2019/10/31 - 2019/11/01
278位(同エリア495件中)
爺一人旅さん
ミャンマーへは、成田を午前中の便で発って、ハノイでトランジットした。隣席はベトナム人の語学留学生で、暫くは日本の生活談に花が咲いた。ハノイのトランジットは、入国管理のフロアからチケットを見せて2階に上がる場所で、何度行っても記憶が曖昧になってしまう。ヤンゴンまでの隣席は、1年の内8か月以上も滞在するという、語学留学生の受け入れに携わっている日本人で、最近の情勢など話が聞けて、あっという間の数時間であった。3回目に入ったミャンマーの旅は、ピュー古代都市と未訪問だった遺跡の周遊を計画していた。 3週間滞在するので、先ずはマンダレー周辺から。続いて、ラシオとシーポーを見てからモンユワ、最後はピューに移動する予定である。素人話なので、気軽に読んでください。最初の話は、マンダレーの「インワ」遺跡です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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初めての夜行バスでマンダレーを目指すため、余裕を持って便を決めたら、3時間半も空いてしまった。ミャンマーの空港で1時間つぶしたが、いよいよ飽きてバスターミナルに行った。予約したJJExpressの事務所では、2階のVIPルームで休んでいろと言われ、何もない部屋だったが、横になれるのがありがたい。分かっていれば、直ぐに来たのにと、愚痴の一つも言いたいほど疲れた。
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バスは新型で、見栄えも良い。出発時刻になったら、下から呼びに来てくれた。
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シングル座席を予約しておいたので、ブランケットを掛けて寝る用意をした。走りだすと、水とスナック、それに歯磨きセットが配られて、いよいよ就寝と思いきや、景気のよい音楽が掛かってきて気合が入ってきた。
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2時間もすると、ドライブインで夜食とトイレ休憩。寝たばかりで起こされたが、後のことを考えてトイレには寄った。こんな時間でも大勢の人が食べたり飲んだりと、何とも賑やかである。
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外では、この時期には珍しいドリアンを売っていた。 その後も、良いな良いな!と思いつつ乗っていたら、数時間おきにトイレ休憩で、バスのマンダレー営業所に着いた頃には、朝の町に色がついて見えた。
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バス会社が用意した市内行バスに乗り換えて、早朝には中央駅前に到着。予約したムーンライト・ホテルは、特別料金も無く快くチェックインできた。日本と比べると、この大らかさに救われます。ホテルの前では、タクシー運ちゃんが観光客に声を掛けてきます。インワ一周で35,000チャットは、そこそこ理解できたので頼みました。2年前に来た時にはバイタク一色でしたが、今はツクツクとタクシーばかりで、この変化はすさまじいものです。
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インワは、マンダレーから数km南下した所に在る、古い都だった所です。 タクシーは、フロントガラスにひびの入った1000㏄のトヨタ中古車。波打ったような田んぼ道に入ると、ポツポツと遺跡が出てきました。 塀に囲まれた敷地には、「Daw Gyan Pagoda」と書いてあります。
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大きいパゴダには、仏像が在りました。誰の管理下でも無いのでしょうが、地元の人が花を供えています。こんな光景があちこちに観られて、本当に感心します。
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周りには、迫力のある創造物の像が、睨みを聞かせています。
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こちらも大きなパゴダです
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拝殿でしょうか? 入口が有ります
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お釈迦様がいました。 こちらもお供えが有ります。
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悪霊を払うのでしょうか、すごい顔です。
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敷地の中に、お寺が在りました。音楽には、不安を呼び起こす不協和音が在りますが、この建物は見た目の不協和音です。物悲しいより、気味の悪さが先に立ちます。
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そこを離れて少し走ると、広い範囲に幾つもの建物が出てきました。目を引いたのが、要塞の様な建物です。
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正面から見ると珍しい円形で、「Myint Mor Taung Pagoda」と表示が有りました。上が平らなので、何かの行事に使ったのかもしれません。
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運ちゃんが、登ってみろと言うので行って見ます。
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平らな頂上には、小さな祠とパゴダが在りました。周りに柵も無いので、端に行った私は、吸い込まれるような恐怖を覚えました。日本なら管理者の責任になりそうですが、海外では「自分の身は自分で守る」、当たり前が随所に見られます。
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周りは、何もない草地が取り囲んでいて、空気の爽やかです。
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お隣は、レンガに囲まれたパゴダ。
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登り口を見ると、運ちゃんがタクシーの隣で見ています。
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逆側に、大きな四角の建物が在りました。
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行って見ると、「Win Ka Par Temple」と書いてあります。お寺なので、それらしい物が中に有るのでしょうか。それにしても、円錐、丸、四角と、バラエティーに富んでいる場所です。
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外の壁には、漆喰の模様が残っていました。
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通路の中は、フラッシュを焚いたので明るく見えますが、本当は下が見えないほど暗いのです。
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入ってみたのですが、通路には小石やゴミが散乱していて、素足ではケガをしてしまいそうです。2階から先に入ったカップルの声がするので、階段を探したのですが、足が痛くなったので諦めました。
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戻りかけた道沿いの寺、「Kyaung Lain Temple」です。入り口近くで、地元の人が草刈りをしていました。草を掻き分けて入口まで行ったのですが、何もないので戻ってきました。
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そのまま走ると、観光牛車に乗ってきた欧州人一行に出くわしました。皆が入って行ったのが「BAGAYA僧院」で、古い木造建築の修道院です。先ず、拝観料を払って入ります。
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僧院の構造は、どれも同じようで、周囲を木の廊下、中には仏像と木の彫刻が在ります。風雨に晒される廊下は、素足だと足を切りそうです。
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壁の内側も、板が敷かれているだけで、注意しないと棘が刺さります。こちらの人は、平気で歩いて行きます。私もサンダル履きに変えました。旅が終わる頃には、足の裏も強くなっていることでしょう。
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古い木の彫刻が、無造作に置いて有ります。
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角に有るので、入る人に睨みを利かせる兵士の様です。
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仕切りには、アンコール遺跡に有る様な格子の窓。
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奥座敷の正面には、お釈迦様が鎮座しています。これまでに、幾つかの僧院を見てきましたが、お経を唱えているのは有りませんでした。何時かは、拝聴したいものです。
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僧院を出て、次は「Yadana Hsemee Pagoda」です。中には、建物が幾つも有ります。
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拝殿の前で写真を撮りました
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石仏が、真ん中に構えています。
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敷地の中で、結婚の誓いでしょうか。プロカメラマンと思しき人が、写真を撮っていました。 草の中で大変だなぁ、と思いながら出てきました。
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少し走ると、200年ほど前に造られた「MAHA AUNG MYE BOM SAN 僧院」です。広い敷地に在ります。インワ地区は、さほど広くは無いのに、至る所に歴史建造物があります。
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僧院と言っても、人が住んで居るわけでは無いようです。ちらほらと、地元の方を見掛けました。
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中は明るく、廊下も綺麗で歩くことができます。廊下から一歩内側に入ると、また廊下が出てきます。
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内側の廊下を進んで行くと、何体かの仏像が現れます。人気が無くて、寂しい限りです。
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敷地内には、白いパゴダが在りました。金色と白色のある理由は分かりませんが、汚れが無ければ、青空に映えて綺麗です。
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運ちゃんが最後に寄ったのは、「Lay Htat Gyi僧院」です。威厳というより気味悪く見えるのは、左右のバランスに関係するのかもしれません。
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魔除けの様な、沢山の彫刻が飾られています。
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石の重みが分かる、力強い建物です。これで、訪問したインワは終わりました。
伝えきれないのですが、前回来なかったのが悔まれる、見応えのある遺跡群でした。 -
マンダレーに戻る道すがら、人が入って練り歩く象を観ました。運ちゃんは、明日からの計画をしきりに訊いてきます。まだ2日使えるので、「Tameto Shwe Gu Gyi Pagoda」と「Halin(ハリン)」が残っています。さて価格は幾らか、ホテルに戻って交渉です。
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