ボンジーア 徒然なるままに inベレン～スーパーマーケット巡り～

2019/12/25 - 2020/01/02

6年ぶりのリスボン。
見事にいいお天気が続きます。改修された発見のモニュメントとジェロニモス修道院も青空に映えています。モニュメントの頂上に人がいるのが見えますか？
あちこちのスーパーマーケットを巡り、自炊の毎日。
魚介類も多く、野菜も見慣れたものがたくさんあります。
後は思いつくままに近場を散策。
「ベレンでのんびり暮らす」を実現できた夢のような一週間。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月25日
乗り継ぎのヒースロー空港
リスボンへ向かう人も大勢います。日本人の姿もちらほら。
ここからリスボンまで2時間半。

12月26日
まずは、コメルシオ広場へ。
懐かしいなあ。
また来ることができました！

ライトアップが楽しみ。

サンタさん、こっち向いて～

地下鉄ブルーラインに乗り換えて20分ほど、大きなコロンボショッピングモールへ

バカリャウ料理をもう一度食べたい！
ライスプティングも美味しーい。
フードコートにはイタリアンも多い。

帰り、カイスドソドレ駅前のスーパーで食材を購入。
きょうはステーキにしよう！ズッキーニとブロッコリーもあるよ。

夕方、パスティシュ・デ・ベレンのとなりのパン屋さんへ。シンプルなパンにオリーブオイルをつけて食べるのが美味しい。

12月27日
ジェロニモス通りの坂を上ったところにあるスーパーへ買い物。途中、国立競技場があった。

鶏肉、白菜、ネギを買って、今日は水炊き！
お米も日本米と変わりなく、梅干しを入れてお鍋で炊いてみた。

本日も快晴なり。食材をいっぱい背負って帰る。

さて、まずは、発見のモニュメントへ行ってみよう。
広場にはボルトガル人が辿った航路を示す世界地図のモザイクが。

1960年、エンリケ航海王子没後500周年を記念して建てられたこのモニュメントは王子が並みいる航海者たちの先頭に立って大西洋をにらんでいます。原型は1940年のポルトガル世界博覧会につくられていたそう。

6ユーロ払って、頂上に登ってみる。
6階までエレベーター、その後階段を少しのぼります。
外に出ると足がすくむけど・・絶景！

「4月25日橋」もよーく見渡せる。

発見のモニュメントからジェロニモスの方へ行くにはこの地下道を通るのです。
地下には、楽器を演奏しているおじさんがいます。
今年の大晦日の第九はここで聴けた！

マヌエル1世の霊廟として1502年インドから輸入される胡椒の収入によって建てられたジェロニモス修道院。
遠くから眺めるのがいいなあ。

12月28日
Algés駅の近くに台所用品店があるというので、フライパンを買いに。品揃えがすごい。

こんなかわいい小皿も見つけた。

スーパーマーケットがすぐそばにあったので、そこで買い物。ナス、カブ、イチゴ、安いなあ～ついつい買い過ぎてしまう。
パン屋さんでは、まず番号札を取って、その番号が表示されたら注文を受けてくれる。おばあちゃんが親切に教えてくれた。

ナスの田楽、カブとトマトと菜っ葉のコンソメスープ。
あとは豚肉のガーリックソテー！

午後はカルチャーセンターを覗きに。入り口に本屋さんがあったので、そこで孫へのお土産のパズルをget。他にもおしゃれなお店が入ってます。

絵葉書を買ったので、ベレン宮殿のそばの郵便局でエアーメール用の切手も買っておこう。

それにしてもここの行列はいつもすごいな。エッグタルト、どこにでも売ってます。やっぱりここのが美味しいのかなあ。
焼きたてのパリパリパイ生地と中のあったかトローリクリーム。美味しそうに頬張りながら歩く人もいます。
確かに梅ヶ枝餅も焼きたてが一番おいしい！

日没後、カイスドソドレ駅周辺を散策。
素敵なアズレージョ。

最近フードコートが出来たらしく、賑わってます。
料理の種類も豊富。

わぁー

巨大ツリーの中で撮影。
子供たちがキラキラ光る風船を持って楽しそう。

タラの熱々揚げたてコロッケ。チーズがトロ～リ。

通りごとに趣向を凝らした電飾です。

ヨーロッパのクリスマスイルミネーションはほんとにゴージャス。

12月29日
ベレン宮殿前の公園に建つこの像はアフォンソ・デ・アルブケルケさん。
マヌエル1世の時代のインド総督で、香料交易の独占を確かなものとしたそうな。

今日はベレンの塔の近くのスーパーへ行ってみよう。

線路に沿ってのんびり歩きます。

カルチャーセンター前の広場にこんなものが。

イカと海老をgetできた。魚屋のお姉さん、ゼスチャーでわかってくれた。オプリガード！！
ここでもレジのお兄さんが元気に声をかけてくれる。ボンジーア、袋要りますか？いいえ、マイバック持ってますよ～。野菜はほとんど計り売りで、必要な分だけ買うことができます。

お土産のオリーブオイルやお菓子も買い込んだので、また荷物がずっしり。
公園でしばし休憩。星座のモザイクが見えるこの場所がお気に入り。

お馬さん優雅に歩いてるなあ。
大通りでは、観光客を乗せた2階建オープンバスがガンガン走ってます。いいお天気で気持ち良さそう。

荷物を置いて、今度こそベレンの塔へ。
テージョ川沿いを歩きます。
ボードに乗っている人に追い越されながら。

観光客でいっぱいだー

カモメも気持ちよさそう。

ベンチに座って、塔をゆっくり眺めます。
足元のクローバーも陽に照らされて、鮮やか。

さらに西へ歩いて行くと、記念碑の前を行進する軍人さんに出会いました。

その先には近代的な建物が。

ここは静かな空間で、テージョ川をゆっくり眺めることができます。

夕食の準備にさしかかる頃、ベレン宮殿の方向に輝く三日月。

玉ねぎとパプリカがたくさん入ったパエリア完成！海老のいいダシが出ています。
肉じゃがも作ったよー
デザートは種なしぶどう。日本のシャインマスカットのよう！
ワインが進むわー

12月30日
今日はいつもと反対方向に・・坂を登ってみよう。

メモーリア教会

ベランダで遊ぶサンタさん。
ボンジーア。

このスーパー、朝8時半からopen

大きなカートをガラガラ引きながらお買物。ついつい入れ過ぎてしまいそう。
周りを見ていたら、とにかく買う量が半端ない。お肉のパックが大きすぎ！小ぶり塊肉があったので、焼き豚を作ってみよう！
里芋もバラで売っていた。筑前煮が作れるかな。

Boa Hora にもスーパーpingo doce があったので、行ってみることに。
下り坂の先にテージョ川が見えるのがいいなぁ。

美味しそうなパンを買ったよ。
サッパリ香ばしいココナッツミルクも。

あら、こんな所から4月25日橋が見えるわー

街路樹は何かなぁ

デカっ！
ナス、しいたけと一緒におだしで煮てみました。味は日本のと同じ。

さて、アジュダ宮殿にでも行ってみますか。
坂をどんどん登った見晴らしのいい高台。

予想以上に大きな宮殿なんですね。入場料5ユーロ。

豪華なタペストリーも

天井画も見事

こんなものまで

ここににこんなゴージャスな宮殿があったのですね

現在は迎賓館として使用されているらしい。豪華な食器類も展示されています。

知名度が低いのか訪れる人は少ないので、ゆっくり鑑賞できます。

12月31日
いよいよ2019年最終日
クリスマスの時期はキューピットの旗をテラスに飾るよう。
筑前煮を作ってから、昨日と同じ道を通って、同じスーパーへ。8時半からopen。9時にはもう賑わっていました。

朝もやがかかってます。あちこちにこの乗り物が・・

鶏肉のカシューナッツ炒めの材料も買っておこう。
それにしても、レシートをよく見たら、野菜や果物の消費税は6%なのに、カシューナッツは23%！嗜好品だから？内税だからあまり気にはならないんだけど・・

もう明日のお昼前には空港へ向かいます。
ベレン宮殿も見納め。

この景色も名残惜しい。

今日はインペーリオ庭園の噴水、威勢がいいわー。

おにぎりと名物の焼き栗もいただいて、出かけましょう。

デパート エル・コルテ・イングレスで買物を終えて、外に出ると・・
ゆうやけこやけで ひがくれて～
アマリア・ロドリゲス庭園

エドゥワルド公園の夜景。
ポンパル公爵広場へと下っていく途中にはクリスマスマーケットの名残が。
ポンパル公爵さんは1755年のリスボン大震災後の再興を計画し、のちにバイシャとよばれるようになる市街区を近代的な都市計画にもとづいて作り上げた偉大な人です。

幸せな2020年でありますように！
ちょうど日付が変わる時間に4月25日橋の方に花火が上がるので、テージョ川沿いに人がいっぱい集まってきた。ワインを片手にその瞬間を祝っている人も。
オリオン座も輝いてるよ。

2020年 元旦 あけましておめでとう！
今日も快晴。
発見のモニュメントまで朝のお散歩。モニュメントを背後から見るとマストは十字架にかたどられ、その中に剣が浮き彫りにされています。
今年もいい一年でありますように。
ベレンを堪能して、ミュンヘン経由で帰ります。

お土産はほとんどスーパーで調達したもの。