ぱしふぃっくびいなす乗船記

2016/07/11 - 2016/07/16

最近は新型コロナウイルス騒動でクルーズ船が注目されてますね。
外国船籍で、しかも乗客と船員合わせて3700人という大人数がいる船で、あのような事象が発生すると本当に大変です。
日本人乗客の下船後、ダイヤモンドプリンセス号がどうなっているのかニュースでも報じられないので分かりませんが、まだ残件はあるのでしょう。
医療関係者の努力が、早く実を結ぶ事を願って止みません。

さて、少し古い旅ですが、2016年7月に日本船籍のクルーズ船『ぱしふぃっくびいなす』に乗船しました。
航路および上陸地は、横浜～屋久島～八幡浜～尾道～神戸です。

個人的にはクルーズ船や寝台列車が好きです。
ただの移動というのがあまり好きではないので、寝ていたり食事を楽しんでいる間に目的地に向かってくれるという合理的な所が気に入ってます。

2016年でも外国船籍のクルーズ船はいくつかありましたが、色々と比較検討した結果、ぱしふぃっくびいなすを選びました。
他の船よりも、カジュアルな雰囲気で楽しめるのと、食事が美味しい（日本船籍なので日本人の口に合う食事）との評判を聞き選びました。

この旅行記では、オプショナルツアーは省略して、ぱしふっくびいなすの様子について書きます。

エリア 屋久島(鹿児島)

出発地は横浜大黒埠頭です。
夜の出航でした。

乗船口前の様子です。
空いた席に座って待っていると、気分が高まってきます。

手続きをして、いよいよ乗船です。

フロントです。
ホテルのようですね。

フロント横には色々な盾が並んでいました。

フロント前の様子です。
いかにもクルーズ船といった感じがします。

階段を降りて行くと、

ピアノがありました。

上を見上げると豪華なシャンデリアがあります。

エレベーターに乗って部屋に向かいます。
ちなみに部屋からエレベーターまでの様子はこちらです。
途中でランドリールームが見えます。
https://youtu.be/scVZmMw2r6Y

リビングです。ミニバーもありました。
TVもありましたが、洋上では地上波の受信が出来ないため、ほぼ船内専用チャンネルのみ視聴可でした。
同様にスマホもほとんど圏外です。

ベッドルーム。
さすがにベッドは狭いですね。
狭いですが寝心地は良かったです。

洗面台と浴室とトイレ。バスタブは大きめでした。
共同の大浴場もあったので、私は主にそちらを利用しました。

ベランダです。
空き時間には、この椅子に座って日光や潮風を浴び、コーヒーやお酒を飲みながら、ぼんやりと海を眺めてました。

ベランダから見た横浜の夜景を眺めながら、出航を待ちます。

いよいよ出航。
横浜ベイブリッジの真下を通ります。
しばらくは船からの地上の景色を眺めていました。
何も見えなくなったところで切り上げ、入浴し就寝しました。

翌朝、起きてすぐにベランダに出ました。
辺り一面は海しかありません。

真下を見ると船が作る波しぶきが見えます。
何か浮かんでないかとしばらく眺めてましたが、何にもありませんでした。
当たり前か。。。

朝の船内を散歩しようと嫁さんに声を掛けましたが、嫁さんは船酔いでダウン…
先行きが心配でしたが、幸いな事に、しばらくすると船にも慣れて、船旅を楽しむ事が出来ました。

１人で船内を散歩します。
この甲板は散歩コースになっていて、毎日ウォーキングしていました。
トレーニングジムには、ランニングマシンやエアロバイク等もありましたが、私はこちらで景色を眺めながら、毎朝30分ほどウォーキングしてました。

船尾からの眺めです。
船が作る白く青い波が美しいです。

周りを見渡しても、とにかく海ですね。

しばらくすると、遠くに貨物船が。
海ばかりの景色だったので嬉しくなり、思い切りズームして撮影しました。

雲間から神々しい朝日が差していましたが、スマホのカメラでは上手く撮れず残念です。

半分晴れの天気になり、屋久島に上陸しました。
屋久島オプショナルツアーは省略（別で記載します）します。

日が変わって、屋久島の次は八幡浜です。
島のような所が多く、瀬戸内海のような感じですね。

地図で見るとこの位置でした。
細長い尻尾のような地形なんですね。

八幡浜は海底までの水深が浅く、ぱしふぃっくびいなすが港に入れません。
従って、テンダーボート（救命艇と兼用）を使って、八幡浜に行きます。

長くなるので八幡浜オプショナルツアーの話は省略（別で記載）して、テンダーポートでの、行き帰りの動画をアップします。

はしけが横付けする様子
一旦、このはしけに降りてから、ボートに乗り込みます。
https://youtu.be/vRE8j8seGoA

八幡浜に行くテンダーボート内の様子
https://youtu.be/ClrCMha1DmA

八幡浜からぱしふぃっくびいなすに戻るテンダーボート内の様子
https://youtu.be/QyJ_TVmXj4U


続いて、テンダーボートをぱしふぃっくびいなす本体に収容する様子の動画を３分割でアップします。

その１
https://youtu.be/In_gjzbfnCU

その２
https://youtu.be/cqdSXQW7FmI

その３（船員がワイヤーを巻いて固定しています）
https://youtu.be/h_gtb-dB_cg

元に戻った救命艇兼テンダーボート。
子供の頃に見たアニメ番組の合体シーンのような、メカメカしい様子を堪能しました。

こちらは夜に行われていた歌手のショーです。
他にもゲーム用チップを使ったカジノがあり、トランプゲームを楽しみました。

なお、食事は専用の別室で取ります。
夕食はコース料理で、曜日によってフレンチや和食と変わります。
乗船前の評判通り、美味しい料理でした。
朝食は、和食か洋食を選びます。

日が変わって、八幡浜の次は尾道です。
尾道オプショナルツアーも省略（別で記載）します。

尾道観光の日の夕方は広島県三原港から出航でした。
三原市の方々がお見送りしてくれました。
夏の夕方、瀬戸内海近辺にお住まいの方々が、瀬戸の花嫁をバックにお見送りしてくれるのを、しみじみと眺めてました。
https://youtu.be/tuArFQxL-x0

楽しい時間は過ぎるのが早く、ついに下船です。

手続きを済ませて、別室で待ちます。

諸々の準備が済み、いよいよ下船です。
良い旅でした。
またの機会の乗船を誓いながら、下船しました。