東京マラソン大迫傑も増上寺往復

2020/03/03 - 2020/03/03

先日の東京マラソン、日比谷通の増上寺前をランナーは左右に往復して駆け抜けていきました。沿道での応援は自粛ということでテレビ観戦でしたが、大迫傑選手が日本記録更新、彼の頭脳的な駆け引きの結果に感動しました。

気のせいか、テレビ中継が選手より増上寺をメインで捉えていたので、少しお金の匂いがしたのですが…。正月の箱根大学駅伝でもコマーシャルに入ることなく必ず生放送で映ります。せめて一回は行っておこうと思いました。

エリア 三田・田町・芝浦(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

赤い帽子に前掛け、風車が立てられた千躰地蔵尊がずらりと並ぶ増上寺。徳川将軍家とゆかりある６００年の歴史あるお寺です。家康の勝負運からパワースポットとしても注目されています。

東京芝の増上寺前。先日は東京マラソンで大迫傑選手がここを左右に往復して駆け抜けていきました。箱根大学駅伝も同様です。ここは日比谷通、マラソンと駅伝では往路は三田で第一京浜に合流して品川方面へ南下していきます。

増上寺 寺・神社・教会

大きな朱色の門、重要文化財である増上寺三解脱門をくぐり入場します。

増上寺 寺・神社・教会

増上寺＆東京タワー。新旧共存は亀戸天神＆東京スカイツリーと瓜二つ。大殿(本堂)の屋根にキラキラしているのは金のシャチホコ？

増上寺 寺・神社・教会

左：大殿(本堂) ／中央：東京タワー ／右：安国殿 ／手前：葵御紋の灯籠

大殿(本堂)に向かって、手前の左側に観音さまがあります。詳しくは↓

説明書きが添えられています。

大殿(本堂)に向かって、手前の左側に歌碑があります。詳しくは↓

ここにも説明書きが添えられています。

その歌碑と左右対称になるように、右側にも歌碑があります。詳しくは↓

ここにも同様に説明書きが添えられています。

大殿(本堂)に向かって、手前の左側に「詠唱発祥の地」の碑があります。

大殿(本堂)に向かって、手前の右側に増上寺の梵鐘があります。

増上寺の梵鐘の説明書きが添えられています。

大殿(本堂)に向かう石段を上りきった左右に灯籠。徳川家の葵の御紋。

千躰地蔵尊。幼い子や孫への愛情の表れとして、頭を守り「赤い帽子」「前掛け」「風車」をお地蔵さまに奉納しています。この日は風が強く、風車がくるくる回っていました。※地蔵菩薩像には触らないでください。

住みついた人なつっこい猫ちゃん。逃げることはありませんでした。

左：大殿(本堂) ／中央：安国殿 ／右：東京タワー ／わたしの後：ネコ

西向観世音はここをくぐった右にあります。

西向観世音　この中にいらっしゃいます。

徳川将軍家墓所がこの奥にあります。徳川将軍家墓所は現在新型コロナの影響で残念ながら拝観できませんでした。通常であれば受付時間10:00～16:00で拝観料大人500円、高校生以下無料。

千躰子育地蔵尊の前を失礼します。この奥に徳川家霊廟がありますので。

徳川家霊廟。六人の将軍と正室・側室その他が埋葬されているそうです。

徳川家墓所 (徳川家霊廟) 名所・史跡

徳川家霊廟の鉄扉門の左手に、【港区の文化財】四菩薩像があります。

安国殿と東京タワーがまるかぶりツノ状態。何ともつまらない写真です。

増上寺 寺・神社・教会

少しずらした構図の方が、やはり心落ち着く写真になる事を悟りました。

本堂においてまた同じ過ち(ツノ)を犯してしまいました。本堂にはご本尊の阿弥陀如来(室町期作)、両脇壇に高祖善導大師と宗狙法然上人の御像が祀られ、参拝される方々の厚い信仰をあつめています。

【グラント松】米国第18代大統領グラント将軍は明治12年7月国賓として日本を訪れ、増上寺に参詣し記念としてこの樹を植えられました。

帰りに芝大門２丁目の「うどん甚三(じんざ)」に昼食で立ち寄りました。
自家製さぬきうどんで、コシがすごくあって、あご出汁も美味しいです。

サラリーマンにはうれしいお値段、しかも、めちゃくちゃ美味いです。

かけうどん(冷)390円＋とり天(3個)180円＝570円(税込)で、満腹です。肉うどんも美味しいです。林ＳＰＦポーク肉を使用しています。なにより店員さんが元気でテキパキしています。お薦めのお店です。

食べ終わり出た時は行列でした。自販機で先に食券、店内にも一台あり。
種類豊富で自販機の前で悩むときも。少し前に西新橋にも新店オープン。

まもなくするとサクラが開花します。増上寺に東京タワー、ここにサクラが加われば、このエリアもまさに東京を代表する名勝地のひとつだと思います。(終)