2019/11/30 - 2019/11/30
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たびたびさん
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名古屋から三重県に入ると、長島から始まって、桑名、四日市、亀山・鈴鹿、津、松阪、伊勢、鳥羽、志摩と、圧倒的な存在である伊勢だけでなく、それぞれに個性的な中堅都市が連なります。「北勢」「伊賀」「中勢」「南勢」「東紀州」と五つに分かれる三重県の本線というべき「北勢」「中勢」「南勢」なんですが、ここって、例えば、長島スパーランド・なばなの里、志摩スペイン村・賢島エスパーニャクルーズや水族館なんかも鳥羽水族館・伊勢シーパラダイスほかに象徴されるように、豊かな自然を華やかに彩る観光施設のオンパレード。もしかして、これこそ、まさにインバウンドの元祖なのかもしれません。とはいえ、「伊賀」でも伊賀城や松尾芭蕉の伊賀上野だし、「東紀州」は和歌山から続く世界遺産の熊野と実は負けていない。とにかく、県全体が観光地だらけというイメージなんですよね。私はこれまで何年もかかって、そんな三重県の観光地を回ってきて、その厚みをつくづく感じてきたつもりです。しかし、今回、もう一度総点検をして浮かび上がってきたのが榊原温泉・赤目四十八滝と湯の山温泉。確かに、三重県の旅だと優先順位は落ちるのは仕方ないですが、それでもここまでのレベルがあって、もう一つの三重旅といって過言ではない。ここでもまた改めて三重県の観光資源の豊富さを感じることができたように思います。
ちなみに、この日の榊原温泉は、万葉の時代から、お伊勢さんの湯ごりの湯として利用されてきた温泉。清少納言が枕草子で「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と綴った「ななくりの湯」とはこの温泉のことです。ただ、温泉宿はもう3軒くらいしか残っていないので、温泉街などはまったくなし。駅からも遠いし、宿泊するホテルに迎えに来てもらわないとどうにもなりませんね。で、湯の質は、関東だと石和温泉に似ているかな。もわっとしてまとわりついて、つるつるっとする。そんな感じでかなり特徴的です。
続いての赤目四十八滝は、昔大阪に住んでいる時からずっと気になっていたところ。関西では何かと名前をよく聞いていましたからね。
今回は満を持しての訪問でしたが、ただ、結果としてはちょっと微妙といえば微妙かな。いくつかのウリとする滝があるのですが、全国レベルで見た時には明らかに迫力に欠けますね。散策ルートが長いので、時間をかけたハイキングと思えばいいのかもしれんせんが、やっぱりそれでももう少し感動が欲しいような。滝にあまり焦点を当てず、安全で落ち着いた滝もあるハイキングコースというくらいの認識の方が実態には合っているような気もします。
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津から榊原温泉口駅に到着。ここで今日の宿、神湯館の迎えが来ているはずなんですが、その前に観光案内の看板を確認。あれこれとにぎやかに書いてありますが、なんか違和感がある。何で榊原温泉の案内がイマイチなのかなあ。
実はこれ白山町の案内なんですが、榊原温泉口駅は津市白山町。榊原温泉は、津市榊原町なんですね。でもやっぱりここは榊原温泉口駅ですから、もやもやした気持ちはぬぐえないんですけどね~ -
まあ、それはそれとして、
榊原温泉は清少納言ゆかりの温泉。枕草子ではななくりの湯として紹介されています。神湯館に到着。榊原温泉駅が最寄りの駅ですが、ちょっと距離がありますね。神湯館 宿・ホテル
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それにしても、周囲は温泉街とか全くなくて、おまけに私は素泊まりにしたので、
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基本はこの宿の温泉をひたすら楽しむしかないようです。
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さて、湯の方は、まとわりつくような感じがあって、それからツルツル。関東だと山梨県の石和温泉の湯に似た感じかなと思いました。
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朝は大広間で朝食。
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賑やかで、ちょっと華やかさも感じますね。
漬物がけっこうおいしかったかな。 -
では、駅に送ってもらう前に少し周辺の散策といきましょう。
射山神社は、神湯館すぐそばにある歴史ある神社。射山神社 寺・神社・教会
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祭神の大己貴命は、いわゆる大国主命のこと。出雲大社に祀られている大国主命ですね。それもあって、恋愛のパワースポットということになっていて、あれこれの飾りつけもちょっと活気が感じられるような雰囲気がありました。
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少し歩いて、榊原温泉の名物「ななくりせんべい」を製造する会社。こちらは、工場なので、ここでななくりせんべいは買えません。
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せんべいは、榊原温泉のホテルで売っているので、そちらでどうぞ。いわゆる温泉せんべい。薄手でちょっとはかないところが特徴かなと思います。
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貝石山は、榊原温泉の市街脇を流れる榊原川の向かい側にそびえる山。
貝石山 名所・史跡
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1500~2000万年前の新生代の化石が出土するのが名前の由来。射山神社のご神体でもあったそうです。
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切り立った崖の上部の紅葉がチラリと望めましたが、まあそれだけのこと。あんまり観光の要素はないと思います。
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宿の人に榊原温泉口駅送ってもらったのですが、近くにある大観音寺で降ろしてもらいました。待ち合わせ時間があったので、ちょっと寄ってみることにした次第。隣りのルーブル彫刻美術館とセットになっていて。駐車場なんかも広くて、境内に入るところからが有料です。
まだ、朝早くて開いていなかったのですが、見どころの黄金の大観音像が遠くの方からでも拝めて、感じはそれなりに分かりました。なかなか大きな観音像です。寶珠山大観音寺 寺・神社・教会
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ルーブル彫刻美術館もまだオープン前でしたが、建物の周囲にミロのビーナス像とか巨大なモニュメントが立っています。よく見るとけっこう傷んでいて痛々しいですが、なんか雰囲気はありますね。
ルーブル彫刻美術館 美術館・博物館
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イチオシ
それでも、白い像は晴れていると、こうしてなかなか映えると思います。
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榊原温泉口から赤目口駅へ。ここから今日のメインである赤目四十八滝へ向かいます。赤目口駅からは三交バスで10分です。
バス停から赤目四十八滝へ向かう道沿いには、意外にもお土産物屋さんや食べ物屋さんが何軒もあって、門前街みたいな雰囲気ですね。その中の名物店、たまきや。ここで、まずはへこきまんじゅうをいただきます。 -
サツマイモそのもののような芋餡をたい焼きみたいに小麦粉の皮で包んだお菓子。けっこうボリュームがあるし、あれこれ手を加えていない自然な味わいがいいですね。赤目四十八滝に向かうちょうど途中だし、ここを見落とすことはないと思います。
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へこきまんじゅうに力をもらって、どんどん進む。
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この先が入り口ですね。
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赤目四十八滝の入り口にあるこちらの食堂兼おみやげ物のお店は、上田屋さん。
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ここで滝草餅と称する草餅もいただきましょうか。
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イチオシ
何でも屋さんだし、あんまり期待していなかったんですが、これはいい。ヨモギの色合いに香りもすごいし、餡子がまたいい。この艶のある味わいは、なにかなあ。砂糖の質がいいのかな。どっちにしても、この味は一工夫している甘さです。
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赤目四十八滝の有料エリアに入ってすぐから始まる建物は、日本サンショウウオセンター。この建物をトンネルのように越えて遊歩道に出ることになります。
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通路の脇に並んだ水槽にはオオサンショウウオ。国の特別天然記念物なんですが、見ても別に楽しいものではない。黒い塊が動いているような動いていないような。まあ、そんなもんです。
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さて、ここからが山道ですね。
四十八滝というくらいですから、これから先は滝が連続してあるんでしょうね。赤目四十八滝 自然・景勝地
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さっそくあるのは行者滝。
滝といっても、まあ、小さな滝ですけどね。 -
まだまだ先は長い。どっちにしてもここであれこれ考える余裕はないですよね。とにかく進みましょう。
この辺りから渓谷らしくなってきたかな。 -
霊蛇滝。さっきの滝よりはまだこちらの方が雰囲気があるでしょう。
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イチオシ
そして、不動滝。赤目四十八滝には、赤目五瀑という赤目四十八滝を代表する滝があるのですが、これもその一つ。五瀑は、ここから先、不動滝に続いて、千手滝、布曳滝、 荷担滝、琵琶滝の順番。ということで、今回の最終目的地は琵琶滝になります。
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今度は乙女滝。名前をつけるほどでもないような滝ですけどね。
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今は水量が少ないですけど、越した大石があるということは大水の時はやっぱり激しい流れができるんでしょう。自然を甘く見てはいけません。
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あ~、澄んだ川面です。確かにこれならオオサンショウウオが生息しているのもうなずけますね。
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これでどれくらい来たのかなあ。
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八畳岩って、まだまだじゃないですかあ。
まだ全然余裕はありますけどね。 -
で、これが八畳岩です。
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イチオシ
さて、五瀑のひとつ、千手滝。やっっぱりそれらしい滝ですね。手前の淵の広さもあるし、それも含めた眺めがまずまずですね。
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ここで赤目四十ハ滝は始めの3分の1くらいかな。この千手滝を眺める千手茶屋は、赤目四十ハ滝の渓谷内では唯一の施設。皆さん滝を見ながらここで一休みしていて、私も少し休憩しましょうか。
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おでんがおいしそうだったので、それをほおばりながら休みましたが、それにしても、このおでん。こうして自然の中で食べているのもあるかもしれませんけど、気が付くと抜群にうまいですね。かなりお勧めですよ~
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さらに進んで、これは天狗柱岩。ここで、赤目四十八滝の散策路の中ほどかな。名前のイメージ通り、柱のような形をした岩が天に向かって伸びています。この岩の名前を書いた標識はあるのですが、散策では皆さん滝の方に注目しているので、この岩に気が付く人はあんまりいないかも。
もう少し大きな規模だと目立つのでしょうが、そこまでの大きさでもないので案外風景に溶け込んでいるところもある。それもあって、注目度が落ちているような気もします。 -
イチオシ
これならんですけどね。今度は布曳滝。これも五瀑のひとつ。
背景の滑らかな岩が美しい。糸を引くような感じも悪くないし。千手滝より、私はこっちの方が好きかな。。。 -
ちょっと急な階段を上って滝の上部へ向かいます。
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あ、これが布曳滝の滝口に続く流れ。さっきの静かな眺めと違って、これは意外にもちょっとワイルドですよ~
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竜ヶ壺というんですね。
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正面に壁が立ちふさがっています。斧ヶ淵。
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それをまた越えていきますよ~
皆さん元気です。 -
今日は天気はいいのですが、谷底までは日は差さない。ずっと上の方を見上げると、こうしてたまあに紅葉が見えるだけです。
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陰陽滝。
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釜ヶ淵。屏風のような岩にちょろっと紅葉。日が差すともっといいんですけどね。
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開けた場所に出てきまして、これは百畳岩。
ここも休憩場所ですね。 -
そこを過ぎて、七色岩。
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姉妹滝。
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柿窪滝。
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雨降滝はポツンポツンと水滴が落ちてきます。
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骸骨滝。
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斜滝。
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そして、五瀑の四つ目、荷担滝。
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イチオシ
真ん中の大岩を挟んで左右に並んだ滝。奥から川が流れてくるところも見えていて、それと合わせると写真で見るよりもう少しスケール感があるんですけどね。
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滝口は上から眺めると深い池みたいになっていて。なるほど、これもいい感じです。
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雛壇滝。
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イチオシ
そして、最後の琵琶滝です。
滝の高さがこれまでの滝よりも少しあるのかな。ここで一応上がりの感じにはなりますね。 -
これで無事に歩きとおしました。お疲れさま。
ゆっくり元来た道を帰りましょう。 -
市街に戻ってきて、もう少し見どころ。
延寿院は、市街地から坂を少し上って行った先にある不動明王を祀る天台宗の寺です。創建は平安時代の中頃。役行者の開基。本堂前に建つ石造灯篭は国の重要文化財に指定されているということですが、あんまり特別な感じはないと思います。 -
イチオシ
そして、その境内にあるしだれ桜も名物。前後左右に形よく枝が垂れた形で、一見してすぐにそれと分かります。あちこちつっかえ棒もしてありますが、老木という風ではなく、生き生きとしているようにも感じます。
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見晴亭は、赤目四十八滝のバスの終点辺りのお茶屋さん。店頭で草餅を焼いていて、まだ時間もあるしこれもいただきますか。
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お餅は草餅でしっかりした香り。餡子も飾ることのない素朴な味わい。上田屋ほどの艶はないですが、手ごろ感はあるでしょう。
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もう一軒は、大日屋。これもバスの終点。広場に面した二階建ての食堂です。
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店先で焼きだんご350円というのを販売しています。団子は白、緑、薄い紫の三種類。見た目は微妙な感じなんですけどねえ。
でも、食べてみないと分かりませんよね。ということで、紫芋を練りこんだという薄い紫のにしてみましたが、ほんのり甘いお団子にコクのあるみそだれの組み合わせがマジでおいしい。350円はほかのお店の草餅とかに比べるとちょっと高めですけど、それだけの価値はありますよ~。これだけのものなら、焼きだんごじゃなくて、もう少しちゃんとアピールできるネーミングはないのかなあ。へこきまんじゅうにも十分対抗できると思いますけどね。 -
さて、帰りのバスがやってきました。赤目四十八滝。サクッと終了です。
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赤目四十八滝から、名張の街に移動して、ここからは名張観光。名張は、関西方面への通勤ができる限界点なので、関西からすると身近という感覚。平井堅の出身地というのも、私的にはなんか親近感が湧きますね。
さて、B級グルメというか例によってスイーツチェックから始めますが、名張駅前すぐのなばり饅頭のお店は賛急屋。外観からしてなにか活気を感じますね。 -
饅頭は、薄皮のまんじゅうで、餡子のしっかりした甘さがインパクトあり。なばりの名前をつけているからには妙なものはできませんよね。これなら文句なく名張の名物だと思います。
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冨山桜華園は、名張市街。小さなお菓子屋さんで、ちょっと古びた感じかな。
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ちなみに、名張も伊賀の国。伊賀栗の名産地なので、ここの商品もそれにちなんだお菓子が看板商品。「里ごころ」というのをいただきましたが、栗と白餡の組み合わせはいわゆる栗まんじゅうの味わい。栗のおいしさの引き出し方をよくわかったお菓子です。
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そして、伊賀にはかたやきせんべいという名物があって、伊賀上野だけじゃなくて、名張にもあるんです。このまついけもそのお店。
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ちょっと小さめのかたやきですが、やっぱり相応に堅いのでおっかなびっくり噛むことになる。どこかで割れて、奥歯でバリバリ。こんがり香ばしい小麦粉のおいしさ。素朴だけど、やっぱりかたやきはこの味。味わい深いせんべいです。
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そして、市街地中央の少し高い場所にある名張藤堂家邸跡を訪ねます。
ところで、名張藤堂家は、織田信長の重臣丹羽長秀の三男で藤堂高虎の養子となった高吉に始まる藤堂家の分家。名張藤堂家邸跡 名所・史跡
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高吉は、一時は藤堂高虎の後継者と目されていましたが、実子、高次が生まれたことで、高次の家臣として仕えることに。以来、名張にこの屋敷を構え、一万五千石を給され、十一代高節が明治維新を迎えます。
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現在の建物は、そんなに大きなものではありませんが、
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内部は、やっぱり最低限の格式を漂わせる雰囲気がなくもない。
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庭を臨む書院造りの日本間も
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まあまあかな。
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袋棚の絵は昔からのものでしょうかね。
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つくばいのある庭も静かです。
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展示は、名張藤堂家に伝わった調度品など。
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鎧なんかもありましたが、目に止まったのは幕末の資料で鳥羽伏見の戦いの参戦などに関する解説。
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文久3年の天誅組の変では、京都守護職松平容保に天誅組討伐を命じられ、紀州藩、彦根藩、郡山藩などとともに出撃。大日川村での戦闘ほか、天誅組の壊滅に力を尽くしました。
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一方の鳥羽伏見の戦いですが、実はこれは幕府を裏切った、名張藤堂家というか藤堂家本家の恥部。後々まで藤堂の犬サムライとそしられることになった事件。なかなか微妙な感じで拝見させてもらいました。
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これは、名張のアーケード商店街サンロードですが、これも含めて、この通りは初瀬街道。奈良県桜井市の初瀬と三重県松阪市の六軒を結ぶ街道です。
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名張の市街地の真ん中を貫いていて、老舗のお菓子屋さんとかも含めてそのまま雰囲気のある街並みが残っていました。歴史的には大海人皇子や本居宣長といった有名人も想起させる街道なんですよね。
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ところで、名張はあの江戸川乱歩の生まれ故郷でもある。この老舗菓子屋さんは山本松寿堂。
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その江戸川乱歩にちなんだ「二銭銅貨」という煎餅があって、それをいただきます。
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イチオシ
なお、「二銭銅貨」というのは、江戸川乱歩の初期の作品で、これが評判となったことでプロとしての決意が固まったのだそう。煎餅は、小麦粉系の甘い、いわゆるたまごせんべいですね。漢字のネーミングですが、煎餅はほわんとやさしい味わいです。
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続いての大和屋は、名張で150年以上続く羊羹の老舗。最近の和食ブームのお陰もあって若い人も買いに来ますと女将さん。
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店内の老舗感もいいですよね。
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さて、基本の練り羊羹を一本いただきました。
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羊羹は羊羹なんですが、餡子をそのまま食べているような感覚もあって、羊羹と餡子の中間といった感じかな。小豆をねっとりさせた感じが残っているし、底のところのジャリっとした砂糖のかたまり具合や小さな伊賀栗の欠片もけっこう大事なアクセント。おいしくて、面白い羊羹です。
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ここから少し遠くなんですが、夏見廃寺跡へ。ここは、国の史跡に指定されている古代寺院跡。7世紀末から8世紀前半に建立。天武天皇の皇女、大来皇女が、父の菩提を弔うために建てたとも言われます。
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丘陵部一帯で発掘された塔跡、金堂跡、推定僧房跡、講堂跡が精緻に配されていて、当時の姿がそれなりに偲べます。
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隣りに夏見廃寺展示館があって、
夏見廃寺展示館 美術館・博物館
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小ぶりな施設ですが、しっかりとした展示品の数々。
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特に、粘土で型を抜き焼成した大量の?弦仏(せんぶつ)がここだけの発見でとても貴重なものだとか。しかも?弦仏は、こんな風に金箔で覆われていたのではないかということで、古代のロマンが広がります。
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ただ、土で仏像を造るというのは塑像もなんでしょうけど、日本ではあんまりメジャーにはなりませんでしたからね。まだ、いろんな手法を試していた時代なのかもしれません。
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夏見廃寺跡の隣りの名張市中央運動公園。この一帯は高台を開発した広い平地で、その一角に照明設備も備えた立派な陸上競技場があったりして、赤と緑のツートンカラーのトラックはまぶしいくらい。かなり本格的な施設でした。
これで、名張の観光も無事終了です。 -
名張駅から、今夜の宿の四日市まで一気に移動して。ここで、今回のもう一つ大きな課題であるまつもとの来来憲に向かいます。まつもとの来来憲は、四日市を代表するトンテキの大人気店。ビッグネームですよね。夜8時までの営業時間のところ、なんとか7時半に滑り込んでギリギリ食べることができました。
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イチオシ
ただ、看板商品の大トンテキはでかすぎて自信がなかったので、それならと勧められた小さいサイズの「こま」を注文。これって肉の質や味付けは同じらしいですが、焼きがしっかりしすぎていて、固いですよね。その結果、私の期待していたトンテキのおいしさは半減してしまっている感じ。「こま」も開業当時からの人気メニューとのことでしたが、これは私の求めていたトンテキではない。ちょっとがっかり。残念な結果となりました。
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まあ、そういうこともあるでしょう。
今日の宿は四日市キャッスル。明日の湯の山温泉に備えて、ゆっくり休みます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ひとぴちゃんさん 2020/10/19 22:24:26
- 来来憲( ;∀;)
- たびたびさん、初めまして~。
旅行記に何度かお邪魔させて頂いていますが、身近な旅行記で
ついメッセージ送らせて頂きました。
私は三重在住なので、良く知っている場所が多くって♪
赤目四十八滝は確かに落差が少ない滝ばかりなので
あまり見応えはないかもしれないですね。
でもマイナスイオン感じながら歩くにはいいかな、って
私は何気に好きです(笑)
でも名張は観光したことなくって新鮮でしたぁ。
そして来来憲でお食事されたんですね!
行列出来る人気店ですけど、お肉固いんです!!!
だから私も一度行ったきり(随分前)、それ以来行った事ありません。
四日市トンテキがあんなレベルの味のイメージになるの嫌なんですけど、、、
有名店なのでとりあえず行かれますよね。
三重を「県全体が観光地だらけというイメージなんですよね」って嬉しかったです☆
ひとぴちゃん
- たびたびさん からの返信 2020/10/20 08:51:04
- RE: 来来憲( ;∀;)
- コメントありがとうございます。
まつもとの来来憲の残念はあったんですが、翌日は一楽に行って挽回できました。ちょっと中華風のところはあるんですが、マジでうまい。四日市のトンテキに満足しました。東京だと渋谷の東京トンテキがとってもいいです。東京トンテキはほかにもお店がありますが、渋谷の店がやっぱり柔らかくていいように思います。
三重は、あと三本の旅行記を準備中です。しばらく時間がかかるかもしれませんが、それでやっと完結できそう。伊勢路の意味。津藩の意味。本居宣長の意味。自分なりに一つの結論に至れたかなと思っています。また、よろしければ、お目通しください。
たびたび
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