春節前のジャカルタのチャイナタウンを散歩してみた

2020/01/18 - 2020/01/21

現地滞在二日の弾丸ジャカルタ旅行です。目的はジャカルタのチャイナタウンを見に行くこと。インドネシア華人の暮らしを見ることでした。二日のうち一日は華人ウォッチング、もう一日はジャカルタ観光をしてきました。今回はチャイナタウン編です。

周りからは「ジャカルタ？何があるの？」と言われ、インドネシア人からは、「え？バリ行かないの？ジャカルタだけ？えっ？」と言われ複雑でしたが、大満足の華人ウォッチングができました。

エリア ジャカルタ(インドネシア)

グロドックエリアの市場に来ました。モールのようになっているのですが、1階は乾物屋さんが多いですね。

「魚」の下にHIと買いてあるので、福建語ですね。

春節前なので、飴やお菓子をみなさん大量に買われていました。

フカヒレのお店かな？店主が中国語も話せるようでした。

春節用のお年玉ポチ袋が大量に売られていて、みなさん群がっていました。

ゴールドショップです。あまり見ませんでしたね。タイはあちこちで目にするんですけどね。

中華系弾圧の歴史から中国語ができない人が多いので、その代わりに服装などで中華アイデンティティを表現している人が多いように感じました。

道端でイボ除去してるのは結構びっくりしました笑

グロドック内のフードコートです。ほぼほぼ、99%中華系の人でした。

一人飯だと、テーブル確保してから、ゆっくり注文～みたいにできないので、混んでいる時間はちょっと来にくいかもですね。店の人が若そうだったので、中国語は話せないかな？と思って、英語で話しましたが、ちゃんと英語で注文成立したのでホッとしました。インドネシアは英語が通じないイメージでしたが、旅行する分には全く困りませんでした。日本よりも全然通じます。ちなみに、EFの世界英語ランキングでは日本とインドネシアは同じで「LOW」に分類されています。（東京とジャカルタは「Moderate（並）」です）

グロドック周辺の民家。家の中でも中華式が継承されているんですね。

こんなにもにぎわうのかというくらいの人でした。とにかく春節用の飾り物のお店が多かったですね。

チャイナ服のお店も多かったです。言葉が話せない分、見た目にわかりやすい服装という部分で表現するのかなと。

唐とか古い時代っぽいスタイルの衣装もありました。もうここまでくるとコスプレですけどね笑

外を歩いているとポツポツとこのような福建形式の屋根がありました。

ぶらぶらしていて偶然見つけた廟です。

陳一族の廟のようでした。奥には仏様がいたのも面白かったです。

海外華人の間で大人気の媽祖様。

ここは四面仏がいらっしゃったり、ちょっと他とスタイルが違うように感じました。上座部仏教寄りなのかな？

これもヒンドゥーの影響を強く感じますね。タイなどの上座部仏教圏でもよく見かける夜叉ですね。

前ジャカルタ知事、バスキ・プルナマさんです。彼は客家系の華人で、中国語名を「鍾万学」と言い、ニックネーム「アホック（阿学）」で親しまれた人物です。こちらの廟にも来られたようで写真が飾ってありました。

中華圏にワープしたかのような光景にテンションが上がります。

四面仏にガネーシャ。東南アジアのインドシナ半島地域ではおなじみですね。

グロドックで最も規模が大きく、最も多くの参拝者がいると思われる金徳院というお寺に来ました。

線香を上下に揺らしてお辞儀をする中華式の参拝がしっかり受け継がれていましたよ。

やはり中華系は住む場所が変わっても、赤色が好きですね。

こちらは仏様。道教の神様と仏様が同じ寺院の中に祀られていました。

浅草寺でよくやるあれ、お香の煙を顔や頭にパタパタするやつ、みなさん同じことをされていました。面白いのは、水とか自分が口にする飲み物食べ物なんかも煙にくぐらせていたことですね。自分もいち仏教徒としてお布施と参拝をさせていただきました。

ご飯食べてると飲食店の中まで入ってきて紅包（アンパオ　お年玉袋）配る人が。お年玉くれるのかな！？と喜んでいたら、現地人の友達がその袋にお金入れて、獅子舞のお兄さんに渡してました。なるほど、こっちがあげるほうなのね笑

以上、春節前のジャカルタチャイナタウンからお送りしました！