2020/02/09 - 2020/02/10
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ペコちゃんさん
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元気なうちに見ておきたいベスト10のうちの一つが「蔵王の樹氷」・・・雪道のマイカー運転はムリなので、一泊二日のツアーに参加しました。
ツアーのタイトルは『ロープウェイから見るライトアップ蔵王樹氷林と雪上車・ワイルドモンスター号で行く蔵王樹氷原2日間』。
一日目は夕方の山形蔵王、二日目は朝の宮城蔵王と2回の樹氷を見るチャンスがあるので、どちらかは見られるかなと期待して参加しました。
<一日目> 東北新幹線で福島に行き、そこからバスで《よねおり観光センタ― ⇒ 高畠ワイナリー ⇒ 熊野大社 ⇒ 山形鉄道・体験乗車 ⇒ 山形蔵王・ライトアップ樹氷 ⇒ 遠刈田温泉(泊)》
<二日目> 《遠刈田温泉 ⇒ 宮城蔵王・雪上車で樹氷鑑賞 ⇒ 蔵王酪農センター ⇒ 松島 ⇒ 塩釜・笹かまぼこ店 ⇒ 郡山》と巡り、東北新幹線で東京へ。
このツアーは人気があるようで、大型バスは46名の満席でしたが、メインの樹氷の他にも見どころが詰め込まれ、2日間の楽しい旅となりました。
写真は、山形蔵王のロープウェイ山麓線・樹氷高原駅周辺に広がる、ライトアップされた幻想的な雪景色。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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<一日目>
東京駅発9時24分の「やまびこ131号」に乗車し、福島駅に向かいます。 -
この時期は大宮の手前で富士山の美しい姿が楽しめます。
富士山はどこから見ても素晴らしい! -
宇都宮が近づくと日光の男体山がよく見え、その右側には大真名子、小真名子、女峰山など日光火山群の山々が連なって聳えています。
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10時46分に福島駅に到着。
西口の駅ビルには、JRのスーパー「パワーシティ ピボット」が入っています。 -
これは新幹線改札口を出た所に飾られた「巨大わらじ」。
福島市の中央・信夫山にある「羽黒神社」には、日本一の大わらじ(長さ12m)が奉納されており、昔、伊勢参拝などの長旅に出かける人々が健脚や旅の安全などを祈願したそうで、毎年8月上旬に「福島わらじまつり」が開催されます。 -
東北新幹線開業の1982年に造られた西口駅前のモニュメント。
モニュメントの上部にある鐘からは、古関裕而(1909~1989:福島生まれの作曲家)の生誕100年を記念して、古関メロディが時報として流れます。 -
2日間お世話になる山形市から来たヤマコーのバスに乗ります。
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米沢市の北に位置する高畠町に向かう途中、車窓から見えるのは雪の世界。
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福島から1時間ほど走って、12時に「よねおり観光センター」でトイレストップ。
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高畠町ではこの時期「まほろば冬咲きぼたんまつり」を開催中。
メイン会場はJR高畠駅前ですが、「よねおり観光センター」も共催会場になっています。 -
真っ白な雪景色の中、わらで編んだ “ こも ” の中に咲く大輪のぼたん。
風情豊かな真冬のお花見です。 -
山形の特産品「ラ・フランス」のジュースをゲット・・・400円はチト高いのですが、果汁100%の甘くとろける食感と芳醇な味わいに満足。
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その後は、近くにある「高畠ワイナリー」へ立ち寄り。
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高畠ワイナリーは1990年に創設されたワイナリー。
広い園内はブドウ畑に囲まれています。 -
趣のある建物の前庭は、春から秋にかけて美しい花で彩られ、各種のイベント広場にもなります。
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エントランスを入ると、ここにも冬咲きぼたん。
高畠ワイナリーも祭の共催会場の一つになっています。 -
左側のホール奥には、自慢のワインボトルがズラリ。
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建物の右側はワイン工場とショップ。
無数の気泡がある「高畠石」(写真の右側)は、宇都宮の大谷石などと同様、火山の噴火で噴出した火山灰の堆積で出来た石で、ミネラルを含み水はけが良いのが特徴。
高畠町の土壌には高畠石が多く含まれ、ブドウ栽培に最適だそうです。 -
圧搾 ⇒ 発酵 ⇒ 熟成の工程を見ながらショップへ。
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6種類ほどのワインを試飲しながら、ワインや地元の名産品が並ぶ広々とした店内でお買い物。
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当ワイナリーの人気No1ワイン「まほろばの貴婦人」・・・勿論、買いました。
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これは130もの樽が眠る地下貯蔵庫。
温度は12~16度、湿度は60~70%で、1樽から315本(720ml)のワインが瓶詰めされます。 -
ワイナリーを後にして、南陽市にある「熊野大社」へ。
大鳥居をくぐって駐車場へ向かいます。
神社の正式名は鳥居の扁額にある「熊野神社」で、「熊野大社」は通称。 -
駐車場は、何と「南陽市立宮内小学校」・・・一瞬、廃校かと思いましたが、南陽市の7校の小学校の中では3番目の規模です。
今日は日曜日なので、参拝客のために開放しているのでしょうか・・・広い駐車場には10台以上のバスが停まり、熊野大社への信仰の深さを感じました。 -
社伝によれば、806年に平城天皇の勅命により再建されたと伝えられ、その後も時の天皇、法皇の恩恵を受け、のちに天台宗・真言宗・羽黒修験・神道の四派も加わり、熊野修験の霊場としても栄えました。
歴代の領主である伊達氏・最上氏・上杉氏の崇敬を受け、社領の寄進や社殿の整備が行われました。 -
参道の入口右側に聳え立つ樹齢数百年の「大イチョウ」・・・源義家が「後三年の役」の後に家臣に命じて植えさせたと伝えられる巨木で、樹高:約30m、根囲り:7.7m。
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先ずは手水舎でお清め。
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大イチョウの先に建つ「安部右馬助(うまのすけ)碑」。
1600年に小滝口(南陽市)から長谷堂城(山形市)を攻め、武功を挙げた上杉家家臣の安部右馬助(1569~1646)は、その後、北条郷(南陽市)の荒地の開発を推し進め、吉野川の治水や熊野大社の修復にも尽力し、赤湯(南陽市)周辺の金山も経営した人物です。 -
狛犬と石灯籠に囲まれた「お御坂(おみさか)」と呼ばれる石段(47段)を上って、拝殿の方へ・・・短い石階段ですが、静寂さと厳粛さを感じる景色です。
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石段を上りきると、右手に拝殿があります。
1200年の歴史を誇る熊野大社は「東北の伊勢」とも呼ばれ、全国に約3千社ある熊野神社の中で、和歌山県の熊野三山、長野県碓氷峠の熊野皇大神社と共に「日本三熊野」の1つとされています。 -
左側にある鐘楼。
戦時中は多くの釣鐘が供出されましたが、この釣鐘は難を逃れました。 -
豊臣秀吉に仕え、豊臣家五大老の1人として会津藩120万石を領した上杉景勝は、秀吉の死後、西軍について敗北したため、1601年に米沢藩30万石に減封・・・その後、家老の直江兼続が1604年に熊野大社の修復に当たりました。
「茅の輪」をくぐって拝殿に進みます。 -
拝殿は山形県最古の茅葺き屋根で、向拝には飛翔する鳳凰や龍の彫刻が施され、どっしりとした風格が漂います。
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拝殿の中には、奉納された巨大な提灯がいくつも吊るされています。
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2008年の屋根修復工事の際に、1787年の古文書が発見されたことから、現在の拝殿は今から230年以上も前の江戸時代後期に建てられたとされています。
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熊野大社の御祭神は、伊弉冉尊(イザナギノミコト)、伊弉諾尊(イザナミノミコト)、素盞鳴尊(スサノオノミコト)の親子神です。
イザナギとイザナミが原初の夫婦神ということで、金運アップだけでなく、縁結び神社としてご利益があるとのこと。
拝殿の横には「はなあかり」の可愛らしい提灯が・・・ -
「はなあかり」は1~3月の限定頒布で、神様の宿る「さくら」と神聖な境内に灯りを燈して良縁を願う特別な提灯・・・奉納して良縁に恵まれたら来社して「はなあかり」を渡してもらえる、ロマンチックな恋の灯りです。
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拝殿の対面にある神楽殿。
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熊野大社には、知る人ぞ知る「うさぎ伝説」があり、本殿裏にその伝説の物語は隠されています。
折角なので、商売繁盛のお稲荷さんへと続く赤い鳥居の小道を通って、本殿の方へ。 -
拝殿から続く本殿・・・見事な彫刻が施されています。
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熊野大社の本殿にお祀りされているのは、縁結びの神様。
この本殿裏に施された素晴らしい彫刻の中に、別名「波にうさぎ」と呼ばれる兎の隠し彫りがあり、3羽すべての兎を見つけると願いが叶う・想いが届く、と言われています。 -
皆さん、一生懸命探しています。
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” あ、そこにいる! ” ・・・1羽はすぐに見つけました。
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2羽目は、あの辺かな?
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3羽目はこれみたい・・・兎の場所を他人に言ったり、聞いたりすると御利益が無くなると言われています。
探すコツは波模様から兎、兎から波模様に見える隠し彫り・・・方角など物の見方によって姿形が変わるので、確信はありません。 -
皆さん、兎探しに躍起になっていますが、その上の方には「鳳凰頭」の見事な彫刻があります。
本殿の東に彫られた鳳凰に朝日が、西の鳳凰に夕日が当たると、僅かな時間ですが鳳凰の目が光って見えるそうです。 -
境内には、約30もの社が点在しています。
これは学問の神様・菅原道真公を祀る菅原神社。 -
彫刻が見事な八幡神社。
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お詣りを済ませ、3羽の兎も多分見つけて(?)、足元に気を付けながら石段を下りて次の場所に向かいます。
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山形鉄道フラワー長井線の長井駅に到着・・・これからローカル列車に乗車して、山形の雪景色を楽しみます。
駅舎は建て替えのためか、プレハブ造り。 -
赤湯駅~荒砥駅の17駅(30.5 km)を約1時間で結ぶフラワー長井線は、1988年に山形鉄道がJR東日本から引き継いで三セク方式で運営するローカル鉄道。
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JRから引き継いだ当初の年間利用者は143万人でしたが、最近は58万人に減少。
ホームにも雪国のローカル線の風情があります。 -
待合室にやって来た女性車掌さんから乗車記念切符を受け取ります。
この車掌さんのお国訛りが何とも可愛く、温かく皆さんを和ませてくれました。 -
列車が到着するまでの間、地元農家の方が自家農園でとれたミカンなどを売りに来ました・・・三個入りのミカンが100円、安い!
ここ長井市の果樹農家では、主にラ・フランスやリンゴ、ブドウなどを栽培していますが、ミカン農家もあります。
ミカンを買ったついでに記念撮影。 -
雪の中を列車が到着しました。
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路線名の「フラワー長井線」は、沿線に花の名所が多いことから命名されました。(さくら回廊・つつじまつり・芍薬まつり・バラまつり・あやめまつり・ゆり園・紅花まつり・ダリヤまつり・はぎ公園・菊まつり)
今回の車両は「ダリア号」と「紅花号」の2両編成。 -
私達は2両目の「紅花号」に乗ります。
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外国の方も乗っています。
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1号車はキッズ列車・・・2019年5月~2020年3月までの毎月第2日曜日に、列車の中で絵本の読み聞かせや玩具で遊ぶ楽しい列車で、今日は丁度その日。(料金:親子で1,000円、定員:各回親子30組)
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長井駅から同乗した車掌さんが沿線の紹介やフラワー長井線について説明してくれます・・・しかも、強烈な山形弁で!
乗客数が年々減少する中、沿線には4つの高校があり、また山形市や米沢市の高校に通う高校生もいるため、何とか路線を存続させたい・・・そのために貸し切り列車やイベント列車を運行するなど、経営努力を続けています。 -
3月に予定している地酒列車・・・乗ってみたいですね。
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下車駅が近づくとグッズの販売・・・これは最上川橋梁と駅名入りの山形鉄道タオルで、今治産の高級タオルです。
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車窓から雪景色を楽しみながら・・・
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鮎貝駅に到着しました。
ここから再びバスに乗って山形蔵王に向かいます。 -
蔵王ロープウェイ山麓駅がある蔵王温泉スキー場の駐車場に到着・・・日曜日なので多くのスキーヤーが訪れています。
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ここの標高は855m・・・屋根のツララが凄い!
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17時からのライトアップを見るために、先ず「山麓線」で蔵王山麓駅から樹氷高原駅へ・・・大勢の観光客が並んでいましたが、15分ほどでゴンドラに乗れました。
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「山麓線」は53人乗りのゴンドラが、高低差:464m、全長:1734mの両駅を7分で結びます。
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ゴンドラから見た黄昏のゲレンデ・・・いい眺めです。
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樹氷高原駅に着いて外に出てみると、そこには幻想的な銀世界が広がっていました。
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樹氷高原駅から地蔵山頂駅の「山頂線」は18人乗りのロープウェイ・・・高低差329mを10分かけて上ります。
途中で見事な樹氷が見えたのですが、窓に氷が張り付いてうまく写真が撮れません。 -
1,661mの地蔵山頂駅に下りると、極寒の世界・・・
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おまけに、外は強烈な吹雪・・・多分、風速は15~20m。
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100m先にある蔵王地蔵尊まで行きたかったのですが、とても無理。
「開運の鐘」も雪に埋もれています。 -
凍える手でシャッターを押しました。
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余りの寒さと強風のため、駅舎の中から樹氷を鑑賞。
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ライトアップされた樹氷は幻想的でした。
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ロープウェイで樹氷高原駅へ下りると、駅構内は長蛇の列・・・帰りのゴンドラに乗るのに約1時間並ぶハメになりました。
添乗員さんの話によると、原因は3台のバスで来た台湾の観光客で、17時前に下山する筈がライトアップまで地蔵山頂駅にいたため渋滞した訳で、彼らのバスの運転手とガイドは3時間以上も駐車場で待ちぼうけだったそう・・・こんなことは初めてと、ロープウエイの従業員も話していました。 -
台湾の人達のお陰(?)で当初予定より1時間以上遅れて、21時前に蔵王町・遠刈田温泉にある今日のお宿「Active Resorts 宮城蔵王」にやっと到着。
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部屋の鍵を受け取った後は、時間が押しているためフロントの近くに荷物を置いて、部屋に行く前に夕食会場へ。
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ロビーに飾られた提灯の図柄は「遠刈田こけし」・・・遠刈田温泉は鳴子温泉と並ぶこけし発祥の地です。
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お雛様も飾ってありました。
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2階にある広々としたレストラン「森とそよ風」が夕食会場・・・バイキングですが、種類は豊富で美味しい!
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溶けたチーズが上から流れ落ちるチーズフォンデュ用のチーズファウンテン・・・見ているだけで食べたくなります。
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一番美味しかったのは、タンシチュー。
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21時半に、やっとお部屋(831号室)へ。
広い部屋にゆったりとしたセミダブルのツィンベット・・・快適です。
窓の外の雪景色も素敵でした。 -
1階の大浴場へ・・・外には2つの露天風呂があります。
約400年前に開湯した遠刈田温泉は、江戸時代に蔵王連峰・刈田岳山頂にある蔵王権現への講中登山の宿場町として賑わい、神経痛・筋肉痛・関節痛など足腰の病気に効能があるということで湯治客も訪れました。
温泉に浸って疲れを癒し、明日の宮城蔵王の樹氷を期待しながら1日目は終わりました。
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