2020韓国で現代アートをさがす旅vol.1（釜山市立美術館）

2020/01/25 - 2020/01/25

2020年1月，韓国に行ってきました！　釜山とソウルをめぐって，現代アートの魅力を探してきました。

まずは釜山市立美術館で，現代アート作家の塩田千春さんの展覧会に行ってきました。この展覧会は，2019年に森美術館(東京)で行われた展覧会の巡回展にあたります。あわせて，韓国の著名な美術家の作品にもたくさん出会うことができました。

※「塩田千春展 : 魂がふるえる」（会期：2019/12/17-2020/04/19：釜山市立美術館）　https://www.chiharu-shiota.com/top-japanese

追記：新型コロナウィルスで臨時休館となってしまいましたが，釜山市立美術館のＨＰからバーチャルリアリティで展示の様子が公開されています。
↓↓　中ほどにある〈VR ????〉をクリック
http://art.busan.go.kr/06_community/community01.jsp?mode=read&idx=1771&tn=news&pagenum=1

エリア 釜山(韓国)

関西空港から．．．

国際線に乗って．．．

出発～♪

雲の上をぐんぐん飛んでゆくと．．．

あっというまに．．．

釜山の街が見えてきました！

空港から電車を乗り継いで．．．

釜山市内に向かいます。

てくてく歩いて．．．

町に出ると．．．

美術館が見えてきました！

釜山市立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

どんな展覧会が開かれているのでしょうか。

さっそく入ってゆくと．．．

塩田千春さんの展覧会を見つけました！

目の前にあらわれる．．．

真っ赤な糸の空間。

小舟が．．．

ゆらゆらと．．．

赤い海をゆらめいています。

まるで未知の世界へと．．．

旅立ってゆくかのようです。

さてこの先に．．．

どんな世界が待っているのでしょうか。

塩田千春さんの原点は．．．

この絵から始まりました。

赤い糸に引っ張られるかのように．．．

こころ響く世界が．．．

続いてゆきます。

繊細なアートを生み出す．．．

アーティストの「手」。

その手の向こうに．．．

広がる黒の空間。

進んでゆくと．．．

そこには．．．

燃えたピアノの姿。

永遠に．．．

音を奏でることのないピアノが．．．

沈黙の調べを．．．

奏でているかのようです。

さらにここから．．．

赤い糸をたよりに．．．

心が思うままに．．．

ゆらりゆらり。

赤い糸から．．．

ふたたび黒い糸へ。

離れているかのようでも．．．

共にあるもの。

実と虚の姿が．．．

この時空間に映し出されます。

窓枠からは．．．

内なる外の世界が現れます。

アートの力強さと．．．

繊細さが伝わってくる．．．

魅力あふれる展覧会でした。

さらに美術館を歩くと．．．

「古き疑問」と書いてあります。

この展覧会はどうやら．．．

近現代における．．．

釜山の芸術家たちが．．．

これまで歩んできた足跡をたどり．．．

釜山の芸術とは何か？という疑問に．．．

挑んでいく目的のようです。

その答えは見つけられるのでしょうか？

豊かな色彩の魅力に対して．．．

抑えた色彩の魅力。

躍動する動物が現れたかと思えば．．．

静かに座る女性の姿。

さらに歩いてゆくと．．．

ここは異次元の世界でしょうか？

それとも現実の自然の中でしょうか？

目の前に．．．

季節感あふれる風景が広がります。

歴史の積み重ねがあっての現代アート。

ここ釜山で．．．

アートの歴史の深みに．．．

出会うことができました。

美術館の外に出てみると．．．

大きなオブジェが．．．

たくさん展示してあります。

その向こうに．．．

大きな石のオブジェが見えてきました。

世界的な美術家として活躍している．．．

李禹煥（リ・ウーファン）さんの世界が．．．

ここに広がっています。

十分に堪能して．．．

そろそろホテルへと入りましょう。

地下鉄に乗って．．．

釜山駅にやってくると．．．

外はもう真っ暗です。

韓国料理でも食べて．．．

駅前の東横インに泊まります。

さて明日はKTXに乗って．．．

ソウルに向かうことにしましょう。

～つづく～

この旅行記へのコメント （4）

• たらよろさん 2020/03/02 22:03:36

  たった1ヶ月前なのに～

  こんばんは、notchさん
  
  1月末といえば、まだ1ヶ月しか経っていないのに、、、
  今は、釜山もちょっと行きづらくなってますね。
  素晴らしいアートの世界を一足早く見ることができて本当に良かったです。
  赤い糸、、黒い糸、絡み合う糸、、、、
  一見、華やかなように見えるものや、
  見るからにおどろおどろしく感じるもの…
  現代アートって、その感性で見るから感じ方もいろいろですよねー♪
  
  たらよろ

  notchさん からの返信 2020/03/03 19:48:36

  メッセージありがとうございます。

  たらよろさん，こんにちは。
  
  １か月であっというまに状況が変わってしまいましたー　新型コロナがなければ釜山おすすめできたのですが，いま行くのはちょっと難しいですね。早く収束してほしいものです。
  
  この展覧会は実際に訪れると本当に迫力がありました。釜山の後にもあちこち巡回して，１年後の４月からは台湾でも開かれます。ご興味もたれたら，こちらで観に行かれるのもおすすめですよ。
  
  ご覧いただきありがとうございます。
  
  notch

• てぶケロトラベラーさん 2020/02/29 21:26:30

  すべてがアートな旅行記ですね♪

  notchさん、こんばんわ！
  韓国にも素敵なアートスポットがあるのですね～
  
  わたしは昨年、東京の森美術館で開催されていた、 「塩田千春展  魂がふるえる」に行ったので、旅行記を拝見して、懐かしいなぁと思うと同時に、  notchさんの目には作品がこんなふうに映るんだ！という新鮮な視点に魂がふるえました。笑
  
  わたしも塩田千春展の旅行記書きたいなと思っているのですが、
  残念ながら拙い写真ばかりです(;^ω^)
  
  森美術館では平日なのにごった返していて、人に疲れたのもあってあまり長居しませんでしたが、韓国の美術館では人が少なめだったんですか？
  塩田さんの作品は自分の心を内省しながら、じっと目に焼き付けたいものばかりだから、人が少ない時間帯を狙ってのんびりできればよかったなと心残りです。  
  
  notchさんは地下鉄の光景すらアートに切り取られるんですね。
  最近ゆっくり旅行記を読ませていただく時間が取れなかったですが、
  notchさんの素敵な写真がいっぱい見れて、わたしの写真欲も少し戻ってきました。
  
  
  てぶケロトラベラー

  notchさん からの返信 2020/03/01 17:00:56

  メッセージありがとうございます！

  てぶケロトラベラーさん，こんにちは！おひさしぶりです〜
  
  塩田千春展の旅行記ご覧いただきありがとうございます。てぶケロさんは森美術館に行かれたのですねー　森美術館のほうは話題になっていましたね。そんなに混んでいたのですかー　わたしは東京には行けなかったので，今回韓国まで行って見てきました。
  
  ちょうど韓国の旧正月の日だったので，美術館はとってもすいていて，ゆっくり観ることができましたよ。４月まで釜山でやっているのでぜひおすすめしたいところですが，コロナウイルスでたいへんな時期になってしまいましたねー　来年には台湾で行われるみたいなので，そちらに行かれるのもいいかもしれませんよ！
  
  ひさしぶりに旅行記を投稿されましたね！またたのしみにしています。
  
  notch