長崎の世界遺産と国立公園の旅(2)

2019/11/06 - 2019/11/08

２日目後半　世界遺産である出津教会等をまわり長崎市内へ。長崎は以前回ったところが多いのと時間の関係で２カ所のみ。その後小浜温泉に直行です。
3日目　小浜温泉にある足湯に浸かって、雲仙に向かいます。小浜温泉からは距離はそれほどありませんが、山道の登り続きでかなり疲れます。雲仙温泉に行くと、それほど人もいなくて閉まっている店や旅館の多さににびっくりしました。雲仙地獄以外にあまり見るところもなく平成新山も見に仁田峠からロープウェーに乗ります。11月初旬なのに少し紅葉も見られ、その美しさにうっとりします。最後は島原城を求めてひたすら下ります。雲仙普賢岳の大惨事を思い出します。見事な島原城ですが、内部には隠れキリシタンの史料が多くあり勉強になりました。3日間の旅行もここで終了し、長崎空港へと向かいます。

エリア 長崎

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

大野教会見学後、道の駅で昼食。その近くにこんなに素晴らしい文学館がありました。私自身あまり遠藤周作氏を知りませんでしたが、立派な生涯に感激しました。この文学館はいち押しです。

文学館内のステンドグラス。キリスト教徒だった遠藤氏を偲んで建てられたものです。

今回レンタルした日産ノートeパワー。静かで抜群の燃費とハイパワーに満足しました。

世界文化遺産の一つ出津（しつ）教会。小高い山の斜面に2つの塔が建っています。頂部にはマリア様の像があり、フランスから取り寄せたそうです。このあたりからでないと全体の写真は撮れません。駐車場は横付けできます。

風が強い気候を考慮して軒高を低く抑えてあります。この教会もウェブでの事前予約をお勧めします。

教会の裏手にあるド・ロ神父の胸像。案外見過ごしそう。

世界遺産ではありませんが、遠藤周作の「沈黙」の舞台になった黒崎地区に建つロマネスク様式の立派な黒崎教会。行く価値ありです。

長崎市では行ったことのない風頭公園。龍馬の像で有名ですが、大変な階段を登らないと行けないと思っていたら、すぐそばに民間のパーキングがありまったく段もなく10分程度で行けました。

ブーツ姿で長崎港を見つめる龍馬の像は、変革の意気込みが感じられます。

階段を降りると亀山社中の記念館があります。思った以上に小さな建物です。中には龍馬の手紙の写しや等身大バネルがあります。

亀山社中に隣接する展望スポットに銅製のブーツがあり、実際に足を入れることができますが60㎝ほどの大きさです。

長崎から一気に小浜温泉に。今日の宿は最近できた「伊勢屋」さんです。

このホテルはすべて和洋室で内風呂が付いています。大浴場は露天でした。

小浜温泉にある日本一長い足湯。マリンパーク内の「ほっとふっと１０５」にあり、長さは１０５メートルです。この日はたまたまテレビ中継で松岡修造さんが来ていました。

雲仙地獄では山とのコントラストが綺麗でした。

地獄の阿鼻叫喚が聞こえてくるような「大叫喚」地獄です。雲仙は思った以上に見学者が少なく、閉店している店や潰れたホテルがおおく寂しい感じです。

雲仙から少し山道をドライブして仁田峠に向かいました。ここは観光客も多く、美しい山々が見れます。

ロープウェイに乗って美景と平成新山を見に行きます。

ロープウェイからの景色は素晴らしいの一言。だんだんと上に行くに従って紅葉が見られました。

ロープウェイを降りると妙見岳山頂に着きます。ここから少し登ると普賢岳や平成新山が見られます。

雲仙岳平成新山。1990年に大噴火した際にできた溶岩ドームの山。このときの噴火で火砕流や土石流が発生し、多くの犠牲者が出ました。

雲仙から島原に下ります。昼食は姫松屋の具雑煮と島原名物のかんざらし。かんざらしは白玉粉にシロップをかけたもので上品な甘さです。

最後の目的地島原城。明治維新の際に解体されましたが東京オリンピックの年に復元されました。内部はキリシタン関係の史料を集めた資料館なっています。
ここから一気に空港です。

角度を変えると別の美しさになります。