空いている穴がペンギンの巣です。
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生え変わった羽毛がまだ体に残っています。ちょうど目付きの悪い瞬間が写ってしまいました。
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団体でベチャっとしています。
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遊歩道のほぼ終点まで歩いてきました。ガイドさんによると最後が絶景ということです。わくわく。
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ここのブリッジの下にはびっしりとペンギンが。おお。
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橋の下からはみ出ています。子供ペンギンはしょっちゅう「クシュッ」とくしゃみをするのですが、それも萌えよじれるくらいかわいいのです。
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浜辺へ歩いていくペンギン。動くとさらにかわいい。
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うわーっ。ずっとペンギンを追いかけて下ばかり凝視していたのですが、突然視界がひろがってびっくり。想像もしていなかった景色。まさにペンギンの楽園です。
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遊歩道の最後は、このペンギンが海へと飛び込んでいくビーチを一望できるようになっていました。赤Tシャツのオヤジがいい味出してます。
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というわけでデッキへ。今日もいい天気でよかった。
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若いペンギンたち。親ペンギンがエサを運んできてくれるのを待っているのでしょうか。それとも初航海を目前にして心の準備をしているのでしょうか。
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それにしても想像できなかった景色です。かなり感動しました。
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さきほどのブリッジの下にはずらりとペンギンが。
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波の音が爽快です。
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この岬の先の海岸に、アザラシやオタリアがいるそうです。
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プンタ・トンボでの滞在は1時半までと言われていましたが、ペンギンに夢中になりすぎてほぼ終了時間です。ダッシュで帰ります。
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が、とちゅうでペンギンを見つけると、ついつい撮ってしまいます。
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遊歩道しか通れないので、レンジャーの車も遊歩道のブリッジを渡ります。
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ようやく戻ってきました。
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トイレの男女の表示もペンギンです。
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このプンタ・トンボにもささやかな食堂が。もう少し早い時期に来ていれば、この写真のようにもっとペンギンまみれになれたのですが。次に来る機会はあるでしょうか。一回来てしまうと次のモチベーションは新しいところへ向かってしまうんですよね。
このあとのガイマンで昼食にしようと思ったのでなにも食べなかったのですが、オランダ人カップルが食事をしたいのことで車で待ちます。 -
引き返します。途中でガイマンへ向かう道に入っていきます。チュブ川沿いのグリーンベルトが見えてきた瞬間。木々の緑が青に見えて、一瞬大海原をながめている錯覚におちいりました。
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それまでのまっ平らな草原とは違い。ガイマンは小さな農業の町でした。
ガイマン 散歩・街歩き
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ラベンダーの畑。もっと早い時期に訪れていれば、きれいな紫色のじゅうたんが見られたことでしょう。
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町の中央広場付近に車を止めて、1時間の自由時間です。まずはチュブ川へ。カヌーを楽しんでいる人たちが。
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ガイマンではアフタヌーンティーが有名だそうです。たくさんお菓子が出るのでお腹いっぱいになるぞ、とガイドさんにすすめられて、ほんとはふつうに塩気のあるものが欲しかったのですが、せっかくなので人生初のアフタヌーンティを楽しんでみます。
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何軒かあるのですが、車を止めたところにあるガイドさんおすすめの店はオランダ人カップルが入ったので、別のところを試してみます。ラグビーのワールドカップがあったので、ウェールズのマークは日本人にはなじみが深いですね。
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庭先にはラベンダー。
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小さなティーサロンに入っていきます。ちょうど観光客夫婦が出ていったところでした。貸し切りです。
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アットホームな雰囲気。
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メニューはアフタヌーンティーセットのみ。700ペソなので1000円ほどですね。
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ウェールズっぽい装飾が壁一面に。しらんけど。
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お手洗いに立ったときに通った別室。民家をティーハウスに転用したんでしょうね。
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さて人生初のアフタヌーンティー。上の方にバタートーストやチーズのスコーンがありましたが、基本は甘いものばかり。甘さは控えめだったので、けっこう黙々と食べ続けました。それでも11個のスイーツは多すぎたので、2つほど持ち帰り用に包んでもらい、翌日朝食として食べました。ミルクティーもふつうにおいしかった。
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庭先に目をやると猫たちが思い思いにくつろいでいます。ペンギンまみれとはまた違った、予想していなかった癒やしを得ました。
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食べ終わって、ティーハウス前の中央広場を散歩。
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花の咲く樹々の植わっている、見晴らしの悪い広場でした。
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広場に面した教会。写真を撮っていると、隣の家のおじさんが「開いてるぞ」と勧めてくれたのですが、もう時間がありませんでした。残念。
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オランダ人カップルが入ったほのティーハウス。ガイマンには、あのダイアナ妃が訪れたティーハウスもあるんだそうです。もっとよく調べておいてそっちに行くんだった。
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さぁ、4日間の旅程が終了しました。再びトレレウの町の端を通過。カラフルな住宅が。
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ツアーはプエルト・マドリンへ戻りますが、途中のトレレウ空港で降ろしてもらいます。フェルナンドさんに熱く御礼をして別れます。
アルミランテ・マルコ・アンドレス・サル空港 (REL) 空港
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定刻は19:15発で21:15着なのですが、機材遅れで1時間以上の遅延。到着先のエル・パロマル空港は、騒音対策で22時以降は離発着禁止なので、遅れるとエセイサ空港に到着してしまい、家からだいぶ遠くなってしまいタクシー代もかかります。なかば諦めていたのですが、機材到着後の客さばきも、飛行時間もものすごいスピードで、かなり余裕をもって22時前に着陸しました。アルゼンチンの本気を見た気がしました。
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