2019/12/27 - 2020/01/06
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isu617さん
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2019年の年末から2020年の年始にかけての南コーカサス3か国を「逆走」した旅行記です。
そして2016年のGWに終戦記念日のパレードの準備で赤の広場に入れなかったという旅行記を書いて以来3年半放置していたモスクワ再訪の機会が遂に訪れたので、それも記したいと思います。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6日目夜
ホテルに預けておいた荷物を引き取って、2日前の朝に着いたトビリシ駅に戻ってきた。
トビリシ駅は5階建てで小さめのモールみたいになっている。夕飯を食べようと思っていたがお目当てのフードコートが閉まってる!着いたときは朝だから閉まってると思ってたがずっと閉まってる様子。フードコート以外には家電製品と服しか売ってないので飲食店はなかった。 -
仕方ないので外へ。
しかし駅周辺は暗くてあんまり店がなかった。
やっとローカルな店を見つけて入店。写真はマッシュルームとチーズを焼いたやつ。おいしかった。これとオーストリとソフトドリンクで500円未満。トビリシの観光客向けのレストランは欧米並みの値段だったが、ローカルな店は安かった。 -
3本のホームのうち1番線だけは2階から、2,3番線は3階から階段を下りていく分かりにくい構造。
発車の1時間くらい前には乗車できた。 -
車両はアルメニアから乗ったやつより新しかった。
1等は2人部屋。友達と旅行に来てバクー行きの飛行機になぜか一人乗り遅れたというインド人と同室。 -
2時間ほど走り、ジョージア側国境で停車。
係員が来てアゼルバイジャンのビザを確認してパスポート回収。しばらくして返却。国によっては適当なページにスタンプを押されるのに、よりによって今回はアルメニア入出国とジョージア入出国が4つ同じページにきれいに揃えて押されてしまった。
これではアゼルバイジャン入国時にこのページをご覧くださいと言っているようなもんじゃないか! -
数十分走ってまた停車。アゼルバイジャン側国境に着いたようだ。多分それぞれの国の一番端にある駅で手続きしてるのだろう。
税関申告書が配られて記入、回収。その後、ビザを確認してパスポート回収。
しばらくすると・・・返却?いや、車掌室に呼ばれている!!一気に緊張が走ったが、アルメニアに行ってないインド人も呼ばれている。全員呼ばれるシステムみたいだ。 -
インド人が先に入り、写真と顔をチェックされて30秒ほどで終了。
続いて自分の番。
係員がパスポートをペラペラとにめくっていく・・・。
隣りには乗務員が立っている。これで賄賂を要求してくる可能性はぐっと小さくなった。
ついに係員が最後の方のページのアルメニアとジョージアのページを開く。
(頼む、見るな・・・)
そのページもほとんど見ずにそのまま素通りし、最後までめくると、適当なページを開きなおしておもむろにスタンプを持ち上げた。
(押せ!・・・)
ガチャン
(やった!!)
すると何を思ったかもう一度1枚めくり直し、そこには例の4つのスタンプが。
"Oh, you went to Armenia..."
"あ........."
"..................."(黙ってパスポート返却)
助かった!そのまま回れ右して部屋に戻る。パスポートを開くと、そこにはAZERBAIJANと書かれた赤いスタンプがあった。
これでアゼルバイジャン入国!
最初にジョージア側で停車してから約3時間。安心すると同時に、もう旅も終盤かという実感が湧いてきた。大事にパスポートをしまうとすぐ寝てしまった。 -
7日目
目覚めると遠くに油田らしきものが見える。バクーが近づいてきた! -
2時間半遅れでバクー駅着。
明るくなってから見てみたら電車がめちゃくちゃ長かった。 -
アゼルバイジャン料理のサージという鍋料理。鍋と言っても汁気はほとんどなくて、肉や野菜を焼いたもの。
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バクーの街中・・・何ここ?完全にヨーロッパ!
ヨーロッパに行っても古い街並みの中にちょくちょく近代的なビルが混じってたりするが、バクーは本当にどこまで行ってもこんな感じだった。 -
城壁に囲まれた旧市街。
よく見てみると、旧市街とは言いつつ外と同じヨーロッパ風の建物ばっかりのような。多分昔の建物はせいぜい基礎くらいしか残ってなかっただろうから、当時とは関係ない新しい建物を建てたんだろうなと思う。
まあ、城壁があって立派な建物があって細い路地が入り組んでて土産物屋やレストランがあれば旧市街っぽいいい感じになるのかもしれない。
中を一周すると30分くらい。
ただ中の方に入り込んでいくと入り組んだ道が多くて面白かった。 -
旧市街の中のシルバンシャー宮殿。
アゼルバイジャンの歴史は調べてもほとんど情報が見つからずよく分からなかったが、7~8世紀頃に作られたっぽい。東西の真ん中に位置するバクーは歴史上様々な勢力に占領と破壊を繰り返されて元々の建物は残っておらず、最近再建されたらしい。
中はきれいな博物館だった。入場料約1,000円と強気な設定だと最初は思ったが、庭園にモスク跡とかハマム跡とかいろんな見所があって意外と充実していた。 -
カスピ海!
海岸公園がずっと続いている。街と公園の間に大きな道路が通っているが、渡るための地下道が少ないので渡るのが難しい。 -
フレームタワー
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西の方に行くとケーブルカーで山に登れる。
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登った先にこんなのがあった。殉教者の小道というところらしい。
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アゼルバイジャンの食べ物といえばケバブ。
夕飯はシャワルマ。地元のファストフード店みたいなところに適当に入ったがかなりおいしかった。 -
バクラヴァとお茶。
バクーを歩いてもモスクは目につかず、イスラムの雰囲気はあまり感じなかったが、食べ物と飲み物を見ると文化的な基盤はやっぱりイスラムなのかなと実感。 -
新市街の中心地ニザミ通り。
人通りがすごい。ライトアップがすごくてなんかゴテゴテしている。 -
ところで今日泊まったのはユースの個室。のはずなんだが、これは大きな一部屋をペラペラの板で仕切っただけの粗末な部屋、というかブース。せめて天井までちゃんと仕切ってくれ・・・
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8日目
今日もバクーを散策。
旧市街のもう一つの遺跡の乙女の塔。これも発掘調査や文献をもとに最近再建されたらしい。 -
中は8階建てで、屋上まで上がれる。
新しいだけあって、タッチパネルとかを駆使した今どきの博物館になっていた。
アルメニアとジョージアもそうだったが、コーカサスの人は朝が遅くいので午前中は大体どこもすいている。ここは午後は特に混む上に中が狭いので午前中がおすすめ。 -
この時点でもうあまりやることがないので、海岸公園を端から端まで歩いていくことに。
遊覧船は強風のため休み。残念。 -
東の端の方にあるモールにはフードコートがある。
フードコートもケバブが多い。 -
肉もパンも米も楽しめるイスケンデルケバブ。ヨーグルトを付けて食べる。
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歩いている途中で見つけたグリーンマーケット。
スパイスを売ってたりして中東に似た雰囲気。 -
ヘイダル・アリエフ文化センター
中は博物館もあるらしいが、高いので入らなかった。 -
地下鉄で戻ってきて、絨毯博物館へ。
ここはスタッフが展示品が載っている台に座ってしゃべってたり、話しかけたらキレ気味に返されたり、全体的に印象が良くなかった。
絨毯博物館なので基本絨毯を見て回ることになるが、イランに住むアゼルバイジャン人も含めた地方による特色なんかも紹介している点が面白かった。 -
夜の城壁
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旧市街を通って帰ろうと思ったらだいぶ迷った。旧市街はそんなに広くないはずだけど。
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明日早朝発のモスクワ行きに乗るため、バスで空港へ。
バスは旧バクー駅舎南側の乗場(この写真を撮っているあたり)から発車する。
ネットには現金でも可と書いていたが現金はだめだった。地下鉄で買ったバクーカードしか使えないようだ。ちょうど使い切っていたので仕方なく乗場にあった機械でチャージしようとするが使い方がすごくわかりにくい。たまたま小銭の持ち合わせもなく、出発も迫っているので慌ててチャージしたら80円くらいで済むはずなのに700円くらい吸い取られた。
バクーカードは初見殺しなので注意! -
飛行機にはオンラインチェックインしていたが、携帯のQRコードを見せても係員は「何これ?」という感じで、他の係員も呼んだりしてたが誰も分からず出国手続ができなかった。空港の出国手続の職員がオンラインチェックインを知らないなんてことがあるんだろうか? 昔つけ麺屋で「スープ割り下さい」と言ったら「何ですかそれ?」と返されたのを思い出した。
結局、早朝にカウンターが開くまで寝て待つことになった。オンライン「チェックイン」とは一体・・・
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