年末のロンドン・バレエ編①

2019/12/29 - 2019/12/29

毎年この時期にまとめて出掛けるバレエ、今年は何と三連チャン（全てマチネ）。クリスマス後で仕事の入らなそうな日を選んで切符を買うとこうなってしまいました。第一弾は年末恒例のバーミンガムロイヤルバレエによる「くるみ割り人形」＠ロイヤルアルバートホール（以下RAH)。今年で三度目かしら？　昨年は切符の売れ行きがよくなかったらしく、メトロ紙やイブニングスタンダード紙に連日広告が載っておりましたが、今年は殆ど見掛けませんでしたね。
最寄り駅のサウスケンジントン駅が激混みで（ホリデー中のしかも日曜日だからか）出口専用となっており、入口はしっかり地上ゲートが閉められていました、まるで通勤ラッシュ時のキングスクロス駅のよう?　いつもダッシュする博物館街への地下通路も閉鎖されていて地上に出る羽目に。アイススケートリンクもある自然史博物館の前にはただならぬ行列が。お陰で開演ぎりぎりになり焦りました。

エリア ロンドン(イギリス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

オーケストラ席。一番上のCircle席の端ゆえオーケストラが丸見えで、演奏者をじっくり観察出来ました。演奏中でも出番のない演奏者は結構ぼ～っとしています。さすがに携帯を取り出して眺める人はいませんが、以前ボリショイのオケで爪を切ったりナッツ（？）を食べたり、手帳を取り出して見ている人がいました。ダンサーたちはこの下から出入りします。

本当は撮影禁止なのですが、私の前の席のおばさんはiPadで写真やビデオを撮りまくっていたため、私もつい・・・。一幕目の終わり、スノーフレーク（雪片）の踊り。

終演後のカーテンコール（といってもカーテンがない、笑）。

来年もまたお会いしませう❢

ロイヤルバレエのくるみ割りに激似のシーンも多々ありましたが、同じロイヤルと名が付くのでご勘弁を、という感じです。以前は日本人ダンサーさんも在籍していましたが、現在はどうなのかしら。東洋人の方は多かったです。

私のすぐ隣のロシア人？東欧人？の子供がずっと喋っていたのと、二列後方のハーフの姉妹（一緒にいた母親はどう見ても日本人）が大声で（英語で）喋っていたのとでいつもながら集中出来ませんでしたが、ホリデー中のマチネなので仕方がないかと。夜の部だと子供がこれより少ないかも知れませんが、さて。

RAHのクリスマスツリー、今年は外にありました。

RAH向かいにある、ヴィクトリア女王が亡き夫のアルバート公を偲んで建てた記念塔。近くで見るとその大きさに圧倒されます。

帰りはサウスケン駅を避けてバスを乗り継ぎました。ハイドパークで開かれているウィンターワンダーランド（移動遊園地）のそばを通りましたが、こちらも大変な賑わいのようでした。年末のロンドンの日は暮れてゆきます。