伊豆へ、早春の桜鑑賞

2020/02/23 - 2020/02/23

河津桜を見るため、河津と南伊豆の両方を回りました。
満開は過ぎていたものの、初めての河津桜はそれなりに楽しめました。
南伊豆に1時間、河津に2時間滞在できるような日程にしましたが、逆の方が良かったです。
次は、南伊豆をじっくり訪ねてみたいと思います。

■日程
（行き）
赤羽06:09⇒熱海08:20
熱海08:26⇒伊豆急下田09:52
下田駅10:25⇒下賀茂10:50（バス）

（南伊豆⇒河津）
下賀茂12:00⇒下田駅12:25（バス）
伊豆急下田12:37⇒河津12:49

（帰り）
河津15:20⇒小田原16:47
小田原16:57⇒赤羽18:40

■費用
・南伊豆フリー切符 6,270円
・踊り子特急券 2,000円弱
・JR普通グリーン券 1,600円（往復）

エリア 南伊豆(静岡)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

■2月23日
熱海発08:26発の電車で、伊豆急下田へ向け出発。
熱海を出てから伊東までと、その先、伊豆七島の見えるあたりは、海が見渡せて景色が良かったです。

河津桜まつりの時期なので、ほとんどの人が河津で降りてしまい、その先はガラガラに。

09:52、伊豆急下田駅に到着。
下田発10:25のバスに乗って、下賀茂の「みなみの桜と菜の花まつり」へ向かいます。
09:52着の普通電車の後、10:16着の「踊り子号」もあり、その電車でもバスに間に合いますが、人が多すぎて乗り切れない人もいました。

伊豆急下田駅 駅

下賀茂10:50着。
伊勢海老の味噌汁が11:00から振舞われるため、味噌汁待ちの列ができています。

伊勢海老に間に合ったと思ったのも束の間、この行列の切れたところで打ち止めでした。（先着200食）
「午後1時からもありますので・・・」と係りの人が言っていましたが、河津にも寄りたいので断念します。

気を取り直して早咲きで知られる河津桜の鑑賞へ。
長閑でいい景色です。
ただ、昨日の春一番の影響が残っていて風がとても強く、花粉症にとっては最も良くない状況。
くしゃみが止まりませんでした。

みなみの桜と菜の花まつり 祭り・イベント

南伊豆の桜まつりは、出店など飲食できる場所はありません。
なので、下田駅で弁当を買っておきました。
土手に腰掛け弁当を食べるのも、なかなか良いものです。

満開の時期は過ぎてしまってました。
地元の人の話では、「昨日の風でみんな散ってしまったから・・・」だそうです。

それでも、遠くから眺めるとそれなりに花が咲いていて、見栄えがします。

味噌汁会場近くの「前原橋」から「銀の湯橋」まで歩いて対岸へ渡り、反対側の土手を戻るようにして歩きます。

次回は、ピークを過ぎる前に来てみたいと思います。

下賀茂のバス停です。
下田方面から移動してくると、
「日野（ひんの）」菜の花畑
「九条橋」イベント会場
「下賀茂」味噌汁会場
という順番になります。

12:00の下賀茂発のバスで、下田へ戻ります。
途中の日野（ひんの）には、菜の花畑があり、こちらを目的に来ている人も見かけました。

時間がないので車内から眺めるだけにします。
南伊豆と河津の両方を回るには、日帰りだと慌ただしいことが分かりました。

伊豆急下田12:37の踊り子にギリギリ間に合い、河津に12:49着。
川沿いの桜はかなり散ってしまっていたので、街歩きにしました。
人の流れについていったところ到着したのがこの場所。

栖足寺（せいそくじ）というお寺です。
読み方も分からず、お寺の人に教えてもらいました。

寺には、いたるところに河童がいます。

河童ギャラリーなるものも。

お寺のパンフレットです。

昔、河津川に河童が棲んでいた。
河童は水あびをしている子供の足を引っ張ったり、夜道を歩く娘を驚かしたりと悪さをしていた。
ある日、馬に悪さして村人に捕まり、殺されそうになって井戸に逃げ込んだ河童を栖足寺の和尚さんが助けてあげた。
その晩、和尚さんのもとに河童が現れお礼にとかめを置いていった。
それは耳にあてると川のせせらぎの音がサラサラ聞こえてくる不思議な壺だった。
今でも耳をあてると川のせせらぎが聞こえてくる。

という話が「まんが日本昔ばなし」に取り上げられたのだそうです。

河童の御朱印が人気のようで、なんと2時間待ち。

御朱印を頂くと、南禅寺までのトゥクトゥクに乗れるのだとか。
http://kappa.live/tuktuk/

河津桜の原木へ行く途中で見かけた桜。
来宮神社の鳥居を過ぎたところにあり、ちょうど満開でした。

来宮神社 寺・神社・教会

長閑な道を通って、原木を目指します。

こちらが原木。

由来が書いてあります。

原木は個人のお宅にありました。
前の通りは結構な交通量があり、想像していた風景とは違っていました。

河津桜原木 名所・史跡

駅までの帰りは、土手沿いを戻ることにします。

染井吉野と違って濃いピンク色が特徴です。

土手の上は人が多く出店もあって、なかなか自分のペースでは歩けません。
河川敷に降りて歩くことにしました。

出店で買い物を楽しみながら桜を眺めるには、河津は良い場所だと思います。
ただ、南伊豆の桜の方がのんびり回れて自分には合っていました。