木曽路を歩く

2019/11/03 - 2019/11/03

ジムの仲良し仲間と木曽路の日帰りバスツアーに行ってきました。
馬籠宿から妻籠宿まで旧道を3時間ほどのコースです。紅葉にはまだ早い時期でしたが、程よい運動になりました

エリア 木曽・塩尻(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

馬籠宿から妻籠宿に向かって歩きます

馬籠宿入り口です

馬籠宿入り口、右手のお蕎麦屋さんで昼食頂きました。量は少なめですが美味しかったです

馬籠の案内でよく見る水車です

両側に旅籠が並びます。今は殆んどお土産屋さんですが。

祝日ですのでかなり人出も多いです

そろそろ宿場の端っこです

案内板

馬籠の宿場を抜けました。
向かい側の山は恵那山。

展望台に出ます。向かいの山が恵那山。

旧中山道を妻籠宿に向かいます。
車道ではなくて右の道です。

案内板など細かく整備されて分かりやすいです
赤い→に沿って行きます。

妻籠宿へ7.1kmへ。

クマが出没することもあるみたいです
クマにこれから山に入ることを知らせますカランカラン。
大概の人が鳴らしてました。

可愛らしい水車今も現役かな？

又、クマ注意！

十返舎一九の歌碑が。ここいらあたりの宿が弥二さん喜多のお風呂の場面らしい。

馬籠峠。

本当に丁寧な案内標識。
妻籠宿へ5.5km。

外人さんもちょくちょく見かけました。
私も海外の古道を歩けたらいいな～と思います。
ＮＨＫで一本の道という番組しています。各局のアナウンサーが現地の案内人と
一週間位かけて歴史の道を歩くのですが、私個人で行くにはとても、とてもハードルが高く、ただただ憧れ乍ら観るだけですが、ヨーロッパの女性は一人でも山道を歩かれるのは珍しくないみたいですね。

個人で来ても迷わないくらい丁寧な案内でした。

いちこくお休み処。
ここは一石栃白木改番所跡で木曽谷から出る木材を検め、取り締まりを行っていた場所です。
江戸城や名古屋城は木曽の桧を使っていたそうで、木曽で暮らす人々は厳しい掟にしばられた暮らしをしていたそうです。

この佇まいから元庄屋さんの家かと思いましたが、厳しい番所跡でした。

広い土間。
大昔,祖父に連れられて田舎の家に行きましたが、かまどの数が違います。

田舎でもシステムキッチンになった今ではこの煙も懐かしい。

この木は八重の枝垂れ桜だそうです。

番犬？

途中、女滝と男滝がありました。
夏だとほっと一息したい場所です。

橋を渡って。

沢山の人が歩いて向かう先は一緒なので、迷うことはありません。

妻籠宿方向へ。

正面に滝があるのですが、、、

妻籠の宿が下に見えてきました。確かガイドさんは大妻籠とおっしゃておられたと思います。

空の色もどんよりと、日暮れも近くなり一人なら早く抜け切ってしまいたいところです。
今日は団体ですから、ワイワイ，ガヤガヤと。

どのお家も綺麗にされています

妻籠宿に着きました。

蹲には季節のお花が。

民宿かな？

陽の暮れが早くなっています。
早ければ5時半くらいにはお土産屋さんも閉店しているとか。
”栗きんとん”買わねば。ちょっと早足に。

栗きんとん買えました。
ワイワイと楽しい一日でした。

馬屋

到着！

余談ですが、参勤交代でこの道を通り江戸から京都まで（５３２ｋｍ）どれくらいで歩いたのでしょうか。


通常14日～1５日だったそうですが、九州の大名は宿泊費を倹約す為、１１日～12日で歩いたそうです。

因みに世界一の花嫁行列と云われる皇女和宮は京都御所から11月に27日間。
一日平均２０ｋｍ余り。花嫁道具や和宮様を担いで山越えの道は大変だった事でしょう。
お姫様も狭い籠の中でじっとしてるのはこれも又シンドイ。
時々は自分の足で歩きたかったのではないかな？
歩かれたかもしれない。
多分歩かれたと思う。

近藤勇、沖田総司、土方歳三は2月に16日間と記録にあるそうです。
当時の2月は今よりずっと寒かったでしょう。

私は８㎞程の距離を3時間でした。

馬籠宿から妻籠の宿のマップ