神戸の旅

2016/01/15 - 2016/01/16

有馬温泉は大好きな温泉です。
1泊2日で行って来ました。
オットとは有馬温泉で集合。
その前に、ひとりで異人館や南京町を再訪しました。
パソコンに入れっぱなしの写真を整理しながら、備忘録として旅行記を作成しました。

エリア 神戸(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5

新幹線の新神戸駅で降りて、北野異人館街へ行きました。
このあたりには、外国人が居住していた、明治から大正にかけて建てられた洋館が多く残っています。
風見鶏の館から見学スタートです。

風見鶏の館 名所・史跡

風見鶏の館
1977年（昭和52年）放送の、NHK朝の連続ドラマ『風見鶏』で一躍有名になった北野異人館街。
このドラマは見ていませんでしたが、異人館街が脚光を浴び、ブームとなったことはなんとなく記憶にあります。
おしゃれな街神戸に行ってみたいと憧れをもっていました。
屋根にはこの館の象徴でもある、風見鶏が付いています。
風見鶏は風向計としての役割と、雄鶏は警戒心が強いことから魔除けとしての意味もあるそうです。

風見鶏の館 名所・史跡

1階応接間

風見鶏の館 名所・史跡

1階居間

風見鶏の館 名所・史跡

1階食堂

風見鶏の館 名所・史跡

2階の朝食の間

風見鶏の館 名所・史跡

風見鶏、室内にもありました。

風見鶏の館 名所・史跡

北野坂を上ったところにある北野町広場。
風見鶏の館の目の前です。
そこにあるブロンズ像は全部で4体あり、楽器を吹いています。
観光客は隣に座って記念撮影をしています。

北野町広場 名所・史跡

日本のジャズ発祥の地らしく、楽器を持ったブロンズ像。

北野町広場 名所・史跡

萌黄の館の前では、サックスを吹いているブロンズ像がいます。
もう1体は記念撮影をとっている人が絶え間なく、撮れませんでした。

北野町広場 名所・史跡

北野町広場からは神戸の街が一望できます。
近くにある、観光案内所で地図をもらって、まわり方も教えていただき散策しました。

北野町広場 名所・史跡

風見鶏の館から歩いてすぐにある萌黄の館は淡いグリーンの洋館。

萌黄の館 名所・史跡

萌黄の館

萌黄の館 名所・史跡

萌黄の館は靴を脱いで中に入ります。

萌黄の館 名所・史跡

食堂
アンティークな家具にマントルピース、壁も緑色です。

萌黄の館 名所・史跡

2階の子ども部屋
かわいらしい部屋です。

萌黄の館 名所・史跡

風見鶏の館の隣にある北野天満宮。
1180年に平清盛が設建し、菅原道真公が祀られています。

北野天満神社 寺・神社・教会

この急坂を上るとうろこの館に着きます。

北野オランダ坂 名所・史跡

うろこの家は最初に公開された異人館です。

うろこの家 展望ギャラリー 名所・史跡

庭の真ん中にいるカリドンの猪。
鼻に触れると幸運が訪れることから、鼻だけぴっかぴか。

建物の外壁を覆う約3,000枚の天然石のスレートが魚のうろこに似ていることからこのように言われているそうです。

うろこの家 展望ギャラリー 名所・史跡

1階居間には、高級ティーカップなどが飾られています。
食器が好きなので見ているだけで楽しかった思い出があります。

うろこの家 展望ギャラリー 名所・史跡

並べられている高級な食器にため息。

うろこの家 展望ギャラリー 名所・史跡

素敵な食器の数々。
目の保養！！

うろこの家 展望ギャラリー 名所・史跡

2階居間

うろこの家 展望ギャラリー 名所・史跡

山手八番館
館内にはロダン、ブールデル、ベルナールの作品が飾ってあります。
一躍有名となったサターンの椅子があるのもここです。

山手八番館 名所・史跡

山手八番館の入り口に立っている天燈鬼像は右側。
二本の角と三つの目を持っています。

山手八番館 名所・史跡

こちらは左側の龍燈鬼像。
身体に龍を巻き付けています。

山手八番館 名所・史跡

テレビで有名になったサターンの椅子。
女性は向かって右側、男性は左側に座って願い事をすると叶う、といわれている椅子です。
座るのに2時間待ちの時もあったそうです。

山手八番館 名所・史跡

サターンの椅子の隣の部屋。

山手八番館 名所・史跡

坂の上の異人館は中国領事館として使われていました。
唯一の東洋的な異人館です。

坂の上の異人館(旧中国領事館) 名所・史跡

入口

坂の上の異人館(旧中国領事館) 名所・史跡

パワースポットと言われている狛犬

坂の上の異人館(旧中国領事館) 名所・史跡

館内は中国の貴重な調度品、家具、美術品が見られます。

坂の上の異人館(旧中国領事館) 名所・史跡

東洋の香りのする異人館です。

坂の上の異人館(旧中国領事館) 名所・史跡

坂の上の異人館バスルーム

坂の上の異人館(旧中国領事館) 名所・史跡

坂の上の異人館寝室

坂の上の異人館(旧中国領事館) 名所・史跡

坂の上の異人館館内

坂の上の異人館(旧中国領事館) 名所・史跡

北野外国人倶楽部

北野外国人倶楽部 名所・史跡

外国人の社交場、会員制の倶楽部を再現した場所です。

北野外国人倶楽部 名所・史跡

レンタルドレスサービスも行っていて、当時の貴族の気分に浸れるようです。

北野外国人倶楽部 名所・史跡

華やかなドレスの展示

メイドの部屋。
華やかな世界とは対照的な質素な生活だったことがわかります。

北野外国人倶楽部 名所・史跡

メイドのベッド

北野外国人倶楽部 名所・史跡

北野異人館街を後にして、昼食は南京町へ行きました。
新神戸駅から神戸市営地下鉄で三宮駅まで行き、JRに乗り換えてJR元町駅へ。
長安門から入ります。

南京町 名所・史跡

南京町は大きくないのでまわりやすいです。
南京町広場を中心に考えると、方向音痴の私でも迷子にならない（笑）。

南京町 名所・史跡

餃子が好きなので、元祖餃子苑に入りました。
焼き餃子と水餃子を注文。
水餃子はみそだれで食べるとおいしいということで、特製みそ、酢、しょうゆ、おろしにんにくを入れて作りました。
焼き餃子は皮がパリパリでおいしかったのですが、私は水餃子に軍配！
とてもおいしく、もう一皿食べたいと思いましたが、次を考えて我慢、我慢。

もう1件、懐かしの老祥記に行き、豚饅頭を食べました。
いつ行っても長蛇の列だったこのお店。
平日ということもあり、並ばずに店内に入れました。
店内でイートインができ、当時は3個で270円。小ぶりの豚饅頭です。
目の前に出てきたのは、湯気のたっていない豚饅頭でがっかりした記憶があります。

南京町 名所・史跡

南京町から今夜の宿である、有馬温泉に向かいます。
新神戸駅まで行き、そこで乗り換えようと思ったら、徒歩5分のところに滝があるというのでちょっと寄り道。

布引の滝 自然・景勝地

布引の滝の雌滝へはほぼ平坦な道なので楽々到着。

布引の滝 自然・景勝地

布引の滝の雌滝へは結構急な上り階段が続きました。

布引の滝 自然・景勝地

布引の滝　雄滝と雌滝の夫婦滝は滝つぼで合流。

布引の滝 自然・景勝地

布引の滝　雄滝について案内板

この後は新神戸駅から北神急行電鉄に乗り、谷上で神戸電鉄に乗り、有馬口へ行きまた乗り換えて、有馬温泉に着きました。

宿泊するのは東急ハーベストクラブVIALA annex有馬六彩　

ホテルハーヴェスト有馬六彩 宿・ホテル

部屋の温泉は銀湯、大浴場の内風呂は銀湯で、露天風呂は金湯。
温泉三昧です。
部屋の温泉も大浴場も何度も入りました。

ホテルハーヴェスト有馬六彩 宿・ホテル

室内

夕食は日本料理澪里（みおり）
節分が近いということでにんじんが鬼の顔に切ってあり、その後ろには升に入った豆。升も野菜なのでもちろん食べられます。
とっても手が込んでいます。

日本料理 澪里 グルメ・レストラン

東急ハーベストクラブVIALA annex有馬六彩の足湯は銀泉。

ホテルハーヴェスト有馬六彩 宿・ホテル

2日目の朝食後は、中庭にある門から有馬温泉街へ散策に行きました。
オットは当然行くはずもなく、部屋で食後のお楽しみ朝寝です。

ホテルのすぐ近くにある三ツ森炭酸泉店。

三ツ森 炭酸泉店 グルメ・レストラン

炭酸せんべいのお店です。
店内では炭酸せんべいを焼いていて、出来立てを試食させてくれました。

三ツ森 炭酸泉店 グルメ・レストラン

銀の湯
銀泉は無色透明炭酸泉、ラジウム泉が楽しめる公衆浴場。

銀の湯 温泉

594年に聖徳太子が創建したといわれる極楽寺。
のちに有馬温泉が大好きな秀吉が、ここに湯山御殿を築造しました。
このあたりから、当時の蒸し風呂遺構や岩風呂遺構が出土しています。
極楽寺に併設されている太閤の湯殿館で見学できます。

極楽寺 寺・神社・教会

極楽寺の中あるお願い地蔵。

極楽寺 寺・神社・教会

念仏寺は北政所の別邸跡といわれています。
庭が美しく、樹齢約270年の沙羅双樹の大樹があり、6月下旬が見ごろのようです。

念仏寺 寺・神社・教会

724年に行基が温泉寺建立し、有馬温泉発展の基礎を築いたという、歴史あるお寺です。

温泉寺 寺・神社・教会

金の湯
濃い茶褐色の金泉を楽しめる公衆浴場。

ホテルに戻りチェックアウトをして帰宅します。

金の湯 温泉

新神戸駅でフランツのプリンをお土産に購入しました。

神戸フランツ 新神戸駅店 グルメ・レストラン

壺に入ったフランツのプリン。
この可愛さに買ってしまいました。

濃厚なカスタードの上にクリームがのっています。量が少なかった記憶が残っています。

新神戸駅の駅ナカお土産ショップ、アントレマルシェで実演販売していたので、つい購入した豚まん。
帰宅後、温めて食べたらおいしかったです。

1泊2日の短い旅行でしたが、楽しい旅でした。
有馬温泉は再訪したいです。