2019/12/11 - 2019/12/11
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Weiwojingさん
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12月になって何かと身辺があわただしくなってきた。比較的まとまった時間がとれたので、2019年最後の美術館見学に出掛けてみた。
先ず上野の国立西洋美術館で開催中の「ハプスブルグ展ー500年にわたる帝国コレクションの歴史」を見に出掛けた。およそ3時間位見学し、その後次いで東京都美術館の「コート―ルド美術館展」へ向かった。
どちらもさほどの人混みではなかったので、落ち着いて、ゆっくり見ることが出来た。とかく日本で美術展を見にへ出かけると、すごい人混みで、よく見えなし、ごちゃごちゃして好きではない。特に外国の有名美術館やよく知られた美術品の展覧会などになると、1時間以上も待ったり、すごい混雑で人の頭越しにしか見えないようなことが多い。こうなると、美術展にいくのも億劫になる。ふと、こうした混雑ぶりは、真の美術愛好家ではなくとも、有名な美術品が来たので芸術にそんなに関心はないが、一目見ておこうという風潮に乗って展覧会に行っている人が多いのではないかと思ったりする。穿った見方だろうか。
ハックスブルグとは数世紀にわたって、ヨーロッパの歴史の表舞台で脚光を浴びてきたオーストリア王室のことで、同家は絵画や工芸品、武具等、世界屈指のコレクションを築いたことでも知られている。そのコレクションを所蔵するのがウィーン美術史美術館で、1891年に開館した。今年はオーストリアト日本が国交樹立150周年を記念したのが今回の至宝展である。
コート―ルド美術館はイギリス・ロンドンにあり、印象派及びポスト印象派絵画のコレクションの収集で知られていているが、創設者サムエル・コートールドはまだ評価の定まっていなかった両派の作品を20世紀初頭に精力的に収集をはかった。
- 旅行の満足度
- 5.0
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昨年、12月中旬上野公園へ出かけた。久しぶりに美術館を訪ねて、年末の忙しいひと時をのんびり過ごしたいと思った。ちょうど上野公園では樹木が黄色く色づき、錦秋の輝きを見せていた。
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上野公園内では様々な大道芸人がいて、ちょうど見かけたのはミケランジェロのダビデ像に扮した男性がいた。寒空の中何時間もじっと微動もせず、かすかに手や足が動く程度でほとんど分からないくらいであった。
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西洋美術館前には今回の展覧会の目玉とも言うべき「ハプスブルグ展」のポスターを大々的にアピールをしている。このポスターに誘われるようにして、美術館に入った。
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この写真は「ウイーン美術史美術館」で、今回ここから絵画を中心に、版画、工芸品、タペストリー、武具等およそ100点が展示紹介されていた。
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西洋美術館に入った。入口付近は人の混雑度が大きかったが、会場付近になると、さほど混雑していなかった。これならば、ゆったりと見られそうである。
ハプスブルグ家一族と言えば、オーストリアのマリア・テレジア、マリー・アントワネット、エリザベートの人の3美女が思い出されるが、彼女たちの肖像画が今回展示されていて、どれも圧倒されるような素晴らしさであった。 -
今回の展覧会のパンフレットは大変充実していて、大いに参考になった。この展覧会の主要なメンバーであるハプスブルグ家の8人の王と王妃が紹介されている。
8人とは、マクシミリアン1世、ルドルフ2世、フェリペ4世、マルガリータ・テレサ、マリア・テレジア、マリー・アントワネット、フランツ・ヨーゼフ1世そしてエリザベートである。 -
パンフレットは内容が豊富で、これならば会場に出掛けなくてもパンフレットを見ていればもう十分と言えそうなほどであった。
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展覧会場入り口には巨大なパネルが掲示されていた。そこには展覧会の目玉とも言べき作品の写真が並べられ、ハプスブルグ展へのイメージを膨らませることが出来た。
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ヨーゼフ・ホラチェク(1830~1885)作「薄い青いドレスの皇妃エリザベト」(1858年)
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マルティン・ファン・メイテンス(子)(1695~1770)「皇妃マリア・テレジアの肖像」(1745~1750年)
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マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン(1755~181842) 作「フランス王妃マリー・アントワネットの肖像」(1778年)
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ヴィクトール・シュタウファー(1852~1934)作「オーストリア=ハンガリー二重帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の肖像」
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ベルンハルト・シユトリーゲル(1460~1528)とその工房、あるいは工房作「ローマ王としてのマクシミリアン1世」(1507~08年頃)
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カルロ・ドルチ(1616~1686)作「オーストリア大公クラウディア・フェリッィタス」(1672年)
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アンジェロ・ソリメーナ(1629~1716)作「キリスト降誕」(1665年)
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バルトロメ・マンフレ―ディ(1582~1622)作「キリスト捕縛」(1613~1615年)
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アントニオ・スジーニ(1558~1624)及びジャンボローニャ(1529~1608)作「ケンタウロスのエウリュティオンを打ち倒すヘラクレス」(1600年頃)
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ヤーコブ・ザイゼネッガー(1505~1567)作「オーストリア大公フェルディナント2世の肖像」(1548年)
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ディエゴ・ベラスケス(1559~1660)作「宿屋のふたりの男と少女」(1618~19年頃)
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ディエゴ・ベラスケス作「スペイン国王フェリぺ4世の肖像」(1631~32年)
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ディエゴ・ベラスケス作「青いドレスの王女マルガリータ・テレサ」(1659年)。今回の展覧会の目玉ともいうべき作品で、幼い時からウィ―ンの宮廷に嫁ぐことが決まっていたスペイン王女である。
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ファン・バウティスタ・マルティネス・デル・マーソ(1611頃~1667)作「緑のドレスの王女マルガリータ・テレサ」(1659年頃)
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ヤン・トーマス(1617~1678)作「神聖ローマ皇帝レオポルド1世と皇妃マルガリータ・テレサの宮中晩餐会」(1666年)
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あまりはっきりとしないので、上記の作品の一部(右側下)を拡大してみた。
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ヴェロネーゼ(1528~1588)作「ホロフェルネスの首を持つユディト」(1560年頃)
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バルトロメゥス・スプランゲル(1546~1611)作「オデュッセスとキルケ」(1580~85年頃)
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ヤン・ブリューゲル(父、1568~1625)及びハンス・ロッテンハマー(1564~1625)作「エジプト逃避途上の休息」(1595年頃)
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「コート―ルド美術館(Courtauld Gallery)」はイギリス・ロンドンにある美術館だが、実のところこれまであまり知らなかった。パンフレットによると、イギリスが世界に誇る印象派・ポスト印象派の殿堂で、マネ、ルノワール、ゼザンヌ等の名だたる代表作が揃い、名作ばかりある美術館とのことであった。
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コートールド・ギャラリーの創設者サミュエル・コートールド(1876~1947)と妻のエリザベス(1875~1931)。どちらも1920年代の写真と思われる。コートールドは繊維業で財を成した実業家であった。
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ロンドンのコートールド美術館と美術研究所が入るサマセツト・ハウス
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コートールド夫妻が住んでいたホームハウスの様子。どの部屋にも収集した作品が飾られ、パーティや音楽サロンガ開かれて、多くの人々の目を楽しませていた。
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展覧会のパンフレットには今回の主要な作品が紹介されていて、マネ、ルノアール、ドガ、セザンヌ、ゴーガン等の巨匠の名作が見られるのが楽しみである。
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こちらもパンフレットに紹介されている作品で、これまで何度も見たことがあるものばかりである。
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クロード・モネ(1840~1926)作「花瓶」(1881)
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ポール・セザンヌ(1839~1906)作「大きな松のあるサント=ヴィクトール山」(1887年)
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ポール・セザンヌ「カード遊びをする人々」(1892~96年頃)
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ポール・セザンヌ作「パイプをくわえた男」(1892~1896年頃)
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ポール・ゴーガン(1848~1903)作「干し草」(1889年)
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ポール・ゴーガン作「テ・レリオア」(1897年)
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ピエール=オ―グスト・ルノワール(1841~1919)作「座敷席」(1874年)
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ピエ-ル・オ―グスト・ルノアール作「アンブロワーズ・ヴォラールの肖像」(1908年)
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ピエール=オーギュスト・ルノワール作「靴紐を結ぶ女」(1918)
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アンリ―・ルソー(1844~1910)作「税関」(1890 年)
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ジョルジュ・スーラ(1859~1891)作「クールブボォワの橋」(1886~1887年頃)
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ピエール・ボナール(1867~1947)作「室内の若い女」(1906年頃)
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ジェームズ・アボット・マクニール・ホイスラー(1834~1903)作「少女と桜」(1867~1872年)
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エドゥアール・マネ(1832~1883)作「草上の昼食」(1863年)
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今回の展覧会で最も注目された作品がエドゥアール・マネの「フォリー=ベルジェールのバー」(1882年)である。というのも、この作品には謎めいたものがいくつもあるからである。
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エドゥアール・マネ作「アルジャントゥイユのセーヌ河岸」(1874年)
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シャイム・スーライン(1893~1943)作「白いブラウスを着た若い女」(1923年)
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