2019/11/25 - 2019/11/25
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gogo-taiwanさん
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興味があったので行って見たが、可哀想。
負けた軍鶏、時には勝った軍鶏でさえも、試合後の生存率は50%。
徳之島の牛同士の闘牛や、高知の土佐犬は一方が逃げ出すことで戦意喪失、それで双方とも引き離されて大事に手当てされて療養出来て、また次に備えるのだが、軍鶏の小さい体では出血多量で耐えられなくなる。
本当に死闘である。しかし、娯楽のために命を落とす必要あるか?娯楽なしでも結局食料として締められて食べられてしまう生き物だし、壮絶な死闘を行う方がオスとしては意義ある生き方なのか?と考えてしまった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通手段
- レンタカー
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MRTのパープルラインの一番最後の終着駅が「クロンバンファイ」駅。
バンコクを飛び出してノンタブリー県の中央あたりに位置する。ここの駅近くのビッグCでタイスキのランチをした後、パトゥンタニ県の闘鶏場へ向かうこととなった。 -
闘鶏場に到着。パトゥンタニ県だと言うこと以外、さぱりわかりません。
田舎の道をひた走ってきてたどり着いた感じです。
田舎の市場のような建物で、鉄柵の脇から出入りするようです。 -
中はこんな感じです。円形の囲いの中で鶏が戦うようですが、出場する鶏たちにもグレードがあるらしく、平たいところで行っているのは若鶏などの個体の小さいタイプのようで、羽もまだまばらにしか揃ってなかったです。こちらはタダ見出来て、本当に鶏の喧嘩を眺めている感じで私的には微笑ましくてよかったんですが。。。
あ、当然、この場にいた外国人は私たち3名だけです。 -
出番を待つ軍鶏たち。カゴに入っているのもいれば、専用のダンボールに入れられているのも。
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館内は扇風機が回るだけで暑いです。そして鶏も体温が高い動物なので、バテないように水で体を湿らせてやります。
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出番を待つ軍鶏。やはり、そこらへんの鶏ではありません。
鶏の割に君悪いほど落ち着き払っていて、それがさらに「猛者」のオーラを放っています。 -
本日の試合表。
私たちが来た時は2試合目が終わったところでした。
が、その2試合目を戦った鶏が血だらけの瀕死の状態で運び出されてきました。
でも、持ち主は回復の見込みなしと判断したのか、隅っこでとどめを刺してシメていて目の前で絶命する様子に早くも私たち日本人御一行様はドン引き。 -
一番グレードの高い軍鶏たちの闘鶏場所は入場料が必要です。
この日は一人1000バーツもし、私はタイ人と結婚したから、で400バーツに負けてもらいました。
で、3試合目は、さっき手入れしているのを眺めてた白い鶏が出場。
お客さんは白い鶏に賭ける!と言い出し、タイ人夫がどこかとごにょごにょ話をつけてます。 -
試合前に審判が双方の軍鶏を興奮させて、ガチンコスタート!
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双方、首回りの羽が逆立ちライオンのようになりますが、猛烈なマウントの取り合いになります。
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鋭いくちばしでの突き愛だけでなく、鉤爪のついた足での蹴りも加わり、先に白い方が倒されます。やっぱり白いのより黒い方が強いのかなあと思っていると、、、
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白がブチ切れたのか猛然とハイキックで黒のノド輪に爪を突き立てました。
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それで黒も応戦で両者互角。。。
と思ってたらパタリと黒が倒れます。
もみ合っているうちにどこかを刺されたようで、そこからの出血多量で
座り込んで戦意喪失。白が勝ちました。
お客さんは1000バーツ掛けて600バーツを手にしました。 -
第4試合も黒と白の対戦で、こちらも5分ほどであっさり勝負が決まってしまいました。白が負けたのですが、やはり白いだけあってか出血量が目に見えるので、地の苦手なお客さんは辛そうです。
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ちなみに、軍鶏は両足の後ろに鋭いかぎ爪が付いています。
しかし、グレードの高い試合の為、その両足の鉤爪の上にさらにこのような棘も装備させます。
これが背中や首、羽の関節など致命的なところに刺さると、強そうな軍鶏がばたりと倒れてゆくのです。
なんで、致命傷を負いやすい装備にさせるんだろう。。。 -
さて、第五試合ですが、こちらは赤茶と黒の戦いです。
レフリーが試合前に2匹を抱き上げ、お互いを向かい合わせてわざと
ぶつけ合わせて、双方の闘志を刺激します。
飼い主でもない人間様におとなしく抱きかかえられているくせに、視線は一方の鶏に釘付けの両者。 -
このように顔を突きあわせたりすると、軍鶏は「俺の方が強いぞ」と言わんばかりに羽を逆立たせて体を膨らませます。
羽のツヤや、この膨らませ具合などを見て、観客はどっちに賭けるかを決めます。 -
第5試合開始。観客がもう興奮しまくって、立ち上がるので、なかなか戦っている真っ最中が見えません。3本指立ててるおじさんの手が入ってますが、これも何か掛けているらしき暗号のようです。私たち日本人以外は超興奮の坩堝。
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よくよく見ていると、どちらも出血が始まっています。やばいです。
勝負はすぐにつくでしょう。 -
と、思ったら双方ともカクン、とへたり込んでしまいました。
出血多量です。
観客のおっさん達がわめき散らします。 -
赤茶はかろうじて立っていますが、黒はほぼ気絶。審判が立っている赤茶を掴んで素早く、オーナーに手渡しします。
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どうやら双方とも戦意喪失で引き分けとなったようです。
周りのおっさん達は「あーもう、なんだよー!」と悪態つきまくりつつ、着席します。
そのタイミングで、私のお客さん達はもう可哀想で見てられない。と
退場することとなり、血がポツポツと降り注いだ、闘鶏場を横切って出ることになりました。 -
えーこれからもっと面白くなんのにぃー!とタイ人夫は不満顔。
後から「あんなに死ぬまで戦わせなくてもいいじゃないのよ」と私が言うと
「戦わない軍鶏は人間にただ食われるだけだ。戦って死んで葬式出してもらって
埋葬されるように生を終える方がいいだろ?」と反論。
強い軍鶏は食料ではなく、相棒として敬意を得てから死ぬようです。
フィリピンだと死ねば即食料と化しますが、仏教国タイではちゃんと葬儀を
あげてもらって土葬のパターンが多いそうです。 -
フラフラでも立っていた赤茶の方がいました。
背中の真ん中に爪が刺さったようですが、何とか縫って出血を止めたようで
一命を取り留めました。 -
実はこの赤服の13歳の坊やの鶏だったようです。
親戚のおじさんなどと一緒に南部から遠征試合に来たのだとか。
赤茶が一命を取り留めたのを知ってお客さんは嬉しそう。
でも闘鶏はもう二度とごめん!との事でした。
私も闘牛(徳之島のスタイルな。スペインのは嫌いじゃ!)や闘犬はいいけど、
闘鶏は命が儚すぎて好きになれないかなあ。。。 -
どこをどういったのかよくわかんない闘鶏場はここ。
会場に入る際にメモ用紙代わりに冊子をもらってました。
そうそう、21歳の時にスペインのマドリッドで闘牛場も見に行きました。
一人のマタドールが一頭の雄牛と一対一で命がけの戦いを繰り広げるのかと
思ってたら、マタドール登場までに数人&馬に乗ってやり持ってるやつで
寄ってたかって牛を刺しまくってて「ただの陰湿ないじめ」にしか見えなくて、
とても胸糞悪くなりました。スペインの闘牛はアンフェアーで大嫌いです。
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