2019/11/23 - 2019/11/24
47位(同エリア653件中)
れおんさん
ある日の夕食、TVでやっていた東北の紅葉めぐりを見て、
妻「私も紅葉が見たい!」
と突然の希望宣告(いつものことですが)。
関東で一番遅い紅葉スポットの養老渓谷へ行くことにしましたが、予報はあいにくの雨。しかも紅葉にはまだ早いので、目的を変更し今回は房総半島の海の幸と絶景を楽しむことに。
千葉と言えばネズミの国が圧倒的な強さで、じゃらんの観光スポットランキングでもダントツの上位独占ですが、ちょっと足を伸ばせば見所がたくさん。
と言うことで旅行先として長らく封印していた千葉県、今回解禁することになりました。
長い旅行記ですが、どうぞ最後までお付き合いください。
《総走行距離:293.1km》
[こちらは 3-1 です]
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 利用旅行会社
- じゃらん
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-
【1日目】
自宅を朝7時半に出発。館山道をひたすら南下し、9時過ぎに《みなとオアシス 渚の駅 たてやま》に来ました。渚の駅 たてやま 名所・史跡
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この日は朝から雨が降っていて、駐車場はガラガラ。
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屋外には大きな船のエンジン。
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焼玉エンジンで、
僕「確かポンポン船のエンジンだよ」
妻「ああ、あのポンポン言うやつね」
まんまじゃん。 -
中には大きな水槽の「海辺の広場」があり、色んな魚たちが元気に泳いでいます。
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妻「どれも新鮮だねー」
食う気じゃないだろうな。 -
伊勢海老も展示。
妻「1匹じゃ足りないよ」
食う気マンマンじゃねーか。 -
ミノカサゴをじっと見つめる妻。まさか...
僕「なに考えてんの?」
妻「唐揚げがいいか、煮るのがいいか」
やっぱり。 -
スーパーのかごに入った謎の貝たち。
妻「どこのスーパー?」
そっちかよ。 -
隣の《渚の博物館》へも行ってみます。
渚の博物館 美術館・博物館
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入口にはさかなクンの等身大パネル。
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妻「本物そっくりだね」
だから本物だって。パネルだけど。 -
こちらの部屋では、実際に地引き網漁に使用されていた漁船を展示。
当時の船乗りたちの息遣いが聞こえてきそう。 -
捕鯨船の模型。
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別の部屋にはさかなクンワールド。
さかなクンが製作した魚の絵や粘土細工がありましたが、これがけっこう上手い。
妻「才能ある人は何やっても上手だねえ」
僕を見て言うな。
そうさ、どうせ僕は絵が下手さ。キリンと象以外は、何を描いても「なにこれ?」って言われるし。 -
さらに2階は、房総の海と生活がテーマの展示室。
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左側におもしろそうな建物が。
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当時を再現した老漁夫に近づくと、語り部の音声が自動でスタートします。
妻「へえ」
妻「そうなんですか」
人形と分かってても、ついつい返事してしまうらしい。 -
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道具を持つ男(漁法忘れた)
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道具を持つ男と逞しい海の男のツーショット。
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ローアングルで激写!(古い)
角度を変え何枚も撮ってると(撮るなよ)、
妻「そう言う趣味あったんだー」
ち、ちがう!なんか撮りたくなっただけだ!(それがそう言う趣味なのでは?) -
昔の地引き網漁のジオラマ。
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接写するとよりリアルに感じます。
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捕鯨銃。
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ついでにお土産の直売店「海のマルシェたてやま!!」もブラブラ。
無料の割にはそこそこ楽しめる施設ですが、
妻「雨が降ってると館内見学ばっかりになっちゃうよね」
そうだけどさー、房総半島と言えばやっぱり海!海を感じなきゃ! -
僕「さあ房総の海を見よ!鮮やかなエメラルドグリ...グレーです...」
大時化で海は荒れまくり。海よりも雨と風を存分に肌で感じました。館山夕日桟橋 名所・史跡
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とりあえず腹が減ったので、車で10分ほど走り《漁師料理たてやま》に到着。
ここは朝9時半から食事が出来ます。漁師料理たてやま グルメ・レストラン
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店に着いたのは10時頃。
ランチにはまだ早いうえに、この天気。店内はガラガラで客は僕たちだけ。 -
メニューを開いて数の多さにびっくり!
とりあえず僕は「金目なめろう丼」。 -
「アジフライ」も確定。
妻は「かじめ入り海藻麦とろめし」。
他にも「穴子と貝の味噌玉焼」を注文。 -
ここに載せたのはメニュー写真は3枚だけですが、全部で15枚ありました。
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お茶とお水はセルフ。
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他に客もいないのでみんなで寄ってたかって調理したのでしょうか、10分もしない内に「アジフライ」が到着。
これがびっくり!口に入れると、サクッ!そしてフワッ!
アジなのに、フワッ、ですよ!
当然ですが臭みなんて一切ない。もう衝撃的な美味さです。
おまけに大きめの身が3匹で、1皿670円の良心的なお値段。 -
我を忘れてむさぼる僕を見て、普段あまり揚げ物を食べない妻も
妻「一口でいいからちょーだい」
1匹渡すと
妻「うわっ、美味しい!」
丸々1匹食われました。
この時、妻がアジフライは醤油派だと知り、ソース派の僕も醤油を付けて食べると...ソースよりも美味いじゃん!
ただ今をもって、僕もソース派から醤油派へ転向です。 -
アジフライのあまりの美味さにメインの「金目なめろう丼」をすっかり忘れてましたが、目の前に運ばれるとやっぱりテンションが上がります。
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「なめろう」とは、魚の身を味噌、酒、ネギや生姜などの薬味を混ぜ、粘り気が出るまでまな板の上で包丁でカンカンと叩いて作る、千葉県の代表的な郷土料理。魚は何でもいいのですが、千葉ではアジが一般的です。
それを金目鯛の刺身と一緒にいただく贅沢。こんなん美味いに決まってるやろー! -
こちらは妻の「かじめ入り海藻麦とろめし」。
かじめとは昆布に似た海藻の一種で、房総の新名物。それをとろろに混ぜていただきます。 -
熱々の鉄鍋に入っている「穴子と貝の味噌玉焼」には、なぜか海老まで混入。
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具沢山の味噌玉焼きをレンゲでご飯と一緒にパクリ。味噌の風味がほのかに口の中に広がり、これまた美味。
さすが千葉、海の幸は最強。 -
ちなみに、こちらでは貝焼きバイキング食べ放題も楽しめます。
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土日祝で大人2,730円。
高いのか安いのかは分からない。 -
昼食後は併設されてる土産物屋「おみやげ市場」でお買い物。
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車で10分ほどのところにある《赤山地下壕跡》に着きました。
役所のような建物で受付を済ませ、安全ヘルメットと懐中電灯と案内図を受け取ります。館山海軍航空隊赤山地下壕跡 名所・史跡
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赤山地下壕跡とは、館山海軍航空隊に使用されていた防空壕。
東京湾の入口に位置する館山は、軍事拠点として重要な役割を担っていて、色々な戦争遺跡が残っています。 -
ていう真面目な話もいいけど、この雨なんとかしてくれー!
どしゃ降りで、観光を楽しむレベルの雨じゃない。 -
とりあえずヘルメットをかぶり地下壕へ。
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壕内は照明が灯り、歩行もしやすいです。
地下壕は全長1.6キロあり、そのうちの一部が公開されています。 -
そして角を曲がった瞬間、
妻と僕「おおっ!」
むき出しの地層がすごい! -
縦横無尽に入り組んだ通路の壁には、人の手では描けない美しい地層の模様。
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本来は戦争遺跡ですが、この地層を見に来るだけでも価値があります。
タモリさんが喜びそう。 -
鮮やかなアーチを描く地層。
このまま暗闇の奥に吸い込まれてしまいそう。 -
この部屋なんか完全にアート。
妻「ホワワワーンって感じ」
僕「え?」
妻「音にすると、ホワワワーンって感じ」
相変わらずの謎発言だが、なんか分かるような気がする。 -
ところどころ天井の低い場所があるのでご注意を。
1名200円の見学料なのに、かなり見ごたえがあってとても良かったです。 -
赤山地下壕跡から車で1時間、館山を離れ鴨川に移動し《道の駅 鴨川オーシャンパーク》に到着。
外観が特徴的な道の駅。道の駅 鴨川オーシャンパーク 道の駅
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建物に渡る橋がアーチ型なのですが、滑りそうでちょっとこわい。
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橋から眺める人工磯の「千年磯」。
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人工磯の潮だまりプールです。
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建物の中へ入ってみます。
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店内は土産物がいっぱい。
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食事処もあります。
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そして雨が止むことはなく、とうとう観光難民になってしまった。
[続きは 3-2 へ]
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