2019/06/13 - 2019/06/15
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koba2106さん
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梅雨の合間をぬって
東京・小平市で独り暮らしの叔母と那須高原へ
6月13日から2泊の行程
6月14日2日目
旅行の第二の目的でもある
叔母の菩提寺とお墓を訪ね
行ったことが無いと云う
なかがわ水遊園にも足を伸ばしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
-
2019年6月14日
90歳を超える叔母との那須旅行2日目。
梅雨の合間を狙ったかいがあり
早朝目が覚めると好天!
昨晩は栃木市から小平の叔母宅まで迎えに行き
さらに那須観光、そしてここ【四季の館那須】へと
結構な距離を走りさすがに疲れが出てグッスリ!
それでも習慣で朝5時頃にはスッキリ目覚めました。
毎日朝晩で約10kmを早歩きウォーキングする日課
それは宿でも変わり無く
かえっていつもと違った眺めも楽しみ
用意した運動着に着替え
朝日差す那須高原の早歩きウォーキングに出発!ホテル四季の館那須 宿・ホテル
-
宿を出てどちらへ行こうか少し迷いましたが
ここは高原、やはり上の方に惹かれ登り道を選び
那須山方面の道にウォーキングコースをきめ
歩き出しました。
梅雨とは思えない様な抜ける青空!
昇ったばかりの日差しに那須山・茶臼岳が
美しく輝いています。
朝早い道路は車も希でとても静かで穏やか
気持ち良い高原の空気を吸いながら
日課の早歩きウォーキング、時速約5.6kmも
とても気分が良く足取りもかろやか -
道路脇にいちめん花に覆われた畑が!
昇った朝日に照らされて輝く姿が見事!
思わず立ち止まって暫く花見しました。
普段とは全く違う高原での早歩きウォーキング
とてもステキで気分も良く、先へ先へと行ってしまい
約2時間半後、宿に戻ったら10km歩いていました・・・苦笑
車窓では気づかない景色や景観も歩くとずいぶん沢山発見もあり
やはり旅は足で稼がないととも感じました。 -
宿に戻り早速お風呂で汗を流し着替え!
程なく朝食のコールで
また二階の個室ダイニングまで出向きました。
叔母と好天に喜び
今日はとっても気分がよさそう
朝食メニューを熱心に見入る叔母
どんな朝食が提供されるのか?
興味津々ホテル四季の館那須 宿・ホテル
-
昨晩は疲れて写真撮り忘れたメニューも
今朝はシッカリと撮影!
見る限り特に珍しいメニュー内容でもなさそうだけど
どんな演出があるのかも楽しみです。
叔母は高齢ですが日本のバスガイドの草分け
その昔まだ観光バスが定着する以前には
かなりなレベルの職業だった様子で旅行経験も豊富
今でもなかなか手厳しくしかも高齢とは思えない
頭の回転の良さがあります。
そして私は元大手企業専属の店舗デザイナー
業界内では全国に名をはせた事もあり
フリーになってからは飲食や宿泊施設も
プロデュース&デザイン
こんな組み合わせ2人の道中です。 -
ダイニングルームからの中庭
網戸越しに晴れた空がすがすがしい日
梅雨とは思えない好天に
朝食の気分も高揚します。ホテル四季の館那須 宿・ホテル
-
テープルに用意されていた
フレッシュジュース3種は定番の様子
どれも天然自然な材料で作られている様で
右からブドウ、キャロット
そしてグリーンは何と小松菜!!
初め知らずに緑に惹かれ飲んでみますが
これがなかなかの味わいで
3種の中でも一番気に入り聞いてみたら
小松菜をベースにしたジュースで意外!
これは収穫!? 自宅でも真似したいと思いました。ホテル四季の館那須 宿・ホテル
-
涼しげにガラスの器で出されたサラダ
野菜はどれも地場産の契約農場から調達しているらしい
みためも美味しく楽しめました。ホテル四季の館那須 宿・ホテル
-
地元の香鶏を使ったというミルク仕立てのスープ
なかなかコクがあって味わい深いホテル四季の館那須 宿・ホテル
-
毎朝数種手作りで焼いているというパン3種
思わず撮影前に手が出てしまいました。
どうして宿の朝食ってお腹が空いて
食べ過ぎてしまうのは何故だろう??
結局お気に入りのパンを追加注文(笑)ホテル四季の館那須 宿・ホテル
-
那須御養卵なんて名付けられた卵料理は
オムレツとスクランブルのチョイス
今朝はオムレツをオーダー
スクランブルは明日にしましょう
これも思わず先に手を付け
慌てて撮影を思い出しました・・・苦笑!ホテル四季の館那須 宿・ホテル
-
なんだかスゴイ演出の器で提供された
フルーツ&ヨーグルトは見た目が楽しい
こちらも地場・自家製と云うヨーグルト
なかなかクリーミーな味わい。
寡黙に美味しく朝食を済ませました。
部屋に戻り暫く食休み
高齢な叔母ですからゆっくりと進みながらの2日目。ホテル四季の館那須 宿・ホテル
-
あまり焦らず用意を済ませ
この旅2つめの目的
叔母の菩提寺とお墓の確認に
隣の大田原市まで出かけます。
ホテルの駐車場に行ってみると
何と大きい外車がズラリッ!
その中に紅一点?
私の薄汚れ古びた軽カーがポツンと(笑)
なんだか違和感~~~と苦笑しながら出発!
国道を走り大田原市内へ
叔母のご先祖、私の祖母方が建立したと聞くお寺へ
ここには25歳頃母親と訪れたきりだったので
今では何処だったかも忘れていたし
だいいち環境が大きく変わってしまい
昔の記憶とは全く違いました。
仏事にはうるさい叔母は年数回訪れていて
その記憶を頼りに車を走らせました。
お寺の名前は【龍泉寺】ようやく来れました!
これで所在が分かり、叔母亡き後も来られます。 -
なかなか立派な佇まい!
本堂へ進みご先祖様にもご挨拶!
ほどなくご住職も現れました。
叔母はずいぶん寄進している様子
叔母に代わってご住職にお墓の場所を聞き
今度は祖母方のお墓へ向かいます。 -
昔の記憶では
田んぼの真ん中あたりに囲われたお墓でしたが
さすがに数十年たった今
周りは整備され、直ぐ脇には大きな病院までそびえてる環境!
これでは叔母が居なければとても探し当てられなかった!
これでお墓の所在もわかり一安心
子供もいない叔母ですから亡き後もお参りに来れます
早速お線香を手向けてご挨拶。
実は叔母と云ってもホントウは母の従姉妹
でも母とは姉妹の様に一つ屋根の下で育ち
子供の頃住んでいた都内では唯一の親戚で
頻繁に行き来し叔母同様なんです。
しかし人へいちいち説明も面倒だし
実質の状況もあるので叔母としているんです。
57歳で他界した母亡き後唯一残った親戚2人のうちの一人
男性(叔父)は皆戦死していますから・・・・
叔母たちの時代ずいぶん苦労をしてきた様子です。
余裕が出来た今、今度は年老いて動けない
だからこうして時在る事に叔母を連れ出そうとしてるんです。
ようやく以前から気になっていたお寺や墓地が分かり
旅の第二の目的を達成!
午前11時、近辺は叔母が色々知っているので
なかがわ水遊園見物を提案し向かうことに。 -
大田原市街から車で約20分
大田原市南東の郊外
那珂川沿いにある【なかがわ水遊園】
ここは淡水魚を中心にした水族館で
元渓流釣りが大きな趣味だった私にとってお気に入りの場所
数年に一度は来てしまいます。
特にここの特徴の一つでもある
淡水魚類最大級なアマゾンの魚【ピラルクー】は
子供の頃から憧れた大好きな魚が飼われているんです。
叔母は元気に歩行器を押しながら
どんどん進んで行きます。
調子よさそうで一安心・・・。なかがわ水遊園 動物園・水族館
-
なかがわ水遊園のなだらかなエントランスには
鯉のぼりならぬアユのぼりが泳いでいました。
那珂川はアユが特産!
父の生前、仕事で折りに入ったアユを沢山持ち帰り
困るほどアユ三昧したことがありますが
なかなか美味しい魚! 色んな調理も試しました
なかでも鮎飯はお気に入り(笑)なかがわ水遊園 動物園・水族館
-
水遊園に入ると
空中には大きな実物大くらいの
竹で編んだピラルクーが飾られています。
見た目、全長約2.5m
実はこのピラルクーを作ったのは
竹芸家 八木澤 正 氏
父親は竹工芸を世に知らしめた祖 八木澤 啓造
栃木県指定の伝統工芸・竹芸家で
伝統工芸をサポートしていた経緯からの知り合い
そして大好き魚ピラルクーですから
私も作って欲しい~~なぁ~と思いますが
八木澤氏曰く、教えるから自分で作れ~~っ!なかがわ水遊園 動物園・水族館
-
エントランスで入場料600円を支払うと
歩行器を使う叔母に気がついて
階下の展示室まで専用通路を案内して頂けました。
これが水族館の舞台裏?を通るので
思いがけずそんな貴重な所まで見ることが出来て大満足!!
展示フロアーに出るとまず見えたのは山女魚水槽
実は20~40歳代までのメインな趣味は渓流釣り
毎週の様にテンカラと云う和製毛針釣りに夢中で
毎年青森県・白神山塊まで25年通いました。
対象魚は岩魚と山女魚
同じ渓魚でも住処が異なり山女魚は俊敏
背中の小判のようなパーマークな斑点や
側線に沿った赤いラインが特徴的なかがわ水遊園 動物園・水族館
-
山女魚(ヤマメ)はサクラマスの陸風型で
その昔の天変地異で山の渓に住む様になったらしい
私にとってはとても縁の深い渓魚ですが
水遊園で展示されてる様な大きい山女魚は
天然では滅多釣れません・・・。
塩焼きにするととても美味しい魚です
何せ元はサクラマスですからね~~(笑)
でも釣った魚はみなリリスーし渓に返していましたが。 -
叔母も興味深く水槽に見入っています。
『そういえばあんたのお父さんは鯉料理好きだったわね~』や
『子供の頃あそこの沼で大きなナマズ兄貴が捕ってきたのよ~』とか
昔話を楽しそうに思い出しながら見入っていましたそして
『あんた、子供の頃』
『ずいぶん熱帯魚飼ったり、毎週図書館通いしてたわよね~っ!?』
なんて事まで飛び出し、90歳なのに私より記憶力バツグン!!苦笑!!
実は私の子供の頃の夢は魚類学者だったんです・・・・
まぁ身の程知らず・・・笑! -
明るい広間に来ると
広大な隣接する沼が眺められました。
隣接?というよりこの施設沼に浮かんでる?
ってイメージのつくりです。
睡蓮がもう少しで咲きそろいそう~
我が家でも睡蓮とメダカを4つの大鉢で飼育してますが
これがなかなか思うようには咲いてくれないんです
羨ましいなぁ~と思いながらシャッター切りました。 -
トンネルになった水槽に入ります
音も無くヌゥ~ッと大きな黒い影が通り過ぎます
それは体長3m位の大きな魚!
これが淡水魚類最大級とも云われる
アマゾンの怪魚?ピラルクー -
ゆったりとした泳ぎで水槽内を行き来
アマゾンでは水が泥の様に濁ってると聞きますから
こんな風に鮮明に泳いでる姿は
現地では見ることも出来ないんでしょう? -
確か以前に開高健のエッセーでも面白く読んだ経験が蘇って来ました。
現地では食用、大きな鱗は靴べらにも使われて
捨てる所が無い位らしい? 子供を飲み込んだなんて噂もあるらしい?
姿カタチはみるからに古代魚! -
このカイジュウ見たいな容姿もまた惹きつけられるんですが
叔母はちょっと怖いらしく足早に先へ進んでいました・・苦笑
私は逆に大好きな憧れの魚ですし
ピラルクーに会いたくて度々訪れるなかがわ水遊園なんです。 -
この毒々しいほどの赤い鱗!
その大きさは確かに靴べらサイズ!
海水魚の派手さには無い
なんとも云えない美しさと神秘さを感じます。
確かこちらではレストランで食べられるらしい?
この次は一度試したい -
うってかわって薄暗い水槽に輝く小魚たち
おなじみ熱帯魚のネオンテトラ
あまりにポピュラーなカラシン系(つまりメダカ系)ですが
この綺麗さがポピュラーになる由縁?
我が家の玄関にも沢山泳いでいて
慣れると毎日寄ってきてくれます。
熱帯魚飼育は”ネオンテトラに始まりネオンテトラに終わる”
なんて事も聴き覚えが在り
私も子供の頃飼い数十年後の今数年前からまた飼い始め
確かにそんな言葉が当てはまってるよね~と思います -
中庭の様に外光が差す水槽に来ました
周りは温室のようなしつらえ
大きく平べったく口から胸にかけて赤い魚が
沢山泳いでいます。 -
ピラニア!? なんて勘違いする人も多いはず?
でもこの子たちは確か名前はコロソマ?だったかな?
ピラニアに似てるけれど性格は超温厚で確か草食だった記憶が??
ピラーニャも一緒に居ましたがけっこう一緒でOKなんですね~ -
展示コースを順路にそって行き
最後に何故だか海水魚の水槽があります?
チョウチョウウオ系の華やかな水槽は
淡水魚とはずいぶん印象が違いますが
そういう対比を印象づけたい様子でした。
叔母と魚を観ながら昔話に繋がった会話が楽しい一日でした。
【冥土の土産? 高齢な叔母と那須温泉旅行・其の3】夕食編につづく
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