2019/12/02 - 2019/12/02
78位(同エリア317件中)
夢道乗光さん
『TENNO(テンノーワイン)』という名称のワインがあり、そのルーツを探るツアーステーション企画の「ワインが繋ぐ多治見とオーストリア」というバスツアーに参加しました。
先ずは日本国内で唯一ワインを醸造している多治見修道院を訪れました。オーストリアで代々ワイナリーを営むルドルフ・カイザーさんの父シュテファンさんが太平洋戦争前の1933年に来日し、多治見修道院で葡萄栽培をしてワインの醸造を開始。戦時中に造られたミサ用ワインが宮中行事に供されたことやカイザー(Kaizer)という名前はドイツ語で皇帝を意味することから『TENNO』と命名され、第二次世界大戦中は輸入が途絶えたため、皇室や日本各地の教会へ供給された由緒あるワインです。
今年は1869年に日本とオーストリア友好条約が結ばれて以来150年になり、まさに激動の時代ワインが繋いだ日本とオーストリアの縁は素晴らしいことです。
多治見修道院を見学した後は多治見の老舗料亭でオーストリア料理を賞味し、多治見の街を散策したり窯元を見学したりと日本にいながらにして海外文化を楽しむ日帰りバスツアーを満喫できました。
日頃は個人で動き回る旅行が殆どなのでバスツアーに参加するのは本当に稀なこと。お蔭で新鮮な気分で過ごせた楽々旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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名鉄小牧線に乗って犬山駅に到着(300系)
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ツアーステーションのバスツアーに参加のため集合場所の名鉄犬山駅西口にやって来ました。
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名鉄観光バスに乗って多治見修道院に到着
天気男の私にしては珍しくあいにくの雨で傘を差しての見学です。 -
多治見修道院は全国に5ケ所しかない修道院の一つです。
本館は地上3階、地下1階のバロック様式の木造建築。建物は白い壁と2つの勾配を組み合わせた赤い屋根と窓がバランス良く配置され、函館のトラピスチヌ修道院を彷彿させます。 -
敷地内の案内図
正式名称は多治見神言修道院 カトリック多治見教会 -
紅葉越しに見る多治見修道院
訪れた日は月曜日で休館だったため礼拝堂には入れず、美しいステンドガラスや壁画が見られず残念でした。 -
多治見修道院の裏庭は紅葉が見頃で綺麗でした
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世界中から巡礼者が訪れるという南フランスの聖地「ルルドの洞窟」。
その一部を再現したルルドの聖母マリア像が多治見修道院にも存在。 -
多治見修道院の裏側には修道院研修センターが建ち並んでいます。
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多治見修道院の裏庭に広がる葡萄園
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葡萄園の中を通り抜ける やすらぎの道
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あいにくの雨でしたが、ワインが繋ぐ多治見とオーストリアの由来をブラタモリ風の説明に熱心に聞き入りました。
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太い幹の樹齢が長い葡萄の木
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葡萄は摘み取られたあとで葉も落ちた後でした。
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現在ワイナリーでは29ヘクタール(東京ドーム約6個分)のブドウ畑に年間約16万本のワインが生産され、このうち最高級の約8千本がテンノーワインとしてオーストリア、ドイツなど数カ国に限定出荷されているそうです。
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多治見修道院の地下室にはワイナリーがあり、日本唯一の「修道院ワイン」として地下室で醸造。
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多治見神言修道院以外に葬られた会員名簿と多治見神言修道院納骨者名簿の石碑
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開墾に従事した人達の墓地
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多治見修道院を見学した後は川地家(旧 料亭「川地家」)へ
川地家は明治20年代の創業。日本庭園や100畳敷きの大広間もあり、川地家の人気は創業当時から高く、陶磁器産業が盛んな頃には多治見きっての格式高い料亭として会合や宴会などにも利用されたようです。 -
営業時間は11時~19時(定休日:火曜・水曜日)
ランチ4,860円、ディナー8,640円 -
川地家の玄関に飾られた壁画
明治時代に創業の風格を感じます。 -
大広間に飾られている浅間山の絵画
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格式高い雰囲気の大広間で通常はフランス料理のところ本日は特別にオーストリア料理をいただきます。
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築100年以上の川地家はリノベーションされ結婚式場としても人気。
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いよいよオーストリア料理の昼食です。
以下、メニュー記載通りに料理を紹介します。
軽くスモークしたサーモンのカルパッチョを茸のマリネと菜園風サラダ -
TENNOワインを試飲
ランチ時にはグラスワイン(660円)を賞味しました。
隣の席でワインが注がれた時から香りが漂って来ました。
まさに芳醇な香りで酸味があり渋味のある味! -
桐箱に入れられたTENNOワイン
ボトルは1本6,600円(税込) -
コンソメスープにクレープと野菜を浮かべたフリターテンズウベ仕立て
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パン
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真鯛のボワレとムール貝のボッシェ サワークラフト添え
マスタード風味のソースヴァンブラン -
子牛肉のウインナーシュニツエル 香草とレモンの香り
トマトと野菜のラタツウユソース -
美濃焼のコーヒーカップで
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チョコレートと杏子のザッハトルテ ウイーン風バニラクリーム
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オーストリアにちなみドナウ川・リバークルーズの説明も
テーマは「クラシック音楽の本場で生演奏に酔いしれる至福のひととき」 -
船はルフトナークルーズのMSアマデウス・インペリアル
最近は欧米人から絶大の人気があるリバークルーズ
外洋の大型客船とは違い小型の船でヨーロッパの町を川沿いに訪ねるのも面白そう!!! -
紅葉が映える庭園
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敷地内は長い年月の老舗料亭の雰囲気が漂う
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伝統を感じる洒落た照明
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室内から中庭を望む
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雨も降っており、しっとりとした景観
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かつては石橋湛山、佐藤栄作ら歴代首相や海音寺潮五郎、松本清張ら著名作家なども料亭川地家を利用したことがあるらしい。
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佐藤栄作元首相直筆の『敬天愛人』の書
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色鮮やかで綺麗な庭の落葉
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格調高い雰囲気の洋間
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川地家で食事した後は本町オリベストリートを散策
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陶都多治見では古くから陶工たちが窯の炎の熱さで消耗した体力回復のために日常的に鰻を食べる習慣が根付き多治見の町には鰻屋さんが沢山あります。
オリベストリートにある人気店の澤千
オーストリア料理を食べた後だけに残念ながら店を見ただけ -
周囲の景観に配慮した交番の建物
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オリベストリートを散策した後は多治見の市之倉にある幸兵衛窯へ
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幸兵衛窯は文化1年(1804年)初代加藤幸兵衛により市之倉で開窯され、間もなく江戸城本丸、西御丸へ染付食器を納める御用窯となった由緒ある窯元で観光コースとしても良く整備されています。
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幸兵衛窯本館
1階は幸兵衛窯食器展示室、2階は加藤卓夫氏の代表作を展示する陳列室 -
古陶磁資料館
6代目加藤卓夫氏の40年にわたるペルシャ陶器研究の資料や古代ガラス、青銅器などを展示 -
薪で焼く窯
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幸兵衛窯は江戸時代に開窯された窯元
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ペルシャ古陶、古代ガラス、青銅器などが展示され見応え充分
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6代目加藤卓男氏は300年間再現できなかった古代ペルシャ陶器の「ラスター彩」復元に成功し、その技術をイランに伝授したり、正倉院宝物の「三彩」復元により人間国宝になった偉人。
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シルクロードで収集された琵琶も展示
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JAの とれった広場(可児市)に立寄り産地直売の食料品を買い物して帰途につきました。
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