令和元年旅の〆は家族そろって台湾経由カジノなしの美味しいマカオ②　～マカオの路地裏うろうろ食べ歩き～

2019/12/27 - 2019/12/30

世間は今年の年末年始は9連休、とか騒いでいるけど、我が家には関係なし。
でも、なんとかやりくりして近・短の旅の時間を作りました。
旅費を安くあげるために、母子と旅慣れていないパパで別行動を決断！
年末ピーク直前に母子のみで出発し、台湾に1泊してからマカオ入りすることにしました。
どうしても年末の忘年会を断れなかったパパ（初心者トラベラー）には、翌日ひとりでマカオのホテルまで来るように言い残してさようなら。

[日程]
（母子）
☆1日目：BR183　NRT1300-TPE1605 Y
　　　　　台湾
★2日目：BR801　TPE1000-MFM1155 Y
　　　　　マカオぶらぶら
☆3日目：マカオぶらぶら
☆4日目：BR808　MFM1150-TPE1330 Y
　　　　 BR196　TPE1520-NRT1920 Y

（パパ）
★2日目：BR107　TPE1000-KHH1545 Y
　　　　 BR835　KHH1640-MFM1825 Y
☆3,4日目：上と同じ

[宿泊]
1日目：Hilton Taipei Sinban（ヒルトンHPより予約）
2,3日目：Hotel Lisboa（Agoda.comより予約）

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: エバー航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

マカオ空港から本日のお宿、ホテルリスボアまで移動します。
空港の建物を出て右に曲がり、建物に沿ってまっすぐ直進すると、各ホテルの送迎バスや路線バスの乗り場があります。
リスボアに行くバスは小さなマイクロバス、係の人にバウチャーなど宿泊予約が証明できるものを提示しないと乗せてくれません。

＊バスのスケジュールはホテルのHPに記載されています。
　https://hotelisboa.com/leisure-facilities/free-hotel-shuttle-bus-service/?lang=en

マカオ国際空港 (MFM) 空港

空港からホテルへは橋を渡ります。
マカオタワーが見えてきた！
ピカピカするマカオっぽい建物も見えてきた！

実は今回マカオは2度目。
前回はずーっと昔、香港からこんなジェット船に乗ってやってきたなぁ。

バスは最初にお隣のグランドリスボアに寄った後、リスボアに到着です。
所用時間は30分弱。

なに～このキラキラ！

ホテル リスボア ホテル

お姫様が上がるような階段を上がると。
ここは美術館？と思うようなお高そうな美術品がずらっと並んでます。

おしゃれでノスタルジックなポスター。

部屋の予約はAgoda.comの前払い・返金不可プランでしたが。
チェックイン時に1000MOP（マカオパタカ）のデポジットを現金もしくはクレジットカードで支払う必要があります。
本日のお部屋はファミリースイート。
ドアを開け、まず最初のお部屋は一見落ち着いた雰囲気のリビング。
実は反対側の壁は一面鏡でキラキラ。

冷蔵庫の飲み物はすべてフリー、連泊の場合は1日1回補充あり。
アルコールはビール（サンミゲル）1本のみ、後はソフトドリンクです。
さっそく目を輝かせるチビノコ達、コラ！

ベッドルームその1。
お姫様ベッドだー、とチビノコが占領。

ベッドルームその2。
大人はこっちの部屋になってしまいました。

バスルームその1、写真じゃ分かりづらいけど、床もキラキラ、壁もキラキラ、台もキラキラ。
奥にはシャワーが隠れています。
アメニティはエルメス、勿体なくて使えない！

バスルームその2。
ぶくぶくぼこぼこ泡が出たり、シャワーでマッサージできたり、スチームでもこもこする機能の付いた、ちょっとアダルトなお風呂！です。

さぁ、お部屋の観察が終わったらレッツゴー。
ホテルリスボアとお隣のグランドリスボアは、地上の通路と地下の通路でつながっています。

ホテルリスボアのカジノの入り口だけ観察。
だーれもいません。

グランドリスボアのカジノの方には人影が。

グランドリスボア側から見た、ホテルリスボア。
カジノって「娯楽場」なのね。

グランドリスボアのキラキラの横を通って新馬路をまっすぐ行きましょう。

グランド リスボア ホテル ホテル

途中で「トイレー」とか言う人がいましたが。
街を歩いていても、ちゃんとトイレの場所は表示されているので安心です。

こちらのトイレがある建物は実は市場。
ローカルな肉屋さんや魚屋さん、上の階には八百屋さんが並びます。
この建物の最上階に「熟食中心」というフードコートがあるので行ってみたけど。
いまいち人もまばら、だったので。

営地街市（營地街市市政綜合大樓） 市場

建物を出て、市場の周りをぐるっと観察してみると。
にぎわっているお店を発見！
麺のお店のようです。

「萬利洪記」
壁にメニューの写真も貼ってあり、

英語のメニューもあるので。
指差しで注文可能、支払いは現金のみです。
マカオのお店はマカオパタカも、香港ドルも、両方使えるから便利ね。
ちなみに我が家、もしお金が余った時のことを考え、香港ドルを持ち歩き。
マカオのHSBC銀行のATMでは、キャッシングの時に香港ドルかマカオパタカか選ぶ事が出来たので、とっても便利でした。

＊HSBCマカオ　
　リスボアからセナド広場に行く途中、南湾大馬路で右折してすぐの所にあります。

いただいたのはワンタンメン。
ぷりっぷりの海老とお肉がぎっしり詰まったワンタンと、この平べったい麺が最高！
あっという間にいただいちゃいました。
ここおススメ！

ローカルな香りがする方に歩いて行きます。
黒ナマコ？を選り分けているのかな。

んん？ここも美味しそう。
店先でお肉を切っているところを見て足が止まりました。

「霊記飯店（Leng Kei Roast Restaurant）」
食べたいお肉を指差しとジェスチャーで意思疎通オッケー。

食べるところは2階にあります。
鉄格子の向こうには隣のおうちの洗濯物というナイスビュー。

ローストダック、ご飯なし。
パリッとした皮とジューシーなお肉がおいしい！
さっき麺を食べたばかりなのでスキップしたけど、ご飯があったら絶対合うねぇと言いながら、あっという間に食べちゃった。

このあたりセドナ広場から歩いて数分のところなんだけど、こんな普通の生活が垣間見れます。
観光客は、私たちだけっぽい。

ほそーい路地を通り抜け、

同善堂（Tung Sin Tong Historical Archive Exhibition Hall）
こちらの前を通り、

大馬路を渡って美味しいものがありそうなところを探し、

おっ、道の角で何か楽しそうに作られている！
ピーナツと水あめみたいなのを混ぜて、型に入れて、固めて。
サイコロみたいに切って、まわりにゴマをまぶして、袋に入れて出来上がり。

福隆新街 旧市街・古い町並み

出来立ての花生軟糖、お買い上げしました。
日本に帰ってから食べたんだけど、しっとりやわらかくて、ピーナツの風味が濃くて、お茶請けにとってもいい感じ～。
食べすぎると鼻血ブーになるかも？

福隆新街
白い壁、赤い扉、赤い窓や屋根がおしゃれで人気の通りです。
開いているお店は、観光客相手のお土産物屋さんや食べ物屋さんなど。
観光客だらけ、ふむふむ。

長い行列のこちら、気になったんだけど。
お腹はごはんモードじゃなかったのでパス。
後から調べたら、フカヒレスープの有名なお店だったみたいです。
海鮮ダメな人が1人いるので、並ばなくて正解。

添發碗仔翅美食 中華

「壹燕糖甜品」
甘いもののお店発見。
そうそう、こういうのを求めていた。

メニューを見て迷ったときは、左右のテーブルを眺めて皆さんの食べているものを観察します。

エッグタルト、実は中にドリアン入り。
これはドリアンが苦くて失敗。

みーんな注文していた、芒果腸粉。
マンゴーソースのかかった、もちもちした皮の中はもちろん甘ーいマンゴー。
しかし、我が家には量が少なすぎた。

杏仁＋タピオカ＋マンゴー
うーん、女子向け！
ドリアンで失敗したけどマンゴー系は味は確かで、お上品にデザートをいただくには良いお店でした。

お腹も満足したところで、一旦ホテルに帰ることにしましょう。

おしゃれな建物にはいちいち反応しちゃいます。

中央郵便局 (マカオ) 現代・近代建築

黄金ぎらぎら、カジノで儲けたらお買い上げされるのでしょうねー。
って、ギャンブルしないうちには関係ないね。

下を見ると、道のタイルの模様がいろいろ。

カニ？

エビ？

こりゃなんだ？魚？

夕日を浴びて、さっきよりピカピカが増したグランドリスボア。

お部屋に帰ると、ウエルカムフルーツが届いていました。
リラックスタイムを過ごしていると、初心者トラベラーのパパが無事にお部屋に到着。
実は空港からのアクセスについて、パパに何も教えていませんでした。
どうやってたどり着いたの？と聞くと。
タクシーに乗ろうと思ってお金を両替しようと思った→10000円札しかなくて、両替屋に騙されている気がしたので両替するのをやめた。
リスボア行きの無料バスに乗ろうと思ったけどバスがなかった→MGMマカオ行きのバスに乗って、そこから歩いてきた。
だって。
人に聞きながら自力でそこまで出来るなんて、パパのトラベラー力がアップグレードしていることにびっくり！

無事家族揃ったところで、夕食は外に出たくないとのリクエスト。
リスボアからグランドリスボアまで、地下通路を通っていきます。
通路にも美術品、そして警備員さんが見張ってるー。

これってシマシマしてるけど大理石製だよね？

グランドリスボアはリスボアよりもっと分かりやすく派手派手、成金趣味（辛口御免！）です。
お姫様階段も豪華！

ホテルの模型。

立派な彫り物。
こんなのが家に飾ってあったら、落ち着かないだろうな...

黄金集団ってなに？

エレベーターでU1階に上がります。
エレベーターを下りると、左手にはコーヒーショップ、右手にはこんな変哲もないドア。
実はこのドア、「粥麺荘」というレストランの入り口。
大人だけだったら、グランドリスボアのカジノから直接行けるようですが、この行き方は子連れではNG。
こちらのドアからだったら、子連れもOKなんです。

中に入ると、奥の方の席に案内されます。
大人だけだったら、カジノが見下ろせる席に行けるようです。

とりあえず、葉っぱ。
シンプルだけど美味しい。

麺。
ねぎはいらない、とチビノコ。

小籠包。

ワンタン麺。
ホテルの中ですが、リーズナブルな値段でいただける良いレストランでした。

食後は、旅疲れしたパパとやや風邪気味のチビノコ小はお部屋に帰還。
私とチビノコ大で徘徊に出かけます。

キラキラ～

どんどん色が変わっていくので、見てて飽きません。

ホテルリスボアの正面玄関、ゴージャス。

昼間歩いた道を進みます。
まぶしいくらいキラキラの所に来ました。

市政署 (市政署大樓) 建造物

セナド広場が、えー！
せっかくの素朴ないい雰囲気が、ギラギラに盛られてる...
私たちの好みとは真逆だわ。

セナド広場 広場・公園

路地まではギラギラしてなくてちょっとホッと。

天井からもギラギラ...

聖ドミニコ教会。
こちらはきれいなライトアップでホッ。

聖ドミニコ教会 寺院・教会

坂を上っていきます。

道の両脇にはお土産物屋さん。
夜なのに、続々と人が通過していきます。

ギラギラはこのお祭り？

丘の上に壁だけが残っている聖ポール天主堂跡。
そこでプロジェクションマッピングが繰り広げられ、そしてそれに向かって一斉にスマホを向けて撮影する人、人、人。

聖ポール天主堂跡 (大三巴牌坊) 史跡・遺跡

きゃー、無理ー。
あくまでも個人の好みですが、こういう歴史的建造物に人工的なニュアンスを加えてあれこれするのはちょっと...
チビノコ大も同意見、早々に退散します。

階段の道を下ります。

傘1本だけのディスプレイ。

なんでもない道を通って、

とんがり屋根のポストの前を通り、

十月初五日街という通りにやってきました。
お寺の入り口に座っている方を見るとちょっと和みます。

康公廟 寺院・教会

道の両側に並ぶお店はほとんどシャッターが下りていますが。
露店が並び、だんだんにぎやかになってきました。

ジュージュー美味しそうな匂いが漂っています。

ジュース屋さん。

海鮮が並ぶお店。

これはマカオ風おでんかな。

そう、こちらは康公夜市。
マカオの海鮮が楽しめる、というナイトマーケットです。
1本の通りの両側に数十件のお店が並んでいるこじんまりした感じですが。
お祭りのような雰囲気は十分味わえました。

夜の街に満足したところで新馬路をリスボア方面に戻ります。

今年はマカオ返還20周年。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
③に続きます。