日本海の冬　その１　－－－　瀬波温泉でしっとり、そして　村上街歩き

2020/01/12 - 2020/01/14

上越新幹線で新潟へ。大宮駅しか止まらな列車だったので　速いこと　約１時間半

越後湯沢を出て　まもなく　長ーいトンネルを抜けると　溶け残った雪が、、、

今年は本当に雪が少ない。

エリア 瀬波温泉(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

新潟で　丁度　お昼ご飯。

予約していたあさひ山へ

すぐ前に入った人は満席で断られていたから
人気の高さがわかる。予約していてよかった。

ランチ　鳥塩ステーキ　デミソースかけ丼とかけそば

鳥の甘さと柔らかさが口にすっと入る。
塩味は軽く　下に敷いたご飯がまたおいしい。さすが米どころ。

個室でゆっくりとおしゃべりしながらの食事は　旅をさらに楽しくさせる。
今回はどんな美味しい料理に会えるのか期待が膨らむ。

料金もリーズナブルでうれしい。

気をよくして　昼から唎酒

さわやかな濁り酒「雪げしき」も軽く飲みやすかったけど、料理には　辛口の一番右の　朝日山「充光」が合うと思った。

枡の木の香りがほんのり　昼から寄ってしまいそう。まだ、村上まで電車に乗らなくちゃいけないのに。

新潟駅の本酒館　
米どころならではのお菓子がいっぱい
棚に並んだ　おかきやあられは圧巻

みな味見したくなる。

瀬波温泉　大観荘せなみの湯は　すぐ目の前が日本海
ビーチもプライベートのよう

ホテルから浜に出ると　足湯があって　こんな寒いときも湯が滾々と湧いて　湯気が上がっていた。

鉛色の空　あいにくの降ったり止んだりの天気だが　この時期　雪がないのは珍しいらしい。

豪華な夕食　炊き立ての岩船産のお米は　つやがあって甘みもあってふっくら弾力もあって本当においしかった。

小さな釜なら　固形燃料でも炊けるんですね。

牛のしゃぶしゃぶと　のどぐろの刺身。いくら、数の子　正月過ぎての豪華料理は贅沢。

のっぺ汁は郷土料理　たくさんの野菜と冷たい汁

翌朝はバイキングで　食べられないかもと言いつつ　結構食べた。

宿の送迎バスで　村上駅まで送ってもらって　街歩き

駅前の灯台？

村上駅　
駅名が右から書いてあるのがレトロ

駅前のある童謡の碑

幼いころの歌った記憶がよみがえる。汽車という曲名だったっけ？

観光案内所がまた古い民家のようで　味がある。

案内所のお姉さんは　おしゃぎり会館までの行き方を　てきぱきと教えてくれた。

話好きなおじさんは　今度は夕日が見られるときにまた来てください、お金をためて料亭の鮭料理をぜひ食べに来て、と。

案内所の軒下につるされた　鮭

１０から１１月にかけて捕られた鮭は　はらわたを抜いて　塩をして　洗ってから　一年間の寒ざらし

すでにカラカラになっていたが。

口からぶら下がっているのは　作った人の名前を書いた札か。

案内所の中には、鮭の卵から育てた稚魚が水槽の中で遊んでいた。

大事に育てられ　４月には三面川に放流するそうだ。

そして４年後はまたここに帰ってくる。

おしゃぎり会館は　駅から歩いて３０分ほど。
おばさんたちは　タクシーで７分。

女性の運転手さんは　今年は雪が少ないと。去年からサラっと一度降っただけとか。

おしゃぎりとは　高山祭のような山車のこと

北前船の影響か京都の文化が入っていたのでしょう。なかなかの豪華な山車でした。

隣の若林家も大切に保存された　武家屋敷

庭が１５００坪もあるというから　びっくり

ぶらぶら歩いて市街地
古い建物が残る通り　
宿やだった建物。松尾芭蕉も泊まったとか。
が　今は食堂もやっている。
井筒屋は鮭料理の有名な店
老舗「きっかわ」の鮭製品を出しているそうだ。

鮭料理のコース　

まずは　寿司と酒びたし
本来ならお酒に浸して食べるものだが、
ここでは　ビーフジャーキーのようにちぎって食べる。
お酒に合う塩辛さ。

鮭は捨てるところがないと。

皮もカリカリに焼いて　チリチリに丸まりそうなところをいただいた。
少し弾力があって　香ばしい。

塩引きを七輪で

香りが強く　噛み応えもあって美味しい。これは　ご飯が進む。
お茶漬けで最高。

皮のから揚げも注文。

サクサクのふわっと溶ける感じ。全く臭みもなく　まるでスナック。

やはりこれで　〆ですか。

炊きたてのご飯をお替りして食べる。
出汁のきいた番茶は　村上産のお茶　

鮭問屋　きっかわ

吉永小百合さんをまねて　写真撮影

中に入るのも忘れて・・・・

風が冷たくなってきた。雨が降ったり止んだりの天気。
ついつい　足早に通りを歩いて　いつの間にか駅前に。

入った喫茶店のジンジャーティがホットするひと時をくれた。
ピリッとしてじんわりと体が暖かくなった。

ホテルに電話すると　すぐに村上駅まで迎えに来てくれた。