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大学一年生の息子が浅田次郎の小説「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」を読み、現在その続編の「中原の虹」を読んでいる最中で、その主たる舞台になった北京に行ってみたいと言い出したのが、今回の旅の始まりだった。浅田次郎の小説の舞台を巡るということで、短い5日間で効率よく見どころを回れるような計画を立てた。その結果、予想以上にハードで体力の限界に挑戦する旅となった。<br />

『蒼穹の昴』の舞台を訪ねて~北京(後編)

69いいね!

2018/09/09 - 2018/09/13

56位(同エリア5113件中)

6

82

SamShinobu

SamShinobuさん

大学一年生の息子が浅田次郎の小説「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」を読み、現在その続編の「中原の虹」を読んでいる最中で、その主たる舞台になった北京に行ってみたいと言い出したのが、今回の旅の始まりだった。浅田次郎の小説の舞台を巡るということで、短い5日間で効率よく見どころを回れるような計画を立てた。その結果、予想以上にハードで体力の限界に挑戦する旅となった。

交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 9/11(火)<br />地下鉄の天安門東駅を出ると、すぐに故宮に行く人のセキュリティチェックがある。そこから故宮に向かって長安街を歩いていくと、毛沢東の肖像画が掛けられている天安門が見えてくる。天安門をくぐり、その先の端門も越えて、ようやく故宮の入り口である午門に着く。以前はここのチケット売り場がめちゃくちゃ混んだが、現在入場券はオンライン事前購入になった為、スムーズに入場できるようになった。もちろんオンライン購入出来ない外国人用に、正面右奥に当日券売り場がある。入場券は60元だが、学生は20元と書いてあったので、ダメ元で息子が日本の学生証を出すと、学生料金で買えた。

    9/11(火)
    地下鉄の天安門東駅を出ると、すぐに故宮に行く人のセキュリティチェックがある。そこから故宮に向かって長安街を歩いていくと、毛沢東の肖像画が掛けられている天安門が見えてくる。天安門をくぐり、その先の端門も越えて、ようやく故宮の入り口である午門に着く。以前はここのチケット売り場がめちゃくちゃ混んだが、現在入場券はオンライン事前購入になった為、スムーズに入場できるようになった。もちろんオンライン購入出来ない外国人用に、正面右奥に当日券売り場がある。入場券は60元だが、学生は20元と書いてあったので、ダメ元で息子が日本の学生証を出すと、学生料金で買えた。

  • 午門<br />「蒼穹の昴」の殿試の件(くだり)では、文秀が午門をくぐり内金水橋を渡る様子が描かれている。そして太和門西側の貞度門をくぐると、そのまま太和殿の西側を保和殿まで進む。この保和殿で、文秀は初めて光緒帝を見る。試験後この太和殿前の広場で実母を思い出し、「有難うございました」と叫ぶ文秀。振り返ると、後ろでは王逸が「マアマア」と叫んでいた。<br />  また、「マンチュリアン・レポート」で、春児が「太和門から眺める景色が紫禁城の大きさを最も実感できます」と言っていたので、ここからの写真を撮った。息子はこの広さを実感するためか広場に寝転んでいた。<br />

    午門
    「蒼穹の昴」の殿試の件(くだり)では、文秀が午門をくぐり内金水橋を渡る様子が描かれている。そして太和門西側の貞度門をくぐると、そのまま太和殿の西側を保和殿まで進む。この保和殿で、文秀は初めて光緒帝を見る。試験後この太和殿前の広場で実母を思い出し、「有難うございました」と叫ぶ文秀。振り返ると、後ろでは王逸が「マアマア」と叫んでいた。
    また、「マンチュリアン・レポート」で、春児が「太和門から眺める景色が紫禁城の大きさを最も実感できます」と言っていたので、ここからの写真を撮った。息子はこの広さを実感するためか広場に寝転んでいた。

  • 太和殿<br />中国に現存する最大木造建築。<br />「蒼穹の昴」では、保和殿の龍陛を登った栄禄が、中和殿の脇を通り、太和殿の玉座に座る場面がある。<br />「中原の虹」では、太和殿の龍陛(北側)を登る袁世凱が足を滑らせ龍の鱗が膝頭に食い入る。そこに李鴻章の霊が現れて、袁世凱を助け起こす。玉座の天井にある軒轅鏡(けんえんきょう)に気付き焦る袁世凱。天命なき者が玉座に座るとこの玉が落下して頭を砕くと伝えられていたからだ。そこで小心者の袁世凱は「朕は百官百僚と近しくまみえるであろう。玉座を今少し前へ運べ」と言う。<br />  太和殿が「紫禁城」中最も格式高い建物だけあって、屋根にずらりと並ぶ怪獣類の数も最多。<br />日時計と秤は皇帝が時と単位を司っている象徴。<br />

    太和殿
    中国に現存する最大木造建築。
    「蒼穹の昴」では、保和殿の龍陛を登った栄禄が、中和殿の脇を通り、太和殿の玉座に座る場面がある。
    「中原の虹」では、太和殿の龍陛(北側)を登る袁世凱が足を滑らせ龍の鱗が膝頭に食い入る。そこに李鴻章の霊が現れて、袁世凱を助け起こす。玉座の天井にある軒轅鏡(けんえんきょう)に気付き焦る袁世凱。天命なき者が玉座に座るとこの玉が落下して頭を砕くと伝えられていたからだ。そこで小心者の袁世凱は「朕は百官百僚と近しくまみえるであろう。玉座を今少し前へ運べ」と言う。
    太和殿が「紫禁城」中最も格式高い建物だけあって、屋根にずらりと並ぶ怪獣類の数も最多。
    日時計と秤は皇帝が時と単位を司っている象徴。

  • 宝座上部の額「建極綏猷」は乾隆帝筆。

    宝座上部の額「建極綏猷」は乾隆帝筆。

  • 保和殿<br />  科挙の最終試験である殿試が行われた所。<br />「マンチュリアン・レポート」に、保和殿の基壇から紫禁城内廷が一望できるとあったので、ここからのその眺めを撮る。<br />宝座上部の額「皇建有極」も乾隆帝筆。<br />

    保和殿
    科挙の最終試験である殿試が行われた所。
    「マンチュリアン・レポート」に、保和殿の基壇から紫禁城内廷が一望できるとあったので、ここからのその眺めを撮る。
    宝座上部の額「皇建有極」も乾隆帝筆。

  • 大石雕と言う保和殿の北側にある龍陛は一枚岩の故宮最大。北京郊外50kmの房山から切り出され、冬に水をまき凍結させた路を2万人以上で28日間かけて運んだそうだ。<br />

    大石雕と言う保和殿の北側にある龍陛は一枚岩の故宮最大。北京郊外50kmの房山から切り出され、冬に水をまき凍結させた路を2万人以上で28日間かけて運んだそうだ。

  • 軍機処<br />息子が見つけて、中を見たいと言うので入ってみる。袁世凱始め浅田次郎の小説に出てくる軍人の紹介が展示されていて面白い。重要な部署にもかかわらず、意外と小さい。<br />

    軍機処
    息子が見つけて、中を見たいと言うので入ってみる。袁世凱始め浅田次郎の小説に出てくる軍人の紹介が展示されていて面白い。重要な部署にもかかわらず、意外と小さい。

  • 「冰窖慈茗軒」というカフェで休憩。広い割に休むところがほとんどない故宮においては貴重な店だ。それに最近できたばかりなので、空いていて穴場だ。ここでチキンバーガーとホットコーヒーを頼み、しばしくつろぐ。

    「冰窖慈茗軒」というカフェで休憩。広い割に休むところがほとんどない故宮においては貴重な店だ。それに最近できたばかりなので、空いていて穴場だ。ここでチキンバーガーとホットコーヒーを頼み、しばしくつろぐ。

  • 隆宗門<br />明を滅ぼした李自成が、清軍に攻められて逃げる際に、最後っ屁のように放った矢が、隆宗門の扁額に刺さっている。このエピソードは「中原の虹」にも出てくるので、息子と隆宗門を探した。ようやく見つけた息子は、<br />「なんでこんなしょぼい門にしたかな?(矢を放つべきところは)もっと他にあると思うけど」と首をかしげていた。<br />

    隆宗門
    明を滅ぼした李自成が、清軍に攻められて逃げる際に、最後っ屁のように放った矢が、隆宗門の扁額に刺さっている。このエピソードは「中原の虹」にも出てくるので、息子と隆宗門を探した。ようやく見つけた息子は、
    「なんでこんなしょぼい門にしたかな?(矢を放つべきところは)もっと他にあると思うけど」と首をかしげていた。

  • 乾清門<br />崇禎帝が隠した龍玉の所在の謎について。「蒼穹の昴」(1巻p199)では、崇禎帝がここ乾清門の照壁に龍玉を入れ込んだとある。それが「中原の虹」(2巻p34)では、乾清門外の崩れかけた九龍壁と書かれていて、照壁から九龍壁に変わっている。そして「中原の虹」(3巻p206)になると、今度は皇極門の九龍壁に、崇禎帝が龍玉を隠すとある。乾清門から皇極門はかなり離れている。また、「中原の虹」(3巻p206)では、具体的に九龍壁の黄龍から龍玉が順治帝の手へ、と書かれている。さて龍玉が隠されたのは、乾清門の照壁なのか九龍壁なのか。はたまた皇極門の九龍壁なのか?作者の真意は?<br />

    乾清門
    崇禎帝が隠した龍玉の所在の謎について。「蒼穹の昴」(1巻p199)では、崇禎帝がここ乾清門の照壁に龍玉を入れ込んだとある。それが「中原の虹」(2巻p34)では、乾清門外の崩れかけた九龍壁と書かれていて、照壁から九龍壁に変わっている。そして「中原の虹」(3巻p206)になると、今度は皇極門の九龍壁に、崇禎帝が龍玉を隠すとある。乾清門から皇極門はかなり離れている。また、「中原の虹」(3巻p206)では、具体的に九龍壁の黄龍から龍玉が順治帝の手へ、と書かれている。さて龍玉が隠されたのは、乾清門の照壁なのか九龍壁なのか。はたまた皇極門の九龍壁なのか?作者の真意は?

  • 乾清宮<br />「蒼穹の昴」で、西太后に引退を言い渡された李蓮英に対し、栄禄が「わしには天命がある」と言い放つ。そこに馬に乗った李鴻章が現れ、「天命だと!笑止じゃ」と言って槍を向けると、栄禄は泣き出した。<br />「中原の虹」では、玉座の回りの4本の柱の文字を西太后の霊に問われる溥儀。前の2本は康熙帝の言葉、後ろの2本は乾隆帝の言葉。そして玉座の上の軒轅鏡を見て、袁世凱の頭に落ちろと言う溥儀。<br />宝座上部の額「正大光明」は入城したばかりの頃の幼き順治帝の筆。この額の下に次の皇帝の名前を記した紙を入れた箱を納めた。<br />

    乾清宮
    「蒼穹の昴」で、西太后に引退を言い渡された李蓮英に対し、栄禄が「わしには天命がある」と言い放つ。そこに馬に乗った李鴻章が現れ、「天命だと!笑止じゃ」と言って槍を向けると、栄禄は泣き出した。
    「中原の虹」では、玉座の回りの4本の柱の文字を西太后の霊に問われる溥儀。前の2本は康熙帝の言葉、後ろの2本は乾隆帝の言葉。そして玉座の上の軒轅鏡を見て、袁世凱の頭に落ちろと言う溥儀。
    宝座上部の額「正大光明」は入城したばかりの頃の幼き順治帝の筆。この額の下に次の皇帝の名前を記した紙を入れた箱を納めた。

  • 儲秀宮<br />西太后が暮らした。後に溥儀の皇后、婉容も暮らす。「マンチュリアン・レポート」のクライマックスはここ。黄色の寝台に寝る吉永将。<br />

    儲秀宮
    西太后が暮らした。後に溥儀の皇后、婉容も暮らす。「マンチュリアン・レポート」のクライマックスはここ。黄色の寝台に寝る吉永将。

  • 延禧宮<br />ここの水晶宮は故宮初の西洋式鉄筋コンクリート建築で、朽ちているとはいえ、むき出しの鉄筋が他の木造建築とは一線を画している。<br />

    延禧宮
    ここの水晶宮は故宮初の西洋式鉄筋コンクリート建築で、朽ちているとはいえ、むき出しの鉄筋が他の木造建築とは一線を画している。

  • 九龍壁<br />中国三大九龍壁の一つ。前述の龍玉が埋め込まれた皇極門の九龍壁である。物語の重要な場面なので、ビジュアル的にもここが一番いいと思うが、浅田次郎も後からそう思って、さりげなく変更したんじゃないかというのが、今のところの僕の説。

    九龍壁
    中国三大九龍壁の一つ。前述の龍玉が埋め込まれた皇極門の九龍壁である。物語の重要な場面なので、ビジュアル的にもここが一番いいと思うが、浅田次郎も後からそう思って、さりげなく変更したんじゃないかというのが、今のところの僕の説。

  • ちなみに東から三番目の龍の腹部は木片。制作時に瑠璃片を割った職人が木片で胡麻化した。今は塗装も剥げ落ちて、木片なのがバレバレ。<br />

    ちなみに東から三番目の龍の腹部は木片。制作時に瑠璃片を割った職人が木片で胡麻化した。今は塗装も剥げ落ちて、木片なのがバレバレ。

  • 暢音閣<br />西太后に京劇を見せた舞台。3階建てになっている。<br />「蒼穹の昴」で、京劇を観劇中の西太后に、光緒帝が引退をほのめかす。また春児が代役で主役を演じ西太后に気に入られ、そこで文秀に再会する。<br />

    暢音閣
    西太后に京劇を見せた舞台。3階建てになっている。
    「蒼穹の昴」で、京劇を観劇中の西太后に、光緒帝が引退をほのめかす。また春児が代役で主役を演じ西太后に気に入られ、そこで文秀に再会する。

  • 珍妃井<br />1898年に起こった義和団の乱の際、列強8か国の軍隊が北京を制圧した。その混乱の中、西太后は光緒帝を連れて西安に逃亡を図る。その時、西太后の命によって井戸に落とされた光緒帝の妃、珍妃殺害の真相を究明する物語が「珍妃の井戸」だ。こんな小さな井戸によく入ったなと、つくづく思うが、きっと子供のような体格だったのだろう。井戸の隣には、皆で珍妃をどうするか相談する倦勤斎もあり、小説を読んでいると感慨深いものがある。<br />

    珍妃井
    1898年に起こった義和団の乱の際、列強8か国の軍隊が北京を制圧した。その混乱の中、西太后は光緒帝を連れて西安に逃亡を図る。その時、西太后の命によって井戸に落とされた光緒帝の妃、珍妃殺害の真相を究明する物語が「珍妃の井戸」だ。こんな小さな井戸によく入ったなと、つくづく思うが、きっと子供のような体格だったのだろう。井戸の隣には、皆で珍妃をどうするか相談する倦勤斎もあり、小説を読んでいると感慨深いものがある。

  • 神武門<br />「マンチュリアン・レポート」の見せ場のひとつ、退任する春児を見送る為に、自転車で先回りする溥儀。そして春児に<br />「ぼくはもういっぺん、ほんもののこうていになりたいの」<br />と懇願する溥儀。そこで春児のとった行動は!<br />天安門から入って神武門を出るまで、約4時間かけてじっくり故宮を回った。もちろんそれでも代表的なところしか見ていないし、修復作業中で見られなかった所も多かった。「蒼穹の昴」の舞台を巡るというテーマに沿って見学したので、その点では満足のいく結果になったのではないだろうか。息子はまだ「中原の虹」を読み終えていなかったので、ネタバレにならないように解説するのが疲れた。<br />

    神武門
    「マンチュリアン・レポート」の見せ場のひとつ、退任する春児を見送る為に、自転車で先回りする溥儀。そして春児に
    「ぼくはもういっぺん、ほんもののこうていになりたいの」
    と懇願する溥儀。そこで春児のとった行動は!
    天安門から入って神武門を出るまで、約4時間かけてじっくり故宮を回った。もちろんそれでも代表的なところしか見ていないし、修復作業中で見られなかった所も多かった。「蒼穹の昴」の舞台を巡るというテーマに沿って見学したので、その点では満足のいく結果になったのではないだろうか。息子はまだ「中原の虹」を読み終えていなかったので、ネタバレにならないように解説するのが疲れた。

  • 観光2線バスに乗って、前門に向かった。交通カードで10元である。

    観光2線バスに乗って、前門に向かった。交通カードで10元である。

  • 前門に着くと、前門大街から老舗の有名店がひしめく大柵欄に入る。

    前門に着くと、前門大街から老舗の有名店がひしめく大柵欄に入る。

  • さらに細い路地の門框胡同を曲がり、老梁黄メン鶏家常菜で、黄メン鶏米飯を食べた。15人も入れば一杯になる汚い店で、客はほぼ近所の常連のようだ。観光客はなかなか入りづらいのだろう。鶏肉の甘辛煮は旨くてご飯がすすむ。肉がどっさり入っていて、18元(320円)。店主と話をすると、日本人の客は珍しいと言う。記念に店主と奥さんと一緒に写真を撮らせてもらう。すると店主のスマホでも一緒に撮って欲しいと言う。<br />「今度君たちが来たら、店の前にこの写真飾っておくから」<br />と陽気な店主がジョークを飛ばす。実に気のいい夫婦だった。<br /><br />

    さらに細い路地の門框胡同を曲がり、老梁黄メン鶏家常菜で、黄メン鶏米飯を食べた。15人も入れば一杯になる汚い店で、客はほぼ近所の常連のようだ。観光客はなかなか入りづらいのだろう。鶏肉の甘辛煮は旨くてご飯がすすむ。肉がどっさり入っていて、18元(320円)。店主と話をすると、日本人の客は珍しいと言う。記念に店主と奥さんと一緒に写真を撮らせてもらう。すると店主のスマホでも一緒に撮って欲しいと言う。
    「今度君たちが来たら、店の前にこの写真飾っておくから」
    と陽気な店主がジョークを飛ばす。実に気のいい夫婦だった。

  • ここは店が多いので土産を探すのにもってこいの場所だ。そこでまたフリータイムにすることにして、1時間半後にスターバックス(星巴克)で落ち合うことにした。<br />

    ここは店が多いので土産を探すのにもってこいの場所だ。そこでまたフリータイムにすることにして、1時間半後にスターバックス(星巴克)で落ち合うことにした。

  • 僕は白酒の生誕地に造られた博物館を見学。

    僕は白酒の生誕地に造られた博物館を見学。

  • 稲香村でサンザシの糖葫芦を買って食べた。呉裕泰では、花茶冰淇淋と言うジャスミンティーソフトを買い食いし、ぷらぷらと土産物屋を見て歩く。<br />

    稲香村でサンザシの糖葫芦を買って食べた。呉裕泰では、花茶冰淇淋と言うジャスミンティーソフトを買い食いし、ぷらぷらと土産物屋を見て歩く。

  • 3時半になったので、中国建築をリノベーションしたお洒落なスターバックスに入り、まもなくすると息子もやって来た。

    3時半になったので、中国建築をリノベーションしたお洒落なスターバックスに入り、まもなくすると息子もやって来た。

  • 天安門広場に入る際は、厳重な荷物チェックがある。かつて天安門事件が起きた所なので、デモやテロを警戒してのことだろうが、ダダ広い広場に入るのに数か所の出入り口しかないのは大変不便だ。はるか北には今朝くぐった天安門が見え、西側に全人代でおなじみの人民大会堂、東側には中国国家博物館の立派な建物がある。広場の中央には、毛沢東の遺体が防腐処理されて安置されている毛主席紀念堂があり見物客も多いらしいが、気持ち悪いので入らない。

    天安門広場に入る際は、厳重な荷物チェックがある。かつて天安門事件が起きた所なので、デモやテロを警戒してのことだろうが、ダダ広い広場に入るのに数か所の出入り口しかないのは大変不便だ。はるか北には今朝くぐった天安門が見え、西側に全人代でおなじみの人民大会堂、東側には中国国家博物館の立派な建物がある。広場の中央には、毛沢東の遺体が防腐処理されて安置されている毛主席紀念堂があり見物客も多いらしいが、気持ち悪いので入らない。

  • 広場のスケールを堪能した後、今度は小説に度々登場する東交民巷まで歩く。旧イギリス公使館、堂子、翰林院跡、旧ドイツ公使館、プレス倶楽部など、小説の舞台になったのは、この辺りである。旧日本公使館はその面影があったが、他は特定まで出来なかった。

    広場のスケールを堪能した後、今度は小説に度々登場する東交民巷まで歩く。旧イギリス公使館、堂子、翰林院跡、旧ドイツ公使館、プレス倶楽部など、小説の舞台になったのは、この辺りである。旧日本公使館はその面影があったが、他は特定まで出来なかった。

  • 建物としては、旧フランス郵便局や旧横浜正金銀行、天主堂などは萌え萌えだった。特に旧横浜正金銀行は、神奈川県立歴史博物館や横浜赤レンガ倉庫で有名な妻木(つまき)頼黄(よりなか)の設計だけあって、100年以上経った今でも、時による風化を全く感じさせない立派な造りだ。

    建物としては、旧フランス郵便局や旧横浜正金銀行、天主堂などは萌え萌えだった。特に旧横浜正金銀行は、神奈川県立歴史博物館や横浜赤レンガ倉庫で有名な妻木(つまき)頼黄(よりなか)の設計だけあって、100年以上経った今でも、時による風化を全く感じさせない立派な造りだ。

  • かなり歩いて疲れたので、一般のバスに乗って前門に戻ることにした。前門東大街の台基厂路口西というバス停から乗って、前門で降りた。

    かなり歩いて疲れたので、一般のバスに乗って前門に戻ることにした。前門東大街の台基厂路口西というバス停から乗って、前門で降りた。

  • 北京ダックのトップブランド、と言うことは世界一有名な「全聚徳 前門店」に入る。1864年創業の老舗で、小説にも何度も登場した。今でこそ中国に支店が数多くあるが、この前門店が正真正銘の本店である。6時20分に入店。番号の書かれた紙を渡され、電光掲示板にその番号が表示されたら席に案内される。さすが超有名店だけあって、凄い混みようだ。かなり広い店で回転もいいが、それでも席に着くまで40分ほど待った。

    北京ダックのトップブランド、と言うことは世界一有名な「全聚徳 前門店」に入る。1864年創業の老舗で、小説にも何度も登場した。今でこそ中国に支店が数多くあるが、この前門店が正真正銘の本店である。6時20分に入店。番号の書かれた紙を渡され、電光掲示板にその番号が表示されたら席に案内される。さすが超有名店だけあって、凄い混みようだ。かなり広い店で回転もいいが、それでも席に着くまで40分ほど待った。

  • さて、席に案内されて、注文を取りに来た男性店員に<br />「北京ダックはハーフで頼めるか」<br />と聞く。北京ダックは2人で一羽は多すぎる。しかし、僕の中国語が通じなかったらしく、この店員はマネージャーらしきおばさんに、<br />「言葉の分からない外国人が何言ってるか分かりません」<br />と一生懸命訴えている。そこで、この偉そうなおばさんに<br />「北京ダック、半羽で大丈夫?それから冷たいビールを先に持ってきて。グラスは2つね」<br />と気合を入れて伝える。今度は完璧に通じたようだ。すると、このおばさん、いきなり男性に説教が始まった。<br />「ちゃんと中国語話してるじゃないの。なんで分かんないの!」<br />客の前で大声で怒るので、この男性、たちまちしょんぼりしてしまった。<br />

    さて、席に案内されて、注文を取りに来た男性店員に
    「北京ダックはハーフで頼めるか」
    と聞く。北京ダックは2人で一羽は多すぎる。しかし、僕の中国語が通じなかったらしく、この店員はマネージャーらしきおばさんに、
    「言葉の分からない外国人が何言ってるか分かりません」
    と一生懸命訴えている。そこで、この偉そうなおばさんに
    「北京ダック、半羽で大丈夫?それから冷たいビールを先に持ってきて。グラスは2つね」
    と気合を入れて伝える。今度は完璧に通じたようだ。すると、このおばさん、いきなり男性に説教が始まった。
    「ちゃんと中国語話してるじゃないの。なんで分かんないの!」
    客の前で大声で怒るので、この男性、たちまちしょんぼりしてしまった。

  • 他にセロリとユリの根の炒め物、ビールを頼んだ。セロリとユリの根をビールと一緒につまみながら、ダックの焼けるのを待つ。

    他にセロリとユリの根の炒め物、ビールを頼んだ。セロリとユリの根をビールと一緒につまみながら、ダックの焼けるのを待つ。

  • 満を持してやって来たダックは、目の前で切り分けられる。<br />

    満を持してやって来たダックは、目の前で切り分けられる。

  • 初めて北京ダックを食べるという息子に、食べ方の指南。まず一番美味しい部分は、ダックの皮だけ数枚提供されるので、ざらめ糖をつけて食べる。口の中でジュワーっと脂が広がり、皮の香ばしさが砂糖の甘味と相まって、口福の至りである。その後は、肉のついた皮を甜麺醤につけて、キュウリなどと一緒に包んで食べる。久しぶりに食べる北京ダックは、美味だった。<br />今回の旅で一番の贅沢な食事。合計302元(5,400円)だった。<br />

    初めて北京ダックを食べるという息子に、食べ方の指南。まず一番美味しい部分は、ダックの皮だけ数枚提供されるので、ざらめ糖をつけて食べる。口の中でジュワーっと脂が広がり、皮の香ばしさが砂糖の甘味と相まって、口福の至りである。その後は、肉のついた皮を甜麺醤につけて、キュウリなどと一緒に包んで食べる。久しぶりに食べる北京ダックは、美味だった。
    今回の旅で一番の贅沢な食事。合計302元(5,400円)だった。

  • 帰りは、前門駅から地下鉄2号線に乗って崇文門駅で5号線に乗り替え、東四駅で今度は6号線に乗り、南鑼鼓巷駅まで帰って来た。

    帰りは、前門駅から地下鉄2号線に乗って崇文門駅で5号線に乗り替え、東四駅で今度は6号線に乗り、南鑼鼓巷駅まで帰って来た。

  • 9/12(水)<br />朝、息子と南羅鼓巷の周りの胡同を散歩した。宿に近い帽儿胡同を西に入って行く。路地にある公衆トイレの前で、息子に<br />「ニーハオトイレ、知ってる?」<br />と訊くと、知らないと言う。<br />「じゃあ、ちょっと覗いてごらん」<br />怪訝そうに中に入った息子は、すぐに慌てて出てきた。ニーハオトイレとは仕切りのないトイレで、しゃがみ込んでいるおじさんたちと目があったそうだ。<br />

    9/12(水)
    朝、息子と南羅鼓巷の周りの胡同を散歩した。宿に近い帽儿胡同を西に入って行く。路地にある公衆トイレの前で、息子に
    「ニーハオトイレ、知ってる?」
    と訊くと、知らないと言う。
    「じゃあ、ちょっと覗いてごらん」
    怪訝そうに中に入った息子は、すぐに慌てて出てきた。ニーハオトイレとは仕切りのないトイレで、しゃがみ込んでいるおじさんたちと目があったそうだ。

  • 胡同の散策を続けていると、息子が<br />「こんな路地裏なのに、監視カメラがやたらある」<br />と、面白いことに気付く。確かにいたるところにカメラが設置されている。中国政府は国民監視システムに力を入れており、防犯と言う名目でカメラを街中に設置していると聞いた事がある。息子の言うように、こんな狭い小路にまでカメラがあるなんて、少々異様だ。<br />

    胡同の散策を続けていると、息子が
    「こんな路地裏なのに、監視カメラがやたらある」
    と、面白いことに気付く。確かにいたるところにカメラが設置されている。中国政府は国民監視システムに力を入れており、防犯と言う名目でカメラを街中に設置していると聞いた事がある。息子の言うように、こんな狭い小路にまでカメラがあるなんて、少々異様だ。

  • 帽儿胡同をしばらく行くと、ラストエンペラー溥儀の皇后、婉容が結婚する前に住んでいた婉容故居に出くわす。このような歴史的要所が、何でもない胡同にひっそりとあるのもいい。

    帽儿胡同をしばらく行くと、ラストエンペラー溥儀の皇后、婉容が結婚する前に住んでいた婉容故居に出くわす。このような歴史的要所が、何でもない胡同にひっそりとあるのもいい。

  • 散歩を続けていたら、初日に行った鼓楼の下に出た。お腹が空いてきたので、鼓楼の横にある「姚記炒肝店」で、モツ煮と包子という北京っ子の定番料理を食べることにした。この店は朝6時からやっている。決して清潔とは言えない庶民的な店だが、2011年にオバマ政権のバイデン副大統領が来店した店として地元では有名らしい。

    散歩を続けていたら、初日に行った鼓楼の下に出た。お腹が空いてきたので、鼓楼の横にある「姚記炒肝店」で、モツ煮と包子という北京っ子の定番料理を食べることにした。この店は朝6時からやっている。決して清潔とは言えない庶民的な店だが、2011年にオバマ政権のバイデン副大統領が来店した店として地元では有名らしい。

  • ここで、炒肝(小碗8元)、包子(2元)を注文する。

    ここで、炒肝(小碗8元)、包子(2元)を注文する。

  • 炒肝とは、色々な部位がどっさり入ったモツ煮で甘辛く煮詰めている。朝からモツ煮かとも思うが、意外といける。ただ量が多いので小碗にしておいて正解だ。包子は肉まんのことだが、「蒼穹の昴」でもよく出てくるので、息子は食べたかったそうだ。そのままでも美味しいが、モツ煮の汁につけて食べても良し。

    炒肝とは、色々な部位がどっさり入ったモツ煮で甘辛く煮詰めている。朝からモツ煮かとも思うが、意外といける。ただ量が多いので小碗にしておいて正解だ。包子は肉まんのことだが、「蒼穹の昴」でもよく出てくるので、息子は食べたかったそうだ。そのままでも美味しいが、モツ煮の汁につけて食べても良し。

  • 宿に戻らず、このまま今日の最初の目的地である円明園に向かうことにした。円明園は限りなく広いので、見たいと思っている西洋楼址区に近い東門に行きたい。地下鉄で行くと南門から入るしかないので、かなり園内を歩くことになる。そこで東門に行くべくタクシーに乗ろうとチャレンジしてみたが、大通りにもかかわらずつかまらなかった。やはり皆、スマホの配車アプリで呼んでいるのだろうか。<br />諦めて、地下鉄8号線、什刹海駅で乗り鼓楼大街駅にて2号線に乗換え。次に西直門駅で4号線に乗り換えて、円明園駅到着。<br />

    宿に戻らず、このまま今日の最初の目的地である円明園に向かうことにした。円明園は限りなく広いので、見たいと思っている西洋楼址区に近い東門に行きたい。地下鉄で行くと南門から入るしかないので、かなり園内を歩くことになる。そこで東門に行くべくタクシーに乗ろうとチャレンジしてみたが、大通りにもかかわらずつかまらなかった。やはり皆、スマホの配車アプリで呼んでいるのだろうか。
    諦めて、地下鉄8号線、什刹海駅で乗り鼓楼大街駅にて2号線に乗換え。次に西直門駅で4号線に乗り換えて、円明園駅到着。

  • 円明園の入場料は、全て入れる共通券が大人25元だが、ここでも学生割引になって計35元で済んだ。ただ、チケット売り場の人に日本の大学の学生証は不審だったようで、「どこの大学?」ってな顔で矯(た)めつ眇(すが)めつ眺めていた。しばらくして諦めたのか、面倒くさそうな顔でようやく発券してくれた。

    円明園の入場料は、全て入れる共通券が大人25元だが、ここでも学生割引になって計35元で済んだ。ただ、チケット売り場の人に日本の大学の学生証は不審だったようで、「どこの大学?」ってな顔で矯(た)めつ眇(すが)めつ眺めていた。しばらくして諦めたのか、面倒くさそうな顔でようやく発券してくれた。

  • 思った通り西洋楼址区までの道のりは遠く、有料の電動カートもあったが、客が集まらないと出発しそうもなかったので、徒歩で向かうことにした。緑に囲まれた園内には、見渡す限り蓮の葉に覆われた湖があり、大変美しい。

    思った通り西洋楼址区までの道のりは遠く、有料の電動カートもあったが、客が集まらないと出発しそうもなかったので、徒歩で向かうことにした。緑に囲まれた園内には、見渡す限り蓮の葉に覆われた湖があり、大変美しい。

  • 「蒼穹の昴」では、乾隆帝がさらってきた新疆ウイグル族の香妃の気を引こうとして、ここに西洋風の宮殿や、ウイグル族が信仰するイスラムの祈祷所まで建ててあげる。しかし、どんなに尽くしても一切なびかない香妃に、財や権力の虚しさを知り、ついには天命のみしるしである龍玉を隠してしまう。ここから清朝の悲劇のドラマが始まるので、小説の重要な舞台のひとつだ。

    「蒼穹の昴」では、乾隆帝がさらってきた新疆ウイグル族の香妃の気を引こうとして、ここに西洋風の宮殿や、ウイグル族が信仰するイスラムの祈祷所まで建ててあげる。しかし、どんなに尽くしても一切なびかない香妃に、財や権力の虚しさを知り、ついには天命のみしるしである龍玉を隠してしまう。ここから清朝の悲劇のドラマが始まるので、小説の重要な舞台のひとつだ。

  • 乾隆帝が香妃の為に造った黄花陣という迷路に遊ぶ。設計はもちろんジュゼッペ・カスチリョーネ。フランスのバロック式庭園を模して造られているが、ここまでして香妃の気持ちをなびかせようとした乾隆帝が痛々しい。見た目は簡単そうだが、息子はクリアするのに結構時間がかかっていた。

    乾隆帝が香妃の為に造った黄花陣という迷路に遊ぶ。設計はもちろんジュゼッペ・カスチリョーネ。フランスのバロック式庭園を模して造られているが、ここまでして香妃の気持ちをなびかせようとした乾隆帝が痛々しい。見た目は簡単そうだが、息子はクリアするのに結構時間がかかっていた。

  • 香妃の礼拝所だった方外観も、愛する人の為に異教の施設までこしらえる乾隆帝の健気さに胸が熱くなる。現中国政府の新疆ウイグル族に対する民族浄化政策で、100万人ものウイグル人を強制収容している事実を、乾隆帝が知ったら何と言うだろうか。

    香妃の礼拝所だった方外観も、愛する人の為に異教の施設までこしらえる乾隆帝の健気さに胸が熱くなる。現中国政府の新疆ウイグル族に対する民族浄化政策で、100万人ものウイグル人を強制収容している事実を、乾隆帝が知ったら何と言うだろうか。

  • 1860年にイギリスが清に難癖をつけ、それにフランスも便乗して起こしたアロー戦争によって、円明園は略奪、放火、破壊された。英仏軍の蛮行の記録としてなのか、修復もせずに廃墟としてそのまま公開されている。大水法という噴水跡もローマの遺跡のようで実に美しい。戦争の傷痕も150年も経つと、つわものどもが夢の跡とばかりに、清朝の栄華盛衰に思いが馳せられるばかりで無残さは感じられない。

    1860年にイギリスが清に難癖をつけ、それにフランスも便乗して起こしたアロー戦争によって、円明園は略奪、放火、破壊された。英仏軍の蛮行の記録としてなのか、修復もせずに廃墟としてそのまま公開されている。大水法という噴水跡もローマの遺跡のようで実に美しい。戦争の傷痕も150年も経つと、つわものどもが夢の跡とばかりに、清朝の栄華盛衰に思いが馳せられるばかりで無残さは感じられない。

  • 売店で蒸したトウモロコシを買って、ベンチに座って息子と食べる。中国のトウモロコシはもちもちしている。意外な食感と味を楽しんだ後、入場した南門まで歩く。

    売店で蒸したトウモロコシを買って、ベンチに座って息子と食べる。中国のトウモロコシはもちもちしている。意外な食感と味を楽しんだ後、入場した南門まで歩く。

  • 地下鉄4号線を一駅乗ると、頤和園のある西苑駅 だ。目の前にレストラン街がある。昼食は、中国のファーストフード店「真功夫」にした。イエロートラックスーツに身を包んだブルース・リーの看板が目印だ。

    地下鉄4号線を一駅乗ると、頤和園のある西苑駅 だ。目の前にレストラン街がある。昼食は、中国のファーストフード店「真功夫」にした。イエロートラックスーツに身を包んだブルース・リーの看板が目印だ。

  • カウンターで、骨付き豚肉の甘辛煮と鶏肉茸炒めの二品に、ブロッコリー、コーンサラダ、スープの付いたセットを注文。ひとり42.5元(760円)なので、結構いい値段だ。この店は中国中で見かけるチェーンなので、安定の味なのだろう。お客さんがひっきりなしに入ってくる。テイクアウトする人のほとんどが、事前にスマホで注文しているようだ。カウンターでスマホをかざすと、袋に入った料理がすぐに手渡される。

    カウンターで、骨付き豚肉の甘辛煮と鶏肉茸炒めの二品に、ブロッコリー、コーンサラダ、スープの付いたセットを注文。ひとり42.5元(760円)なので、結構いい値段だ。この店は中国中で見かけるチェーンなので、安定の味なのだろう。お客さんがひっきりなしに入ってくる。テイクアウトする人のほとんどが、事前にスマホで注文しているようだ。カウンターでスマホをかざすと、袋に入った料理がすぐに手渡される。

  • 頤和園の共通入場券は、大人60元だが、ここも学割が効いて二人で90元。

    頤和園の共通入場券は、大人60元だが、ここも学割が効いて二人で90元。

  • 頤和園は、1750年に乾隆帝が造園したが、円明園同様、1860年のアロー戦争で英仏軍に破壊される。それを1888年に西太后が海軍の15年分の予算を流用して再建し、その為に日清戦争では軍費が底をついて負けたと言われている。<br />まず正門である東宮門をくぐると、すぐに仁寿殿がある。ここは、「蒼穹の昴」で光緒帝がついに康有為に会うシーンの舞台だ。

    頤和園は、1750年に乾隆帝が造園したが、円明園同様、1860年のアロー戦争で英仏軍に破壊される。それを1888年に西太后が海軍の15年分の予算を流用して再建し、その為に日清戦争では軍費が底をついて負けたと言われている。
    まず正門である東宮門をくぐると、すぐに仁寿殿がある。ここは、「蒼穹の昴」で光緒帝がついに康有為に会うシーンの舞台だ。

  • 西太后が京劇を観劇した徳和園の大戯楼では、時を越えて当時の京劇の様子に思いを馳せた。

    西太后が京劇を観劇した徳和園の大戯楼では、時を越えて当時の京劇の様子に思いを馳せた。

  • また昆明湖に面して建つ玉瀾堂は、光緒帝が1898年に軟禁されたところで、歴史の様々なページを一日で見て回れる。

    また昆明湖に面して建つ玉瀾堂は、光緒帝が1898年に軟禁されたところで、歴史の様々なページを一日で見て回れる。

  • 西太后の住居だった楽寿堂では、ここにこもって光緒帝に会おうとしない西太后がいたし、この宮殿区だけでも十分見応えがある。<br />

    西太后の住居だった楽寿堂では、ここにこもって光緒帝に会おうとしない西太后がいたし、この宮殿区だけでも十分見応えがある。

  • 頤和園のハイライトは何といっても728m続く長廊と、万寿山に建てられた排雲殿、仏香閣だろう。

    頤和園のハイライトは何といっても728m続く長廊と、万寿山に建てられた排雲殿、仏香閣だろう。

  • 長廊は昆明湖の湖畔をなぞるように建てられた廊下で、梁には14,000枚とも言われている絵が描かれている。

    長廊は昆明湖の湖畔をなぞるように建てられた廊下で、梁には14,000枚とも言われている絵が描かれている。

  • 康有為が光緒帝に謁見後、意気揚々とこの長廊を歩いていると、李鴻章が現れ<br />「わしが50年かかってもできなかったことが、たった3年でできるものか。お前なら500年はかかる!」<br />と罵倒されるところが、「蒼穹の昴」で描かれている。この長廊を歩くとそのシーンが目に浮かぶようだ。<br />

    康有為が光緒帝に謁見後、意気揚々とこの長廊を歩いていると、李鴻章が現れ
    「わしが50年かかってもできなかったことが、たった3年でできるものか。お前なら500年はかかる!」
    と罵倒されるところが、「蒼穹の昴」で描かれている。この長廊を歩くとそのシーンが目に浮かぶようだ。

  • 長廊を半分くらい行ったところに、昆明湖を見下ろす人工の山があり、万寿山と言う。頂上に建つ仏香閣まで峻険な石段が続いている。

    長廊を半分くらい行ったところに、昆明湖を見下ろす人工の山があり、万寿山と言う。頂上に建つ仏香閣まで峻険な石段が続いている。

  • ここまでもかなり歩いているので、足が棒になっていたが、仏香閣からの眺めは最高なので、ここは頑張って登ろう。

    ここまでもかなり歩いているので、足が棒になっていたが、仏香閣からの眺めは最高なので、ここは頑張って登ろう。

  • 山を下り、また長廊を行くと、白い石造りの船が見えてくる。石舫と言って、沈まない船=決して覆らない清朝という意味で造られたそうだ。

    山を下り、また長廊を行くと、白い石造りの船が見えてくる。石舫と言って、沈まない船=決して覆らない清朝という意味で造られたそうだ。

  • 石舫の横の船着き場から昆明湖の遊覧船と、蘇州街行きの船が出ている。もう歩きたくなかったので、この船で蘇州街へ行くことにして、桟橋で待っていた。しかし、遊覧船は来るのに、蘇州街行きの船はなかなか来ない。係のおじさんに、どのくらい待つのか訊くと、すぐだと言う。でもすぐには来そうもなかったのだろう。おじさん、大声で遊覧船の船頭を呼んで、一艘こちらに回してくれた。

    石舫の横の船着き場から昆明湖の遊覧船と、蘇州街行きの船が出ている。もう歩きたくなかったので、この船で蘇州街へ行くことにして、桟橋で待っていた。しかし、遊覧船は来るのに、蘇州街行きの船はなかなか来ない。係のおじさんに、どのくらい待つのか訊くと、すぐだと言う。でもすぐには来そうもなかったのだろう。おじさん、大声で遊覧船の船頭を呼んで、一艘こちらに回してくれた。

  • 息子とふたりで貸し切りの船は、昆明湖を横切って蘇州街へ向かった。

    息子とふたりで貸し切りの船は、昆明湖を横切って蘇州街へ向かった。

  • 蘇州街は、蘇州大好き乾隆帝が、その街並みを再現させた乾隆帝にとってのディズニーランド。当時60軒もの店を出させ、女官や宦官に店員に扮装させたそうだ。そして独自の通貨まで作って、買い物ごっこを楽しんだというのだから、乾隆君、子供か!

    蘇州街は、蘇州大好き乾隆帝が、その街並みを再現させた乾隆帝にとってのディズニーランド。当時60軒もの店を出させ、女官や宦官に店員に扮装させたそうだ。そして独自の通貨まで作って、買い物ごっこを楽しんだというのだから、乾隆君、子供か!

  • 頤和園北門から出て、得意の観光3線バスに乗る。「頤和園北宮門」から「鼓楼」まで、ゆったりソファに揺られて約1時間。<br />

    頤和園北門から出て、得意の観光3線バスに乗る。「頤和園北宮門」から「鼓楼」まで、ゆったりソファに揺られて約1時間。

  • 夕飯は「云南肴云南菜」に入ってみた。

    夕飯は「云南肴云南菜」に入ってみた。

  • 米の麺を注文。息子は辛いバージョン、僕は辛くないのを選択。辛い方が旨みたっぷりで美味しかった。それから版納拌折耳根というサラダがあり、英語でroot of banana treeと書かれていたので、バナナの根ってなんだよ?と面白がって注文してみた。すると、店の子が「大丈夫ですか」と何度も聞いてくる。何が大丈夫なんだ?と心配になって聞き返すが、後は何を言っているのか分からなかったので、取りあえず頼むことにした。出てきたサラダは、香りにかなり癖のある葉と細くて白い根が、辛味のドレッシングで合えてあり不味くはない。でも、これがバナナの根?と思い、帰国してから調べたら納拌折耳根と言うのは、ドクダミサラダのことだった。雲南料理では定番メニューらしい。バナナと言うのは誤訳だったのだ。ドクダミサラダは中国人でも食べられない人がいるようで、店では食べられるか確認することが多いそうだ。しかしドクダミだったなんて。その辺に生えている雑草を食べて喜んでいた。

    米の麺を注文。息子は辛いバージョン、僕は辛くないのを選択。辛い方が旨みたっぷりで美味しかった。それから版納拌折耳根というサラダがあり、英語でroot of banana treeと書かれていたので、バナナの根ってなんだよ?と面白がって注文してみた。すると、店の子が「大丈夫ですか」と何度も聞いてくる。何が大丈夫なんだ?と心配になって聞き返すが、後は何を言っているのか分からなかったので、取りあえず頼むことにした。出てきたサラダは、香りにかなり癖のある葉と細くて白い根が、辛味のドレッシングで合えてあり不味くはない。でも、これがバナナの根?と思い、帰国してから調べたら納拌折耳根と言うのは、ドクダミサラダのことだった。雲南料理では定番メニューらしい。バナナと言うのは誤訳だったのだ。ドクダミサラダは中国人でも食べられない人がいるようで、店では食べられるか確認することが多いそうだ。しかしドクダミだったなんて。その辺に生えている雑草を食べて喜んでいた。

  • 海老のプーアール茶葉揚げ。

    海老のプーアール茶葉揚げ。

  • ライムで香付けした鶏の唐揚げを食べて、満腹になる。

    ライムで香付けした鶏の唐揚げを食べて、満腹になる。

  • 什刹海の畔には生演奏のあるBARがずらっと並んでおり、店の前からは漏れてくる音と共に演奏の様子が見える。銀錠橋の袂(たもと)にある「烈火麒麟」という店に入った。古い民家を改築したような造りで、雰囲気がある。バンドは若い男性ギターふたりに女性ボーカルだ。息子はマルガリータを注文。基本どの店もミュージックチャージはない。演奏も良くて、寛いて飲むには向いている。開けっ放しのドアからは、什刹海の風が柳の葉を揺らしながら入ってくる。なかなか心地良い店だ。

    什刹海の畔には生演奏のあるBARがずらっと並んでおり、店の前からは漏れてくる音と共に演奏の様子が見える。銀錠橋の袂(たもと)にある「烈火麒麟」という店に入った。古い民家を改築したような造りで、雰囲気がある。バンドは若い男性ギターふたりに女性ボーカルだ。息子はマルガリータを注文。基本どの店もミュージックチャージはない。演奏も良くて、寛いて飲むには向いている。開けっ放しのドアからは、什刹海の風が柳の葉を揺らしながら入ってくる。なかなか心地良い店だ。

  • 2軒目は、清朝光緒元年(1875年)に建てられた高級料亭「會賢堂」の内装をリノベした、その名もまんま「會賢堂」と言うBARにした。

    2軒目は、清朝光緒元年(1875年)に建てられた高級料亭「會賢堂」の内装をリノベした、その名もまんま「會賢堂」と言うBARにした。

  • ギター、ベース、ドラム、キーボードにボーカルの女の子といった編成で、ジャンルはロックかな。かなり広い店内に客はまばらだったので、ど真ん中の席に陣取って、ジャックダニエルのロックを二つ注文。ほろ酔い気分で演奏を聴く。<br />ここから、夜の街並みをぶらぶらと歩いて宿まで帰った。<br />

    ギター、ベース、ドラム、キーボードにボーカルの女の子といった編成で、ジャンルはロックかな。かなり広い店内に客はまばらだったので、ど真ん中の席に陣取って、ジャックダニエルのロックを二つ注文。ほろ酔い気分で演奏を聴く。
    ここから、夜の街並みをぶらぶらと歩いて宿まで帰った。

  • 9/13(木)<br />6時半に起きて、南鑼鼓巷と鼓楼東大街の交差点にある「南羅北口包子舗」で朝食を食べる。北京人の標準的な朝ごはん、油条(揚げパン)と豆乳を、息子は注文。

    9/13(木)
    6時半に起きて、南鑼鼓巷と鼓楼東大街の交差点にある「南羅北口包子舗」で朝食を食べる。北京人の標準的な朝ごはん、油条(揚げパン)と豆乳を、息子は注文。

  • 僕は、焦圏、豆汁を頼んだ。焦圏は油条をドーナッツ状にしてカリカリにしたようなもの。豆汁は、Wikipediaによると、「緑豆を煮てから、すりおろして作った豆乳を乳酸発酵させた、少し酸味のある飲料。北京の伝統的な栄養食品のひとつ」ということで、酸っぱい豆乳のようなもの。一度飲んでみたかったが、予想通りヘンな味だった。

    僕は、焦圏、豆汁を頼んだ。焦圏は油条をドーナッツ状にしてカリカリにしたようなもの。豆汁は、Wikipediaによると、「緑豆を煮てから、すりおろして作った豆乳を乳酸発酵させた、少し酸味のある飲料。北京の伝統的な栄養食品のひとつ」ということで、酸っぱい豆乳のようなもの。一度飲んでみたかったが、予想通りヘンな味だった。

  • 東天門から入ると、回廊が続いており、地元の人がトランプやら麻雀やらに興じている。まずは皇帝が春節に豊作を祈った祈年殿を見学。現存する中国最大の祭壇だ。

    東天門から入ると、回廊が続いており、地元の人がトランプやら麻雀やらに興じている。まずは皇帝が春節に豊作を祈った祈年殿を見学。現存する中国最大の祭壇だ。

  • その横の展示施設に、清朝の皇帝の在位年数と何回祭祀を行ったか記されている表があって面白かった。

    その横の展示施設に、清朝の皇帝の在位年数と何回祭祀を行ったか記されている表があって面白かった。

  • そして天壇のハイライトは、何と言っても圜丘である。皇帝が冬至の日に天と交信した場所で、1530年に造られた。三層からなる漢白玉という大理石の一種で築かれた祭天台は、なんと神秘的なことか。皆、中心にある円形の石の上に乗って天からの声を聞こうとしているのか、あるいは天からのパワーを貰おうとしてか、両手を空に向かって大きく広げている。ここは北京最大のパワースポットだ。

    そして天壇のハイライトは、何と言っても圜丘である。皇帝が冬至の日に天と交信した場所で、1530年に造られた。三層からなる漢白玉という大理石の一種で築かれた祭天台は、なんと神秘的なことか。皆、中心にある円形の石の上に乗って天からの声を聞こうとしているのか、あるいは天からのパワーを貰おうとしてか、両手を空に向かって大きく広げている。ここは北京最大のパワースポットだ。

  • 公園内のカフェで休憩。小腹がすいたので、水餃子と蒸餃子を注文。これも北京っ子の定番。たれは黒酢入りの醤油がカウンターに置いてある。森の中のカフェで飲むコーヒーも旨かった。

    公園内のカフェで休憩。小腹がすいたので、水餃子と蒸餃子を注文。これも北京っ子の定番。たれは黒酢入りの醤油がカウンターに置いてある。森の中のカフェで飲むコーヒーも旨かった。

  • ついやってしまう息子笑。

    ついやってしまう息子笑。

  • 南鑼鼓巷駅から地下鉄を乗り継ぎ、空港の第3ターミナルへ向かう。中国国際航空のカウンターでチェックイン。

    南鑼鼓巷駅から地下鉄を乗り継ぎ、空港の第3ターミナルへ向かう。中国国際航空のカウンターでチェックイン。

  • 今回、「蒼穹の昴」の舞台を巡るというテーマのほかに、もう一つミッションがあった。それは地元の人が普段食べているものを食すということだ。ロバ肉サンドから始まり、万里の長城では大衆食堂の定食、デパートの中の火鍋屋、中国小吃の発祥地と言われている門框胡同では、土地の人しか入りそうもない店で黄メン鶏米飯を食べ、北京ダック、モツ煮に包子、中国のファーストフード店「真功夫」の中華セット、羊肉の串焼き、雲南料理、定番朝ご飯の揚げパンに豆乳、水餃子と、息子にしたら初めて口にするものばかりだろう。僕にとっても初体験の物が多く、それもまた異国の旅の醍醐味で、日本では決して食べられないローカル料理を大いに楽しめた。<br />12年前に初めて北京を訪れた時は、市内の地下鉄は4本しかなかった。それが今では22路線走っており、交通のインフラだけでもその発展の速さは目を見張るものがある。それでも日本なら降りる人が先と言う小学生でも知っているルールが、この国には未だにないのが何とも残念である。<br />息子がたまたま「蒼穹の昴」を読んだおかげで、北京に戻ってくることができた。<br />

    今回、「蒼穹の昴」の舞台を巡るというテーマのほかに、もう一つミッションがあった。それは地元の人が普段食べているものを食すということだ。ロバ肉サンドから始まり、万里の長城では大衆食堂の定食、デパートの中の火鍋屋、中国小吃の発祥地と言われている門框胡同では、土地の人しか入りそうもない店で黄メン鶏米飯を食べ、北京ダック、モツ煮に包子、中国のファーストフード店「真功夫」の中華セット、羊肉の串焼き、雲南料理、定番朝ご飯の揚げパンに豆乳、水餃子と、息子にしたら初めて口にするものばかりだろう。僕にとっても初体験の物が多く、それもまた異国の旅の醍醐味で、日本では決して食べられないローカル料理を大いに楽しめた。
    12年前に初めて北京を訪れた時は、市内の地下鉄は4本しかなかった。それが今では22路線走っており、交通のインフラだけでもその発展の速さは目を見張るものがある。それでも日本なら降りる人が先と言う小学生でも知っているルールが、この国には未だにないのが何とも残念である。
    息子がたまたま「蒼穹の昴」を読んだおかげで、北京に戻ってくることができた。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • yayoさん 2019/12/20 11:13:19
    こんにちは。
    こんにちは。北京旅行記楽しく拝見させていただきました。
    息子さんと二人旅なんていいですね♪SamShinobuさんの書く文章はいつも上手なので、読書とかたくさんされているのかなと思っていたんですが、やはりそのようですね(^^)息子さんも知的でいらして素敵です。
    ところで、10月に北京にいくはずが台風でキャンセルになってしまいましたが、その際に北京の下調べは色々していたので、SamShinobuさんたちが行かれた場所のいくつかは下調べで出てきたところでした。イメージがより鮮明になったので、来年のリベンジの際には参考にさせていただきます。
    それにしても日本の学生証が通じてしまうなんてちょっと驚きでした。
    それではよいお年をお迎え下さいね。

    SamShinobu

    SamShinobuさん からの返信 2019/12/20 12:38:46
    Re: こんにちは。
    yayoさん
    いつも温かいコメントありがとうございます!
    確かに、日本の学生証が通じるあたり、中国らしいユルさがいいですね。
    ところで12/16に放送された「世界ナゼそこに日本人」(テレビ東京系)は、ご覧になりましたか?
    成都のパンダ基地で今年生まれたチェンランと日本人飼育員の阿部さんを追ったドキュメンタリーだったのですが、チェンランたちコパンダのあまりの可愛さに、少しだけyayoさんのパンダ愛が分かった気がしました。
    来年は是非、リベンジ北京お楽しみ下さい。北京は仕事でよく行っていたので、もしお役にたてることがあれば、何でも質問して下さい。旅行記も楽しみにしております。

    yayo

    yayoさん からの返信 2019/12/20 14:41:36
    RE: Re: こんにちは。
    私、テレビ東京が映らないところに住んでいるので、リアルタイムでは見られないのですが、テレ東の番組は、何周遅れかで深夜や土曜日の昼間に放映しているものもあって、「世界ナゼにそこに日本人」は月曜日の深夜に放映しているようです。もう少し先に放映されるのではないかと思うのですが、マメにチェックしてみますね。そのパンダの回、放映してくれるといいなぁ。情報ありがとうございます!
    チェンラン(成浪)は、双子で産まれたけど、42グラムくらいしかなくて世界最小の体重だった子です。今は飼育技術もかなり進歩したようで、とても元気にスクスク成長してます。成都基地の今年産まれた子パンダたちの様子は、ほぼ毎日、ipanda(熊猫頻道)というサイトでチェックしてます(笑)次回、成都に行く機会がありましたら、ぜひぜひ成都基地にも立ち寄ってみて下さいね!
    それから、来年の9月の連休に北京に行く予定でいます。
    北京西を拠点に行動する予定ですが、中国旅行は楽しみが大きい反面、いつも不安が大きいです(笑)SamShinobuさんが北京に詳しいのであればとても心強く思います!
    あとは台風に当たらないことを願ってます(笑)

    SamShinobu

    SamShinobuさん からの返信 2019/12/20 15:21:29
    Re: こんにちは。
    あと、「パンダフルライフ」(松竹公開、DVDも出てます)という10年くらい前のドキュメンタリー映画があるのですが、ご存知ですか?成都パンダ基地と和歌山の動物園のパンダを追いかけていて、凄く可愛いかったですよ。て言うか、いつの間にパンダ好きになってるんだろうww😁
    中国は急激に変化しているので、いくら事前に調べて行っても通用しない事がありますよね。それに外国人旅行者に凄く不親切なので、面倒が多い。それでも現地の人の助けを借りたりして、なんとか目的を達成した時には旅の醍醐味を感じます。
    9月だとだいぶ先ですが、その前に寧波ですか?旅の計画を立てている時間って実に楽しいですよね☺️

    yayo

    yayoさん からの返信 2019/12/20 16:37:20
    RE: Re: こんにちは。
    「パンダフルライフ」聞いたことあります!(笑)でも見たことない(^^;)私なんかよりずっと詳しいですね(笑)ぜひぜひ成都基地にはSamShinobuさんに訪問していただきレポートしていただきたいです!
    北京はもっと早くにリベンジしようかと思いましたが、年内は予定が合わず、北京の冬は寒そうだし春は黄砂とかPM2.5が凄そうだし、夏は暑そうだし、となると秋がいいのかなと思い、先になりますが9月の連休に決めました。
    寧波もなんだかんだで2週間後に迫りましたが、情報が少なくてwechatなどで色々調べているんですが、確かに計画を立てている時が一番楽しいですよね♪
    今回はSamShinobuさんを見習ってもっと色々なことに挑戦する旅に出来たらと思っています!

    SamShinobu

    SamShinobuさん からの返信 2019/12/20 17:27:52
    Re: こんにちは。
    2週間後!もうすぐじゃないですか。俄然yayoさんの旅行記が楽しみになってきました!
    どうぞお気を付けて、楽しんできてください。そして無事のご帰還をお祈りしております☺️!

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