2019年末に釜山２日目　麗しき水の街、麗水に行ってみる

2019/12/28 - 2020/01/01

年末年始の長期休暇を利用してお隣、韓国釜山に行ってきました
日韓関係がギクシャクしている今ですが、行ってみると韓国の方はみんな優しく、もっともっと韓国が好きになりました！
釜山だけでは飽き足らず、今回は韓国南端を西に進んで麗水を目指します
「麗水」と書いてヨスと読む
なんとなく字面も音もキレイで良し！

エリア 麗水(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5

12/29（日）
東横インから朝日を眺める
結構良い眺め

東横イン釜山中央駅 ホテル

東横インは日本と同じく朝食が付きますが、睡眠時間を優先してギリギリまで寝て食べずに釜山駅へ向かいます
宿泊ホテルは「東横イン釜山駅2」という名前ですが、釜山駅までは結構遠く、徒歩15分はみておいた方がいいです
ということで思いのほか時間がかかってしまい、駅で朝食を買おうという計画が台無しに・・・

釜山駅 駅

予定の列車に滑り込みセーフ！
乗車の列車はS-TRAINという観光列車、釜山8：25→順天10：54
事前にコレイルのHPで予約済み、窓口に寄らず自分で印刷したチケットでOK

ホームの自動販売機で何とか購入できたワッフルとホットチョコレート
このワッフルはバターが濃くてとても美味しい
日本でもドン・キホーテでも売っているのでお試しあれ

釜山からは朝早いこともあって車内はガラガラ
ですが私の周りだけ固まってお客さんが座っていました
コレイルの座席指定のプログラムが貧弱なのかと思いきや、停車する度に乗車があって順天に着く頃には大賑わいでした
予約をお忘れなく

釜山から順天は本数も少なく地方都市を結ぶ路線なので、ローカル線をのんびり、なんて思ってたら新しくて高規格な線路をぶっ飛ばしていきます
在来線と新幹線を分けて整備する日本と、在来線を高規格に整備し直す韓国
都会では日本式が輸送力の点で有利でしょうが、在来線を残せるので地方では韓国式の方が良いように思います、線路幅を考慮しなければね

S-TRAINは観光列車なので、内装も凝っています
古い映画のポスターを飾った車両

お座敷列車ならぬオンドル列車
ここは自由席
座椅子をひっくり返して窓側を向けば、景色を眺めるのにバッチリ
お尻はちと硬い

列車の外観はこんな感じ
海をイメージしたような観光列車って感じがするカラーリング

順天（スンチョン）駅に到着
駅は街の中心から離れたところにあります

順天駅 駅

京都の鴨川のように石を渡って街の中心にあるバスターミナルを目指します
ここで小雨が降りだしてしまいました

バスターミナルに移動し、近くの食堂で昼ご飯
naver mapでレビューが良くて、しっかり店構えだったのでこちらに決めました
ジョンラクフェグァン（たぶん）というお店

店内はオンドルでぬくぬく
雨に濡れて冷えた体にはありがたい

ユッケビビンバ（10,000ウォン）
ユッケはちょっと凍ってましたが、混ぜて食べればいい感じ
日本じゃユッケは食べられなくなってしまいましたからね
朝食抜きのすきっ腹、ガッついてしまいました

麗水に向かうためバスターミナルへ
自動券売機でチケットが購入できます
日本語も選択できるので窓口で買うより簡単

順天～麗水は頻繁に走っているので、時間を気にしなくても大丈夫そう
しかも空いていて快適でした

順天から麗水は45分、4,500ウォン
遠距離便ではないので、時刻や座席を指定されることはなく、好きな便に乗っていいよ、というチケット
下車時に回収されるので紛失注意です

シートカバーがなんともいい味を出しています
祖母の家を思い出すデザイン

時間通りに麗水に到着
麗水は市街がいくつかに分かれており、バスターミナルは山中の新市街
特に観光するようなところはなさそうです

麗水総合バスターミナル バス系

なので、トルサン島へ路線バスで向かいます
115番バスに乗車
麗水の路線バスでもT-moneyが使えます

トルサン大橋を渡ってトルサン島へ
麗水とトルサン島との関係は、例えるなら尾道に対する向島といったところ

海の向こうに見えるのが麗水の海側の市街地
なんとなく長崎にも似ています

トルサン島での目的地はインスタ映えスポットとして大人気のカフェ、ギャラリーアン
ちょうどバス停とバス停の間にお店があるので、ちょっとアクセスが悪い

ギャラリー アン カフェ

カプチーノとチョコケーキを注文、13,000ウォン
カード払い可でした

室内は白とグレーを基調とした落ち着いた雰囲気で、大きな窓から海が一望できます
場所が悪いのにお客さんでいっぱいです
みんな車みたいでしたけど

本当は海側を向いた座席に座りたかったんですが、ずーと空きませんでした
のんびりカフェを楽しんでいる方が多いようですね

ギャラリーアンを後にして、海上ケーブルカーの乗り場を目指します
乗り場は山の上にありますので、急坂を上っていきます
お店から乗り場は徒歩25分くらい

山頂に到着
思いのほか立派な乗り場でした
日本でケーブルカーというと坂を斜めに走る電車ですが、韓国ではロープウェイのことを指すみたい
確かにケーブルではあるけど、カーはではないと思う

麗水海上ケーブルカー その他の交通機関

乗り場の展望台から街並みがキレイに見えます
天気が良ければもっと良かったんですが

ケーブルカーでトルサン島から陸側へ
海峡を渡るようにロープが渡されています

うーん、結構な値段
致し方なし

雨で眺めはイマイチですが、お客さんも少なくキャビンを独り占め

陸側の乗り場に到着
ハート型の絵馬がズラーリ
しまった！一人で来るところじゃなかった！
うん、でも眺めは良いぞ

真ん中のタワーは山の下に降りるエレベーター
右手に見えるのは麗水十景が一つ、梧桐島（オドンド）、麗水でナンバーワンの人気観光スポットです

近くに見えていたので梧桐島まですぐにつくと思っていたら、割と遠い・・・
梧桐島までは地続きになっていますが、遮るものがなく雨風直撃
それでもユニクロの折り畳み傘はひっくり返ってもすぐに復活、これスゴイ

梧桐島 自然･景勝地

全身ビショビショになりながら到着
これは亀甲船、李氏朝鮮時代の軍艦だそうです
この中なら濡れなくて快適そうだなぁ

この島は椿が有名
ちょっとだけ咲いていました
身体が冷え切ってしまったので、手早く島を一周してホテルへ向かいます

今日のホテルは麗水EXPO駅のすぐ近く
麗水国際博覧会のカンファレンスホールの一部に入っているダラクヒ ヨス カプセル ホテル バイ ウォーカーヒル
エクスペディアで1泊4,019円でした
名前がマークバイマークジェイコブスみたいでカッコいい

ダラクヒ ヨス カプセル ホテル バイ ウォーカーヒル ホテル

ロビーは天井が高く、大きな窓から海が眺められるようになっていて、カフェのようにくつろげるフリースペースです
テーブルやソファーがたくさんあり、フリードリンクでコーヒーも提供されています

「カプセル」という名前ですが、日本のカプセルホテルとは異なり、きちんとした鍵のかかる個室になっています
トイレもシャワーも室内にあるし、建物は新しく掃除が行き届いていて快適

ちょっと休んで濡れた服を着替えたら、晩ご飯を食べに街へに出ます
ほとんど観光客はいませんが、EXPOの名残で歩道にライトアップ？もあったりします

これも名残の一つ
直島辺りにありそうなオブジェ

Naverマップでチョイスしたコヒャン民族食堂
EXPO会場を出て、街に入ったすぐのところです

やっぱり麗水といったらカンジャンケジャン！
仙台といったら牛タンくらい定番の名物です
カンジャンケジャンはワタリガニの醤油漬けのこと
このお店は1人前12,000ウォン、以前ソウルで食べた時の半額でした

ネットリしたカニの身が甘く、トウガラシがピリッと効いていて、ご飯がドンドン進みます
パンチャンの中にはヤンニョムケジャン（みそ漬け）もラインナップ
どちらも美味しい！

コンビニによって夜食を物色
ここはGS25、韓国でよく見るコンビニチェーンです

今日はこちら
黒いパッケージのお菓子はGS25のPB商品のティラミススナック
想像通りですが、ティラミスをサクサクにしちゃった味で美味しかった
日本では見かけないけど、販売希望！
これにて本日終了

この旅行記へのコメント （1）

• permanさん 2020/02/28 17:36:44

  ティラミス味のお菓子！！

  はじめましてpermanと申します
  
  カンジャンケジャン美味しいですよね☆
  気持ちよく気軽に行きたいので国交のことも
  コロナウィルスも解決に向かうといいなと思います
  
  ティラミス味のキューブ状のお菓子GS25にもあるんですね
  一度、セブンイレブンで買って食べて
  何で日本に売ってないのかと思ってたんですよ！
  GS25でも探してみます
  嬉しい情報ありがとうございました