絶景のクロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェコビナツァー3　スプリット・トロギール・シベニク

2018/06/30 - 2018/06/30

いつか行きたいと思っていた絶景のクロアチア・スロベニア。ついでにサラエボとモスタルがついて、プリトビチェ2連泊（丸1日ハイキング）のツァーを見つけたので、思い切って申し込みました。
昨年のスペイン旅行予定が今年の1月にずれ込んだので、今年2回目の海外旅行になりますが、（相変わらず駆け足でチープです）この季節にしてはとってもお得なツァーでした。

初めてのEU非加盟国（ボスニアヘルツェコビナ）、非シェンゲン協定国（クロアチア）訪問なので、国境通過に時間がかかることに驚き、絶景にももちろん感動しましたが、内戦の傷跡にも心が痛みました。今までヨーロッパも西側の国々ばかり訪問していましたので、生活レベルの違いにもちょっと驚きました。年齢ばかり重ねても、まだまだ視野の狭い未熟者だなと痛感しています。
幸い天候にも恵まれ、陽気で楽しいツァーの皆さんととても印象深い6泊9日の旅行になりました。

①6月27日　成田⇒イスタンブール
　6月28日　イスタンブール⇒サラエボ⇒モスタル⇒ドブロヴニク
②6月29日　ドブロヴニク⇒スプリット
③6月30日　スプリット⇒トロギール⇒シベニク⇒プリトビチェ（★今日はここ）
④7月1日　 プリトビチェ国立公園
⑤7月2日　 プリトビチェ⇒ラストケ村⇒ポストイナ⇒リュブリャナ
⑥7月3日 リュブリャナ⇒ブレット⇒ザグレブ
⑦7月4日　 ザグレブ⇒イスタンブール
　7月5日　 イスタンブール⇒成田

エリア クロアチア

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

6月30日(土）今日は世界遺産のスプリットの史跡群とディオクエディアヌス宮殿、⇒古都トロギール、⇒　シベニクの聖ヤコブ大聖堂、⇒　プリトビチェ湖群国立公園、とクロアチアの世界遺産を訪ねて移動します。アドリア海に面した小さな街をはしごしたので、それぞれの街には特徴はあり雰囲気も違うのですが、大聖堂があり、塔に登ったりもしたため、印象が交錯してしまいそうでした。

6:00頃起床。

朝のホテルカタリナ外観です。

7:30　朝食です。
今日も朝からたっぷりいただきました。

8:30　ホテルを出発。今日はアドリア海に面した街をめぐります。

9:00にスプリットの旧市街に到着しました。

バスを降りてから海に面した商店街？（お土産やカフェなどが多いところ）を歩いて旧市街に向かいます。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

プロムナードを歩いて旧市街の方に向かいます。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

海の方に目をやると･･･。　なんか南国ムードの街です。

スプリット港 海岸・海

ブラチェ・ラティッチ広場かな？

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

魚市場。旧市街の西側にある活気ある市場。露店のテーブルの上にはアドリア海の新鮮な魚介類が並びます。地下に湧く温泉の硫黄の匂いが魚の生臭さを消してくれると言われ、1843年に宮殿内からこの場所に移されたそうです。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

ナニドニ広場。城壁の西側、旧市街の中心にある大きな広場。ヴェネツィア支配時代には市庁舎が置かれた場所で、政治の中心として機能していた。広場を囲む建物にはカフェやショップが入っており1日中にぎわっています。

ナロドニ広場から北側の城壁へ向かいます。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

北側の城壁。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

北側の城壁と金の門。（左下）

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

グルグールニンスキの像。宮殿の北側に立つ巨大な像。グルグール司教は10世紀にクロアチアのラテン語化に抵抗し、スラヴ語の保護に貢献した人物。クロアチアの英雄のひとりで、像の左足親指に触ると幸運が訪れると言われています。しっかり撫でてきましたよ。

グルグール ニンスキの像 モニュメント・記念碑

金の門からディオクレティアヌス宮殿内に入ります。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

宮殿内の道は狭いし、わかりにくいし、迷路のようです。
もし、スプリットでチョコレート買うなら、このお店と紹介されたショップです。（左下）暑かったので買いませんでした。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

大聖堂の正面から。

聖ドムニウス大聖堂 寺院・教会

大聖堂から西に向かう小道。どんどん細くなって、洗礼堂へと向かいます。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

宮殿内で一番狭い道らしい。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

宮殿前庭　皇帝の私邸の玄関口。前庭の前にはローマ時代のコスチュームの人が記念写真用に待機していました。（『地球の歩き方』に注意喚起されていたので、想定外のチップを要求されても嫌なので、カメラを向けませんでしたけど。そういう目で見ていましたが、ひょっとしたら、これは記念写真モデルではなくて、スプリット生活博物館のショーに出る役者さんたちだったのかもしれません。ローマ時代の皇帝や貴族、庶民、兵士、剣闘士などの衣装を着た役者さんたちが当時の生活を案内してくれるショーのようです。）

ペリスティルから数段の石段を上ると天井にぽっかり丸い穴が開いた空間に出ます。ここが皇帝住居の玄関広場だった場所です。皇帝はこの奥に続く謁見の間で訪れる人々と面会しました。この西側が居室部分で、東側にはダイニングが設けられていたそうです。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

そのまるい空の真下では、クラッパの演奏がされていました。
私のクロアチアの旅の目的の一つがクラッパの生演奏を聴くことでした。
すばらしい歌声、（まぁ、ここは誰が歌ってもよく響くのですが）
絶妙なハーモニー！　やっぱりアカペラは男声合唱に限ります。　あぁ、幸せ！

クラッパとはクロアチアのアカペラ男声合唱のことです。
毎日ちがうグループが演奏しているそうですが、この日のグループは2016年の『関口智弘のヨーロッパ鉄道の旅、クロアチア編』で出演した（たまたまその日ここで歌っていただけかもしれないけど）グループでした。あとで番組の録画を観てびっくり。

デジカメで動画を撮っていたのですが、確認できずに困っていたら、「スマホでしっかり撮影したから」とツアーのお仲間のご婦人が帰国してから動画を送ってくださいました。とってもうれしかったです。感謝感謝です。（実は自分のデジカメでもしっかり撮影できていました。）

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

添乗員さんが「ＣＤ購入した方と写真撮影してくれます！」とアナウンスして回るのですが、なかなか購入希望者が出て行きません。結局ＣＤを買ったのは私だけ。（帰宅してから何度も聴き惚れています）私と夫とこのクラッパグループのおじちゃんたちとで記念撮影しました。（急かされて慌てて出て行ったわたしの格好が凄まじい）私一人でもＣＤ購入したから添乗員さんも顔がたったのでは？と自己満足しています。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

面白いので、いろんな角度から丸い空を撮ってみました。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

フリータイムに入る前に空の広いところで撮影タイム。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

大聖堂を背景に記念撮影。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

こんな遺跡の中に住んでいる人もいるんでしょうかねぇ。
壁に生えているのはケッパー（スモークサーモンなどに付け合せる緑色の実のなる植物）だそうです。ケッパーを見るのも初めてですが、こんなところ（壁）に自生しているとは…ビックリです。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

地下通路を通って、集合場所の確認をしてから
1時間のフリータイムです。
10:00解散、11:00集合。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

まずは、拝観料25knを支払って聖ドムニウス大聖堂へ。

ディオクレティアヌスはキリスト教徒を迫害していました。だから、これ、ディオクレティアヌスの霊廟だったところを7世紀に教会にしちゃったそうです。しかも説教台に彼の石棺を使って作ったんだそうです。びっくり！

聖ドムニウス大聖堂 寺院・教会

コリント式の柱頭を持つ円柱に囲まれています。

聖ドムニウス大聖堂 寺院・教会

内部もキリスト教の大聖堂としては珍しい八角形。４つの祭壇や壁画などに刻まれた彫刻とともに荘厳な雰囲気を醸し出しています。

聖ドムニウス大聖堂 寺院・教会

バロック様式の聖ドムニウスの祭壇。
18世紀前半に造られたもの。

聖ドムニウス大聖堂 寺院・教会

入り口の、13世紀に造られたオーク材の扉は受胎告知からキリストの昇天まで新約聖書の28の場面が彫り込まれていて、ロマネスク彫刻の傑作として名高いそうです。

聖ドムニウス大聖堂 寺院・教会

聖堂内部。

聖ドムニウス大聖堂 寺院・教会

聖堂を背に細い道を西に向かうと洗礼室があります。

もともとはディオクレティアヌス帝によってユピテル神殿として建てられたものが後に改築されたものです。

聖イヴァン洗礼堂 寺院・教会

巨大な石の洗礼盤。
中世クロアチア王国の国王（クレシミル4世もしくはスヴォニミル）が彫られている。

聖イヴァン洗礼堂 寺院・教会

正面の像は聖ヨハネ。イヴァン・メシュトロヴィッチの作。

聖イヴァン洗礼堂 寺院・教会

ちょっとわきっちょに見えた素敵な風景。

聖イヴァン洗礼堂 寺院・教会

天井部分にも美しい彫刻が施されています。

聖イヴァン洗礼堂 寺院・教会

大聖堂の方へ戻り、地下宮殿へ。地下のお土産物屋さん街でお土産を物色して集合場所に急ぎました。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿 史跡・遺跡

地下のお土産物屋さん街でガイドブックを購入。
買い物はkn（クナ）でしたのですが、お釣りをユーロの小銭でくれたのがラッキーでした。
右は前庭で購入したクラッパのCDです。

集合は11:00だったのですが、早く集まったので、10:55にトロギールに向けて出発しました。

トロギールへのバスの車窓です。

11:30トロギールに到着しました。

トロギールは周りを城壁に囲まれた小さな島で本土とは橋で結ばれています。

古都トロギール 旧市街・古い町並み

北門です。17世紀半ばに造られたバロック様式で、18世紀に改修されました。門の上には街の守護聖人である聖イヴァン・ウルスィニ像が建っています。

古都トロギール 旧市街・古い町並み

北門周辺。旧市街の正面入り口です。

古都トロギール 旧市街・古い町並み

旧市街の狭い通りを抜けると、イヴァン・パヴァオ・ドゥルギ広場に出ます。

イヴァン パヴァオ ドゥルギ広場 広場・公園

聖ロヴロ大聖堂の外観を観て、

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

入り口の彫刻の説明を聞きました。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

大聖堂を背に左手（東側）に市庁舎・広場を挟んで南側に時計塔があります。

イヴァン パヴァオ ドゥルギ広場 広場・公園

市庁舎です。13世紀末から14世紀の建物です。

イヴァン パヴァオ ドゥルギ広場 広場・公園

広場を見下ろす時計塔です。塔の下部は聖セバスチャン教会で、塔の上には聖セバスチャン像があります。

イヴァン パヴァオ ドゥルギ広場 広場・公園

時計塔の隣にはロッジアがあります。ロッジアとはアドリア海沿岸の街の建物の壁から突き出した屋根付きのスペースです。かつては集会所などに使われていたもので、街の中心となる広場などに設置されることが多く、会議や裁判など公式の行事にも利用されていたそうです。

イヴァン パヴァオ ドゥルギ広場 広場・公園

狭い路地を通り抜けて南門の方へ向かいます。

古都トロギール 旧市街・古い町並み

城壁と南門。南門の脇にはロッジアがあります。
下段は南門を抜けて、城壁の海側（外側）です。

古都トロギール 旧市街・古い町並み

南門脇のロッジアはカフェになっています。

古都トロギール 旧市街・古い町並み

南門の外側、トロギールの港です。

古都トロギール 旧市街・古い町並み

また、狭い路地を通って聖ロヴロ大聖堂前に戻り、55分のフリータイムになりました。11:50解散、12:45集合で昼食になります。

古都トロギール 旧市街・古い町並み

55分しかないので、聖ロヴロ大聖堂をしっかり拝観し、塔に登ることにしました。

入り口の彫刻はラドヴァンの作品でクロアチアを代表するロマネスク美術の傑作です。上の半円部分はイエスの降誕場面。その二重の外周は受胎告知から復活、昇天までの諸場面。下左は獅子像の上にイヴ像。下右は獅子像の上にアダム像。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

入り口から奥の主祭壇まで続く身廊上部はゴシック建築様式の特徴である尖塔アーチです。

まずは鐘楼に登って街を見晴らします。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

鐘楼に登って、見晴らし台に出ました。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

海側の景色です。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

鐘と階段と陸（島）側の景色です。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

階段を下りて、大聖堂の内部を見学します。入り口から奥の主祭壇まで続く身廊中央のアーチからはキリストが描かれた巨大な十字架がぶら下がっています。

身廊突き当りにある主祭壇。13世紀のもので4本の柱で支えられた台の上の8角の天蓋は聖母マリアを象徴するユリの花をモチーフに造られています。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

祭壇手前の聖歌隊席は15世紀に造られたものです。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

身廊の中ほどに置かれた石の説教壇。13世紀に製作されたものです。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

聖イヴァン礼拝堂。聖ロヴロ大聖堂の中でもひときわ優美な空間で、天井と壁一面が、天使や使徒の彫刻で覆われています。天井には逆さになった聖人の像が彫られており、こうした逆さの聖人像はとても珍しいのだそうです。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

横から見た主祭壇。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

バラ窓とパイプオルガン。

聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会

本日のランチ。おいしかったけど、ちょっとさびしかったかも。

マグネットをお土産に購入しました。

シべニクへのバスの車窓。

下はたぶんプリモシュテンのの町です。

シべニクへのバスの車窓。丘の上に風力発電の風車が見えました。

シベニクに着きました。ここから海岸沿いに聖ヤコブ大聖堂に向かいます。

湾の中の交通整理なのか、対岸に海に向かって信号がありました。

丘の上には聖ミカエル要塞が見えます。

右手に聖フランシスコ教会が見えます。

シベニクの地図。

海沿いにフラニョ・トゥジュマン通りを歩いていくと、ホテルヤドゥランが見えてきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この遺跡がゴロゴロしている場所は、市立博物館の前です。ヴェネツィア時代の建物を利用した市立博物館で、考古学、民俗学、歴史などについてシベニクを紹介する展示が見られるそうです。

シベニク市立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

階段を上っていくと聖ヤコブ大聖堂です。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

西側の正面入り口とファザードのバラ窓。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

大聖堂の彫刻を手掛けたユライ・ダルマティナッツ像と
ユネスコ世界遺産のエンブレム。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

建物最後部の主祭壇はバロック様式です。祭壇画には1635年に城壁に現れたという「涙の聖母」が描かれています。祭壇手前の柵はニコラ・フィレンテイナッツの手によるものです。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

身廊。両側に側廊をもち、入り口からドームの下まではゴシック様式のアーチが続いています。屋根はルネッサンス様式で、2つの様式が融合している様子が見て取れます。（正面ファザードの内側になります）バラ窓からは西陽が差し込んでいました。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

祭壇に向かって右側奥にある小さな部屋は洗礼室です。中央に洗礼盤が置かれています。貝のモチーフは聖ヤコブのシンボル、ホタテ貝にちなんだものです。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

洗礼室の天井には天使や聖人の像が精巧に彫られています。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

天上や壁面に施された精緻な彫刻はユライ・ダルマティナッツやニコラ・フィレンティナッツらが手がけたものです。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

大聖堂の周囲に彫られた71人もの人頭。建設当時の市民の有力者がモデルと言われています。

毎年6月中頃から末にかけて行われる「国際子どもフェスティバル」の期間中なので、街中が子供たちが描いた可愛らしいイラストで飾られたり、子供たちのための様々なイベントが開催されたり、町が明るく楽しい雰囲気に包まれます。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

北側の入り口は「ライオンのドア」と呼ばれており、アダムとイヴやライオンの像などが彫られています。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

聖ヤコブ大聖堂の北側に面したレプブリカ広場。
この建物はヴェネチア時代の市庁舎です。

レプブリカ広場に面した聖ヤコブ大聖堂の北側には子供向けのイベントの会場になるらしく、椅子が並べられていました。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

聖ヤコブ大聖堂のドームと悪魔退治の聖ミホヴィルの彫像。（レプブリカ広場側）

聖ミホヴィルとは大天使ミカエルのこと。
大天使の名前、ミカエル（ヘブライ語）は英語ではマイケル (Michael) 、ドイツ語ではミヒャエル (Michael) 、フランス語ではミシェル (Michel) 、スペイン語・ポルトガル語ではミゲル (Miguel) 、 イタリア語ではミケーレ (Michele) 、フィンランド語のではミカ (Mika) 、ロシア語ではミハエル、アラビア語ではミカイール、と言うそうです。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂 寺院・教会

聖バルバラ教会。15世紀に建てられたゴシック様式の教会。西側の壁面には窓や彫刻が不規則に並んでいます。屋根を飾る2つの鐘楼はいずれもバロック様式です。

聖バルバラ教会 寺院・教会

旧市街の石畳の細い路地。ところどころに犬のための水飲み場があります。

聖ミカエル要塞にはどっちへ行っても行けるんだ。

左上、長さの単位。手から肘までの長さが基準になっていて、当時この辺で使われていたのは右側の短い方だとか。クロアチア人は小さかったのかな？

旧市街の細い路地は、街灯もかわいい。

イヴァナ・パヴラ広場にあるゴシック・ルネッサンスの聖イヴァン教会。

ワイン屋さんとガイドさん。

聖イヴァン教会。15世紀に建てられたもので、鐘楼の西側にはシベニクで最初の大きな機械時計が設置されています。南側の階段の手すりはニコラ・フィレンテイナッツの作品です。

「国際子どもフェスティバル」の期間中なので、街中が子供たちが描いた可愛らしいイラストで飾られています。

旧市街の路地、現代のお土産店街と中世の建物が混在しています。

右下は聖母被昇天教会だと思います。

ここにもケッパーが壁に生えていました。石壁に緑が映えて美しい。

世界中の色んな所の行き先が表示されています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

東京もありました。9527kmだそうです。

聖母被昇天教会近くの広場で20分ほどのフリータイム。暑かったので、みなさん、アイスクリーム屋さんで休憩です。バニラアイスクリームを食べました。美味しかったです！

フリータイムにマグネットを購入しました。

城壁の名残です。

城壁の名残。　坂を下って聖フランシスコ教会の方へ降りて行きます。

クルジミール4世の像。
この街は、11世紀、ピーター・クルジミール王(クロアチア王国)の時代に発展しました。それで、クルジミール4世の像が聖サンフランシスコ教会前の公園に建てられました。

海辺に戻ってきました。

聖ミカエル要塞を臨みます。
視野を広げると、聖ヤコブ大聖堂も見えます。

湾の中もたくさんの船が行き交っています。

シベニクを代表する景色をバックに記念写真。

これで海沿いの街はおしまいです。

プリトビチェへの車窓です。

ホテルへの途中でレストランに寄ります。
本日の夕飯。サラダ、ターキー、アイスクリームです。

盛りだくさんの長い長い1日が終わりました。
本日のホテル、プリトビチェのイェゼロ。ここに2泊します。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
お疲れ様でした。

Hotel Jezero ホテル