2019/12/29 - 2020/01/05
1769位(同エリア3729件中)
らぱぱ代さん
ポーランド旅行ももう終盤。その5はワルシャワ到着から6日目、7日目のワルシャワ観光と帰国について。
12月29日 成田出発、ワルシャワ着。国内線でクラクフへ移動。
12月30日 アウシュヴィッツ、ヴィエリチカ岩塩坑。
12月31日 クラクフ旧市街観光。国内線でグダンスクへ移動。
1月1日 グダンスク観光。
1月2日 マルボルク城、トルン観光。
1月3日 ワルシャワ観光。
1月4日 ワルシャワ発。
1月5日 成田帰国。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
5日目はマルボルク城とトルンを観光して、バスで20時頃ワルシャワのホテル、ソフィテル・ワルシャワ・ヴィクトリアに到着(写真は翌朝撮影)。サスキ公園に面していてロケーションがとてもよいホテルでした。
-
客室内。今回の3軒のホテルの中で一番広かった。さすが5つ星。
-
水回り。もちろんバスタブ付き。
-
今日の夕食は夜遅い到着なので、ホテル内のレストランで。オープンキッチンです。ずらっと並んでスタンバっているのは、私たちの前菜。
-
前菜が運ばれてきました。ガラスの覆いの中には、ドライアイス(たぶん)が充填されていて、
-
開けると、もわっと広がります。パフォーマンスがすごい! 動画で撮ればよかったと終わってから後悔。。。
-
前菜のメニューは、サーモンのマリネ、ホースラディッシュとリンゴ添え。
-
メイン、仔牛の肉の煮込み、キノコソースとマッシュポテトを添えて。
-
デザート、オペラケーキ。
オペラケーキとは、普通のチョコレートケーキとは違って、コーヒー風味のシロップを染み込ませた薄い生地のあいだに、コーヒー風味のバタークリームとガナッシュ(生クリームを練り上げたチョコレート)を交互に薄く挟んだケーキのことだそうです。知らなかった、勉強になりました。
どれもおいしゅうございました。ごちそうさまでした。
第5日目、11400歩。 -
さて、一晩寝て6日目です。ホテルのグレードがアップすると朝食ビュッフェの品数が増えて楽しい。オムレツをオーダーしました。お味噌汁もありましたよ。お味は、ちょっと煮詰まっちゃった感じで残念でしたが。コーヒー、紅茶もテーブルまで持ってきてくれます。娘はカフェラテ、私はカプチーノをお願いしました。
-
9時、ホテルをバスで出発して本日の観光開始。まずはワジェンキ公園。面積74haで市内最大の公園。到着したときは誰もおらず閑散としていましたが、出る時には観光客が続々と到着していました。
このワジェンキ公園は、18世紀にポーランド最後の国王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ(「天の涯まで」に登場していた!)が造ったものです。私たちはここから入ったショパン像しか見学しませんでしたが、奥にあるというワジェンキ宮殿は見たかったです。 -
しだれ柳の下のショパン像をぐるりと回って記念撮影。夏はこの前でコンサートが開かれるのですよね。この像も第2次世界大戦中にドイツ軍に破壊されましたが、戦後復元。
-
ショパン像を見つめるフランツ・リストの像。大きさがだいぶ違いますが、ポーランドとの絆を考えると扱いが違っても仕方ありません。
-
公園前にはポーランド独立の父ピウスツキの像があります。
-
クラクフ郊外通りが、1月6日の東方三博士の日まで歩行者天国(現地ガイドさんは「ホコテン」と言っていました。とても日本語が堪能な方でした!)になっていてバスが入れないので、一旦ホテルへ戻りそこから徒歩で歴史地区観光へ。
写真は車が入ってこないクラクフ郊外通りです。 -
ホテルからクラクフ郊外通りへ歩いていくと正面に見えるのが、バロック様式のヴィジトキ教会。高校生のショパンが1825年にバイト(これも現地ガイドさんのボキャブラリ!)でパイプオルガンを弾いていたことで有名です。
-
ヴィジトキ教会内部の祭壇。
-
ショパンが弾いていたというパイプオルガン。
-
ワルシャワ大学にはショパンが1817年から1827年まで暮らしていたカジミエシュ宮殿があります。
-
建物外壁にあるレリーフ。
-
パリで客死したショパンの心臓が眠る聖十字架教会。
-
18世紀中頃の聖十字架教会の前のようす。戦争による破壊からよく復元したものだと思います。
-
心臓は教会内左手前の石柱に安置されています。
-
祭壇。
-
パイプオルガン。
-
ポーランド科学アカデミーの前のコペルニクスの像。こちらはトルンにあるものとは違って座っていますね。
-
バスで移動し、ショパン博物館へ。11時の開館を待ちます。
-
入館チケット。カード式。このカードをかざすといろいろなことが体験できるようです。残念ながら語学的に無理。
-
館内は、結構広いです。
1階に生い立ちに関する絵や手紙、2階にショパンと関わった女性たちの肖像画、最後に使用したピアノや楽譜、3階にショパンのデスマスクなど。。。 -
ショパンのサロンを再現した部屋。
-
あまり大きくない、というショパンの手のレプリカは地階に展示されていました。
-
この日の昼食は、歴史地区のすぐ横にある、ショパンも通ったというレストランのホノラトカで。ホノラトカはこのレストランを始めた看板に描かれている女性の名前です。
-
前菜、グリーンサラダ。
-
メイン、ズラズィ・サヴィヤネ(ピクルスなどを牛肉で巻いて焼いたもの)。
-
デザート、フルーツムース。
-
ホノラトカには、入口から入ったところにショパンの肖像が描かれているばずなのに、無かった、なくなっちゃったのかな、と店内を探したら、ありました! 入口が複数あるレストランでした。
-
壁の絵の反対側には、こんなショパンコーナーがあります。
-
ショパン様のお席。ほんとうかしら。
-
こちらの入口から入ってこれば、壁の絵はすぐ見つかります。私たちは、こちらから出ました。
-
でも、こんな門を入っていかなければならないので、何も知らない旅行者にはハードルが高そう。
-
午後の観光、ワルシャワ歴史地区散策の開始です。徒歩。街歩きはなんだかんだで歩きます。旧市街の外側はクリスマスマーケットになっています。
-
また発見! 旧市街の模型。
左側の四角で囲まれた広場が旧市街広場。右側の四角が旧王宮。下の弧の部分でクリスマスマーケットが開催されていました。 -
旧王宮。ジグムント3世がクラクフからワルシャワへ首都を移しました。
王宮前には大きなクリスマスツリーが鎮座しています。 -
旧王宮前広場。歴史地区は第2次世界大戦の際、街の85%が空爆により破壊されましたが、写真、絵画、文献を参考にほぼ戦前と同じ状態に復元されました。「ワルシャワ歴史地区」として1980年世界文化遺産に登録。
-
ビール通りを北へ進みます。
-
ビールを飲んでいる人たちが描かれた壁画の家。真ん中は、酔い潰れて赤ちゃんを抱いたかあちゃんに手を引っ張られているご亭主。
-
スーパー。奥に広いです。あとでフリータイムの時にきました。スーパーだとは教えてもらわなかったら、わからないですね。
-
旧市街の北西の端にあるバルバカンです。クラクフにもありました。やはりこちらの方がかなり小さい。でもちゃんと馬蹄形です。
旧王宮からバルバカンまでのエリアがクラクフから遷都される以前からの街の中心で、バルバカンの先は、遷都後発展した新市街となります。「新」といったって20世紀というわけではありません。 -
新市街側から見たバルバカン。
-
新市街の街並み。
-
新市街のキュリー博物館の手前の角を左に曲がってまっすぐ行くとワルシャワ蜂起記念碑があります。後ろの建物は最高裁判所。
ワルシャワ蜂起記念碑は、1944年のワルシャワ蜂起でナチスドイツ軍に抵抗したワルシャワ市民の勇気を称える記念碑です。ソ連軍の呼び掛けで起こったにもかかわらずソ連軍は救援しませんでした。ナチスドイツ軍の反撃を受け63日間で約20万人もの死者を出しました。崩れ落ちる遺跡の下を駆け抜ける兵士たちの彫刻です。 -
最高裁判所の裏から少し歩くと、ワルシャワゲットーを囲んでいた壁の跡があります。ガイドブックには場所が掲載されていないので、案内してもらえてよかったです。
-
ワルシャワゲットーのモニュメント。
ポーランドを占領したナチスドイツ軍は、ワルシャワにユダヤ人居住区を指定しそこに住んでいたポーランド人を追い出してユダヤ人を強制的に住まわせました。さらに居住区を壁で囲みました。ゲットー内でユダヤ人たちは飢えと不衛生な環境に苦しめられ、1942年からはポーランドに6箇所あった強制収容所へ移送されホロコーストの犠牲となっていきます。
きれいに復元された歴史地区ですが、つい最近の史実から目をそむけることはできませんね。重たい気持ちになります。 -
さて新市街に戻って、キュリー博物館。
キュリー夫人は、ポーランド3大著名人(コペルニクス、ショパンとキュリー夫人。最近は4大としてヨハネパウロ2世も入れるらしいですが)の一人で、ノーベル物理学賞、化学賞を受賞した女性。
キュリー夫人の生家を利用した博物館ですが、中へ時間がなくて見学できませんでした。 -
新市街からバルバカンを通って旧市街へ戻ってきました。旧市街を囲む城壁越しに眺めた新市街の街並み。
-
旧市街広場です。広場の真ん中にあるマーメイド像の回りにはスケートリンクが造られてはしゃぐ声が響いていました。
歴史を感じさせる建物に囲まれた広場ですが、全て復元されたものというのでびっくりです。執念すら感じますね。 -
スケートリンクで隔離されたマーメイド像。剣を振り上げた勇ましい人魚です。
-
ここでフリータイムになったので、新市街へとって返してお買い物。キュリー博物館のお隣のボレスワヴィエツ陶器のお店で食器を買いました。
-
続いて向かいのエー・ヴェデル・ピヤルニャ・チェコラディへ。老舗チョコレートメーカーWedelのカフェです。残念ながらお茶したわけではなく、併設のショップでお土産のチョコレートを買いました。
-
再度旧市街広場で集合して、旧市街からヴィスワ川のパノラマを眺めます。遠くに見える大きな屋根はワルシャワ国立競技場。欄干に南京錠をとめるのはもう世界的流行ですね。
-
洗礼者ヨハネ大聖堂の裏手の路地に置かれたウィッシングベル。鐘の上に手を置きながら周囲を回ると願いがかなうそう。なので鐘の上はピカピカ。私もやってみましたが効果は。。。
-
洗礼者ヨハネ大聖堂。前の道路はそんなに広くなくて、大きすぎて全景が撮れません。
-
灯りがともり始めた旧王宮前のクリスマスツリー。
-
またクリスマスマーケットを通って、ショパンピアノコンサートの会場へ向かいます。
-
会場はこちらの建物です。
-
会場内。私たちのグループと他に外国人カップル1組だけのこじんまりとした演奏会で、弾き手との距離の近さが最高でした。
-
ピアノはSTEINWAY & SONSの室内楽用。あまり大きくなく屋根もわずかに上げてあるだけですが、演奏による空気の振動がリアルに伝わってきて手で抱えていたバッグが震えるのがよくわかりました。
-
演奏者はAnna Kubiczさんという美しい女性でした。最初の軍隊ポロネーズと子犬のワルツ、最後の華麗なるポロネーズは知っている曲でうれしかったです。中休みにはスパークリングワインかオレンジジュースのサービスがありました。
ポーランドに行く前1ヶ月はショパンばかり聞いていましたが、生演奏はやっぱり違いますね! 素晴らしい! -
この日の夕食は付いておらずフリーだったので、旧市街のこちらのSTOLICAでいただきました。(写真は昼間前を通りかかった時に撮ったもの)
-
前菜その1、肉のタルタル。
-
前菜その2、ジューレック。
-
メインその1、骨付き肉のBBQソース煮込み。
-
メインその2、サーモンのグリル。
2人で4皿頼んで、1杯ずつワインを飲み、合計で260ズロチでした。ポーランドとしては少しお高い? でも、おいしかったですよ。
第6日目、22088歩。今回の旅行で最大の歩数! -
7日目、今日もがっつり朝食ビュッフェ。ワッフルも。
-
今日は帰国日。11時のホテル出発までフリーです。王宮内も見学したいけれどオープンは10時でとても間に合いません。ですが、昨日王宮前広場にいるジグムント3世の像を前から見ていなかったので、また旧市街へ散歩しにきました。
曇っていますね、残念。 -
旧市街広場まで足を伸ばしましたが、8時だと閑散としています。洗礼者ヨハネ大聖堂には8時からのミサにたくさん人が集まってきていて、信仰心が厚い人が多い国だと感心しました。
-
その後はクラクフ郊外通りを南下して、スターリンからのプレゼント、評判のよろしくない文化科学宮殿を横目で見て、ワルシャワ中央駅前に隣接しているショッピングセンターのズウォテ・タラシーまでてくてく歩いて行きました。
地下のカルフールと2階にあるHOME & YOU(日本でいうとFrancfrancみたいなお店)で少々お買い物をして、またてくてくホテルまで歩いて戻りました。 -
ホテル目の前にあるサスキ公園の無名戦士の墓。残念ながらタイミングがあわず衛兵交代は見ることができませんでした。
-
LO079便で帰国の途につきます。満席。
-
1回目の機内食。
-
2回目の機内食。いつもながら、帰国便は食べる時以外はほとんで寝ていました。ほぼ定刻通り成田に帰着です。お疲れさまでした。
第7日目、自主的ワルシャワ観光をしたため19720歩。 -
購入したものその1、帰国日にホテル近くのカルフールエクスプレスで余っていたポーランドズロチを使いきろうと買ったビール。4缶で12ズロチちょっと。
-
購入したものその2、クノールのスープの素。
-
購入したものその3、ボレスワヴィエツ陶器(手前右)とHome&Youのセール品のトナカイとボウル。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ポーランド2019
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ポーランド の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ポーランド の人気ホテル
ポーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポーランド最安
437円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ ポーランド2019
0
84