2020/01/31 - 2020/01/31
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Weiwojingさん
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今般、イタリア大使公邸でのチャリティ・コンサートの案内を受け、出かけてみた。「発達障がい児のために」ということで、YMCA同盟の主催であった。港区三田にあるイタリア大使館と大使公邸に出かけるのは初めてであったが、訪れてみてかなり広大な敷地にあるのには驚いた。
ここはもとは旧伊予松山藩邸だったところで、1924年まで松方正義公爵が住居として使っていた。松方公爵没後の1928年、日本政府からこれまでの大使館からここへ移転を提案され、1932年に移ってきた。1945年の東京大空襲で大使館が焼け落ちた後、1965年現在の大使館が竣工され、現在に至る。
この大使館敷地には元禄15年12月14日(1703年)赤穂浪士が吉良上野介を殺傷した赤穂事件の後、大石主税良金ら十士切腹の地の史跡があり、徳富蘇峰が建立した碑が残されている。
- 旅行の満足度
- 4.5
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都営k地下鉄大江戸線「赤羽橋駅」を出ると、すぐ目の前に東京タワーが聳え建っていて、まるで巨大なモニュメントみたいだ。
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駅から慶応大学方面に向かって10分位歩くと、イタリア大使館に到着した。大きな木立に囲まれた森と立派な門を構えた大使館は入口が厳重に守られ、中は外国と同じ扱いになる。
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駅から10分位歩くと、イタリア大使館に到着した。大使公邸は同じ敷地内にある。普段は厳重な門にさえぎられて中に入ることはできないが、この日は門が開けられていて、名前を告げて中に入ることが出来た。
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この大きなエントランスが公邸入口で、大きな車寄せがあり、ここから入った。
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中に入ると、大使ご夫妻に迎えられた。先ず大きなホールがあり、グランドピアノが置かれている。この日はここでコンサートが開かれることになっていた。このピアノは1942年の制作だそうだ。
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公邸の中はイタリア風のインテリアにあふれ、コンサートが始まるまでには少々時間があったので、いくつかの部屋を見せていただいた。
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何気なく置かれているキャンドル・スタンドも芸術的なセンスが感じられる。
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広い邸内にはあちこちに応接セットが置かれ、いつでも多くの来客が訪れている風であった。この日は70人くらいのゲストがいたのではないだろうか。
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面白いものを見つけた。椅子の背に日の丸が描かれていて、何となく座りにくい気がしたが、皆さんは如何でしょうか。
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こちらのコーナーも落ち着いた雰囲気で、ゆったり出来そうである。全体的に公邸内は派手なインテリアはなく、色調も抑えられた感じで、好ましく思えた。
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「詩寨半道雲」と書かれたボードが掲げられているが、右側にももうひとつあつた。ただ、どちらも中国語風で、意味は分からない。
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コーナーごとに色の異なる応接セットが置かれていて、どれもセンスがあり、興味深い。
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コンサートが間もなく開かれようとしている。50~60人くらいのゲストが来られたのではないだろうか。
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コンサートに先立って、ジョルジュ・スタラーチェ( Giorgio Starace ) 大使の挨拶があった。大使はこれまでグアテマラ、中国、インド、アラブ首長国連邦等の大使館で勤務され、1917年に日本に赴任された。
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アテルダ・ベネディティ大使夫人も挨拶された。
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今回のコンサートに出演されたテノール歌手の佐野成宏氏はイタリアオペラのみならずナポリ民謡も披露し、コンサートで聴くのとは大分違う。ほんの数メートル先で歌っているので、顔の表情や声の出し方がよくわかり、圧倒的な感動を得ることが出来た。
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佐野氏のコンサートはこれまで2度しか行っていないが、これまでと同じように声量のある歌声にはいつまでも余韻が残った。
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暖炉が焚かれ、温かな雰囲気が醸し出されていた。
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食堂には変わったオブジェがあり、一体何なのか大使館の方に聞くのを忘れてしまった。
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食堂には食事が用意されていた。用意された食事は必ずしも全部がイタリア料理という訳ではなく、一般的な欧州料理といった風であった。
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お酒コーナーにはイタリアのワインが置かれ、赤、白、ロゼがあり、どれも美味しかった。係の人にどこのワインか生産地を聞いたが、あまり分からないようであった。ビールもあったが、それほど多くなく、多くの人はワインに手を伸ばしていた。
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食事はビュフェ式で、このようなものがテーブルに並べられていた。
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こちらのコーナーはデザート類が置かれている。
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果物と左側はチョコレートムースだろうか。
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こちらはフルーツ類で、左上のブドウが気に入った。
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デザート類も目を引いた。
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大使が挨拶された。後ろにいる男性が通訳で、かなりきれいな日本語を話した。
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日本側主催者のおふたりが今回の大使館側の協力に感謝を述べられた。中央にいるのは大使夫人である。
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レセプションの様子。今回は日本の方が多かったが、もちろんイタリア人を始めアメリカ人、イギリス人等も目に付いた。
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外から見たレセプションの様子。
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外を見ると、かなり広い庭園が広がり、かつての大名屋敷をしのばせるものがあった。2時間半ほどのパーティを終えて、帰途に就いた。
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