年末年始ニュージーランド(4) トンガリロ国立公園＆ロトルア、タウポ

2020/01/02 - 2020/01/04

年末年始の9連休でニュージーランドに行ってきました。
ニュージーランドは2回目ですが、前回は乗継時間でオークランドを訪れただけだったので、今回は国立公園でのトレッキングをメインに南島と北島をめぐってみました。
北島では、タウポに2泊して日帰りでトンガリロ国立公園をトレッキング。隙間時間でロトルア、タウポ、ハミルトンなども散策しました。

＜旅程＞
【1日目(12/28土)】
　中部9:50→台北桃園12:20（CI151）
　台北桃園23:55→
【2日目(12/29日)】
　→シドニー12:15（CI51）
　シドニー19:25→クライストチャーチ0:30（QF139）
　クライストチャーチ泊
【3日目(12/30月)】
　クライストチャーチ7:30→マウントクック12:50（バス）
　マウントクック泊
【4日目(12/31火)】
　マウントクック泊
【5日目(1/1水)】
　マウントクック14:25→クライストチャーチ19:20（バス）
　クライストチャーチ泊
【6日目(1/2木)】
　クライストチャーチ8:50→ロトルア10:35（NZ5780）
　ロトルア13:00→タウポ14:00（バス）
　タウポ泊
【7日目(1/3金)】
　タウポ泊
【8日目(1/4土)】
　タウポ10:20→13:05ハミルトン14:30→オークランド空港16:19（バス）
　オークランド20:50→21:25ブリスベン23:05→
【9日目(1/5日)】
　→台北桃園5:50（CI54）
　台北桃園17:15→中部20:50（CI150）

エリア トンガリロ国立公園周辺(ニュージーランド)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ニュージーランド航空でクライストチャーチからロトルアへ。
トンガリロ国立公園の少し南あたりで冠雪した火山が見えました。地図によるとルアペフ山（Mt.Ruapehu、標高2797m）でしょうか。

10:33頃、ロトルア空港に到着

ロトルア国際空港 (ROT) 空港

10番のバスでロトルア市内へ。バス停は空港ターミナルを出て右手に少し歩いた場所にありました。飛行機には乗客がたくさんいたのに、バスに乗ったのは自分一人。
空港10:53→ロトルア11:10、2.8ドル。

ロトルアのバス
https://www.baybus.co.nz/rotorua/rotorua-urban/

市内中心部でバスを降りて、観光案内所アイサイトに立ち寄りました。

観光案内所 アイサイト 観光名所

タウポに行くバスの待ち時間の2時間弱でロトルアを散策。
まずはロトルア湖畔に行ってみました。

ロトルア湖と戦争記念公園 滝・河川・湖

湖畔にたくさんのカモメ

湖畔にあるマオリの集落「オヒネムツ・マオリ村」。実際にマオリの人々が暮らしています。

オヒネムツ マオリ村 旧市街・古い町並み

マオリ村内の「セント・フェイス・アングリカン教会」

教会内にはマオリ彫刻の装飾

教会の窓に描かれたキリストが見所のようです。

少し歩いてクイラウ公園。温泉池などの地熱活動を見ることができます。

クイラウ公園 広場・公園

泥火山のようなもの。別府温泉で似たようなのを見た気がします。

あちこちで噴煙の上がる公園内をしばし散策

足湯もありました。

レストランなどが軒を連ねる「ツタネカイ・ストリート」

観光案内所アイサイト前から、13:00発のインターシティのバスでタウポへ。
この区間もフレキシーパスを利用しました（詳細はマウントクック編に記載）。

https://www.intercity.co.nz/

少し遅延して14:20頃にタウポのアイサイト前に到着。

観光案内所 アイサイト 観光名所

本日の宿「Tiki Lodge Backpackers」にチェックイン

ティキ ロッジ ホテル

ドミトリー2泊で3676円（朝食付）。コンセントが部屋の1箇所にしかないのは不便。ロッカーは廊下にありました。

ティキ ロッジ ホテル

トンガリロ国立公園への拠点としてタウポに滞在しましたが、この日は特に予定がないので、歩くには少々遠いワイラケイ・パークに行ってみようと、宿でレンタサイクルを借りました。4時間で20ドル（カード払いは手数料2%）。高いですが、街のレンタサイクル店では4時間で40ドルでした。

ワイラケイ・パークに向かう途中に「タウポ・バンジー」

タウポバンジー アクティビティ・乗り物体験

バンジージャンプをしばし見物

自転車用のトレイルでワイラケイ・パークに向かったところ、結構大変なオフロード。マウンテンバイクの本来の用途とはいえ、初めての経験で疲れました。

山道を30分ほど走ってようやくフカ・フォールに到着。滝の上流は凄く流れの速い激流！

展望台から滝を見物しましたが、樹木で滝全体が見えない。

フカ フォール 滝・河川・湖

観光客の少ない対岸からの方が滝がよく見えました。

地熱地帯の「クレーター・オブ・ザ・ムーン」に行こうとしましたが、最終入場が閉園の1時間前で既に間に合わなかったので、更に遠くの「ワイラケイ・ナチュラル・サーマル・バレー」に行ってみました。入場料10ドル。

ワイラケイ ナチュラル サーマル バレー 自然･景勝地

所々で小さな噴煙が上がっていたりしましたが、正直なところ見所が乏しくガッカリな感じ。

帰りは舗装路でタウポに戻る途中、展望スポットで景色を観賞。
舗装路も結構アップダウンがあり、自転車での移動はかなり疲れました。

タウポに戻って自転車を返却し、しばし街を散策。中心部のタウポ湖畔にはレストランやカフェが軒を連ねていました。

通りがかりの「Spa Gate Fish and Chips」というお店で夕食。フィッシュ＆チップスを頂きました（7ドル）。

翌朝、Tongariro Expeditions社のバスでトンガリロ国立公園へ。
5:10に宿でピックアップの予定が10分ほど遅れて来ました。6:50頃にトンガリロ国立公園のマンガテポポ（Manngatepopo、標高1120m）に到着。

バスは下記サイトでネット予約（往復70ドル＝5240円）。天候次第で催行されない場合もあり、前日に確認のメールがありました。
https://www.tongariroexpeditions.com/

7時過ぎに出発し、マンガテポポから「トンガリロ・アルパイン・クロッシング」を歩きました。トンガリロ国立公園の見所を巡ることができる約19.4kmの人気トレッキングコースです。
朝は天気が悪く、次第に天候が回復しそうな予報だったので、のんびり歩きました。

トンガリロ アルパイン クロッシング 国立公園

マンガテポポ小屋。ここに宿泊している人もいました。

溶岩台地上の木道。滑り止めのゴムが貼られていて歩きやすい。
しばらく平坦な道が続きました。

少し寄り道して「ソーダ・スプリングス」（Soda Springs）に行ってみました。

ソーダ・スプリングス

ソーダ・スプリングスからしばらく歩くと、岩場の登りとなりました。

この先はハードになるので疲れていたら引き返せと。

晴れてきて、ナウルホエ山（Mt.Nguruhoe、標高2291m）が見えました！

反対側には、トンガリロ山に続く稜線も見えてきました。

サウス・クレーター内の平坦な道を進む。

右手にはナウルホエ山。歩き方には登れると書いてありましたが、バス会社に貰った案内図には、トンガリロ山ともども神聖な場所なので登るのは禁止と書いてありました。以前のエアーズロックみたいなものでしょうか。

ナウルホエ山の登山 国立公園

左手の奥に見えたのがトンガリロ山（Mt.Tongariro、標高1967m）と思われます。

レッド・クレーターに向けて再び登り。

振り返るとナウルホエ山♪
阿寒富士に似ている気がしました。

先ほど歩いてきたサウス・クレーター

あの先がトレイルの最高地点（標高1886m）

セントラル・クレーターとトンガリロ山とブルー湖

9時半頃、コース最高地点に登頂！
振り返るとレッド・クレーターとナウルホエ山が見えました♪

これから向かう先にはブルー湖とエメラルド湖

色の違う３つの湖が並ぶエメラルド湖（Emerald Lakes）に向けて、富士山の砂走のような斜面を下りました。

エメラルド湖の近くでしばし休憩

エメラルド湖とレッド・クレーター

別のエメラルド湖とレッド・クレーター

３つ目のエメラルド湖とレッド・クレーター。左奥にナウルホエ山も見えました。

エメラルド湖を後にして少し登り返すと、、、

ブルー湖が間近に見えました♪

振り返ると、セントラル・クレーターとレッドクレーターとナウルホエ山

ナウルホエ山の左奥に見えたのは、前日に飛行機から見えたルアペフ山（標高2797m）でしょうか。

ブルー湖を後にして下山開始。下界にRotoaira湖が見えました。

草原にこれから歩く道が見えました。

ケテタヒ小屋（Ketetahi Hut）の跡地。2012年8月に噴石で小屋が破壊されてしまったようです。幸いにも冬季で誰もいなかったとのこと。

振り返って山頂方面

樹林帯に入ってしばらくすると、トレイルの脇を急流が流れていました。大雨の際は氾濫して危険なようです。

少し寄り道して滝を観賞

13時頃、終点のケテタヒ駐車場に到着！多くの人がバスを待っていました。
帰りのバスは14-16時の間に随時出発ということでしたが、乗客が集まったので13:50頃には出発しました。

1時間ほどでタウポに帰着して、再び街を散策。
マクドナルドに飛行機が展示されていました。

タウポ湖畔を散策

湖に向けてゴルフ

湖岸では多くの人が日光浴

レイク タウポ 滝・河川・湖

カモメ

名前が分かりません。

ここは温泉のようですが、湖水が流れ込んでおり、少し手を入れてみましたが、あまり温かくなかった。

湖沿いにはホテルが並んでいました。どの宿も空室なしと表示されていた。

タウポ湖の向こうにトンガリロの山々が見えました。

ルアペフ山とナウルホエ山でしょうか。

観光案内所の南のトンガリロ・サウス・ドメイン

今夜も夕食は別のお店でフィッシュ＆チップスになってしまいました（10ドル）。これは量が多過ぎました。

宿のテラスから夕焼けとトンガリロが見えました。

翌朝、バスの時間まで特にやることがないので、のんびり起きて8時過ぎに宿で朝食。

10:20発のインターシティのバスでハミルトンへ。2階建バスでしたが、wifiはありませんでした。

途中、Tokoroaという町で30分ほどの休憩。周囲には飲食店など並んでいました。

遅延して13時半頃にハミルトンに到着。

次のバスまでの1時間ほどの間にハミルトンを少し散策。まずはハミルトン湖（ロトロア湖）に行ってみました。

ハミルトン湖 (ロトロア湖) 滝・河川・湖

湖畔にたくさんの鳥が群がっていました。

道端ではこんな花をよく見かけました。

ハミルトンの中心街も少し散策

バスターミナル内のお店で、、、

昼食にミンス・パイを購入（4.9ドル）

14:30発のインターシティのバスで空港に向かい、16:16頃にはオークランド空港に到着。
フライトまで約4時間半もあり、空港近辺を散策するつもりでしたが、雨が降っていたので空港内で過ごしました。3時間前にオープンしたチェックインカウンターに行ったら長蛇の列で、1時間近くかかりました（オンラインチェックインではボーディングパスは発行されず、自動チェックイン機もなかった）。保安検査と出国審査は空いていて5分程度で通過。

オークランド国際空港 (AKL) 空港

プライオリティパスの使えるSTRATA LOUNGEで食事

中華航空で台北へ。
約1時間後に機内食。

21:15頃、経由地のブリスベンで荷物を持って一旦降機させられ、保安検査を受けてゲートへ。プライオリティパスのラウンジに行ってみましたが、混雑のため入場制限されて入れませんでした。

ブリスベン空港 (BNE) 空港

再搭乗して23:15頃に出発。
約2時間後に機内食。

到着約1時間半前に2回目の機内食。

（台湾編に続く）

この旅行記へのコメント （2）

• 熟年ドラゴンさん 2020/01/16 07:37:52

  私も行ってみたい！

  　湊かなえの「山女日記」にトンガリロ出てきます。本で読んだときの想像とちょっと違っていましたが「ミルフォード」と共に一度行ってみたいです。
  　エメラルドグリーンの湖が綺麗ですね。

  mondoさん からの返信 2020/01/17 22:10:37

  Re: 私も行ってみたい！

  その本は知りませんでしたが、トンガリロが舞台なのですね！
  興味深いですが、電子書籍化はされていないようなのが残念です。
  エメラルド湖はそれぞれ色が違って綺麗でした。
  ミルフォードには今回行く時間がありませんでしたが、そちらも美しそうですね。いつか行ってみたいです。