２０２０年　ボスフォラス海峡で新年会ブランチ　ついでにモスクで初詣

2020/01/04 - 2020/01/04

仲良しお友達で新年会ブランチをしよう！と土曜日のお昼にボスフォラス海峡沿いのレストランで待ち合わせ。まったくお正月気分の出ないトルコの新年。気分だけでも初詣しよかと、イスタンブールの丘の上に新しくできたブユックチャムルジャモスクに行ってきました。

エリア イスタンブール(トルコ)

今日の天気はちょっと曇り。でも鱗雲のおかげでステキな写真が撮れました。

トルコのブランチ定番メニュー。後ろは白くなってしもたけど、ボスフォラス大橋がど～んと見えてます。

このにゃんこ、ず～っと私を見つめてる。しゃ～ないからチーズ一切れあげたら『おかわりちょうだい』と膝を叩いてくる。卵のせたパンやったら食べんかった。『好き嫌いするやつにはもうやらん！』シッシッとやったら、優しい猫好きおばちゃんの席に移動していました。

いろんな種類の山盛りパンはおかわり自由。巡回ボーイが焼き立て熱々のシミットも配ってくれます。結局２盛りたらふく食べて(もちろん３人で)はちきれそうじゃ～。

『当分パン見たない！』いうくらい食べたので、ちょっとお散歩。
植物にどんどん養分を吸い取られて、朽ちてしまったような古い家。

こっちも蔓がどんどんのびてベランダ占領されてるし。

振り返ると、チャムルジャの丘方面にあのモスクが見える！ほんまにでかいわ。

吹きっさらしで冷えたので、こじんまりしたカフェに避難して、ラッテをいただきました。がんばってハート作ってくれたんやねぇ。うれしいわぁ、ありがとう！

ちょっと晴れ間が出てきたんで、ボスフォラス海峡を上から見てみようと、ナッカシュテペ公園に来てみました。
https://4travel.jp/travelogue/11533872

ここからも見えるで～あのモスク。初詣代わりに行ってみるか～？

ということで、来てみました。まず驚くのが駐車場の広さ。ちゃんと覚えてないけど３階建くらいやったかな。3500台駐車できるそうです。
これは駐車場からの入口。

お祈りの時間もこんな画面であちこちに掲示されています。

モスク入場の際の注意書き。私らもスカーフ被って入ります。

駐車場からくると、この入口から入ることになります。黄色い箱には靴入れ用のビニール袋が備え付けてあります。

階段を上って。

エレベーターもあり。モスクにエレベーターなんて初めてみたわ。

『ブユックチャムルジャモスク』は2019年５月にオープンしました。

真ん中の大ドームは直径３４ｍ、高さは７２ｍです。
３４はイスタンブールの番号で、例えば車のナンバープレートも３４です。
７２はイスタンブールに住んでる外国人の国数だそうですが、増えたり減ったりしたらどうするんやろか？

大ドーム上についてる飾りみたいなんは、直径3.12ｍ、高さ7.77ｍ、重さ4.5トンで世界最大なんやそうです。

ブルーのタイルもピカピカ新しいわ。

63,000人がお祈りできる広さがあります。

ミマールシナンの技術をマネして、お祈りの声がよく響くように設計されてるそうです。

広すぎて一枚の写真には納まりきらないので、ビデオでどうぞ。
https://youtu.be/mFTBwusSz6Y

ステンドグラスもきれいけど、最近古いモスクや教会を見てきたからか、なんか手抜きを感じるなぁ。

あっちこっち写真を撮ってたら、警備員の人がやってき『お祈りの時間やから女性専用コーナーに移動してください』って言われました。

女性のお祈りはこの衝立の後ろ。二階も女性用。

お祈りはしないので、外にでることにしました。
ずらっと並んだ靴箱。この後ろにもいっぱい並んでます。番号ついてるけど鍵はなし。

『ふさわしくない恰好』で来た人はこれで覆ってください。

６本のミナレットの意味は、イスラム教徒が信じる、神・天使・啓典・預言者・来世・運命を表しています。

だだっ広い中庭に来ると、エザーンが流れてきました。
https://youtu.be/FBx4bquJTQw

中庭ではシミット売りも座ってました。

中庭を出たところにあったこれ何？椅子？コーラン置く台？でもこんな吹きっさらしのとこでコーラン置かんやろ。

花壇にはピンクのバラが咲いていました。

その向こうは公園になっていて、もちろんチャイ屋のおっちゃんがいます。

運動もできるよ。

気になりながら歩いてたけど、やっぱり気持ち悪いので聞いてみるわ。
夜になったらここから光がでてライトアップされるらしい。

６本のミナレットの内、左の２本は90ｍ、右の４本は107.1ｍ。1071年にマラズギルトの戦い(セルチュク朝と東ローマ帝国)で勝ったのからきてるそうです。

向こうの方にマルマラ海が見えます。

ボスフォラス海峡方面。右橋に第一橋が見えてます。

暖かい季節のお散歩は気持ちよさそうやけど、今日は寒い。

正面入口は、幅5m 高さ6,5mでこれも世界最大やそうです。

災害時には100,000人が避難できます。

ここは複合施設になっていて、博物館、アートギャラリー、図書館、会議場などがあります。その他にも視覚・聴覚障害者や車椅子の人もお祈りができるような設備が備わってるそうです。

カドキョイから14F、ウスキュダルから15Cのバスで『Buyuk Camlica Camii』まで約40分。

駐車場に戻るのに迷ってウロウロしてた時、たまたま見つけた図書館をガラス越しに覗いてみた。一生懸命勉強してはりました。

全体的にモダンな造りになってるせいか、『文化センター』みたいな雰囲気で、あんまり神聖な気分にならんかったのは残念や。帰ってから話したトルコ人の友人たちも同じようなこと言うてました。
やっぱり神社行っておみくじ引いて、お雑煮の正月がええなぁ。