2019/11/19 - 2019/11/22
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チューぱぱさん
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はぁ~死ぬかと思いました。
四国は八十八ヶ所の巡礼の地。1番から88番まで大師さまと一緒にお遍路をすると煩悩が消え願いが叶うと言われてます。
ところが、うるう年に逆順に回ると死者が蘇るという「逆打ち」の言い伝えがあるとの映画がありました。それを「死国めぐり」と言うとか?
しかし・・、ぐるっと回らなくとも金毘羅山へ昇れば、行きはよいよい!帰りは怖い!一歩踏み外せば、あっという間にあの世行き。死国の入り口が見えます。
登りは息を切らせながらも少しずつ登れば大丈夫。でも降りる時は、もう膝がガクガク!何かに捕まらないと降りられない。できるだけ、膝の関節を使わず筋肉だけで降りようとしましたが、およよっ~~ヨ!
3回ほど閻魔さまの顔がチラつきました。(^_-)-☆
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御前四段坂
これこれ! ゼイゼイ言いながらも登って来たけど最後の最後でげっ!
心臓に持病がある私ではもうこれ以上は登れない?
でも、最後なら心臓が止まっても登るべき? (^_-)-☆
幸い、鉄製の手すりが設置されてましたので登ることができました。しかし・・
登ったら降りなければいけないのが自然の摂理。四段坂は上り口で手すりがありましたが、下り口には手すりがない。
金毘羅さんのガイドがスピーカーで大きな声で言ってました「上り口から登って、下り口から降りないと、四国めぐりの御利益がありませんよ」って
冗談じゃない!四国巡りの御利益よりも死国へ直行フライトになりかねない階段など下りられるかと、来た道を帰えりゃんせ!を選びました。(^^♪
この階段で駕籠屋を営業したら、さぞかし儲かることかと思います。 -
まずは天国のお話を! (^_-)
早朝、栗林公園内の花園亭で朝がゆを頂きます。
タクシーを利用し入園料を払って、花園亭で案内されたのは離れの茶室・泛花亭(はんかてい)
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花園亭の離れの茶室・泛花亭(はんかてい)
要予約です。
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早朝の静けさの中で朝がゆが頂けます。
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泛花亭の内部は6畳と4畳の狭い間取りです。
茶室ですからね。
私らの他にもう一組いらっしゃるようで。
しかし、和室の席は膝がパンクしてる私らでは厳しかったです。 -
ちょっと早めに訪れましたが、一応の準備はできてました。
座るとまもなくお粥が運ばれてきました。
味付けは少し濃いめですが、お粥にはイモが入っていて少し甘め。双方の味が絡まって、あっらー 美味しい!
https://www.art-takamatsu.com/jp/travel/sightseeing/entry-48.html?lang=save
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炊きもの
美味しくできてました。でも、我が家の嫁さんの方が美味しい? (^_-) -
¥1620の碁石茶の茶粥をオーダーしてたのですが、希少の碁石茶もお粥にすると違いは分からない。まあ、旅の思い出料理でしょうか?
それにしても、タクシー代と入園料を別途支払ってますので、かなりお高い朝食です。 -
15分ほどで朝食を終え、ぶらぶらしながら琴電栗林公園駅へ
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瓦町方面、高松駅行きは満員電車。
電車には動物たちが描かれてますが、乗ってる通勤客は動物と同じく檻の中の生活か?
痛勤生活が終わった私らは、質素ながらも悠々自適。働き族とは反対方面の列車に乗ります。非日常生活の醍醐味ですね -
反対方面は、当然ガラガラ! !(^^)!
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琴電琴平駅で降り、死国に挑戦です。(*_*;
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その前に、駅となりの高灯籠です。
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金毘羅宮の名所の一つで、江戸時代から海の安全を見守ってきたようです。
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駅から表参道までは微妙な距離があります。
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伊勢のおかげ横丁ならぬお土産売り場街が続きますが、表参道入口の看板で右折して奥へ進みます。
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千と千尋の湯ば~婆の御殿みたい(^^♪
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さて、表参道「死国」の一丁目が始まります。
お土産売り場で貸し出されてる杖を借り、一歩一歩進みます。 -
少し上ると息が切れ、立ちどまって後ろを振り向きます。
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灯明堂
船の竜骨を用い釣灯籠が吊るされた、庶民信仰の寄進だそうで -
やっと大門まで来ました。
これまでに何回休憩したやら?一歩歩けば、10回息切れがする。ギブアップのタイミングが難しい。涙
五人百姓 笹屋さん
あと491段・・ 残ってるって (*_*)
門をくぐると加美代飴(かみよあめ)を売ってる5軒の露店があります。
金刀比羅宮境内で商売が許された「五人百姓」と呼ばれるお店です。 -
大門の扁額には「琴平山」と書かれてます。
笑顔でしあわせ。こんぴらさん!!
私のお膝はがーたがた!(^^ゞ -
線路は続くよ♪どこまでも・・・
いや、線路じゃない石段だ~~
はぁ~、と言いながら太鼓橋を発見しました。 -
たかが石段!されど石段!
関節を痛めぬようにロキソニン湿布で膝と足首を固めてますが、筋肉がもう動かない。3歩進んで、2歩下がらないけど休憩です。(*_*)
太ももの筋肉が動かない。同年代らしきご老人がホイホイ登っていくけど、私っていつからこんなに動けなくなったのかな?
まるでお城の石垣のような石段には参りました。 -
しあわせさん。こんぴらさん。
左側に神椿レストランの案内があります。
帰りにここで休憩がてらランチを楽しむつもりでしたが、実際はここの階段の上だそうで。知らずに降りてきて、どこじゃ?って探してましたら上でした。
ランチにも見放されます。 -
はぁ~~
人生とは、重き荷物を背負って遠き道を行くがごとし・・急ぐべからず!
この石段は苦行・難行・修行です。 -
祓戸社
やっと旭社の下の段まで来ました。 -
旭社
本宮の降り口社
ここまで来て、戻る手はありません。
ただ、ただ。登り口に突き進むのみ (*_*) -
こんぴらさまにご家族の幸せをお祈りいたしましょう。
守札料のご案内
「幸福の黄色いお守り ¥1500」を授与してして頂くつもりでしたが、それどころじゃない。無事に帰れるお札はありませんか? (^_-)-☆ -
最後の賢木門をくぐり
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例の一段下がりがあります。
登り段ばかりの金毘羅宮において、唯一の下がり段です。
正体は、橋が少し高かったようで -
一段下った罰が来ます。
宙返りが出来るかのような急上昇。最後の御前四段坂です。
ストリートビューでググってみてくだされ。
前方に鳥居が見えますが、その先も登り段が続きます。
ここまでで心臓は息切れが酷くパンク状態、膝も太もものエネルギー源が消滅しています。
鉄の手すりがあったから頑張ったけど、2度とできない芸当でした。
まさに死国への直行便だった。 -
百度石
段の途中にありますが、こんな石段を登ってきて更にここから百回も石段を上り下りする人っているのかな?
何度も死んでない? (笑) -
やっと御本宮に到着。
50年前は簡単に駆け上がったのに・・歳月の流れは残酷です。う~~ん(*_*)
お参りの前に、まず休憩。ベンチに座り込み水を飲み、先ほど購入した加美代飴で糖分補給です。 -
しばらく足を休めてから展望台で涼しい風にあたり、息を整えます。
頑張って登ったせいか、景色が一段をきれいに見えます。 -
遠くには瀬戸大橋も見えます。
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讃岐富士
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展望図
風雨にされされ良く見えません。
高灯籠も見えるそうですが -
どこかに高灯籠がありますか?
手前に線路は見えますが、角度が違うかな?
ダメだ、ことひら温泉琴参閣の陰になってる。 -
身体が落ちつき、団体客もいなくなったところで金刀比羅宮に参拝します。
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真ん中からご神体を写さないようにと注意書きがありましたので、横から神殿の雰囲気だけ。
約束破ると神罰が当たる?こんな怖い所で神罰に当たったら、すぐに地獄行きかも? -
横には奥社の案内がありますが、とてもじゃないので(^^ゞ
御本殿の横に重文並の絵が描かれていたと記憶してるが、見当たらない。奥社か? -
神楽殿
金毘羅さんで結婚式を上げたら、文金高島田であの石段を登るの?(^_-) -
お伊勢さんと並ぶ金毘羅さんです。
遠州森の石松も参拝したとか -
隣の三穂津姫社
本殿に祀られている大物主神の嫁さんのようで
良かったねぇ~。仏教だと男が先に死に嫁さんが後からだと、墓石の中でまたまた嫁さんの尻が上にのかってくる。天国にいても尻に敷かれることになる。
神道では横に建てて貰えるから、男は威張っていられる。(^_-)-☆ -
三穂津姫社
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金毘羅宮の御朱印を頂いて山を降ります。
となりの御朱印は、同じく二度と行きたくない京都の伏見稲荷です。(^^♪
この御朱印帳は閲覧注意のおチンチンが書かれたモノだけど、案外気が付かれないものですね。まさか、見せびらかす訳にはいきませんが。笑 -
旭社の前に御本殿の登り口が指示されてまして、降り口は三穂津姫社前からになってます。
しかし、三穂津姫社の降りる石段には手すりがありません。そこで、今来た道を帰りゃんせ♪ となります。
逆打ちは死国の旅の一里塚?しかし、現実の危険度には勝てません。
手すりに掴まり杖を突き一歩一歩降りてきました。
もし最後の133段の下りで足を踏み外したら、地獄の閻魔様がお一人様いらっしゃ~いって微笑むでしょう。神社を参拝に来て、オラ!まだ地獄へは行きたくねえべ! -
旭社
こちらも風格があります。 -
賑やかな団体客が通り過ぎると、静けさが戻ります。
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あらっ!こんな所に「こんぴら狗」がいたのか!
登る時は、息を切らしていたから周りが全然見えなかった。
どおりで、金毘羅詣りの客の中に犬を連れた人が多かったのか。 -
下り石段は景色が良く見えます。
しかし、見とれてますと足を滑らしそうに!死国が待ってます。
膝を痛めぬように、膝を曲げたまま降ります。その分、筋肉がパンク。
もう二度と来れないわ。 -
何とか大門まで降りてきました。
これも灯籠かな?グーグルでも名前は書いてない。
♪
金毘羅 船々
追い手に 帆かけて
シュラシュシュシュ
回れば 四国は
讃州 那珂の郡
象頭山 金毘羅大権現(だいごんげん)
いちど まわれば ♪
一度で、十分です。ハイッ!
参りました。 <m(__)m> -
石段を降り終わったら取り敢えず休憩です。
老舗のこんぴらうどんさんへ
ミニセットA しょうゆえび天に鳥飯 ¥890
観光地に美味しいものはないと思ってたけど、この店は真面目でした。注文が入ってから天ぷらを揚げていた。
HPを見ると麺も店内で打っているような。
これで不味いはずはない。 -
ぶっかけ・天ぷらセット ¥880
そして、ビール¥580
まだ駅まで歩かねばいけませんので1本だけ。たくさん汗をかいた後のビールは本当に美味い。生き返って天国です。 (^_-)-☆ -
金倉川
一之橋の上から見るとカラフルな橋が架かってます。
当初の予定では、体力が余っていたら隣町の善通寺も参拝するつもりでしたが、ここまで疲れるとは思いもよらず、弘法大師ゆかりの善通寺は諦めました。
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琴電瓦町駅の、瓦町FLAG
琴平駅から1時間かけて戻ってきました。
1時間座ってると足も少し戻りましたので、ホテルまで歩きます。
この駅ビルも色々曰くがありそうで (^_-)
そごう時代とか天満屋時代とか・・高松の繁華街も浮沈が厳しいようです。 -
繁華街と言えど、アーケードの下ではシャッターが下りたままの店も見かけます。
観光地をたくさん抱えている香川県でも、庶民の生活はインバウンドとは異なります。普段の生活に便利さ・お得さを示さないと沈没します。
ホテルで休憩し夕食の居酒屋へ行きます。 -
ホテル近くの居酒屋浜街道
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入り口近くに、本日の鮮魚コーナーがありまして美味しそうな魚がいっぱい。
このアイデアは良いな。
ただメニューのジャンルが広すぎて、スタッフが足りない。時間が早いせいもあったけど、ドタバタしてる。6時過ぎるとスタッフが揃ったかな? -
この本日のおすすめニューの下にクリップで留められて本状態になった総合メニュー表があります。
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寿司職人のカウンターに案内されましたので、色々お話を聞きながら頂けました。
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まずはヒラメのお造りです。
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活きアジのお造り。
後ろの水槽で泳いでいたものを、見栄え良くお造りにしてくれました。
が、にらめっこすると・・・
この恨み!1000年経っても忘れまじ! って、言いたそうな?(^^♪ -
グループ客が注文してた6人前のお造り。
なかなか飾りっ気の強い盛り付けです。
私らは、写真は忘れましたが金目鯛の西京焼きと穴子1本天ぷらを注文しました。
金目鯛は美味しさを楽しみ、穴子は大きなものでハサミで切って食べました。〆の一品に最適でした。 -
高松の夜は遅く始まるようです。
6時より営業開始の店も多々あり、丸亀グリーンも夜遅くまで人通りが絶えません。
まあ、若い人はお月さまを見るのが好きなもの。私らは早朝からお日さまを見るのが好きな年代です。(^^ゞ
もう、おやすみなさい。本日はめっちゃ疲れました。
最終日は、屋島のタヌキ寺を見に行きます。
正確には、タヌキを飾ってある屋島寺で四国巡礼のお寺です。
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旅行記グループ
2019年 四国高松旅行 3泊4日
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旅行記グループ 2019年 四国高松旅行 3泊4日
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