2020/02/07 - 2020/02/11
78位(同エリア812件中)
あっぷるさん
キューバはマイアミの南の島「カリブ海の真珠」と言われる国です。
日本の本州の半分くらいの面積の小さな島国。
2015年に54年にも渡って断絶していた米国との国交を回復しました。
「アメリカ資本が入れば自然とキューバらしさが失われて、行くなら今!」
としきりと言われています。
ですから半ば急かされるように渡航を決めたのです。
市内にはオールドカーが走り回っている・・・うんうん、ほとんどタクシーなんだけどね。
しかも通常の3倍近い料金なんだとか。
米国国交回復前から走っていたのか、回復後に観光客目当てに増えたのか・・?
後者に思えて、すでにキューバらしさが失われつつあると興ざめしてしまったのです。
かと言ってキューバ自体が面白くなかったわけではなく、非常に興味深い国でした。
来る前は2日間のハバナ滞在中1日は遠出して、キューバ最大のビーチリゾート「バラデオ」に遠出しようかと思っていました。
ハバナからバスで2時間、日帰り可能な距離です。
しかし、ハバナでじっくり観光するのも良いかもと思い直しまし、結果正解。
キューバはトリニダーを始め見所があるので、また何年か後に今と違うキューバを訪れたいと思います。
【行程】
2/7 NH180 NRT MEX 16:40 13:55
2/7 AM453 MEX HAV 18:35 22:45
2/10 40 402903 HAV MEX 18:15 20:35
2/10 NH179 MEX NRT 01:00 06:35(+1)
NRT成田
NHメキシコシティ
HAVハバナ
NH全日空
AMアエロメヒコ
40インテルジェット
ANAマイル 税・サーチャージ 26,930円
MEX-HAV往復 49,295円+帰路追加荷物50ユーロ
【ホテル】
Booking.comより
La Puerta de bispo ハバナ一繁華街のオビスポ通り沿い
$35×2(泊)
ツーリストカード
361メキシコ・ペソ(2169円)
【レート】
1CUC=110円(ドル等価)
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- インテルジェット アエロメヒコ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2日目。
ここは朝食は有料で依頼することが出来ますが、頼みませんでした。
今思うと1回位は頼んでも良かったかな。
この宿は本当に立地が良かった。
市内中心にあるのに、リーズナブルな宿泊料。
宿主は英語を話すし、非常に親切。
何より有料とはいえwi-fiが使えるのは有り難い。
ただシングルは1つしかないので取るのは至難の業。
朝シャワー。
浴びているうちに止まるので、必要ない時は止めながらでないと全身は洗えないです。 -
さて遠出しないと決めたので、徒歩で市内を回ります。
ホテルはObispo通りの真ん中に位置します。
歩行者天国なので車は走っていません。
給水車はOKなのね。
水は貴重なのか、だからシャワーが途中で止まるのか。
後ろの蛇口を捻りペットボトルに水を汲んでいる人も。
おいおい、この人どういう人? -
歩き方頼りに何番目を右折して・・・
あの教会は何だろう。。
親切な人が「どこに行きたいのか?」と聞いてきます。
この時は分かっていませんでしたが、Booking.comのホテルの場所が通りの反対側になっていたので、行きたい方向の逆を歩いていたのです。(^_^;) -
wi-fiカードを購入して公園などの決められたwi-fiスポットで繋げないとネットにアクセスできません。
よほど高級なホテル以外はホテルでwi-fiは出来ません。
ネットに頼った生活をしているので、やはり不便ですよね。
この公園もスポットになっていたのかな? -
ストリートミュージシャンは至る所に。
-
ここはオールドハバナ、世界遺産に登録されています。
スペイン統治時代のコロニアルな建物が目立ちます。
向こうのオールドカーはタクシーです。
ピンクが多いのよね。 -
大きな看板を担ぐ人・・あれは一体なんだったのか?
-
何だか地図がよく分からなくなったので(そもそも方向を間違っていた)maps.meを頼りに、カテドラルへ。本当は革命博物館から観光を始める予定でした。
右の棟の鐘は7トンもあるとか。
ペルーでも見かけましたが、民族衣装を着て一緒に写真を撮ろうというご婦人方が多いです。要チップ。 -
カテドラル。
大きなシャンデリアが吊るされています。
この日は土曜日、午前中だけ開いています。 -
カテドラルから直ぐ、セスペデス公園。
ズーム!
対岸にキリスト像がありますね。
行きたいけれど、遠いよなぁ~ -
アルマス広場隣のフエルサ要塞。1555年に建築が始まったハバナの要塞の中では一番古いもの。
3CUC(330円)
当初木造だったらしいけれど、フランスの海賊に襲われて消失し、今の石造りになったらしい。サンゴ石なんだって、海沿いの要塞らしいね。 -
フエルサ要塞。
-
フエルサ要塞。
-
この後、あの対岸のカバーニャ要塞に行こう。
前の通りはプエルト通り。
トイレもありますが、要チップ。 -
要塞を後にして、支倉常長の像があるらしい。。
日本人としてこれは見ておこうか・・ってマサカの羽織袴姿。
そうだよね、江戸時代初期の頃の話か、1613年に欧州交易の活路を求めていた伊達政宗により慶長遣欧使節団を率いて欧州を渡航し、その間にキリスト教に改宗。
アジア人として唯一無二のローマ貴族。
帰ったらキリシタン禁制の日本、失意の元51歳で亡くなったらしい。
像の下には日本とキューバの国旗。 -
周囲には日本の祭りの写真が石に刻まれて、キューバにあってここだけ日本。
-
はて?この像を建てたのは日本側なんだろうか・・?
いかにもな日本の観光地を選んでいる。 -
シュールな鉄のオブジェもあるけれど、潮風や雨で錆付いているよ!
-
マキシモ・ゴメス像。
この方も革命家。
ドミニカ共和国出身で、第一次キューバ独立戦争に加わった、アントニオ・マセオと同志。 -
すべてタクシーなオールドカー。
-
言葉は通じないが、身振り手振りで対岸に行きたいと地元民に聞くと指を指してくれた・・その先は。
このバス?
ラッキー! -
お金だったらあるよ!
って、受け取ってもらえないし(^_^;)
そうか、キューバって地元の人が使うものと外国人が使うお金と違うんだよね。
外国人料金があってもいいから統一して欲しい。
タダで乗せてくれた、ありがとう!
本当は渡し船で行こうとしたんだけれどね。
歩き方の地図によるとフエルサ要塞の前に船マークがあったから、あそこから行けたんじゃないかな。一応聞いたんだけど、良く分からなかったのよ。
バイクもバスに乗ります。もう満員。 -
海底トンネルを抜けて5分程度で対岸に到着。
この人たちの後ろを行けばモロ要塞にいけるね。 -
その前にお腹が空いた・・・
この屋台で何か食べたいなぁ~ -
途中で雨が降ってきて、傘を差さないといけないくらい。
食べ物は諦めて要塞に急ごう。
(たぶん地元紙幣しか受け取って貰えなかったかも) -
モロ要塞。
入り口が分からず右往左往。
下から行くんだね。
ところがまたお金を受け取って貰えない(^_^;)
外国人が使う兌換ペソCUC(クック)しか持っていないのよ。
観光地でしょう?地元しか来ないわけじゃないよね?
困っていると、見知らぬ方が察して支払ってくれた。
CUCを渡したら、「要らないよ!」っと。
ありがとう~~~ -
中はお土産やさんがひしめき合っていた。
屋上に出てみると、さっきまでいた対岸が見えた。
しかし、ここまで来るのに2回もお金を受け取って貰えない・・
個人旅行はまだ困難な国なのかな。 -
こんなおいしそうな屋台だけど、きっと地元のCUP通貨しか受け取って貰えないんでしょうね。
交渉する元気がなくなったよ。 -
この後カバーニャ要塞と第一ゲバラ邸宅に行きたいけれど、その前に高級そうなレストランに入ります。
ここだったら受け取って貰えそう。。。
歩き方の写真を見せて、鶏肉のもも肉をオレンジジュースなどで煮込んだ料理があるらしい♪
え?これだけ??
オシャレだけれど、一口で食べられちゃうんですけど・・
楽しみにしていたのにショックが大きい。
メニューを見せてもらって、外れがなさそうなパスタを追加注文。
言葉が通じないけれど分かった様子。しかしウエイトレスさんがシェフを連れてきたけど、何?
あ、メインがこれから来るのね。
パスタはキャンセルで。(笑) -
メインです。
ボリューム満点でした♪
お水も入れて17.5CUC(1925円)。
なかなか急キューバにしてはお高い。
キューバの物価ってよく分からないのよね、きっと庶民価格だと安いんでしょうけれど、外国人向けは日本と変わらなかったりする。 -
豪華客船が通ります。
-
元気が出たところで、カバーニャ要塞へ。
しかしここでもCUCは受け取って貰えません。
コインを出したら受け取ってくれました。
お釣りまで来たし。一体いくらなの?地元価格なのか。
中は凄い人。 -
人に酔っちゃいそう。
-
もう要塞はいいかな。
早々に引き上げました。
人の流れに沿って歩いたら、入り口とは別の出口へ。 -
第一ゲバラ邸宅の場所を聞くも、人によってあっちだ、こっちだって、どこなのよ!
どうやらこの先のよう。 -
キリスト像、ゲバラ邸宅の近くにここにあったんだ!
-
曇り空だけど雨も上がって良かった。
-
第一チェ・ゲバラ邸宅。
6CUC(660円)、意外と高い。
入り口に2人も係員がいて、中は観光客はわたし一人。
係りの方が少し説明をしてくれます。 -
執務室。
-
「世界で一番カッコいい」とジョン・レノンに言わしめたイケメン革命家。
チェ・ゲバラ1928年、日本で言う昭和3年生まれ。
そもそもアルゼンチン人なんだってね。
メキシコで出会った革命家フィデル・カストロと平等主義で意気投合。
貧困や不平等に苦しむ人を救いたいと意志のもと革命家としてキューバに情熱を注いだ人物。
キューバ革命に後、ボリビアで革命を起こそうとしてアメリカのCIAに39歳の若さで殺害されてしまいます。 -
寝室。
これが一般に公開されるって、彼は予想しただろうか。 -
肖像。
ちょっと怖い。
私も怖いイメージを持っていたのは、闘争心溢れる顔立ちだったりする。 -
邸宅を出て、ここからキューバと言えば有名なあの場所に行きたい。
さっきの場所まで行かないとタクシーはいないので、戻って交渉。
10CUC(1100円)、値切ったけれど下がらず。 -
来た時と同じ海底トンネルを通って向かった場所は新市街の革命広場へ。
内務省の壁にあるゲバラ像。
「常に勝利に向かって」の文字が書かれています。
カミーロの肖像画。
ゲバラやカストロと共にキューバ革命を戦った人物。
「いいだろう、フィデル」の文字。
フィデル・ガストロと同志だったことが伺えますね。 -
後ろを振り返ると、ホセ・マルティ記念博物館。
彼も著作家であり、革命家なんだそう。
ゲバラ達とは生きた時代が違うね。19世紀後半キューバ独立革命に参加したキューバ革命の1世紀前の人物。
この博物館16時で閉館なんだって。
あと少しで閉館時間。入れなかった!
明日の日曜日は定休日だし、、次回って事で。この新市街って、ちょっと旧市街から距離があるのよね。 -
ここから一旦ホテルに戻ります。
このバイクタクシーで。8CUC(880円)。
セントラル公園で降ろしてくれました。オビスポ通りの端です。
右はアリシア・アロンソ・ハバナ大劇場で、左が旧国会議事堂。 -
これはオビスポ通りの民芸品市場。
いたって普通のみやげ物が売っています。 -
ホテルが見つからない!!
あせって番地から探ってみると、何と思っていた反対側だった。
初めてBooking.comの場所が違っていたことに気が付いた。あぁ、だから朝道に迷ったんだね。
これは別の日に撮った物。広間は一階にマッサージ店があるからドアは開いている。
この窓の模様がキュート。
この宿は両替もしてくれるので100ユーロが107CUCになりました。
1CUC=112円。
宿の近くでもATMはありました。 -
一旦ホテルで休憩して、また出かけます。
これはオビスポ通りのアンボス・ムンドスホテル。
宿から5分。
ヘミングウェイの常宿として有名。
1階や屋上レストランも人気とか。 -
ようやくタクシーでないオールドカー。
-
旧市街はどこも絵になるね。
-
さっきバイクタクシーに降ろしてもらった場所。
ここはヘミングウェイの行きつけのバーだったところ「フロリディータ」。 -
その前はセントラル公園。ホセ・マルティ像。
さっきのカバーニャ要塞もここからT3ルートのバスで行けるらしい。
5CUCで英語のガイド付き。行きにくい場所だから、こんな便利なバスも使うと観光も楽ね。
ここはwi-fiスポットなので地元民が座ってスマホをいじっています。 -
中に入ると満席。
-
これがヘミングウェイ。
素敵ねぇ~! -
途中でライブ演奏が入りました。
-
ようやく座ることが出来て、ヘミングウェイが好んで飲んだと言うモヒート「パパ・ヘミングウェイ」6CUC(660円)。
フローズンタイプでこれがすご~~~く美味しかった! -
その後、オビスポ通りを歩き、ホテル・アンボス・ミンドスの3軒隣のレストランへ。
外のテラスで。
キューバ名物のロバ・ビエハ、牛のもも肉を煮てほぐしてトマト、玉ねぎピーマンで似た料理。
モヒートも。
8.5CUC(935円)
モヒートはさっきのフロリディーナには叶わないね。 -
ここを選んだのは、さっき通った時にこの5人組みの歌声が気に入ったから。
チップを弾みました。
CDも売っていたので購入。
小柄ボーカルの男性の声が癒される。 -
宿に戻ってきました。
明日は最終日。
宿でタクシーを午後2時に予約してもらいました。
荷物は預かってくれます。 -
今日買ったもの、この袋だけ、5CUC(550円)。
マグネット 1CUC(110円)。
この二つはどこも同じ値段でしたね。
CD 10CUC(1,100円)。
CUCの紙幣。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 行き当たりばったりさん 2020/02/26 05:50:32
- お~、オイラのいた直後
- はじめまして。
行き当たりばったりと申します。
こちらは2月7日早朝にハバナをたちました。
オイラもタイムスリップしたかの感覚を味わえる今のうちにキューバ行くべきと言われていて、ようやく行けました。
ただいま編集中のハバナ旅行記も「ドナルドがホワイトハウスにいるうちに」とつけました。
不便だけど、それを帳消しにする魅力があるキューバ。近いうちにまた行きたいです。
こちらも順次アップしていきます。
実は旅行記少々渋滞中の行き当たりばったりでした。
- あっぷるさん からの返信 2020/02/26 12:09:26
- RE: お?、オイラのいた直後
- 行き当たりばったりさん
コメントを有難うございます♪
ホントですね、入れ違いです。
エアカナダは機内でキューバのツーリストカードを配られると聞きました。その辺も次の旅行記に出てくるんでしょうね♪
成田はまだコロナの影響は感じられませんでしたよ。
キューバ入国では韓国人共々理由なき足止めを食らってしまいました。
また行きたくなりますよね。
キューバ編も楽しみにしています☆彡
あっぷる
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