プチ贅沢！アンコール遺跡群満喫の旅　3日目　雨の山登り水中遺跡で大疲弊の巻

2019/09/19 - 2019/09/23

ＤＭで送られてきたい「ANAビジネスでいくアンコールワット」のツアー料金が激安だったことから

こんな値段でビジネスに乗れるの～!!!　こんな値段で5つ星に泊まれるの～!!!
てなことから旅の計画が始まり

団体旅行はいやだ!!!　自由に行動したい!!!　レストランやメニューは自分たちで決めたい!!!
なんて意見を踏まえ　

ベトナム航空のビジネスクラス利用、ヴィクトリアアンコール５つ星3泊、専用車、専用ガイド付きでプチ贅沢な旅をSTWさんにお願いしました

高校時代の同級生、おばちゃん3人組が雨季のシェムリアップ遺跡群を満喫してきました！

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.5

3日目の朝食です

今日は体力勝負の山歩きがあるのでしっかり食事をしなくては！
もちろん、シャンペンも欠かせません！

最近、プラスチック製のストローが問題になっていますが
ここのストローは竹製でこれは環境問題に一役買ちそうです

フルーツヨーグルトが新鮮でおいしい！

ここで猫にゃん登場！

ご飯をおねだりしています
ハムをあげたらむしゃむしゃ食べてました

ホテルの方に怒られるかな～とこっそりあげましたが
やはりおおらかに見て見ぬふりをしてくれました

ホテルの至る所に蘭の花が…

さすが東南アジア！　様々な色合いにうっとりします

さて、ヴァンで水中遺跡クバルスピアンへ出発です

朝食時は曇りでしたが土砂降りの雨になってしまいました

前方の中学生くらいの子たちはこの後、ビニールシートを頭にかけて雨をしのいでました

1時間40分程で到着

これから40分かけて山歩きして水中遺跡まで行きます

しかし、山だから仕方ないのですが足場がわるいな～
ドロドロで滑りやすいことこの上ない
しかも雨が降ってるし…

道なき道を進んでいきます

でかい岩ゴロゴロ！　岩も雨で滑りやすく足元要注意！

わかりずらいがこの岩を登ってきた！

登るというより四つん這いになってよじ登るという感じ

いや～過酷！！　周りの景色を楽しむ余裕が全くなし！
滑って転んだら大けがまちがいないよ～

ガイド犬のように一緒についてきてくれたワンコ

ガイドさんともお知り合いの様です

巨岩にも遭遇

赤土がツルツルで滑りやすい
雨はまだ止みません

なんとか怪我せずに水中遺跡まで到着

いや～さっきの土砂降りで見えるはずの遺跡が全く見えない！

水も泥水で水中にあるべき遺跡のかけらも見えない！

唯一見えたのがちょっと上にあるこの水牛の彫刻

雨季に水中遺跡を見に行く方は前日、当日のお天気を見て行くかどうか考慮することをお勧めします

これだけの道のりと労力使ってあまり見ることができないとガッカリします
体力と脚力に自信がない方にもお勧め出来ません

滝もこんな感じで濁流が…
近くに行くと怖いくらいの勢いです

乾季にここで水遊びをしている写真をよく見ますが
水に入ったら最後、命の危機です！

また、40分かけて戻ります

お天気は少し小降りになり日差しも出てきました
しかし道は険しい～

ガイドさんがたまにヒョウが出ることもあるんだよって言ってましたが
うっそうとしたジャングルの中で出てもおかしくないよなと納得です

木の枝につかまりながら、なんとか全員生還です（笑）

何度か転びながらみんな怪我せずに良かった！
お疲れ様でした！！

ドロドロびちょびちょの靴をヴァンの中で取り換えて
この後ベンメリアに移動します

原形をとどめないほど崩壊がひどく、ほとんどが瓦礫の山ので廃墟感を強く漂わせる遺跡です

アンコール・ワットに先立ち、そのモデルとして建てたといわれています
そのため上空から見た形はアンコールワットとほぼ同一です

遺跡の存在が明らかになった後も30年にも及ぶ内乱の間放置されていた様で
地雷の撤去が終わった比較的最近に人が入れるようになったそうです

安全の確保のため足場や通路が築かれていて周りやすいですが、コースから外れると未だに地雷の危険があるそうです

ラピュタのモデルになったと、まことしやかに噂がありますが
一般的に知られるようになったのは映画の後で真偽のほどは定かではありません

廃墟の美しさに心を打たれ、歴史の流れに思いをはせます

服もびしょびしょで着替えを済ませてから
街道沿いのローカルレストランでランチです

ツアーのランチなのであきらめモード…
中庭に池があり金魚がたくさんいます

ここにもワンコがお裾分けをおねだりしています

お決まりの春巻き

しかっし、昨日も春巻きじゃん！
いくらツアー付きの食事だからってそこんどころ少しは考えて欲しいもんですね

味は可もなく不可もなく…　

カシューナッツと鶏肉ピ-マン炒め

塩味、あっさり、普通過ぎ…泣

カンボジア風レッドカレー

辛さ控えめですね
まあまあでした

白ごはん

カンボジア米は日本のお米に近いですね

次はバンテアイスレイに向かいます

大部分が赤い砂岩により建造されているヒンズー教の寺院遺跡です
雨も上がってきました

リンガ（男根のシンボル）が両サイドに立つ参道を通って本堂に入っていきます

バンテアイスレイ遺跡は「クメール美術の至宝」と言われるだけあって精巧な装飾は息を呑むばかりです

象の聖水で身を清めるヴィシュヌ神の妃ラクシュミーが実に生き生きと描写されています。

ほとんどの彫刻はヒンドゥー教の神話世界をモチーフにしたレリーフが彫られています

これだけの作品を創り上げた当時のトップクラス職人たちはどれほどの月日をかさねて完成させたのでしょうか

想像できません

「東洋のモナリザ」とも呼ばれる女神像

以外に小さくて柵で囲まれていて近くに寄れません

少しうつむき加減でアンコールワットでは見られないどこか謎めいた雰囲気です

お堂を守護している猿神ハヌマーン

バンテアイスレイはどこを見ても美術館に来たようでアンコール美術の中でも、際立った完成度を誇る傑作の一つだと思います

中心から上部の方は、カイラス山で瞑想するシヴァ神。
抱かれて一緒にいるのがシヴァ神の妻、パールヴァティー。

どの彫刻を見ても圧巻のすばらしさ

これらが200年後にアンコールワットが建てられる際に回廊の壁画という超大作へと発展したのではないでしょうか

感動にひたりながら

お堀を通ってバンテアイスレイ遺跡を後にします

放し飼いの鶏の親子

ガイドさん曰く夜になるとちゃんと寝床に帰ってくるそうですよ

専用ヴァンに乗ってシェムリアップ市内に帰ります

ちょうどお買い物の時間なんでしょうか
奥様方が忙しそうです

シェムリアップ市内に帰ってきました
ボケ写真ですが
ツアーについていた60分マッサージ

お姉さんなかなかの腕前で、山道を歩いて疲れ切った足がだんだんとほぐれてきました

めちゃ、気持ちいい～

二日目の遺跡ツアー終了！

今日は雨の中よく歩き、遺跡に感動、感心の一日でした

ホテルに帰ってお着換えして
在住のフランス人に評判が高いフレンチ「アバガス」に夕食に行きます

トゥクトゥクのお兄さんが迷いながらグーグルで検索しながらやっと到着！

緑がいっぱいの中庭です

ちょっとおしゃれにキメています！

雨季だからか？店内には私たちだけ

シェムリアップにいることを忘れてしまいそうな素敵なインテリアです

まずはパンと3種類のバターが出てきました！

真ん中の黒トリュフ入りが本当に美味！

お通しのガスパチョです

野菜のうまみが効いた爽やかな一品です

さてオーダーした前菜が来ました！

牛肉のカルパッチョ

柔らかく盛り付けも素晴らしい

スモークサーモンとラタトイユ

暑い時には冷えた白ワインとのマリアージュ最高！

お皿もとてもいい物を使ってます

マグロのソテー

付け合わせのサラダがとても新鮮！

マグロはもう少しさしがあったらもっと良かった！

もちろんワインもガンガン行きます

次はメインが来るので赤ワインで行きましょう

カモのロースト

ソースにパンチが足りなかったかな～

ヒレステーキ

カンボジア名物の生胡椒がのってます
見た目よりものすごく辛いんですよ

お肉は柔らかく美味しかったです

スズキのハーブ焼き

個人的にはこれが一番のお気に入り
肉厚ジューシーな焼き上がりでクリームソースに良く合います

お取り皿を頂いてもちろんみんなで全品シェア
一皿の量が比較的多いのでデザートまでは行けませんでした

お会計はワインをガンガン頂いたせいで（笑）
3人で約3万円でした

東京のフレンチに比べるとちょっと大味で繊細さに欠ける気もしますが

やはり元フランス領にきたらその土地に根付いたフランス料理を食べることは食いしん坊の私たちにとって旅の楽しみの一つでもあります

この後、お客さんが2組はいっただけでした

私たちの席は半個室のような場所で静かに落ち着いて食事できました

アガバスを後にして今日はおとなしく（笑）ホテルに戻ります

お天気では残念でしたが、今日も遺跡三昧の素晴らしい一日でした！

明日は夕刻のフライトまで自由時間でエステに買い物にと遺跡以外のシェムリアップを満喫します

4日目に続きます！