2019/08/27 - 2019/09/01
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orangeさん
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コロナになる前に最後に行ったスコットランド。2014年から毎年行っており、2019 年もスコットランド行ってきました。
日本人があまり行かないマニアックな旅になっています。
今回は行路がアムステルダム経由、復路がパリ経由です。パリも2時間程度観光できました。
【行った場所】
①Riverside Museum
②The Glenlee
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エールフランス KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
Riverside Museum
乗り物に関する博物館です。電車・船・馬車など人間が乗れるものなら何でも展示されてます。
造船関係を巡る旅のため船をメインに見てきました!
設計は東京オリンピックで一時話題となった「ザハ・ハディド」です。
市内中心部からはやや遠い場所ですが、入場料は無料。 -
Queen Mary
1934年に"John Brown社"が建造した客船。
1957人の乗客を収容でき、1967年に役目を終えるまで北大西洋を1001回航海しました。 -
Queen Elizabeth
1938年に"John Brown社"が建造した客船。
日本にも寄港しているためお馴染みの船ですが、これは初代です。
第二次大戦時にはイギリス海軍に徴用され軍艦として改修されますが、戦後再び客船となりました。
1969年に役目を終えました。 -
Queen Elizabeth2
1967年に"John Brown社"がQueen Elizabethの後継船として建造。
25,000人を収容できる豪華客船。 -
クライド川はグラスゴーを横断している大きな川で、産業革命期の川沿いには多くの造船会社がありました。その中でも1人の海事エンジン技術者がクライド川流域で造船をスタートさせます。
それが"Robert Napier"。彼は”造船の父”と呼ばれています。 -
Robert Napier
1815年に"ロバート・ネイピア社"を設立し、海運会社の"キュナード社"向けにスクリューで稼働する初の蒸気船SSチャイナ号を建造。民間船だけでなく、海軍用軍艦のエンジン製作も依頼を受けるようになり鉄製蒸気船の建造も始めます。 -
Robert Napierの下で多くの技術者たちが育ちました。
その中には"William Denny & Brothers Ltd"を創設した"Denny兄弟"や"Robert Mansel"らが現れます。
Denny兄弟の造船所には3日目に行きました。 -
"John Elder", "Alexsander Kirk"," William Pearce"→"Fairfield Shipbuilding &
Engineering Co Ltd"
"James Thomson"," George Thomson"→"J&G Thomson"
"William Beadmore"→"William Beadmore & Co Ltd"
造船ゴールデン世代と呼ばれる技術者たちが名船を建造する造船会社を次々と設立し、グラスゴーは"帝国第二の都"と呼ばれるまでに成長します。 -
TS King Edward
1901年に"William Denny & Brothers"が建造した蒸気タービン船。 -
TS King Edwardに搭載された蒸気タービン
この蒸気タービンを開発した"Charles Parsons"がTS King Edwardのエンジンとして搭載するように"Archibald Denny"を説得し、採用されました。
当時の船舶用エンジンは蒸気機関が主流で、蒸気タービンは一部軍艦に採用されるのみ。民間船舶では採用されにくい状況でした。しかし、蒸気機関より効率的で速く進むTS King Edwardの成功により、多くの民間船で蒸気タービンがエンジンとして採用されていきます。
ちなみに蒸気タービンは”衝動タービンと”"反動タービン"の2種類あり、これは反動タービン。
膨張した蒸気の衝動で回転するのが衝動タービン、膨張した蒸気がタービンから流出する時の反動で回転するのが反動タービン。 -
船の模型
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馬車
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路線バス
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展示方法が大胆です。
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The Glenlee
Riverside Museumの側にある帆船。
1896年に"Anderson Rodger & Company"の"Bay Yard"で建造されました。
以前外観だけを写真撮りましたが、中を見学していなかったので今回は入ります。無料です。 -
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船内の調理室
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船員の居住スペース
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船内には一時的に簡易病院的な治療ができるスペースもありました。
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治療用ベッド
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トイレ
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船長用パントリー
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船長用寝室
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お風呂
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船長用リビング
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