長崎の世界遺産と国立公園の旅(1)

2019/11/06 - 2019/11/08

高齢者夫婦のレンタカーの旅。長崎２泊３日は日程的に苦しかったですが、今まで行けなかったところを中心に回りました。
１日目　京都から伊丹空港までマイカーで。午前の便に搭乗して長崎空港に到着後、ハウステンボスに行きました。高齢者は思いやりパスポートで５０００円でした。ラッキー。妻が初めてなのでイルミネーションが美しい時間まで滞在しましたが、昔と違ってとんでもなく幻想的な世界でした。今夜は波佐見のホテルに宿泊です。
２日目　ホテル近くの波佐見焼で有名な陶芸に関する施設を見ました。波佐見焼は結構リーズナブルな価格で手に入れることができました。その後天草の世界遺産に向かいます。

エリア 長崎

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

いよいよ長崎に向けて離陸です。

離陸後まもなく明石海峡大橋が見えます。

瀬戸大橋が見事です。よくこんなものを作ったなあと感心します。

無事長崎空港に着陸

昼食は道の駅「彼杵の荘」で。そりぎ茶で有名らしく、妻の最初の土産はとても早かった。

一押しの定食ですが、鯨肉の定食にすれば良かったと後悔。

ハウステンボスのウェルカムゲート付近にて。

フラワーロードとカナルクルーザー

ハウステンボスのランドマークであるドムトールン。天気は抜群に良かったです。

ドムトールンから町並みを一望。その広さに圧倒されます。

ウェルカムゲートから一番遠いところにあるパレスハウステンボス。オランダ王宮を忠実に再現した建物で中に美術館があります。なかなか見応えありですがここまでの距離も結構あります。

パレスハウステンボス入り口にある落ち葉で書いたモニュメント。

観覧車からイルミネーションは半端なく素晴らしい。

観覧車からのイルミネーション。夢を見ているようです。

夜のフラワーロード。昼とは違った雰囲気を楽しめます。

音楽に合わせて、虹色の噴水がリズミカルに上がります。

１泊目のホテルはハウステンボスから車で２０分程度の所にあるブリスヴィラ波佐見。こじんまりしていますが周りに何も無く田園のなかの静かなホテルでした。ここは一押しです。

風呂はホテルにはないのですぐ近くの「湯治郎」に行きます。ぬるめの湯ですが、ぬめっとしていて疲れがとれます。炭酸の湯で、１０～15分くらい浸かるといいですね。

２日目はホテルからほど近い所にある「やきもの公園」に行きました。世界の様々な窯が展示されています。

これはボトルオーブンといい、イギリスの代表的な焼き物の産地ストーク・オン・トレントで使用されていた昇炎式の石炭窯です。

これはおなじみの登り窯。中国･朝鮮から１６世紀に伝わったものです。薪窯で波佐見･有田の磁器や唐津の陶器なども、この形式の窯で作られました。やきもの公園内には、「くらわんか館」があり、波佐見焼などを展示･販売しています。割合にリーズナブルな商品があります。

波佐見から1時間ほどドライブして「外海」にある世界文化遺産の大野教会に着きました。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は島々にあるので回ってみるのもいいでしょう。

大野教会にあるマリア像。まるで教会を守っているようでした。この教会へはしたの駐車場から階段や坂を登らなくてはなりません。住民のための生活道路は進入禁止です。また、ここと出津教会は前もってウェブで予約をしていくことをお薦めします。

屋根瓦の先に書かれた十字架は信仰の証です。他に目立つような十字架はありませんでした。

教会内は老築化のため入ることができません。海からの風雨にさらされるため「ド・ロ壁」という神父さんが考案された玄武岩を用いた壁が健在です。ド・ロはフランス人の神父さんの名前です。
出津教会から以降は(２)を見て下さい。