2020/02/20 - 2020/02/20
275位(同エリア838件中)
ゆっくさん
令和になって最初の春を迎えるにあたり、春を待ち切れず、伊豆半島河津の「河津桜まつり」に行ってきました。
晴天にも恵まれ、ソメイヨシノとは、また違った色気を見せる河津桜は、この時期だからこその、菜の花とのコラボレーションで、最高に咲き誇っていました。
初めての参加のため、例年の状況とは比較できませんが、それなりに混んでいました。しかも皆さん一様にマスク姿で、アルコール消毒液を備えた露店もちらほら。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JR特急 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「スーパービュー踊り子」にて、一路河津へ。都内から乗換えることなく河津まで出ていて便利です。この時期、車は渋滞しますし、駐車場探しで時間を取られても勿体ないですので、やはり公共交通機関が便利かなと。そして、なんといっても、桜を見ながらビールを飲みたいですし。
途中、車窓からは相模湾や伊豆大島を望むことができましたが、私は、朝早かったのとぽかぽか陽気で、うとうととほぼ記憶をなくしてしまいました。 -
河津駅に到着。
この時期、多くの方が、一斉にこの駅で降りますが、自動改札ではないため、駅員さんが二人で頑張ってチェックするものの、老若男女が入り乱れ右往左往で、ものすごく混雑します。新宿以上に混んでいました。ちなみに、SUICAをタッチする機械はありましたので、SUICA利用の方がスムーズです。
河津駅前には、川畑康成の「伊豆の踊子」をモチーフにした「踊子と私」の像が迎えてくれました。河津駅 駅
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駅前から桜並木は始まっています。
地元の方だと思いますが、交通整理やパンフレットを配っていました。進むべき方向へ誘導してくれますので、迷うことは、まずないと思います。
河津桜 花見
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満開の桜が見事に咲き誇っています。
今年初参戦のため、例年と比較はできませんが、負けずと人と露店も凄いです。そして、見事に一様なまでにマスク姿で、異様でした。アルコール消毒液を備えている露店も。 -
そして河津川沿いへ。
河津川の両岸に3㎞程に渡って桜並木のトンネルが続いています。暖冬のせいで例年より開花が早かったとのことで、既に葉桜の木もちらほら。 -
見事です。
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見事です。
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見事です。
ちなみに、ビール片手に散策中ですが、所々提供している露店もありますが、それなりの値段となっています。コンビニは、駅前か、ちょっと離れた観光バス乗り場の傍の2箇所しかなかったですので、念のために。 -
早咲きの河津桜ならではの、この時期にしか見られない菜の花とのコラボレーション。桜のピンク、菜の花の黄と緑、そして青空。見事なまでに、自然の原色の強さを実感できます。
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来宮橋から対岸に渡りました。
パンフレットには橋の名前と所要時間と見どころが書かれていますので、ぜひ駅内のブースで入手してください。
それにしても、圧巻ですね。 -
見事です。
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河津桜は、ソメイヨシノよりも、濃いピンク色で、自分の中で桜をイメージした時の、まさに、その色と言う感じでした。通常は5弁ですが、7弁や9弁もたまにはあるとのことです。
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驚いたことに、河津桜は、昭和30年代に、河津に住まわれている個人の方が、若木を偶然見つけ、それを自宅の庭で大切に育て、10年目に花を咲かせたのが始まりとのこと。その後、新種ということがわかり河津桜と命名されたとのことです。
この並木をはじめ河津桜は、この方が育てた木を原木として広まったとのことです。この方は町おこしの偉人ですね。今回は訪れませんでしたが、役場近くの、この方の庭に、今でも原木があるそうです。 -
ちなみに右岸側には露店がないため、左岸側に比べて人が少なく、桜のトンネルをゆっくり鑑賞できます。
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ところどころに、より赤みを増した桜の木もあります。特に看板等は無かったのですが、これも河津桜の亜種になるのでしょうか。
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上流の峰子橋からUターンして戻ります。本当に見事ですよね。
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帰りに荒倉橋から徒歩数分にある栖足寺へ。創建は700年前の鎌倉時代。別名河童寺とも呼ばれています。
河童を村人から救った和尚さんに、河童がお礼として川のせせらぎを閉じ込めたツボを置いていったと言われており、日本むかし話にもなっています。そのツボも予約制ですが、見ることもできるとのこと。ただし、河津桜まつり期間中は、混雑緩和のため、NGでした。 -
そして、この栖足寺は、桜まつりの期間限定のご朱印をいただけます。桜の木と河童と何とも愛らしいご朱印でした。限定ご朱印以外にも、通常のご朱印や48種の花札柄ご朱印もあり、また河童寺ならではの、御祈祷用の胡瓜等も扱っていました。
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ふと天井を見上げると格天井に家紋のような図柄がびっしりと。99枚あるらしく、寺院関係にはあまり類似するものはなく、200年前江戸時代のものだそうです。
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ということで、そろそろ帰路の途に。
花より団子と言うわけではないのですが、このようなピンクのたい焼きも売っていました。桜餡で、美味しかったです。
また、地元の方による伊豆特産品の露店も多く出店しており、掛け合いがとても楽しかったです。驚いたのは、河津桜の苗木も売っていたことです。 -
帰りは乗ってみたかった黒船電車!!もうちょっと足を伸ばせば、ペリーが乗った黒船が来航した下田ですもんね。
黒船電車は、真黒のボディに座席の配置もなかなか凝った観光列車です。熱海駅までですが、各駅停車のため、なんと乗車券のみで乗れます。先頭車両が階段状の座席配置となっており、まるで運転手のような気分を味わえます。
と言うことで、春を先取りできた河津の旅でした。
お疲れさまでした。ありがとうございました。黒船電車 乗り物
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