２０１６年１２月 ー ２０１７年１月　ポルトガル　（６）　ポルト　【街歩き、リベルダーデ広場で年越し】

2016/12/30 - 2016/12/31

２０１６－２０１７の年末年始はポルトガルへ行ってきました。

以前からポルトガルへ行く時はサッカー観戦したいと思っていたので、オフシーズンのこの時期に訪れる選択肢はなかったのですが、今後の予定を立てていたら、なかなか訪れる事ができそうになかったので、行ける時に行っておこうと決断！

大きな荷物を持っての移動をあまりしたくなかったので、宿泊はリスボンとポルトのみにし、リスボン→ポルトの途中でトマールに立ち寄り、あとは日帰りでエヴォラ・ギマランイス・オビドス・シントラ＆ロカ岬と巡りました。
そして帰りの乗り継ぎ地、デュッセルドルフでは時間があったので少し街歩きをしました。


【日程】
◇１２月２７日　成田→チューリッヒ（乗継）→リスボン
◇１２月２８日　エヴォラ
◇１２月２９日　リスボン→トマール→ポルト
◆１２月３０日　ギマランイス
◆１２月３１日　ポルト　
◇１月１日　　　ポルト
◇１月２日　　　ポルト→リスボン
◇１月３日　　　オビドス
◇１月４日　　　シントラ＆ロカ岬
◇１月５日　　　リスボン
◇１月６日　　　リスボン
◇１月７日　　　リスボン→デュッセルドルフ（トランジット観光）→
◇１月８日　　　成田着


【フライト】
・ＮＨ６７５１　　成田１１：０５⇒チューリッヒ１５：５０
・ＴＰ９２７　　　チューリッヒ１８：０５⇒リスボン２０：００　
・ＴＰ５４４　　　リスボン８：４５⇒デュッセルドルフ１２：４０　
・ＮＨ２１０　　　デュッセルドルフ２０：０５⇒成田１５：３５

【宿泊】
○リスボン
・オリシッポオリエンテ（１２月２７～２泊、１月６日～１泊）
・ホテル リス・バイシャ（１月２日～４泊）
○ポルト
・ホテル インターナショナル（１２月２９日～４泊）

エリア ポルト(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ギマランイスからポルトへ戻ってきて、ドウロ川までお散歩。

急な坂を下りていくと、ドウロ川が見えてきました。

ドウロ川にかかるドン・ルイス１世橋。
エッフェルのお弟子さんにより１８８６年に建造されました。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

見たかった景色が目の前に！

対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアと呼ばれる地区にはワインセラーが並んでいます。

ドウロ川 滝・河川・湖

ドウロ川では様々なクルーズ船があるようです。

日が落ちていい感じになってきました！

ワインセラーが並ぶ対岸もライトアップ。

旧市街側の川沿いはカイス・ダ・リベイラと呼ばれるエリアでレストランが並んでいます。

ガイドブックにも載っていたシェ・ラパンで夕食にしました。

シェ ラパン 地元の料理

ビールとタコのオーブン焼き。
サングリアが飲みたかったけど、時間が早くてまだ出せないってことでした。
タコが柔らかくて美味しかったけど、これだけでお腹いっぱいになってしまったのと店員さんがイマイチだったので追加注文はナシで。

シェ ラパン 地元の料理

すっかり暗くなりライトアップが映えます！

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

ホテルへ戻る途中、こちらのお店でお水等を購入しました。
家族で経営されてるようで小さいお店ですが、さすがポルト、ワインの品ぞろえが豊富です。

サン・ベント駅もライトアップされていて綺麗。

サン ベント駅 建造物

市庁舎塔の横にモニターが設置されていて新年までの時間がカウントダウン表示されています。

リベルダーデ広場 広場・公園

建設中だったステージも完成してました。

ホテルへ戻ると新聞が配布されてました。明日のカウントダウンイベントの情報も載っていて便利。

日が変わり１２月３１日。
今日はまず「世界の美しい書店ベスト１０」に選ばれた、レロ・エ・イルマオンへ。

レロ・イ・イルマオン 専門店

開店の10分ほど前に着いて、２０人弱並んでいました。
素敵な外観です！

こちらで入場券を購入しました。
※現在の入場券販売場所は書店の４件先にある建物でロッカーも完備されているようです。

入店すると、装飾の凄さに圧倒されます。

存在感のある階段は…

「天国への階段」と称されています。

階段裏の装飾。

曲線の美しい階段です。

ハリーポッターシリーズの作家、Ｊ・Ｋローリングに大きなインスピレーションをもたらした事でも有名です。

天井のステンドグラスが素敵！

壁や天井、どこを見ても素敵！

木製の装飾をアップで。
細かい細工ですね～

２階から１階を見下ろして。

ハート型にかたどられた木製の枠にステンドグラスがはめ込まれていて可愛い！

本を購入すると入場料を差し引いてくれます。
記念にストリートアートの写真集を購入しました。

どんどん人が増えてきました。
最後に外観をもう１枚。

クレリゴス教会。
バロック様式のファサード。

クレリゴス教会 寺院・教会

クレリゴスの塔。
塔に登る人の待機列は１時間待ちだったのであきらめました。

クレリゴスの塔 寺院・教会

クレリゴス教会内部。

ドーム部分。

クレリゴス教会内部。

クレリゴス教会内部。

クレリゴス教会内部。

クレリゴス教会主祭壇。

この扉の色と装飾が素敵でお気に入り！

クレリゴス教会近くで見かけたお店の入り口には…

ポルトガルの国民食、バカリャウ（干しダラ）がずらり！
３６５日違うレシピが出せるほど食べ方があるのだそう。

大聖堂前からの眺め。
クレリゴスの塔がひときわ高い事がわかります。

大聖堂ファサード。

ポルト大聖堂 寺院・教会

大聖堂とペロリーニョ。
ペロリーニョは罪人を吊るす台として使用されていたのだとか(ﾟдﾟ)！

大聖堂の側面。

クレリゴス教会を設計したイタリア人建築家ナソーニによって付け加えられました。

大聖堂内部。

大聖堂主祭壇。

大聖堂内部。

ゴシック様式の回廊。
ここから有料エリアです。

回廊のアズレージョには聖母マリアの一生等が描かれています。

１８世紀のアズレージョ。

回廊沿いにある聖具室。

聖具室にも磔のキリストが。

こちらも回廊沿いにある聖ヴィンセンテ礼拝堂。

テラス(回廊の２階部分)に上がれます。

テラスの壁もアズレージョで覆われています。

テラスのアズレージョ。

テラスのアズレージョ。

テラスへ続く階段にもアズレージョがありました。

大聖堂からドン・ルイス１世橋への道中、見かけたユニークなストリートアート。

ドン・ルイス１世橋までやってきました。

ちょうどメトロが通過しました！

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

怖いけど歩いて渡りまーす。

インファンテ橋方面。
左端にケーブルカーの線路が見えます。

セーラ・ド・ピラール修道院。

足元を見ると隙間があって下が見える事に気づいてしまいました…

怖いけど、眺めはとってもいいです！

渡ってきた橋を振り返って。

天気がよくて良かった！

ずっと眺めてられます。

橋を渡りきりました。

橋を渡ってすぐ右手にはロープウェイ駅があります。

ワインセラーの並ぶ川沿いまではかなりの高低差があるのでロープウェイが便利です。

でもロープウェイが苦手な私は、急な坂道と…

階段を…

歩いて下りてきました～

メトロが橋を通過してます！

川沿いにはお土産屋さん等のお店が並んでいます。

テイラーズへ行こうと思っていたんだけど、橋の上から見たら思っていたより距離がありそうだなと、すぐに予定変更・笑
国内第１位のシェアを誇るブランド、ＣＡＬＥＭのワイナリーツアーに参加することにしました。

ツアーまでまだ時間があるので、川沿いに並ぶお店でパンを買い昼食にしました。

景色を眺めながらのんびり、と思ったけど…

この子たちが狙っているのでびくびくしながら焦って食べました(^^;

CALEMの看板を掲げた船が。
かつてはこのように船でワインの樽を運んでいたんですね～

時間になったのでＣＡＬＥＭワイナリーツアーへ。

カレム 文化・芸術・歴史

ポートワインやワイナリーの歴史の説明を聞きます。

醸造方法の説明を聞きながら巡ります。

３０分ほどのツアーで最後にワインの試飲があります。

私は元々、白の方が好きなのでＣＡＬＥＭのもやはり白の方が飲みやすかったです。

今度はドン・ルイス１世橋の下側を通って旧市街側へ戻ります。

下側は歩行者と車が通れます。

ポルトの街並みのイラストが可愛い☆
それにしても、本当に坂と階段が多い…

先ほど、クレリゴス教会近くで見かけたのこのお店が気になってたので戻ってきました。
バカリャウコロッケのお店です。

店頭にディスプレイされていたバカリャウコロッケのタワー。
外からだと反射しちゃうので店内から撮ってみました。

行くのをやめたテイラーズのワインがあり、ここで飲む事ができました！
片手でも食べれるようにパレットの用な物にセットして渡してくれました。

これから仮眠してリベルダーデ広場でのカウントダウンに参加する予定です。
ホテルへ戻る途中、昨日も寄ったこのお店へ。
お店の方が感じ良かったので今日もここで買い物しました。

リベルダーデ広場のステージは音声のチェック等して準備中。

２０１７年まであと６時間４０分。

ホテルへ戻ると、メッセージとともにカウントダウンイベントで使うためのクラッカーが用意されていました。
結局、使わなかったけど(^^;

カウントダウンイベントで人が多いので、ホテルの入口を施錠しちゃうとの事で戻る時は入口で見せてね、と部屋番号が書かれたこのカードを渡されました。

２時間くらい仮眠するつもりが３時間寝てました（笑）
広場まですぐなので部屋でも普通に、ステージの演奏が聞こえています。
人ごみのなか、ウロウロするつもりもなかったので２３時４５分くらいにリベルダーデ広場へ出てみました。

すごい人･･･

なんとか腕を伸ばしてステージを撮りました。

カウントダウン表示の画面は見えなかったけど、１０秒前からカウントが始まって、年が明けると花火が上がりました！

リベルダーデ広場 広場・公園

遠いポルトガルの地で無事に新年を向かえる事ができました！

さすがポルトガル、ワインが降ってきましたよ(^^;
花火を見終えて部屋へ戻りました。

ステージでの演奏は続き、結局、寝れたのは朝方でした。
明日（というか今日）もポルトの街歩きです！

この旅行記へのコメント （4）

• salsaladyさん 2020/06/08 10:33:45

  アズレージョ＆天国への階段！

  ☆ポルトへの興味が強く､何度も拝見してるのでコメントしてたかも？と思いつつ。。
  
  ☆アズレージョの素晴らしさは駅ナカや建物の外壁まで素晴らしさが尽きないけれど、あちらの図書館は､正に国宝物ですね。
  
  ☆中欧での博物館巡りもかなり重厚な図書館が入っていましたが､果たしてその所蔵物は実際に有効利用出来るのだろうか？と疑問さへ。。。手に取ることが？
  
  ☆葡萄牙のファドと坂道を健脚な間に体験したいのですが。。。

  thierryさん からの返信 2020/06/11 22:12:23

  RE: アズレージョ＆天国への階段！

  　salsaladyさん、こんばんは。
  　コメントありがとうございます！
  　お返事が遅くなりすみません(>_<)
  
  
  > ☆ポルトへの興味が強く､何度も拝見してるのでコメントしてたかも？と思いつつ。。
  
  　いつも旅行記をご覧下さり、投票していただきありがとうございます。
  
  > ☆アズレージョの素晴らしさは駅ナカや建物の外壁まで素晴らしさが尽きないけれど、あちらの図書館は､正に国宝物ですね。
  
  　ポルトガルはあちこちで素敵なアズレージョを沢山見る事が出来ました☆
  　本当に図書館（本屋）とは思えないほど建物が素晴らしいですね。
  
  
  > ☆中欧での博物館巡りもかなり重厚な図書館が入っていましたが､果たしてその所蔵物は実際に有効利用出来るのだろうか？と疑問さへ。。。手に取ることが？
  
  　私もヨーロッパで何ヵ所か「世界一の図書館」と言われる所へ
  　訪れましたが、どこも高い天井までギッシリ本が並んでいるし
  　とても年季が入っていて、いつも「あの一番上にある本は誰かが読む事は
  　あるんだろうか？」と思います。
  
  > ☆葡萄牙のファドと坂道を健脚な間に体験したいのですが。。。
  
  　ファドも少し聴きましたが、とても素敵な時間でした(^^♪
  　salsaladyさんにも是非、訪れてほしいと思います！
  
  　thierry

• sanaboさん 2020/02/17 21:29:09

  ポルトでカウントダウン♪

  thierryさん、こんばんは～
  
  ポルトの懐かしい風景が沢山出てきて、また行きたくなりました(^^♪
  「シェ・ラパン」は私の時も店員さんの態度に
  ちょっとムカッとしたのを思い出しました。
  レロ・エ・イルマオン書店はファサードのお色直しが終わって
  綺麗な姿を見られて良かったですね。
  チケット売り場は、thierryさんの時もまだ通りの反対側だったのですね。
  …と思って改めて年度を見たら2016年ですものね～（笑）
  大聖堂も(鳥さんと狼の絵の)ストリートアートもカレムも
  そしてバカリャウコロッケもとても懐かしい～～☆
  ドン・ルイス１世橋は足元の隙間から真下が見えて
  とっても怖かったですよね(>_<)
  でも橋からの絶景は本当に素晴らしかった～☆彡
  リベルダーデ広場のカウントダウンにも参加でき、
  思い出深い年明けになりましたね(^_-)-☆
  続きも楽しみにお待ちしていますね～♪
  
  sanabo
  

  thierryさん からの返信 2020/02/20 06:40:02

  RE: ポルトでカウントダウン♪

  > thierryさん、こんばんは?
  
  　sanaboさん、おはようございます。
  　いつもコメントありがとうございます☆
  
  > ポルトの懐かしい風景が沢山出てきて、また行きたくなりました(^^♪
  > 「シェ・ラパン」は私の時も店員さんの態度に
  > ちょっとムカッとしたのを思い出しました。
  
  　シェ・ラパンの店員さん、sanaboさんの時もだったんですね(-.-)
  　「店員さんが優しかった」なんて口コミも見たので
  　たまたまなんでしょうか？
  　でもまた行きたいとは思えませんでしたー。
  
  > レロ・エ・イルマオン書店はファサードのお色直しが終わって
  > 綺麗な姿を見られて良かったですね。
  > チケット売り場は、thierryさんの時もまだ通りの反対側だったのですね。
  > …と思って改めて年度を見たら2016年ですものね?（笑）
  
  　ファサードはお色直しが終わったばかりって感じでとっても綺麗でした！
  　そうそう、チケット売り場はまだボックスの時でした。
  　その後、訪れた方の写真を見たらロッカーまであるなんて
  　立派になっててビックリしました（笑）
  　この写真、載せるのやめようかなと思いつつ…
  　やはりsanaboさんのツッコミが（笑）
  　やっと２０１７年に取り掛かれます(^^ゞ
  　気長にお付き合いください(*^^*)
  
  > 大聖堂も(鳥さんと狼の絵の)ストリートアートもカレムも
  > そしてバカリャウコロッケもとても懐かしい??☆
  
  　懐かしんで頂けて良かったです〜(^o^)
  　ストリートアートは同じ場所でも書き変えられちゃったりするから
  　同じものが見れると嬉しいですね。
  
  > ドン・ルイス１世橋は足元の隙間から真下が見えて
  > とっても怖かったですよね(>_<)
  > でも橋からの絶景は本当に素晴らしかった?☆彡
  　
  　怖いくせに足元の写真まで撮ってました。
  　本当にあの景色は絶景でした！夜景も撮りたかったです。
  
  > リベルダーデ広場のカウントダウンにも参加でき、
  > 思い出深い年明けになりましたね(^_-)-☆
  > 続きも楽しみにお待ちしていますね?♪
  >
  > sanabo
  
  　新年の幕開けにワインが降ってきたり、ポルトならではの
  　カウントダウンを味わえて思い出になりました！
  　ありがとうございます。
  　sanaboさんのイギリス続編も楽しみにしています(^^♪
  
  　thierry