ぶらっと浜松

2020/02/22 - 2020/02/23

ある晩の母のつぶやき。

「浜名湖でウナギが食べたいなぁ」

テレビの画面では、タレントが浜名湖をバックにウナギを頬張って……
あぁ、テレビの力ってすごい！

言われるがままに宿をとり、決行された浜松の旅。
お天気は大荒れでしたが、初めての街で楽しんでこれました。

エリア 静岡

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ふだんはのぞみに乗ることが多いのですが、今回はひかりを利用します。
3連休の初日だったせいか満席でした。

東京駅 駅

東京から約1時間半で浜松到着。
結構たくさんの人が降りてきました。

浜松駅 駅

駅北側では出世大名家康くんのトピアリーがお出迎え。

いつ雨が降ってくるかわからないので、浜松城公園までバスで行くことにしました。
地下道をくぐってバスのロータリーに入ります。

あれが天守閣ですな。

公園の地図。
敷地内は美術館があったり広場があったり。
憩いの場になっているようです。

浜松城公園 紅葉

天守閣の周辺を歴史ゾーンとして整備する計画があるようです。

お城の南側で道が分かれているところがありました。
どちらの道で行ってもかまわないのですが、右側の方がスロープが長かったと記憶しています。

左側の道へ入ると、少し回り込んだところから階段になりました。
見た目よりも急な段でした。　

天守閣の全体が見えるところまで来ました。

浜松城 名所・史跡

石垣の説明書き、ではなくて注意書きでした。
登りたくなることはあるかもしれませんね。

天守閣の最上階は展望台です。
360度一周できます。
写真は東側だったと思います。
お天気がよければもっといい景色が拝めたんでしょうね。

登った時とは違う順路から下りました。
角度が違えばまた違った雰囲気。

「若き日の徳川家康公」だそうです。

帰りはふらふら歩くことにしました。

ゆりのき通り。
昔ながらのアーケード商店街でした。

ガイドブックに載っていたというだけで選んだカフェ。

マークスカフェ グルメ・レストラン

昼食にパンケーキをいただきました。
果物の栽培が盛んな地域らしく、フルーツはどれもおいしかったです。

マークスカフェ グルメ・レストラン

さらに歩いて楽器博物館へ。
浜松と言えばやっぱり楽器です。

浜松市楽器博物館 美術館・博物館

入ったところで、アジアの楽器がお出迎え。
舟形に楽器が据え付けられています。
人が中に入って演奏するんですね。

1階・和楽器コーナー。
見学者が触ってもいい琴が展示されていましたよ。
琴を見るのは高校生の時以来です。

1階・電子楽器コーナー。

地下は洋楽器が集められています。

ピアノばかりが集められた区画は圧巻。

ピアノに絵が描かれているなんて。

ペダルのあたりを竪琴に見立てたデザイン。

アフリカから集められてきた楽器。

この辺りは南米のものだったと思います。

1階に戻ってアジアの楽器を見学。
全体的にきらびやかです。

のんびり見学している間に、外は嵐になってしまい、駅前のロータリーに戻るのに苦労しました。
お天気って本当に大事。

浜松駅からバスで約50分。
舘山寺温泉までやってきました。
今日のホテルはこの近辺。
バス停から徒歩7分とのこと。

ありがたいことに、雨が上がってくれました。
それでも目抜き通りはちょっと寂しい。

ここからホテルの敷地に入るようです。
少し坂道を登らないといけないんですよね。

徒歩の私たちに気づいたホテルの方が慌てて駆け寄ってきてくれました。

「お電話いただければお迎えに行きましたのに」

？？？
HPにそんな情報はなかったと思ったけれど？
（2営業日前までに要予約のシャトルバスに関する記載はありました）
近くの施設に寄ってからホテルに行かれる方は、当日でも電話してみるといいかもです。

浜名湖かんざんじ温泉 ホテル九重 宿・ホテル

ロビー。
ちょうど人がいない時間でした。
ロビー・フロント階は2Fでした。
夜はミニ・コンサートも開催されました。

二人で使うには広すぎるくらいのお部屋。

予約の時はメインのお部屋が10畳って書いてあったと思ったけれど、数えてみたら12.5畳あったみたい。
この上6畳のお部屋と窓辺に絨毯敷きのスペースがあります。
ファミリーでも余裕で泊まれそう。

部屋からの景色もいい感じです。

こちらは西側。
雨は上がったものの、まだ雲がどんよりです。

6畳間の方に昔ながらの書き物机と鏡台がありました。
昔映画で見たような……？

お茶菓子で一服したら、お風呂へ。
もちろん撮影禁止なので写真はありません。

夕食は別途用意された個室でいただきました。
食事の間に布団を敷いてもらえます。
各部屋に植物の名前が付けられていました。
こちらは早蕨。

前菜（？）の器が牛車の格好でした。

上の段に煮びたしとお豆腐。

下の段に紅白寿司。

すっぽんスープのパイ包み。
想像よりもあっさりしてました。

定番のお造り。

煮魚。
改めて写真を見ると、なかなか豪快。

鉄板焼き。

ここでシャーベットが出てきました。
口休めです。

チーズの揚げ物。

ウナギご飯の出汁茶漬け。

デザートの柚子みねおか豆腐。

翌朝、部屋から日の出が見えました。

部屋をチェックアウトして周辺をぶらぶらします。

穏やかに見えますが、実は強風でロープウェーが運休でした。
大草山方面は断念します。

ホテルの裏手から直接遊覧船に乗れるという桟橋。
風が強く吹き付ける先端部は恐怖でした。

浜名湖沿いの遊歩道、どこにつながっているわけではないんですよね。
景色を楽しむためだけの、ある意味贅沢な空間の使い方だと思います。

せっかくなので、温泉街もぶらぶら歩き。

白波が次から次へと押し寄せる。

舘山寺門前広場。

しぶき橋。
陽射しの角度がよければ絶好の写真スポットですね。

せっかく来たので舘山寺にお参りしておきましょう。

視線が高くなると、ちょっといい気分になります。

こちらが本堂のよう。
敷地はそんなに広くないようでした。
そういえば、今年はまだ初詣してなかったな。

舘山寺 寺・神社・教会

舘山寺港から遊覧船に乗ります。

だいたい30分ほどのコースです。

はなれ岩。
夫婦岩ではないのね。

波が高いせいか結構揺れます。
そして風も強い！

東名高速の下をくぐります。

内浦湾を外から見るとあんな感じに見えます。

運休中のロープウェー。
ちょうど大草山の梅が見ごろを迎えていたらしいので、本当に残念。

フラワーパークで降りるお客さんも。

エサを求めて寄ってくるカモメたち。
かなり近くまでやってきます。

湖上からホテルを見るとこんな風になります。
観覧車のインパクトの方が強いかも。

再び港へ。
寒かったけどしっかり楽しんでました。

ホテルのウナギ屋さんでうな重をいただきます。
ボリューム満点。

2日間、あれやこれやとおいしいモノ尽くし。
おなか大満足の旅になりました。。

浜名湖うなぎ 曳馬野 グルメ・レストラン

帰りは無料のシャトルバスで浜松駅まで送ってもらいます。
チェックアウトの時に空き状況確認の上予約を入れてもらいます。
バスを待ちながら、ロビーの雛飾りを楽しみます。

季節感って、国内旅行では大事ですよね。

浜松駅の土産物売場で買ったお菓子。
クリームブッセのような洋菓子でした。
車内のおやつとしておいしくいただきました。
最後の最後まで、食べてばっかり。

こちらはオマケの富士山。

帰りに乗った新幹線が三島駅に停車したときの写真です。
往路はお天気が悪くて全然見えなかったので、ラッキーでした。
やっぱり富士山って、いつ見ても素敵です。

三島駅 駅