2020/02/05 - 2020/02/05
120位(同エリア411件中)
いちごさん
2/1から2週間ほど、札幌に住む娘宅へ家事手伝いに行っていました。
2/5は婿殿の仕事が休みだったので、私にもお休みがいただけることに。
ちょうど、【札幌雪祭り】の期間中で「見たこと無いし、これからも見に来ることは無いと思うし、ココに居るのだから行かない手はない」と思ったのですが、コロナウィルスが怖くてやむなくあきらめました。
今年は暖冬で北海道もご多分にもれず雪が少ないと聞いていたけれど、どういう訳か、私が札幌へ行くのを狙ったように雪は毎日のように降るわ、しかも2~3日大雪の日があったり、旭川では最低気温が-36℃を記録するわで、どこへ行くにも観光するには悪条件。
で、思いついたのがテレビで放映している【ローカル線の旅】
「ローカル列車で名もない駅で降りて…」と私が言うと、婿殿が、「北海道では名もない駅で降りたらホントに何にもないですよ」と。
乗る電車も無くなったら帰って来れなくなるので、「名もない駅」で降りるのはやめにしたけれど、、、
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JR特急 JRローカル
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-
【ローカル列車乗り旅】なら雪が降っても寒くても、暖かい車内でぬくぬく過ごせる。
「名もない駅」での下車は止めて終着駅まで行くなら、ある程度のまとまった時間、車窓を楽しんだり本を読んだりと至福の時を過ごせる。
ローカル列車は囲われた車内ではあるけれど、人がまばらで安全そうな路線へ、、、常時マスクはしていたけれど。
我ながらいい思いつき(^^♪【ローカル列車乗り旅】へしゅっぱぁ~つ。 -
最寄り駅で行先案内版を見ると行先は、「小樽、倶知安、余市」方面へ行くか、札幌経由で【岩見沢】へ行くか、、、一瞬迷う。
今朝出発した時点では晴れ間も見えていたけれど、日本海側は雪が降っているらしいので、小樽方面は避けたほうが良さそう。
待ち時間も少ない【岩見沢行き】に乗車することに決定。
ただ、この電車は【いしかりライナー】という快速列車ではあるけれど。 -
約1時間の乗車で【岩見沢駅】に到着。
【いしかりライナー】、終着駅に近づく頃には車両に数人になってしまいました。
貸し切りみたいで良かった~(^^♪
いちおう旅なので、駅の外へ出てみます。
良く晴れていて、さほど寒くもない。 -
雪も少なめ。
じつは、午前中、小樽や余市に雪を降らしていた雲がだんだん東へ広がってきたようで、夕方くらいから大雪になりました。
その後3日ほど大雪が続いて、平年の積雪量に追いついたのだとか。
夜、最寄り駅から大雪の中をタクシーで帰ることになったのですが、そんな事になるとはつゆ知らず、晴天の【岩見沢】をいい気分で散策。 -
【JR 岩見沢駅】は2009年にオープンした4代目駅舎。
JRの駅の機能と市役所サービスセンターやギャラリーなどの機能をもつ「有明交流プラザ」からなる複合駅舎となっているそうです。
後日調べたところによると、駅舎では全国初の一般公募型のコンペで選ばれたデザインで、正面には古レールが使用されていて、'09年のグッドデザイン賞大賞、'10年日本建築学会賞など数多くの賞を受賞している駅舎だそうです、、、とWikの受け売りですが。
どうりで、おシャレな建物だと思いました。 -
案内表示版もおシャレです。
-
標識が指す【4丁目方面】です。
「岩見沢市の絶対外さないおすすめ観光スポット」によると、市内には以前旅館であった【玉泉館跡地公園】の美しい日本庭園や【宝水ワイナリー】などがあります。
この時期、どこへも行きませんが。 -
次の電車まで、まだ少し時間があるしお昼も近いので、お昼ご飯を食べます。
複合駅舎である駅の1Fで見つけた【いわみざわ農園】 -
「おむすび屋」さんで、イートインも出来ます。
お持ち帰りの人が多いのか、テーブル席が1つと -
カウンター席。
お昼ご飯にはほんの少し早い時間だったので、ほかにお客さんもなく、ひとりだったけれどテーブル席に案内してもらいました。 -
メニューは、「おにぎり」のほかに丼物、お味噌汁、卵かけごはんがあります。
「おにぎり」の種類が多くて迷うけれど、 -
「サケマヨ」と「明太生のり」
-
岩見沢農園産うみたて卵がおすすめだということなので「ゆで卵」、とコレステロール多めでカロリーオーバーなチョイスをしてしまいました。
美味しいし、旅行だし、まっいいか~(^^♪ -
「おにぎり」の昼食を大満足で終えて、次の列車に乗ります。
【岩見沢駅】での選択肢は、札幌方面、、来たばっかりなのに戻るわけにはいかない。
【滝川行き】、、気持ち的には滝川で乗り換えて雪の富良野へ行きたかったけれど、滝川から富良野への電車が約2時間待ちで15時30分くらいまで無い。
そんな事をしていたら、今日中に帰れないのでムリ。
【苫小牧行き】、、室蘭本線を通って1時間30分、ええやん~決定!!! -
ホームへ行ったら、何ともいえないビジュアルのすっごく素敵なワンマンカーが止まっていました。
旅気分、急上昇。
ちなみに、【岩見沢】から【苫小牧】へ行くには、朝来た札幌ー岩見沢間にある【白石】で乗り換えて行くルートもあります。 -
車内もいい具合にまばらで、ボックス席の片側だけという私の居住圏では見かけない、ひとりで落ち着ける席を確保しました。
-
ただ、室蘭本線のこの区間、ICカードが使えません。
知らずに改札をイコカで入ったので、「お降りの際は、整理券と運賃をBOXへ~」という車内アナウンスを聞いて、ちょっと焦りました。 -
【追分駅】で車内の半数以上の方が下車されました。
下調べもしていないし知識も何にも無いので、「ここに何があるのか」帰ったら調べよう~と心に誓う。
この駅には千歳、夕張、新得方面へ向かう【石勝線】が乗り入れていて乗り換え駅になっていました。
降りた人が多かったのは、だからなのかは分からないけれど。 -
数人の乗客を【苫小牧駅】まで運んでくれたワンマンカーから下車。
岩見沢駅を出る時の電車は雪だらけの顔だったのに、すっかり融けていました。
「ICカードで入ってしまったのですが」と運転手さんに言うと、「改札出るとき駅の窓口で払ってください」とのこと。 -
【苫小牧】は初めての地です。
太平洋側なので雪も少なそう。 -
駅の外へ出て見ます。
【苫小牧】の地名は有名だし、市の人口も北海道で4番目らしいけれど、駅舎はなかなか年季が入っています。 -
私の【苫小牧】のイメージは大きな紅白の煙突が立ち並ぶ製紙工場の街。
遠くに見える景色に、やっぱり。
学校の社会科で習った。 -
駅前には雪国らしい姿のオブジェが。
-
なんやろう~?
入ってみよう~ -
青・赤・黄色のボタンを押すと
-
ジュエリーフラワーの輝き・色・形が変化するらしい。
ふ~ん。 -
イルミネーションだそうです。
イルミネーションはやはり、夜のものですね。
昼間、日の光の下で見ると、ちょっと疲れた酒場のママみたい、、、
意味不明?(~_~;) -
【苫小牧駅】に戻って来ました。
ここでの選択肢は、【札幌方面】、、14:30過ぎだから、まだ帰りたくない。
となると、14・49発の【東室蘭】行き、、【室蘭】も行ったことないから、コレに決定~
東室蘭へは約1時間の旅。 -
ホームへ降りると、すでに列車が止まっている。
ラッキー!!座って待てる。 -
この電車には二人掛けのボックス席があったりもする。
相変わらず乗客も少なくて、いい席確保出来た(^^♪
喜んで落ち着いたところで、未踏の地【東室蘭】から札幌方面への帰りのルートを検索していて、エラい事に気がついた。
路線の知識もないくせに、私は何となく、室蘭からグルっと回って札幌方面へ帰れる気がしていたけれど、大間違いが判明。
室蘭から札幌へは、たった今出てきた【苫小牧】を経由して行くルートしかない、、、
アカンやん~(>_<)
列車はすでに動き出しているから、どこかで降りて【苫小牧】へ引き返すしかない。
でも、【糸井】【錦岡】【社台】……いくつかの駅に止まったけれど、聞いたこともない地名で、どこも寂しそう。
と、その時、「次は【白老(しらおい)】」と。
【白老】は知っている、、、ン十年前の若かりし頃の北海道旅でアイヌコタンに立ち寄った。
降りるならココしかない~と一瞬で決めて下車。 -
降りて、【苫小牧】へ引き返そうと時刻表を見たら、電車は1時間後。
とりあえず、外へ出てみます。
私は、またしても【苫小牧駅】の改札をICカードで出てしまったのですが、ココもICカードは使えません。 -
駅前は工事中。
-
工事のため歩くところも決まっていて、係員さんの指示に従います。
-
1時間もどうしようかな~?と適当に町をウロウロしたけれど、特に何というものも見つからず。
少し先にコンビニが見えたので、そちらの方へ向かいました。
すると、コンビニの向かいに「coffee」の旗が。
カフェとか無いかな~?と探していたので嬉しい(^^♪
ホームキッチンカフェ【宝竜】におジャマします。 -
先客1名。
常連さんのようで、お店の女性店主さんと世間話をされている。 -
私は、道路が見えるカウンター席に陣取ってコーヒーを。
夕方が近くなって来てだんだん寒くなってきたので、温かいコーヒーはホッとする。
コーヒーを飲んでひと休みしたら、もうすることも無くなって、まだ少し早いけれど駅に向かいます。 -
駅の中はまだ閑散としている。
私は椅子に座って本を読んで待ちます。
この後、電車の発車時間が迫って来るに従って、この駅を利用している高校生たちがたくさん集まって来ました。
その彼ら彼女らに交じって、【苫小牧行き】の電車に乗り込みます。
思ってもみなかったアクシデントだったけれど、だから【白老】のカフェでコーヒーを飲んで思い出作りになりました。 -
紅白の煙突がそびえる【苫小牧駅】に戻って来ました。
ここからは、札幌方面へ帰るのですが、普通電車を利用していると随分遅くなってしまいそう。
【ローカル列車乗り旅】の最後は、残念ながら特急に乗車することになってしまって、事のてんまつを話した娘に大笑いされてしまいました。
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