2019/11/18 - 2019/11/20
41位(同エリア593件中)
小原庄助さん
京都の京都ホテルオークラは建物をすべて改築してしまったからクラシックホテルの範疇にはないがそれくらい歴史ある京都ホテルからの老舗、ご存知奈良ホテルは2度目の宿泊だけど水回り改装後は初。
観光は当日に決めるなど2の次でしたが泉涌寺は時節柄、皇室つながりで興味深かった。
以前はクラシックホテルにあこがれてせっせといくつも行ったけど最近はやはりホテルは新しいほうがいいと宗旨替え、でも今回何故かこんな旅をしました。
クラシックホテルは北から日光金谷ホテル、横浜ニューグランド、箱根フジヤホテル、軽井沢万平ホテル、奈良ホテル、後は機会があれば東京ステーションホテルヘ行きたいけどあそこはお高いしね。
表紙写真は泉涌寺、別院の雲竜院の悟りの窓。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3日間の旅行中の天気予報は雨、雨、晴れという予報でしたが出発の朝は見事な晴天、有り難し。
この駅は1面1線というローカル線特有の駅、キハ25とキハ75の2両編成で走っている。朝晩は4両編成になるようだ。JR、有り難い事に2両編成でもトイレがある。 -
名古屋駅から各駅停車のひかりに乗って乾杯。中型のスーツケースがあるので6号車の一番東京より20番のD,E席が取れた。
時々前のほうに座っている外人が荷物を置いているけどこの日のひかりは外人率が低かった。
岐阜羽島、米原と全部止まるひかりだった。 -
あっという間に京都駅、相変わらずの観光客の多い事。紅葉の時期だからそうだね。
先ず京都劇場の近くにあるJCBカードのラウンジへ行って荷物を預かってもらい何処へ行くか検討開始。 -
令和元年、何かと皇室の関連報道も多い事だし過去の天皇の墓も多くある「御寺、泉涌寺」に決めた。御寺と書いて「みてら」と読む。
JR奈良線に乗って東福寺駅で降りて徒歩15分とあったので駅を降りてタクシーが居たら乗ってと思ったけど全くいない。仕方なく歩いていたらすぐタクシーが捕まえられた。
そしたら結構遠くて健康な人でも坂を上って大変なところだった。
東福寺駅では季節がら大勢の人がおりてホームが狭いので警備員が何人もいた。 -
泉涌寺の門。
さすがにこのお寺は知られていないので観光客は少なくてゆったり。でも紅葉には10日ほど早かった。今年はずいぶん遅いね。 -
本堂
格式高いお寺というのはわかるけど通路の砂利が岩を砕いた砕石なので歩きにくいしどうにも安っぽい。
この後11月の28日だかに天皇ご夫妻が奈良の翌日このお寺の明治天皇陵をお参りに見えたそうです。
この本堂の周りの砂利が砕石なので歩きにくかった。雅子様もお気の毒に。 -
サウナみたいな構造の風呂で僧が大事な儀式の前に使ったり民衆の病気の治療に使われていた。中へは入れない。
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この様にいたるところに菊の御紋がある。
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雲竜院で500円でお茶が飲める。
皿にも菊。 -
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茶碗にも菊。
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お茶をいただいた部屋からの庭。
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悟りの窓。
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ウロウロと2時間以上この寺にいたら昼ご飯を食べそこなった。
チョット歩いて通りへ出てタクシーで京都駅。 -
JCBラウンジで荷物を拾ってすぐそばにある京都ホテルオークラの駅前ラウンジへ行きました。
ここでお茶をいただく間もなくバスの用意が出来たと呼ばれてホテルへ向かいます。
ホテルオークラは「ホテルオークラ東京」とか「ホテルオークラ神戸」とかいう呼び名だけど京都だけは「京都ホテルオークラ」と京都ホテルの名を大事にしているそうです。今回はカメラをもっていかなかったのですべてスマホ撮影ですが手振れ防止機能が付いていなので部屋の写真はすべてボケボケでした。 -
今はどこのホテルもコンプリの水がありますね。
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昼飯抜きで空腹なので19時予約を17:30の変更してもらって祇園にある「青冥」ちんみん、という中華料理屋へ。
JCBカードの特典で二人分の料理を一人分のみの支払いで1万円コースです。 -
そのような店なら高級店かと思いきや小さな雑居ビルの5階、通路にはビールのサーバーやなんやらが積んであって一流店には見えず少し心配したけどお味は美味しかったです。
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フカヒレ姿煮スープ、あまり好きではないのにデカすぎる。全部食べたけど。
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18:30を過ぎたらガラガラの店内が埋まってきた。場所柄か出勤前の濃いめの化粧のきれいなお姉さんとおじさんのカップルが多かった。高いすし屋などせがまれなくてよかったね.おじさん達。
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ホテルへ帰ってホテルのバー「チッペンデール」へ。今wikiで調べたらトーマス・チッペンデールという家具デザイナーの事なんですね。知らないから調度などほとんど見てこなかった。
バーも古いからバーテンさんも自信に満ちて言いました。 -
この夜もホテルではたくさんお会合があったようだけどその中の一組が流れてこのバーへ入ってきて騒然、こりゃ御暇下ほうがと思ったら別室へ行ってくれてよかった。
バーテンさんに明日奈良ホテルへ行くといったら有名なバーテンさんがいると教えてくれたけどその日はいなかった。 -
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久しぶりに2万歩も杖を突いて歩いたのでマッサージを頼んで老人は10
時過ぎには夢の中。
朝ご飯は付けてなかったけど2700円のビュッフェへ行きました。
この写真の鯖も鮭もおいしくなかったけど向こうにちらっと見えるオムレツは抜群においしかった。 -
最上階から見た(17階)賀茂川ビュー、部屋は8階の工事中の市役所ビューだった。
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この様にピンボケ写真ばかりなのです。
少し前にJALのマイルをクーポンに変えたのでクーポン券が使えてよかった。ついでにホテルオークラと日航ホテルのワンハーモニー会員にもなっていたのでこのポイントもついた。次回からはアップグレードがありそう。 -
前面屋根に覆われているので少し暗めのエントランスでした。
この旅行には関係ないけど1月にANAインターコンチネンタル万座に3泊するのでIHGリワーズクラブにも入会申し込みをしたけど何の反応もないけどどうしたらよいのかな。 -
ホテルの送迎バスに乗って京都駅へ向かい奈良線のみやこ路快速で一旦奈良駅へ。法隆寺へ直接行ってコインロッカーがないと嫌なので奈良駅の改札の外のコインロッカー、すぐに空きがあったので良かった。このロッカーはコインのみの700円なので外人はキオスクで両替など苦労していた。タイ人風の顔をした人が多かった。仏教絡みかな。
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奈良駅からはスイカで桜井線で法隆寺駅。
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法隆寺駅の改札から降りる階段の屋根も寺院風だった。
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乗った電車の到着を受けてバスがあったようだけどトイレへ行ったりゆっくり出てきたらバスはいなかった。
タクシーもいなかったので20分ほど待って次発のバス乗車、奈良交通のマイクロバスでスイカが使えた。 -
マイクロバスと言えども中の設備は大きなバスと遜色なし。
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法隆寺参道前というバス停で降りるのだけど参道が500m位あってその一番奥で降ろしてくれずにぐるっと回って出口近くで降ろされた。土産物屋戦略か。
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さすが修学旅行の聖地、多くの学校が来ていた。私は来てないけど。
小学校は鳥羽、伊勢。中学は箱根、東京。高校は修学旅行列車のコマドリか何とかいう電車夜行で秋芳洞、金帯橋、宮島、屋島、倉敷などへ行きました。この時泊まった鷲羽山のホテルが未だあったのでクラス会で30人集まりバスで一泊旅行に60歳の時に行きました。感慨深かったです。 -
最古の木造建造物、塀がやばいことになりつつある。
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大きな寺院にしてはあまりぱっとしない手洗い。
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これが金堂だったかな。
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云わずと知れた五重塔。
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鐘楼があったので例の柿喰えばの鐘かと思ったら違ってた。
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正岡子規の歌碑。柿喰えば金がなるなり法隆寺。
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夢殿。
もうすべての建物が写真で何度も見た建物でした。私たちの時代の社会科の教師はこのあたりの時代は思い切り長く時間をかけて履修し明治以降の近代は3月になってしまって時間切れでほとんどやっていませんでした。 -
夢殿を後にしてバス停への近道かなと思って民家の裏道へ出たら迷ってしまって却って時間をかけてバス停へ来ました。
バスが見えたと思ったらもうブレーキランプをつけて発車寸前、走った走った。
そして桜井線で奈良駅へ行き無事スーツケースをロッカーから出してホテルのバスを探すも1時間に一本しかなくてタクシーで。 -
タクシーを降りたらササっと荷物を取られて玄関の写真が撮れず、妻がチェックイン中に天井の写真など。
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以前利用したときはエレベータなどなくて事前に部屋を聞いたら2階だといわれたので1回に変更を依頼しておきました。
そしたら新しいエレベーターがあって無事に2階の景色の良い部屋に案内されました。 -
取ってつけたような鳥居の向こうに有名な花嫁さんの絵がある。上松松園の花嫁という絵だそうな。そのほかにも目を引く美術品が多数ありました。この画家が女性だと知ったのは最近の事です。トホホです。
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奈良ホテルも牛乳石鹸も創業110周年でコラボした石鹸をくれました。
後で利用した喫茶室でも支払い時にくれたので二つももらいました。 -
奈良は京都より紅葉が進んでいました。
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今日は部屋の写真を撮ってみます。当たり前に古いクローゼット。
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昔風の鏡台の隣にマントルピースの跡。以前あったスチーム暖房のパイプは撤去してありました。廊下には残してありましたが。
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寝心地の良いベッドでした。
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天井は昔ながらでしょうね。とても高いです。
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水回りは新しくしてあって本当に良かった。ただ狭さは改善できなくて使いづらいです。
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以前はこれが猫足だったのです。
お湯の出はあまりよくありませんでした。 -
部屋の窓からの紅葉。
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この奈良ホテルのプランはJCBカードの雑誌に載っていたプランで一泊二食、和食限定で一人込々で3万円のプラン、そして25,000円のクーポンが使えて2人で35,000円泊まれました。
夕食はセットの「花菊」で。 -
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特に変わったものもなく普通においしかった。
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和食の店の前もこのようなディスプレイ。
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そのあとバーへ立ち寄り。何を頼んだか忘れてしまいましたが。
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この5種類のリキュールすべて使って、ブランデー、グランマニエ、コアントロー、ジンとあと一つ思い出せませんがバーテンさん渾身のカクテルを作ってもらいました。
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これですが・・・あまりおいしくなかった。
これもセットになっていて無料でした。 -
食事前に喫茶室で私はビール、妻はケーキとシャンパンのセットでそのシャンパンが美味しかったのでバーテンさんに聞いたらこれだと教えてくれました。
せっかく聞いても我が家はスパークリングワインしか飲めませんが。 -
翌朝ホテルの玄関を。
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ホテルのバスで奈良駅から京都へ向かいます。
この日の目的は鯖寿司と2年前、錦市場で買った明太子が美味しかったのでその二つを買うこと。 -
目をつけておいたのは「さか井」という超狭い店の鯖寿司。
老夫婦二人でやっているがばあさんは喧しかった。店へ入ったら丁度カナダから来た3人連れが食べていて何だか外人が鯖寿司を食べていてうれしかった。ネットの力は偉大。
お互い写真を取り合ったが映っていない、どうしたのだろう。 -
美味しかったけど硬めの鮨が良い人には物足らないだろうな。私ももう少しご飯が締まっていたほうが良いかと。
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妻は握りずし。おいしい。
お土産に1本買って合計で9,000円超え、この狭い店で小さな椅子に座っていい値段を取るね。今度はもう少し快適な店に行こう。
明太子の店は9月ごろまであったけど無くなっていました。残念美味しかったのに。
錦市場、金沢の近江市場も今や外人だらけの食い歩きお土産横丁になってしまいましたね。
速めの15時過ぎに帰宅しました。こだまの自由席でしたがガラガラでよかったです。
つまらん旅行記を呼んでくださりありがとうございました。
6月のダイヤモンドプリンセスからは9月に東京、鎌倉へ行きました。東京で寿司、鎌倉でローストビーフという飽食ツアーでしたが鮨は何とか食えましたがその夜から発語補助のバルブから液体が気道に漏るようになりローストビーフは食べられない残念な旅行でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2020/02/07 06:14:16
- クラッシックホテル
- 小原庄助さん 初めまして
会津磐梯山の民謡に出てくる方とお話しできて光栄です(笑)。
金谷ホテル、万平ホテル、箱根富士屋ホテルなど泊まりましたが、
奈良ホテルは2度予約をするも、都合がつかなくて未だに行っていません。
堀辰雄が定宿にしていたらしく、本にも出てきますね。男はつらいよ、の映画では
午前様がお嬢さんと泊まっていましたね。
2万歩も歩かれたのですね。その体力に脱帽です。
小原さんの旅行記でだいたい雰囲気はつかめました。元気なうちに妻と行きたいと思っております。ありがとうございました。
pedaru
- 小原庄助さん からの返信 2020/02/08 14:10:36
- Re: クラッシックホテル
- pedaruさん、コメントありがとうございます。
のん兵衛で怠け者の小原庄助です。まだ福島県へ入ったことがありませんが。
クラシックホテルはその歴史と建物の価値が素晴らしいですね。
東京帝国ホテルと東京ステーションホテルヘ行きたいのですがお値段が高くてなかなか行くことが出来ません。
まだまだ日本には気が遠くなるほど高級なホテルがたくさんあってそれも行きたいけど…
杖をついて2漫歩ですから足ばかりでなく腕も痛くなりました。
奈良ホテル、いいホテルです。楽しんできてください。
小原庄助
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